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嘘のようなほんとの話 3話
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祐也と別れて、2ヶ月が経った。
私は別れるという決断に出てしまったけれど、正直まだ祐也のことが好きだった。
しかし、彼はそうじゃなかったらしく、新しい彼女と教室の隅でさっそくイチャイチャしていた。
私が口を出せたことではないけれど、その二人を見るのは少し辛かった。
私がやらせてくれないと分かると、彼は手のひらを返すように私の元から離れていったのだ。
「お前なんかもう必要ない」と言われているようで、つらかった。
別れる時も、私が直接「別れよう」と言った時はだんまりを決めこんでいたのに、ラインで「別れよう」と伝えると「じゃあ別れるか」と、ずいぶんと簡単な別れ方だった。
きっと彼は自分から別れを告げるつもりはなかったと思う。そういう人だった。
私の初めての恋愛はこんなものだったのかと、愕然とした。
ー・・・それからの私の生活は、不思議と楽なものだった。
相変わらず男の人は少し苦手だったけれど、仲の良かった男友達とは自然に話せた。
けど、いくら仲が良くても、目を見て話す事は少し難しかった。
何ヶ月か経ち、祐也が側にいない生活になれた頃、私は雅紀という友達に告白をされた。
でも、私は付き合うという意味がよく分からなくなっていたので、断ってしまったのだ。
しかし雅紀は諦めが悪く、毎日のように私についてくるようになった。
ついてくるだけならまだいいのだが、服の上から胸を触られたりするようになった。
その度に殴ったり怒鳴ったり、全身で嫌悪感を出すようにした。しかし雅紀はドMのようで、むしろもっと触ってくるように・・・。
ひどい時には、制服の下から手を入れられ直接触られたり、スカートの中をまさぐられることもあった。
そんな日々が続き、私は次第に抵抗することを諦めていった。
(どうせ彼氏いないし、触られるのはもう慣れた。私はやっぱりそういう対象でしか見られていない。あの告白も嘘だったんだ。人なんか信じない。)
そんなひねくれた考えを持つことで、自分自身を保っていた。
別にこういうことをしてくるのは雅紀に限ってのことではなかった。
後輩や先輩、隣のクラスの友達などから「セフレになって」「ヤらせて」と言われたり、セクハラされることもあった。
遂には従兄弟にまで手を出された。
もう、全てがどうでも良かった。
そんな日々が続く中、私はいつの間にか3年生になっていた。
すると、セクハラされることが減っていった。
きっと受験で忙しくなったんだと思う。
その頃には私は以前より男が嫌いになっていた。
仲のいい男友達とも喋ることが減った。
触られるだけで泣いてしまったり、ふとしたことで過去のことを思い出し過呼吸になってしまうことがあった。
それでも、2、3ヵ月何もされない日々が続くと、私は次第に元気を取り戻していった。
私は別れるという決断に出てしまったけれど、正直まだ祐也のことが好きだった。
しかし、彼はそうじゃなかったらしく、新しい彼女と教室の隅でさっそくイチャイチャしていた。
私が口を出せたことではないけれど、その二人を見るのは少し辛かった。
私がやらせてくれないと分かると、彼は手のひらを返すように私の元から離れていったのだ。
「お前なんかもう必要ない」と言われているようで、つらかった。
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きっと彼は自分から別れを告げるつもりはなかったと思う。そういう人だった。
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ついてくるだけならまだいいのだが、服の上から胸を触られたりするようになった。
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ひどい時には、制服の下から手を入れられ直接触られたり、スカートの中をまさぐられることもあった。
そんな日々が続き、私は次第に抵抗することを諦めていった。
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