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第一話
瞬殺
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大地を蹴るたび、土が跳ね、枝が折れる音が響く。
怒りが胸を満たしていた。だが、その怒りに飲まれるわけにはいかない。
冷静に、速やかに。だが、確実に。俺は、ノーラを取り戻す。
「エルド様、前方に魔力の歪みあり。五人、隠密行動。結界を作ってます」
アルヴィの冷静な声が背後から届く。
「蹴散らせ」
「御意」
「アカネ、シロ、お前らは俺に合わせろ」
手には大剣。怒りを飲み込み、ただ、前だけを見る。
ノーラの気配がする。近づいている。
どこかでの胸にホッと安心が宿る。
必ず、間に合う。
「目標地点、視認!」
森の切れ間、枯れ木が並ぶ開けた空間に、十人の黒装束が立っていた。
五人をオン婆率いる鬼人族とアルヴィが蹴散らす。
音もなく一瞬でいなくなった暗殺者たち。
その中心には、縄で縛られ、目を閉じているノーラの姿があった。
彼女の姿を見た瞬間、視界の端が焼け落ちそうなほど赤く染まる。
(よくも……)
剣を抜く。大地が、音を立てて弾けた。
アカネとシロが左右に一人ずつ敵を吹き飛ばす。
残った三人のウチ二人を一瞬で首を刎ねた。
「人の嫁に何をしようとしていたいか知らないが、お前らはただで済むと思うなよ」
「なっ!」
ノーラの目の前にいた男が驚きの表情をするが、暗殺者と言っても三流だな。
バルトなら、こんなスキは与えてくれない。
「ちょっと、目を閉じていてくれるか?」
「えっ?」
「あまり、ノーラに見せたくないんだ」
「はい」
ノーラの体を見ると、指を折られて腫れている。
俺は怒りでこんなにも人を殺したいと思ったのは、初めてだ。
剣が唸り、黒装束が吹き飛ぶ。
骨が砕ける音がした。吹き飛んだ男は、木に激突して呆然と俺を見上げている。
「連合国の戦鬼か……っ!」
俺の横に暗殺者の一人が吹き飛ばされてきた。
「化け物」
言いかけた奴の喉を、アルヴィの短剣が貫いた。
低く、冷ややかな殺気はアルヴィが強者であることを教えてくれる。
「ノーラ様を攫った罪は、地の果てまで追い詰めてでも償ってもらいますっ!」
小柄なシロが、魔術と手裏剣で二人を足止めし、アカネがその隙を突いて巨体を活かした一撃を叩き込む。
「オーガ流、『鉄拳突破』っ!!」
叫びとともに、地面が砕け、暗殺者が地中にめり込むように沈んだ。
「馬鹿な……こいつら、戦争でも通用する……っ!」
「当たり前だろ。ここは、連合国最前線、《ヨンク》だ。お前らみたいな木の葉の裏で這い回ってた奴らと、覚悟が違うのさ」
オン婆も珍しく参戦しているようだ。
仲間たちが、着実に周囲を制圧していく。
俺は、ノーラを傷つけた“蛇”と名乗る男に狙いを定めた。
「化け物めが」
「お前の選択肢は二つだ。王国の王族の差金であることは間違いないな? それにはいかいいえで答えろ。ちゃんと答えられたら、楽に殺してやる」
言い終わる前に、その男の腕を踏み抜いた。
「あっ」
蛇の腕が砕ける。悲鳴をあげる暇もなく苦痛に顔を歪める。これは戦いじゃない。
本当はどうでもいい。ノーラを傷つけたことに怒りを感じていただけだ。
俺は、ノーラの元へと向かう。膝をつき、縄をほどく。
「……ノーラ。大丈夫か?」
彼女は、目を開けて俺を見た。
涙が溜まっていた。けれど、その中にあるのは、ただの恐怖ではなかった。
「どうして、私を助けてくださるのですか?」
「当たり前だろ。俺は、お前の夫なんだ」
もう一度、その言葉を。
そっと、彼女の頬に触れた。
ノーラは驚き、だが次に目を伏せた。
「私は何もできません。何も返せません。私のような者は」
俺はノーラが自分を卑下する言葉を発するのを許さなかった。
ただ強く抱きしめた。
俺にはノーラが必要で、この手に、取り戻せた。
誰にも奪わせない。誰にも傷つけさせない。
この地で、生きていく限り。
俺は、この手で、すべてを守る。
「ノーラ、お前のことを教えてくれないか?」
「えっ?」
「俺たちは、何も知らないまま夫婦になった。だから、もっと話をしよう」
彼女の悲しみを知らなければならない。
