天博(ﾃﾝﾊﾞｸ)～賭ル事・獲ルモノ・喪ウモノ～

Tips(博打のいろは編)

麻雀(阿佐田哲也の話2)

注意
これは私の父親から哲也のモデルで有名な
阿佐田哲也の話を聞いた、又聞きの話になります。
様々な主観は有るかも知れませんが、あくまでも、父親が視ていた阿佐田哲也としての話として感じて頂ければ幸いです。


実際、父親は僅か3年間の期間だけ、その
麻雀大会の阿佐田哲也杯に参加していた。
(1回～3回まで)

灘麻太郎先生は父親の打ち方を評価してくれて
いたらしく、本命にも打たれた程の力を持っていた。

その父親が辞めた理由は１つ。

それでは天下は取れないし、稼げない。

これだけである。
元々、父親の打ち方は今でも聞くが
競馬、ギャンブルでも変わらない感覚である。

私自身も学ばせて頂き、そして私自身は
その領域に行くのは不可能と感じた程である。

その最たる理由は、

私にその才能を持っているかと聞かれたら
間違いなくその度胸が圧倒的に足りない事
だった。

別の部分では確かに私は父親の力を超える所は
ある。
しかし、そのギャンブルの領域において、魂の賭け合いに成った時に私はまだまだ度胸が足りないと言うのを心の底から感じてしまったのだ。

私は見極める力や拾捨の部分に関しては
恐らく負けてないと思われる。

しかし、ここぞの所で父親と違うのは
その度胸である。
ヒリ付くのが楽しめる、その感覚。
恐怖と戦うその強い強心臓が心身で保てるか？
ここに全ての差がある。

その度胸は単純に勝てば良いと
言う世界では無い。
勝てない時に何を出来るのか？そこにも
関わってくる。
それも技術や感覚を感じられるのか？
そう言う領域に行けるか？否か？

その事を深く考えられるのだろうか？

その領域に行ける人間が世の中に
どれだけ居るのだろうか？

そう考えて行くと、、、
本当の勝負師は魂まで賭けても楽しめる位で
無ければ本当の勝負師では無いと言う事である。

お後がよろしい様でm(_ _)m