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私と彼の交換日記3
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『!?』
『……ま、感謝しろよ』
『……? 何に?』
『自分で考えろ』
『…………』
神様が潤に何か言っている。ここからだと途切れ途切れにしか聞くことが出来ないがきっと試練に対しての労いとかだろうか。
[ザッザッザッ]
[ザクッ!]
『…………』
「……なんか手紙みたいなの読んでないか?」
「え?」
「あれ、お前のか?」
「あ、そ、そう……」
手紙って言ったらあれしかないよね……。気づいてくれたのは嬉しいけど恥ずかしい。
どうしてあんな手紙を入れたんだろう、私は。
「なんでそんなに動揺してるんだ……?」
「べ、べつに…………」
「ふーん……見てくるか」
「え!?ちょ、ちょっと」
神様がニヤつきながら潤の元へ行く。私が止めるのも聞かずにだ。神様にあれを見られるのはなんとも恥ずかしい。絶対からかってくるに決まっている。
[前話に記載の茜の手紙]
「ハッ、これはなかなか……」
「ちょっと、笑わないでよ…………」
「悪い悪い」
「潤にも見られたし……最悪……」
「あいつは告白とは思ってなさそうだけどな」
「そうだけど……」
そういう問題じゃない。
「まぁ、とりあえずこれで最初の試練はクリアだな」
「次はどうするの?」
「さあ?」
「……決めてないの?」
「ものは揃ったからあとは場所と時間だな」
「……何をいってるの?」
「次に行う試練はある場所を探すこと、そしてそこで願いを叶える」
「それって……次で終わりってこと?」
「まぁそういうことだな」
「……試練って言ってた割に短くない?」
「時間が無いんだ。それに……もうすぐ彼岸だろ」
「……彼岸?」
「ああ。その日ならお前らの願いを叶えられるはずだ。……今度こそ」
「……分かった」
……なんだか私には神様は悲しげに見えた。
時間が無いとか、どうして悲しそうな目をしているのか、私にはわからなかったけど。
次で願いを叶えられる、潤に会えるというのに……喜べないような感じがした。
『……ま、感謝しろよ』
『……? 何に?』
『自分で考えろ』
『…………』
神様が潤に何か言っている。ここからだと途切れ途切れにしか聞くことが出来ないがきっと試練に対しての労いとかだろうか。
[ザッザッザッ]
[ザクッ!]
『…………』
「……なんか手紙みたいなの読んでないか?」
「え?」
「あれ、お前のか?」
「あ、そ、そう……」
手紙って言ったらあれしかないよね……。気づいてくれたのは嬉しいけど恥ずかしい。
どうしてあんな手紙を入れたんだろう、私は。
「なんでそんなに動揺してるんだ……?」
「べ、べつに…………」
「ふーん……見てくるか」
「え!?ちょ、ちょっと」
神様がニヤつきながら潤の元へ行く。私が止めるのも聞かずにだ。神様にあれを見られるのはなんとも恥ずかしい。絶対からかってくるに決まっている。
[前話に記載の茜の手紙]
「ハッ、これはなかなか……」
「ちょっと、笑わないでよ…………」
「悪い悪い」
「潤にも見られたし……最悪……」
「あいつは告白とは思ってなさそうだけどな」
「そうだけど……」
そういう問題じゃない。
「まぁ、とりあえずこれで最初の試練はクリアだな」
「次はどうするの?」
「さあ?」
「……決めてないの?」
「ものは揃ったからあとは場所と時間だな」
「……何をいってるの?」
「次に行う試練はある場所を探すこと、そしてそこで願いを叶える」
「それって……次で終わりってこと?」
「まぁそういうことだな」
「……試練って言ってた割に短くない?」
「時間が無いんだ。それに……もうすぐ彼岸だろ」
「……彼岸?」
「ああ。その日ならお前らの願いを叶えられるはずだ。……今度こそ」
「……分かった」
……なんだか私には神様は悲しげに見えた。
時間が無いとか、どうして悲しそうな目をしているのか、私にはわからなかったけど。
次で願いを叶えられる、潤に会えるというのに……喜べないような感じがした。
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