破壊神の加護を持っていた僕は国外追放されました  ~喋る黒猫と世界を回るルーン技師の**候補冒険記~

剣之あつおみ

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新店舗経営編

024話 大規模軍備増強依頼

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◇◇◆◇◇◇


 クラウソラスが完成した翌日、僕はグレイス大臣に呼ばれ共に城へと出向く事となった。
 昨日の雰囲気からグレイス大臣はラルクの事を気に入ってくれたと思う。
 武器にルーン文字を5文字分刻もうとすると、完成までに平均32時間かかるのが一般的らしい、だが彼は僕達の目の前で18時間という短時間で完成させたのだ。
 研修に出向いたタロス国ですら技術的に4文字が最高文字数という。
 もはや疑いようもない、彼は天才だ。

 昨日の事をグレイス大臣が説明すれば、国王も宰相も彼の実力に納得せざるを得ないだろう。
 そうなれば、タクティカ国にとって、外貨収入を生む貴重な人材として重宝される。
 彼の有用性が実証されれば、この地に縛る為に貴族位と領地を与えるかも知れない。

 破壊神の加護という一見”呪い”と見間違う代物を与えられた可哀そうな少年。
 最初は少しの興味と同情から、彼が平和に暮らせるように立ち回って来た。
 しかし、今や彼は、その逆境を跳ねのけて自身の力で飛び立てる立派な翼を手に入れたんだ。

 僕はグレイス大臣と共に城の応接室へ向かう。
 グレイス大臣の話しぶりから察するに、自身の領地の騎士達の武器・防具を依頼するという話だ。
 確か4000名近く在籍していたはずだが、ラルクはその物量を捌ききれるだろうか?
 少し先の未来で事実を知った彼の困った顔を思い浮かべると自然とにやけてしまう。

 グレイス大臣と僕は応接室へと通され、しばらくすると遅れてトウザ宰相が入室してきた。
 グレイス大臣は昨日出来上がった剣を見せ、試し斬りの威力を上機嫌に語っていた。
 実物のクラウソラスを見た宰相は、その美しさに見とれていた。
 価値の分からない人間でも芸術品くらいには見えるはずだ。

「ふむ、これは見事な物だな。しかも、これを18時間で造ったと?」

「ああ、ワシとレヴィンは造り始めから完成まで目の前で見ていたから間違い無い」

 グレイス大臣が力強く話し、トウザ宰相も真剣に聞いている。
 国益至上主義のトウザ宰相の脳内では、ラルクのルーン技術をどのように活用すれば国の為になるのかを考えているに違いない。
 今まさにそんな表情をしている。

「あのルーン技術に特化した工房の案もラルク君が考案したらしいな」

「ええ、タロス国での研修の経験から、成功率を上げる為に特化した造りを再現したそうです」

 グレイス大臣の問いかけに対し、僕はごく自然に返答する。
 あの部屋はラルクとスピカが長い間議論して、セロ社長が躊躇するほどの計画予算を叩き出したと後で聞いた。

「ルーン技術に特化した工房とは?」

 工房のルーン技術に特化した造りという話にトウザ宰相が喰いついた。
 グレイス大臣は様々な魔石をふんだんに使用した機能性の高い設備を細かく説明していた。
 ラルクの説明を質問を交えながら聞いていたし、グレイス大臣自体興味深かったのだろう。
 確かに工房として可能性に満ちた建物に仕上がっていると僕も感じた。

「なるほどのう。長時間の作業には睡魔は邪魔でしかないからな」

 トウザ宰相は睡眠無効の魔石を敷き詰めるというアイディアに興味を引かれたらしい。
 僕は補足として睡眠周期や精神的・肉体的な悪影響という弊害がある事も伝えておいた。
 様々な施設に転用可能なモノではあるけれど国民の健康に甚大な悪影響が出てからでは遅いし、仮に産業全体に同じ設備を導入した場合、作業効率のみを追求する非人道的な悪徳企業が奴隷制度のような工場を造らせない為の法律等が必要となる。

 しかし、今思うと本当に画期的な技術革新に繋がる設備だと思う。
 恐らく今頃、鼻の利くセロ社長が睡眠無効の魔石を他国から買い占めている事だろう。
 ……法律に抵触しない程度に留めて欲しいものだ。

「そこでなトウザ殿。ワシは彼にこの国の軍事力増強に一役買って貰おうと思っておる」

「ほう? では、軍務大臣としての貴殿の考えを聞かせて貰おうか」

 トウザ様は足を組み替え改めて話を聞く姿勢に入る。
 グレイス大臣も改めて姿勢を正し、トウザ宰相に向き直る。
 ここからは雑談ではなく政治的な場としての会談が進むのだろう。

 グレイス大臣は大規模な軍備増強の提案をした。
 手始めにグレイス大臣が治める領土の騎士全てにルーン武具を支給すると話す。
 総数4000もの武具を配備するとなると莫大な金額が動く事になる。
 その理由をグレイス大臣が語り始めた。

