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犯人は誰だ?
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僕はデスクで仕事をしても頭の中は今朝見たかわいい女の子のことで頭が一杯だった。長い髪、クリッとした目。本当にかわいい子だった。
あ~あ、あんな子と付き合えたらなあ。
「おい尾田、何ニヤついてるんだ」
隣の課長の声で一気に目が覚めた。すぐ近くに課長がいるのに何してるんだ。
「す、すいません」
慌てて目の前の資料に集中した。
やがてお昼になった。
同じ課の栗田恵子さんが席に戻ってきた。栗田さんは入社15年目のベテラン社員だ。おばさんではあるけど、気さくな性格で先輩ぶらずにいつも優しく僕と気軽に話をしてくれる。彼女は今日研修室で新人女子社員研修の講師をしていたはずだ。
僕はデスクで研修の資料の整理をしている栗田さんに近づいた。
「あの、栗田さん」
「何?」
「今日新人女子社員研修で講師してましたよね?」
「うん、そうだけど」
「今年入った新人の女の子で営業部に配属される子いますよね?」
「ああ、清水さんのことね」
「彼女、清水さんっていうんですか?」
「うん、清水優香さんっていってね、確か成和短大出てたはず。だから久保さんの後輩になるのかな。彼女がどうしたの?」
「い、いえ別に……ただ彼女が朝、ビルで総務がどこか探してたんで、教えてあげたんですよ。それで」
「そうなの」
そうか、彼女清水優香っていうんだ。いい名前だな。
その日の夕方、僕は仕事中に便をしたくなり、席をたった。フロアーを出て男子トイレに入った。
男子トイレの中で大便用の個室で大便をしながら僕は清水さんのことを考えた。
彼女は無事に研修終えただろうか? ああ、僕があの子に講師として研修してやりたいなあ。
そんなことを考えているうちに便を出し終わった。うん、スッキリした。トイレットペーパーでお尻を拭こうとすると、トイレのドアが開く音がした。誰かがトイレに入ってきたようだ。僕は大便用の個室の中なので誰なのかは分からない。
すると水道から激しく水を出す音が聞こえてきた。はて、清掃の人かな? どうもバケツに水を入れてるようだが。
しばらくして水道から水が出る音がおさまった。
すると、その瞬間、バシャーッ!と大量の水が上から降ってきた。
「な、何なんだ?」
一瞬何が何だか分からなかった。シャツもズボンもビショビショだ。
トイレのドアが開く音がして、誰かがトイレを走り出る音がした。
一体誰だ? こんなことしたのは。
怒り心頭の僕は慌ててズボンをはき、大便用の個室から出た。そこには水をいれたであろうバケツが放り投げてあった。
トイレの外から廊下を走っていく音が聞こえる。きっと僕に水をぶっかけた奴だ。誰がこんなことしたのか突きとめてやる。
僕はトイレを飛び出て廊下を駆けった。
しかし廊下の通路を走り、廊下の角を回ってもそこには誰もいなかった。いや、一人階段の近くに女性がいる。あれは……清水さんだ。清水さんがこちらを見た。
「ど、どうしたんですか? びしょ濡れじゃないですか」
やばい、変なとこを彼女に見られちゃった。
「いやあ、まあちょっと」
僕は必死にごまかした。
「大丈夫ですか?」
「いやあ大丈夫だよ、これぐらい」
彼女が僕を気遣ってくれるのが嬉しい。それにしてもこうして近くで見ると、この子なんてキレイなんだ。ドキドキしてくる。この子を相手に童貞捨てたいなあ。
「でもひどいことしますよね。トイレしてる時に上からバケツで水をかけるなんて」
はて? どうして彼女は僕がトイレ中に上から水を掛けられたって分かったんだろう?
