異世界最強の奴隷~異世界転移したら、奴隷になってました~

黒鐘 夜奈

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一章 男子高校生、奴隷になる。

4話 初めて盗賊に襲われました

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  さて、あとはこの称号だけだな。他のスキル以外のものは、ゲームやってれば分かるし。まぁでも一応確認しとくか。

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  HP

  俗に言うヒットポイント、つまり体力。これが0になると、死ぬことになる。ポーションや、魔法、寝ることで回復可。

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  MP

  俗に言うマジックポイント、つまり魔力。これが0になると魔法が使えなくなる。0以下になると、魔力欠乏症になり、HPが減っていく。ポーションや、魔法、寝ることで回復可。

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  SP

  俗に言うスキルポイント。スキルなどを使うと減る。0になると使えなくなる。寝れば回復可。

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  基本はこれらの数値を気にしてればいいんだよな?あとの奴は・・・思ったんだけどこれって普通は数値に出来ないよなー。まぁここも異世界特有のご都合主義って奴かな?とりあえずどういうのがあるかだけ見るか。俺のゲームの知識が違ってる場合もあるからな。説明が難しいな。・・・わかりやすくまとめるとこんな感じか?

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  STR・・・物理攻撃力。
  DEX・・・命中力。
  VIT・・・物理防御力。
  AGI・・・敏捷性。
  INT・・・知力。
  MND・・・精神力。
  LUK・・・運。

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  うん、まぁこんなもんだろ。じゃあ次は称号だな。

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  世界を渡る者

  異世界からそのまま渡ってきた人。その他の詳細無し。

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  期待はしてなかったけど、やっぱりよくわかんないよな。この称号。よし、気を取り直して次だ次!

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  創造神に選ばれし者

  創造の神に気に入られた者。創造神の加護を受けている。基本何でも創ることが可能になる。

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  マジかー。俺、創造神に気に入られてたのかー。初めて知ったぜ。どこに気に入られる要素があるのかわからねーけど、でも有難いことなのか?何でも創れる加護付きだしな。もし教会行ったら挨拶してみるか。次の称号に書いてある神様にも会ってみたいしなー。じゃあ最後の称号行くか。

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  遊戯神の眷属

  遊戯の神の眷属になったものに与えられる称号。知能がupする加護を受ける。戦略や複雑なことを考えられる。想像力が格段に上がる。

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  だからさ、俺はいつ眷属になったの?確かにゲームとか好きでよくやって極めたりしたけどさ。でも俺でこの称号貰えるなら、世のゲーマー全てが遊戯神の眷属じゃん。まぁ加護が嬉しいからいいか。何か馬鹿にされてる気もするけど。
  一通り見てみたけど、なんかさ~俺、遊ばれてね?よくわかんね~称号ばっかだし、確かにすげーけどさ、なんとなくだけど俺は神様に遊ばれてる気がする。だってマジで身に覚えがね~んだもんな。やっぱり、今度教会に行くことがあったら問いただしてやる。どういうつもりだーって。どうせ神様が俺をここに呼んだんだろうし。
  ?なんで神様が呼んだと思うかって?そりゃ、俺が目覚めた時魔法陣とか召喚師とかいなかったからだよ。俺目覚めたのこの馬車の牢の中だし。って俺は誰に言ってんだよ。やべーなあまりのショック(どの辺がショックかと言うと、奴隷だったところかな?)のせいでついに頭がおかしくなったか。
  俺が1人で頭を抱えていると、馬車が急に止まった。外で何かあったらしい。悲鳴が聞こえる。どうやら盗賊に襲われたらしい。だが、牢の中にいるから外の様子はよく見えない。牢の上に布が被せてあるせいだろう。全くもって邪魔だ。

  「おい!ここは俺ら盗賊団『獅子の爪』の縄張りだ!それを知っててここを通るってこたァ、俺らにきちんと交通税渡して貰わないとなァ!ガハハハハッ!」
  「お、お助け下さい~。命だけはどうか~」

  誰か近寄って来て、牢の上にある布がどかされた。どかした盗賊がニヤリと笑うと大声で叫んだ。

  「兄貴~!見て下さいよ!奴隷がいますぜ!」
  「ほ~う。奴隷商人の馬車か!こいつは丁度いい!奴隷を売ったら相当の金になるな!」
  「結構な上玉も乗ってますぜ!」

  盗賊は、ナオリさんを見て舌舐めずりをした。ナオリさんは恐怖で震えて縮こまっている。

  「お!こりゃ確かに上玉だな~。こいつは売るのには惜しいな。1人ぐらい俺の女にしてもいいよな?」

  盗賊の頭らしき男がナオリさんに向かってくる。俺は、咄嗟にナオリさんの前に出て彼女を庇っていた。だけど、前に出たわいいけど俺は少し震えながら、冷や汗をかいた。本当に怖かった。生きた心地がしなかった。それでも・・・・・・コイツらに腹が立ったし、俺は彼女守りたかった。いや、少し違うかもしれない。俺は・・・・・・誰かを守ることで必要とされたかったのかもしれない。いらない人間だと認めたくなかったのかもしれない。俺はそんな葛藤を頭の片隅で抱えながら、心をどうにか落ち着かせた。俺は盗賊の頭を静かに睨んだ。

  「何だこのガキ。・・・・・・?フンっなかなかいい面するじゃねえか!見た目もなかなかだな。黒い髪に黒い目珍しいもん持ってんじゃねーか!だがな・・・・・・ガキ。俺らに逆らうってーのは頂けねーな!他の連中みたいに大人しくしてればお前も可愛がってやったのにな!どけ!」

  男は俺の服を掴んで馬車から放り出した。俺は地面に叩きつけられた。その時、頭の中で何かの音が聞こえた気がしたが、俺はそんなこと気にする余裕は無かった。今はとにかくこいつらをぶっ飛ばすことしか頭に無かった。
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