それが彼女の罪であっても、それを聞かないことが優しさだと思っていたが、こんなことになるなら、最初から聞いておけばよかった。
怒りが胸を満たしていた。だが、その怒りに飲まれるわけにはいかない。
冷静に、速やかに。だが、確実に。俺は、ノーラを取り戻す。
「エルド様、前方に魔力の歪みあり。五人、隠密行動。結界を作ってます」
アルヴィの冷静な声が背後から届く。
「蹴散らせ」
「御意」
「アカネ、シロ、お前らは俺に合わせろ」
手には大剣。怒りを飲み込み、ただ、前だけを見る。
ノーラの気配がする。近づいている。
どこかでの胸にホッと安心が宿る。
必ず、間に合う。
「目標地点、視認!」
森の切れ間、枯れ木が並ぶ開けた空間に、十人の黒装束が立っていた。
五人をオン婆率いる鬼人族とアルヴィが蹴散らす。
音もなく一瞬でいなくなった暗殺者たち。
その中心には、縄で縛られ、目を閉じているノーラの姿があった。
彼女の姿を見た瞬間、視界の端が焼け落ちそうなほど赤く染まる。
(よくも……)
剣を抜く。大地が、音を立てて弾けた。
アカネとシロが左右に一人ずつ敵を吹き飛ばす。
残った三人のウチ二人を一瞬で首を刎ねた。
「人の嫁に何をしようとしていたいか知らないが、お前らはただで済むと思うなよ」
「なっ!」
ノーラの目の前にいた男が驚きの表情をするが、暗殺者と言っても三流だな。
バルトなら、こんなスキは与えてくれない。
「ちょっと、目を閉じていてくれるか?」
「えっ?」
「あまり、ノーラに見せたくないんだ」
「はい」
ノーラの体を見ると、指を折られて腫れている。
俺は怒りでこんなにも人を殺したいと思ったのは、初めてだ。
剣が唸り、黒装束が吹き飛ぶ。
骨が砕ける音がした。吹き飛んだ男は、木に激突して呆然と俺を見上げている。
「連合国の戦鬼か……っ!」
俺の横に暗殺者の一人が吹き飛ばされてきた。
「化け物」
言いかけた奴の喉を、アルヴィの短剣が貫いた。
低く、冷ややかな殺気はアルヴィが強者であることを教えてくれる。
「ノーラ様を攫った罪は、地の果てまで追い詰めてでも償ってもらいますっ!」
小柄なシロが、魔術と手裏剣で二人を足止めし、アカネがその隙を突いて巨体を活かした一撃を叩き込む。
「オーガ流、『鉄拳突破』っ!!」
叫びとともに、地面が砕け、暗殺者が地中にめり込むように沈んだ。
「馬鹿な……こいつら、戦争でも通用する……っ!」
「当たり前だろ。ここは、連合国最前線、《ヨンク》だ。お前らみたいな木の葉の裏で這い回ってた奴らと、覚悟が違うのさ」
オン婆も珍しく参戦しているようだ。
仲間たちが、着実に周囲を制圧していく。
俺は、ノーラを傷つけた“蛇”と名乗る男に狙いを定めた。
「化け物めが」
「お前の選択肢は二つだ。王国の王族の差金であることは間違いないな? それにはいかいいえで答えろ。ちゃんと答えられたら、楽に殺してやる」
言い終わる前に、その男の腕を踏み抜いた。
「あっ」
蛇の腕が砕ける。悲鳴をあげる暇もなく苦痛に顔を歪める。これは戦いじゃない。
本当はどうでもいい。ノーラを傷つけたことに怒りを感じていただけだ。
俺は、ノーラの元へと向かう。膝をつき、縄をほどく。
「……ノーラ。大丈夫か?」
彼女は、目を開けて俺を見た。
涙が溜まっていた。けれど、その中にあるのは、ただの恐怖ではなかった。
「どうして、私を助けてくださるのですか?」
「当たり前だろ。俺は、お前の夫なんだ」
もう一度、その言葉を。
そっと、彼女の頬に触れた。
ノーラは驚き、だが次に目を伏せた。
「私は何もできません。何も返せません。私のような者は」
俺はノーラが自分を卑下する言葉を発するのを許さなかった。
ただ強く抱きしめた。
俺にはノーラが必要で、この手に、取り戻せた。
誰にも奪わせない。誰にも傷つけさせない。
この地で、生きていく限り。
俺は、この手で、すべてを守る。
「ノーラ、お前のことを教えてくれないか?」
「えっ?」
「俺たちは、何も知らないまま夫婦になった。だから、もっと話をしよう」
彼女の悲しみを知らなければならない。
それが彼女の罪であっても、それを聞かないことが優しさだと思っていたが、こんなことになるなら、最初から聞いておけばよかった。
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