「地図で北東のサイリーン大陸の最北端、バンボゥ国が魔族の手によって陥落した」

 世界の最北端。
 北極、ハルモニア大陸に存在する魔族の国”アビス”。
 我が国で黒い獣が目撃された同時期に、静かだった魔族達が徒党を組むように人間の国に軍事侵攻を開始した……という噂だ。
 アビス国に距離的に最も近いバンボゥ国が、つい先月正式にアビス国の領土へとなった。

「この国も例外では無い……と」

 地図上で真裏に位置するこの島国は、他国に比べれば安全性は高い。
 しかし、それが絶対ではない事は誰もが理解している。
 それは国防の観点から、トウザ宰相も少なからず危機感を感じている。

「ラルク君はまだ15歳、伸び代は十分にある。彼の力はこの国を守る要となるとワシは確信しておる。彼を軍備増強政策の重要人物として推薦する」

 ラルクのルーン技術を使い、今の内に自国の防衛力を強化するという話。
 グレイス軍務大臣の鋭い眼差しがトウザ宰相を捕らえる。
 張り詰めた空気が漂ったのは、ほんの一瞬だった。
 トウザ宰相は軽く溜息をついて、口角を上げる。

「貴殿のそのような顔を見たのは20年ぶりくらいか。その雰囲気は現役さながらだな……国王には私が話を通そう、他の大臣を説得するのは骨が折れそうだがな」

「頼りにしておるぞ、トウザよ」

 最後に交わした2人の会話は、まるで若い頃を思い出して軽口を叩いているような、そんな空気を僕は感じていた。

 もしこの案件が通れば、少なく見積もっても年単位に及ぶ軍備増強計画となるに違いない。
 そしてその仕事を彼が完遂した時、彼はこの国で新しい立ち位置を手にいれるだろう。
 祖国が彼にとって安住の地となれば、それは僕にとっても喜ばしい事だ。


 ――翌週、事態は大きく動く。
 国王の口から国民全体へ向けて、魔族の脅威に対抗するべくタクティカ国の軍備拡張政策が発表された。
 衛兵・騎士団の募集を一般平民から高額報酬を掲げ大規模な募集を始める。
 腕に覚えのある平民や冒険者あがりの人々が挙って試験を受けに向かっていた。


◆◇◇◇◇◇

 セロ社長がグレイス大臣に挨拶を終わらせた翌週、緊急作戦会議が開かれる事となった。
 通算3枚目の国璽こくじがセロ社長の元に届いたからだ。
 内容は先日国王から発表があった軍備拡張による4000名分のルーン武具の作製依頼だった。

 セロ社長は国からの勅命の超大型取引が決まり、少しおかしくなっていた。
 目の下に濃いくまを作りながら、常に笑っているという何かに取り憑かれたような表情をしていた。

「今回は先に発表のあった軍備増強にあたって、我社に白羽の矢が立ったという話です。4000人分の武器と防具に3文字を刻むという依頼です。……問題はラルク君の御指名という制約がありました」

 書類には剣・鎧・盾に指定された3文字を刻む、しかも4000人分と書かれている。
 つまり1万2000個の武具にルーン文字を刻まなければならない。
 しかも今回は素体の準備も全てセロ商会に委託するという話だ。
 その為、一時金として40億ゴールドの大金が宰相付けで送付されてきたらしい。
 総製作報酬が200億ゴールドらしいので、セロ社長のあのヤバめな表情も頷ける。

「この量は造り切れるかしら……」

 カルディナ先輩が現実的な製造計画を試算した結果、僕が1人で造った場合……
 1個3時間弱で造れたとして1日4個で12時間業務、週1日休みで計算したとして1週間で24個。
 52週で年間1248個、1万2000個を完成させるには約10年弱程度掛かる計算になる。
 途中生成能力がレベルアップしたとしても、最低8~9年は掛かるだろうと話す。

「現実的ではありませんね。分かりました、明日グレイス大臣と交渉をしてきます」
 ・
 ・
 ・

 ―――翌日。

「昨日、例の依頼の件でグレイス大臣に改めて挨拶に行ってきました」

 セロ社長が新たに詰めた契約内容を話した。
 現在3文字刻みが出来る人員はカルディナ先輩、リアナ先輩、僕の3名。
 まずその3人に業務を任せると言う話をしたと語る。

 そして王国魔法師団の定年退職者や希望者を募り、派遣してもらうという案を提示したらしい。
 その名の通り 魔力マナの扱いに長けた集団の中から年間契約で出向して貰い、生成速度を向上させるという計画だ。
 当然自社の従業員の中からも募集をかけ、才能がある人員を回すようだ。

 この案を了承するに当たり、1つの条件を提示されたと言う。
 素体となる武具が生成失敗して壊れた場合、弁償費用をセロ商会が持つと言う条件で了承を貰ったようだ。
 グレイス大臣の話では、僕の腕は自身の目で見て信頼しているが、他者が造る場合失敗が多く発生するんじゃないかと懸念していたらしい。

