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智也、ピンチ!
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真央がやってくる
「おはよう」
翔子が笑う。
「おはよう」
真央がテーブルにつくとテーブルの上に包装された箱があった。
「何、これ?」
智也が笑う
「はは、昨日は真央の誕生日だったろ?昨日は夜遅く帰って渡せなかったから」
真央の顔がパッと明るくなった。
「うわー」
真央が嬉しそうに箱を開けると、そこに腕時計がある。
「わあ、これ欲しかった奴! 父さん、何で知ってたの?」
智也が得意げにいう。
「そりゃあ、真央のことなら何でも分かるさ」
「うっそっだああ~教えたの、母さんでしょう?」
真央が翔子を見る。
「真央、良かったわねえ」
翔子が笑う。
「やっぱり母さんだ」
「母さんから聞いたんじゃなく、あくまで真央のことを…」
「はいはい、分かった、分かった」
真央が嬉しそうに腕時計を自分の腕にはめる。
由紀は羨ましそう。
由紀「いいなあ」
「良かったわね。でも遅れるから、早く食べなさいよ」
「うん」
真央が食事を始める。
笑顔の智也。
智也が外出する。
「じゃあ、行ってくるよ」
真央らも一緒に出る。
「行ってきまーす」
笑顔で見送る翔子。
行ってらっしゃい」
智也、真央、由紀が家を出る。
三人が国道の横の道を歩く。
車がビュンビュンと走る音が、国道から聞こえてくる。
智也と真央・由紀が国道の横の歩道を歩いている。
由紀だけが角を曲がって行く。
「じゃあね」
智也と真央が由紀に手を振る。
秋川公園前バス停で智也と真央がバスを待っている。
そこへ新田早苗がやって来た。
「おはよう」
真央が笑顔でこたえる。
「おはよう」
すると、バスがやって来る。
智也がバスに乗り込んだ。
少し離れて真央と早苗がバスに乗る。
バスのドアが、ピーッという音とともに閉まり、バスがブワーンと出発した。
バスの中はギュウギュウ詰めの状態。
智也は手すりを持って立っている。
智也の隣には曽田玲子が、後ろには竹野が立っている。
真央と早苗はバスの後ろの方に立っている。
バスが赤信号で停車する。
すると、智也と玲子の間から白い指輪をつけた左手がフッと現れ、玲子の胸を触る。
玲子がビクッとした表情をした。
玲子は智也の顔をジッと見る。
「僕を疑ってのか」
玲子の視線に困惑する智也。
智也は思った。
「そうだ、さっきの白い指輪をつけた手が、(痴漢を)したに違いない」
智也は白い指輪をつけた手が出てきた後ろを見る。
智也は後ろの竹野と目が合う。
竹野はギクッとした表情をする。
智也は玲子に言った。
「あの、さっき白い指輪をはめた手が…」
竹野が次の瞬間、ガシッ!と、竹野が智也の右手を掴んだ。
そして竹野は玲子に言った。
「今痴漢したのはこの男性です。僕は見ました」
智也が慌てて竹野を見た。
「はあ?何言ってるんですか?」
玲子は竹野にそう言われてこたえた。
「ち、痴漢です、この人(智也)」
バスの中がざわめく。
真央が早苗に聞いた。
「ねえ、どうしたの?」
「何か前の方で痴漢があったみたい」
「え~痴漢? どこどこ?」
真央が興味津々といった様子で前の方を覗き込んだ。
「待って下さい。僕は何もしてませんよ」
真央が驚く。
智也を見た真央の顔が凍りついた。
早苗が、
「ねえ、あれって真央のお父さんじゃないの?」
真央が愕然としている。
やがてバスが停車する。
智也と玲子と竹野がバスを降りた。
智也は竹野に右手を掴まれたままだ。
真央がその様子をバスの窓越に呆然と見る
早苗が心配そうに真央を見た。
「おはよう」
翔子が笑う。
「おはよう」
真央がテーブルにつくとテーブルの上に包装された箱があった。
「何、これ?」
智也が笑う
「はは、昨日は真央の誕生日だったろ?昨日は夜遅く帰って渡せなかったから」
真央の顔がパッと明るくなった。
「うわー」
真央が嬉しそうに箱を開けると、そこに腕時計がある。
「わあ、これ欲しかった奴! 父さん、何で知ってたの?」
智也が得意げにいう。
「そりゃあ、真央のことなら何でも分かるさ」
「うっそっだああ~教えたの、母さんでしょう?」
真央が翔子を見る。
「真央、良かったわねえ」
翔子が笑う。
「やっぱり母さんだ」
「母さんから聞いたんじゃなく、あくまで真央のことを…」
「はいはい、分かった、分かった」
真央が嬉しそうに腕時計を自分の腕にはめる。
由紀は羨ましそう。
由紀「いいなあ」
「良かったわね。でも遅れるから、早く食べなさいよ」
「うん」
真央が食事を始める。
笑顔の智也。
智也が外出する。
「じゃあ、行ってくるよ」
真央らも一緒に出る。
「行ってきまーす」
笑顔で見送る翔子。
行ってらっしゃい」
智也、真央、由紀が家を出る。
三人が国道の横の道を歩く。
車がビュンビュンと走る音が、国道から聞こえてくる。
智也と真央・由紀が国道の横の歩道を歩いている。
由紀だけが角を曲がって行く。
「じゃあね」
智也と真央が由紀に手を振る。
秋川公園前バス停で智也と真央がバスを待っている。
そこへ新田早苗がやって来た。
「おはよう」
真央が笑顔でこたえる。
「おはよう」
すると、バスがやって来る。
智也がバスに乗り込んだ。
少し離れて真央と早苗がバスに乗る。
バスのドアが、ピーッという音とともに閉まり、バスがブワーンと出発した。
バスの中はギュウギュウ詰めの状態。
智也は手すりを持って立っている。
智也の隣には曽田玲子が、後ろには竹野が立っている。
真央と早苗はバスの後ろの方に立っている。
バスが赤信号で停車する。
すると、智也と玲子の間から白い指輪をつけた左手がフッと現れ、玲子の胸を触る。
玲子がビクッとした表情をした。
玲子は智也の顔をジッと見る。
「僕を疑ってのか」
玲子の視線に困惑する智也。
智也は思った。
「そうだ、さっきの白い指輪をつけた手が、(痴漢を)したに違いない」
智也は白い指輪をつけた手が出てきた後ろを見る。
智也は後ろの竹野と目が合う。
竹野はギクッとした表情をする。
智也は玲子に言った。
「あの、さっき白い指輪をはめた手が…」
竹野が次の瞬間、ガシッ!と、竹野が智也の右手を掴んだ。
そして竹野は玲子に言った。
「今痴漢したのはこの男性です。僕は見ました」
智也が慌てて竹野を見た。
「はあ?何言ってるんですか?」
玲子は竹野にそう言われてこたえた。
「ち、痴漢です、この人(智也)」
バスの中がざわめく。
真央が早苗に聞いた。
「ねえ、どうしたの?」
「何か前の方で痴漢があったみたい」
「え~痴漢? どこどこ?」
真央が興味津々といった様子で前の方を覗き込んだ。
「待って下さい。僕は何もしてませんよ」
真央が驚く。
智也を見た真央の顔が凍りついた。
早苗が、
「ねえ、あれって真央のお父さんじゃないの?」
真央が愕然としている。
やがてバスが停車する。
智也と玲子と竹野がバスを降りた。
智也は竹野に右手を掴まれたままだ。
真央がその様子をバスの窓越に呆然と見る
早苗が心配そうに真央を見た。
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