トイレはずっとむこうにあるのに。
「ねえ、どうして僕がトイレ中に上から水をかけられたって分かったの?」
その時彼女が一瞬ドキッとしたような表情を浮かべる。
「いえ、何となくそんな気がしただけですよ」
とにかく服を着替えないといけない。一体だれがこんなことしたんだ? 見つけたらタダじゃおかないぞ。
つい彼女のバストに目がいった。近くで見ると何て大きくてふっくらしたバストなんだ。僕の股間が激しくうづいてきた。
(続)
あ~あ、あんな子と付き合えたらなあ。
「おい尾田、何ニヤついてるんだ」
隣の課長の声で一気に目が覚めた。すぐ近くに課長がいるのに何してるんだ。
「す、すいません」
慌てて目の前の資料に集中した。
やがてお昼になった。
同じ課の栗田恵子さんが席に戻ってきた。栗田さんは入社15年目のベテラン社員だ。おばさんではあるけど、気さくな性格で先輩ぶらずにいつも優しく僕と気軽に話をしてくれる。彼女は今日研修室で新人女子社員研修の講師をしていたはずだ。
僕はデスクで研修の資料の整理をしている栗田さんに近づいた。
「あの、栗田さん」
「何?」
「今日新人女子社員研修で講師してましたよね?」
「うん、そうだけど」
「今年入った新人の女の子で営業部に配属される子いますよね?」
「ああ、清水さんのことね」
「彼女、清水さんっていうんですか?」
「うん、清水優香さんっていってね、確か成和短大出てたはず。だから久保さんの後輩になるのかな。彼女がどうしたの?」
「い、いえ別に……ただ彼女が朝、ビルで総務がどこか探してたんで、教えてあげたんですよ。それで」
「そうなの」
そうか、彼女清水優香っていうんだ。いい名前だな。
その日の夕方、僕は仕事中に便をしたくなり、席をたった。フロアーを出て男子トイレに入った。
男子トイレの中で大便用の個室で大便をしながら僕は清水さんのことを考えた。
彼女は無事に研修終えただろうか? ああ、僕があの子に講師として研修してやりたいなあ。
そんなことを考えているうちに便を出し終わった。うん、スッキリした。トイレットペーパーでお尻を拭こうとすると、トイレのドアが開く音がした。誰かがトイレに入ってきたようだ。僕は大便用の個室の中なので誰なのかは分からない。
すると水道から激しく水を出す音が聞こえてきた。はて、清掃の人かな? どうもバケツに水を入れてるようだが。
しばらくして水道から水が出る音がおさまった。
すると、その瞬間、バシャーッ!と大量の水が上から降ってきた。
「な、何なんだ?」
一瞬何が何だか分からなかった。シャツもズボンもビショビショだ。
トイレのドアが開く音がして、誰かがトイレを走り出る音がした。
一体誰だ? こんなことしたのは。
怒り心頭の僕は慌ててズボンをはき、大便用の個室から出た。そこには水をいれたであろうバケツが放り投げてあった。
トイレの外から廊下を走っていく音が聞こえる。きっと僕に水をぶっかけた奴だ。誰がこんなことしたのか突きとめてやる。
僕はトイレを飛び出て廊下を駆けった。
しかし廊下の通路を走り、廊下の角を回ってもそこには誰もいなかった。いや、一人階段の近くに女性がいる。あれは……清水さんだ。清水さんがこちらを見た。
「ど、どうしたんですか? びしょ濡れじゃないですか」
やばい、変なとこを彼女に見られちゃった。
「いやあ、まあちょっと」
僕は必死にごまかした。
「大丈夫ですか?」
「いやあ大丈夫だよ、これぐらい」
彼女が僕を気遣ってくれるのが嬉しい。それにしてもこうして近くで見ると、この子なんてキレイなんだ。ドキドキしてくる。この子を相手に童貞捨てたいなあ。
「でもひどいことしますよね。トイレしてる時に上からバケツで水をかけるなんて」
はて? どうして彼女は僕がトイレ中に上から水を掛けられたって分かったんだろう?
トイレはずっとむこうにあるのに。
「ねえ、どうして僕がトイレ中に上から水をかけられたって分かったの?」
その時彼女が一瞬ドキッとしたような表情を浮かべる。
「いえ、何となくそんな気がしただけですよ」
とにかく服を着替えないといけない。一体だれがこんなことしたんだ? 見つけたらタダじゃおかないぞ。
つい彼女のバストに目がいった。近くで見ると何て大きくてふっくらしたバストなんだ。僕の股間が激しくうづいてきた。
(続)
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