 そういえばクラウソラスの試し斬りに行った日の早朝に、ロジェ先輩が3文字刻みを失敗していた現場を見られていた事を思い出す。
 話の雰囲気からロジェ先輩も察したようで顔を伏せていた。

「そうですね、ラルク君が4個、カルディナ君とリアナ君が2個ずつ……そして魔法職スペルユーザー11人を雇い各2個で1日の目標を30個に設定した場合……休日を考えて約2年と言った所でしょうか?」

 カルディナ先輩が単純計算でパパッと試算する。
 皮算用と言えなくもないけど実際1万2000個なんて途方もない数だ。
 長期間に渡って計画に対しての遂行率を確認しながら人員投入や計画修正を細かに行わないといけない案件とかんがえるべき。
 しかも、依頼は国からなので完成度や納期の早さは今後の会社に信用に大きく関わって来るはず。

「ふむ。他国への輸出計画は先送りにして、通常営業も並行して考えると余裕を持って2年と言った所でしょうね。あとは人材が集まるかどうかと、失敗による廃棄ロスも週単位で細かく確認する必要が有りますね。……なにせ、数が数ですからね」

 現在建設中の大型倉庫の広い敷地を利用した第2工房の建設をするらしい。
 当然、この建設にはグレイス大臣の口添えで国の補助金も貰えると話していた。
 何だか、あれよあれよと言う間に話しの規模が大きくなっていく。

 大規模な計画に心が躍り、胸が高鳴る。
 この胸に感じる高揚感は、会社の発展に自分が貢献できている実感から来ていると自信をもって言える。

「スピカは手伝ってくれないのか?」

 僕は魔法スペルが得意だと自称するスピカにも造れるんじゃないかと思い聞いてみた。
 案の定というか、予想していた言葉がそのまま返ってきた。

「嫌だよ、あんな退屈な作業。俺様には無理! 昼寝するのにわざわざ結界張ってレジストしないといけないんだぜ。ぷんぷん!」

 ……そうまでして工房で寝なくても良いのにと心の中で呟く。
 基本スピカのモットーは”自由”らしいので、長時間拘束される作業は向いて無いかも知れないな。

「ねーちゃんに頼めば良いじゃん。古代妖精種エンシェントエルフ魔力マナ総量が多いし、お前が頼めば手伝ってくれるんじゃないか?」

 確かにネイが手伝ってくれれば嬉しいけど、彼女は今聖域の警備に就いている。
 セロ社長がグレイス大臣を通して魔法師団へ依頼を通達して貰うという話だけど、聖域勤務の彼女まで話が届かないんじゃないかと思っていた。


 そして翌日には僕達は依頼された武具の作製を開始していた。
 まず安定して造れる僕は2本造り休憩1時間、残り2本造り作業を終了する。
 オーナーとリアナ先輩は1本造り1時間休憩、そして体調次第でどちらかがもう1本を作製する。
 通常業務との併用なので体調管理も視野から外せない。

 そして研修に参加していたクレイン先輩とボルク先輩にセナ先輩も人事発令で緊急配属される流れとなった。
 研修参加メンバーは魔力マナ測定済で、即戦力として作業に参加できるという事らしい。
 先に配属されていたロジェ先輩とジャン先輩とアーシェ先輩の作製作業の上達を早める為に、セロ社長が判断したと話していた。
 先輩達も歩合制で給料が跳ね上がるルーン工房に配属されて喜んでいたようだった。

 後発の先輩達は、1文字刻みの研修を行いながら店舗での接客を行う。
 ジャン先輩達は2文字刻みを完全にマスターし、必死に3文字刻みに挑戦をしている所だった。



 ――数日後。

 そんなある日、工房の裏口の扉が叩かれた。
 なんと、ネイが10人の魔法師団員を引き連れて作業中の工房へと訪れた。
 全員が美しい銀髪の古代妖精種エンシェントエルフの女性で構成された部隊だ。
 妖精種エルフの定年退職者もいるのだろうか?
 見た目では年齢が分からん……

「魔法師団副団長ネイです。部下を引き連れて馳せ参じました」

「きゃぁぁぁぁ!!」

 と言う台詞に工房の従業員も含めた女性陣が桃色の悲鳴を上げた。
 僕は危うく作製中の武器を落して失敗しそうになったくらいだ。

「なっ! 来ただろ?」

 スピカが勝ち誇った表情でフフンと鼻を鳴らす。
 短い期間で聖域まで話が回ったとは考え難い。
 まさか後ろに控えているネイの部下がわざわざワイバーンを利用して伝えたんだろうか?

 取り敢えず、カルディナ先輩が挨拶し、皆で自己紹介を済ませた。
 先輩の指示で魔法師団部隊は僕の指揮下に入って、基礎からルーン技術を学ぶ事となった。
 あの女性特有の恋愛センサー付きの視線に僕は耐えられるだろうか……。

「良かったな! ラルク!」

 僕の頭上から頬をペチペチと叩く黒猫が1匹……。
 そういえばスピカも雌だったな。

 こうして新しいメンバーを迎え、武具作製依頼完遂に向けた慌ただしくも騒がしい日常が始まった。
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