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宿屋《ウルフの餌場》
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依頼の宿に着いた。レンガ作りの可愛らしい宿だ。外には花も飾られて小洒落た雰囲気を醸し出している。
「こんにちは」
「いらっしゃい。泊まりかい?」
赤ん坊を抱いたスレンダーな美女が出迎えてくれた。隣には5歳くらいの女の子が座っている。
「初めまして。ミャーサです。ギルドの依頼で来ました。これです」
3食宿付き。6:30~14:00(休憩1時間あり)と17:00~20:00。休みは基本なしで、一日銀貨7枚。1月は28日だから、1月金貨1枚大銀貨9枚銀貨6枚。破格だね。
「確かに。うーん。あなた小さいけど大丈夫なの?」
「17歳です。食事処で働いたこともあります」
「そう?宿は厳しいわよ?シーツの洗濯は大変だし、接客も冒険者ばかりだから柄はよくないし」
これって、断られることもあるの?面接ありなら、そうなら言っておいてよ!
「お金、ないんです!働かせてください。お願いします」
こんなに条件のいいところはなかなか無いから、必死にお願いした。
「そこまで言うなら、働いてもらいましょう。私はアキ。元冒険者よ」
「ありがとうございます。頑張ります!」
私は、当面の住むところと食事を手に入れた。部屋に案内してもらった後、明日からの仕事の説明を受ける。この宿は、アキと旦那さんの2人で切り盛りする人気の宿らしい。今はアキの出産で人を雇わざるを得なくなったとのこと。2日前まで別の人が働いていたが、突然やって来た婚約者だという人に連れて行かれたそうだ。
「ホント、困るのよね。商業ギルドを通して雇ったんだけど、冒険者ギルドに比べてペナルティが緩いから、こういうこともあるのよ。最初から冒険者ギルドにしておけばよかったわ」
夕方になり、仮眠をとっていた旦那さんを紹介された。ごっつい熊のような人だ。
「ロルフだ。宜しくな。ダムの紹介なんて珍しいな」
ロルフも元冒険者。アキとの結婚を機に宿屋に転向したそうだ。冒険者は命懸けだからね。この日は、貸してもらった部屋でゆっくりと過ごすことにした。服もお金も持っていないことを知ったアキが、もう着なくなった服を数枚譲ってくれたから、それの手直しをするつもりだ。露出をなるべく控えめに。刺繍を施し、新しい下着もアイテムバッグにあった布から数枚作った。何とか生活出来るくらいまで整えて、部屋についているお風呂に入ろうとしたとき、違和感に気付いた。目が、眼鏡がないとぼやけて見えない私の目が、眼鏡を外しても視界がぼやけないのだ。
「ええ?!」
若返ったことといい、目が良くなったことといい、何なんだ、この世界は!そして、風呂に入るときにも自分の身体の変化に気付いてしまった。毛が、所謂、ムダ毛と言うやつが、ごっそりないのだ。顔の産毛すらない。その代わり、薄かった眉毛が綺麗に生えそろい、睫毛はバサバサにある。ついでにお肌もモチモチプルプル。これだけで顔の印象が変わってしまった。ここまで来ると、異世界だから・・・・、で済ませた方が私の精神衛生上よいと判断した。はあ。なんと濃い1日の終わりだ。
翌日から私はここ《ウルフの餌場》で働き始めた。
「こっち、3人分。肉だけ追加」
「はーい!」
《ウルフの餌場》は朝から大忙しだ。6人部屋×2、4人部屋×4、3人部屋×2、1人部屋×5の全部で13部屋という割とこじんまりした宿屋にもかかわらず、満室。朝食に定評があり、ボリューム満点のそれをあっという間に平らげる姿は圧巻だ。スープ、サラダ、肉の塊、堅パン、卵料理。追加も出来る。朝ご飯のピークは7:00。条件のいい依頼は取り合いになるから、ギルドの開く、7:30前に宿を出たいからだそうだ。それ以降は、休みの冒険者がのんびりとやってくるだけだから、折を見て私も朝ご飯だ。私は、スープ、サラダ、パン、卵料理。朝から肉は重すぎる。
9:00からは、シーツの交換と部屋の掃除。出払った部屋から順に手早く済ませる。とにかく汚い。1日でどうしてここまで?食べカスが床だけでなくシーツにも。他にも得体の知れないものが転がっていたりする。
コンコンコン
「シーツの交換と掃除に来ました」
「はいよ」
「失礼します」
部屋に人が居る場合は、こうやって声をかけると、外で暇を潰してくれる気の利く人と部屋に居座る人が居る。今回は居座る人だった。シーツを引っぺがし枕カバーを付け替えてベッドを整える。シーツを外に出したら、部屋の掃除。初めの2日は、手作業で隅々まで掃いていた。が、時間が掛かりすぎる。この後、洗濯も待っているし、11:00からはランチが始まる。トロトロしている暇はない。どうにか効率よく出来ないか、思案の末。「あっ!魔法があるじゃん!」と試行錯誤した。お蔭で部屋の掃除も魔法でラクラク。洗濯もちょいちょいと。魔法は想像力!私、頑張った!
「終わりました。では、失礼します」
次の部屋へ行こうと、この部屋の住人に声をかけた。
「ねえ、君、変わった魔法の使い方するね?」
「はあ・・・・」
変わってると言われても、私には分からない。普通の人がどんな魔法の使い方をするのか知らないから、比べようもない。こてんと首を傾げた。
「普通は、掃除程度に魔法は使わないし、生活魔法でもちょっとした呪文は唱えるよ」
「え?でも、便利ですよ?呪文、唱えてましたよ?聞こえなかっただけです」
誤魔化されてください。
「ダムが心配する理由が分かった」
ダムの知り合いか。あの人、面倒見よすぎじゃない?
「ハァ。明日ダムに会うんだよ?お金引き出しに行くでしょ?」
そこまで知られてるなんて、ギルドに守秘義務はないのか。ムッとした私の頭をぽんぽんとすると、その人は部屋を出て行った。え?出掛けるなら掃除の前に出て行って!!!
「こんにちは」
「いらっしゃい。泊まりかい?」
赤ん坊を抱いたスレンダーな美女が出迎えてくれた。隣には5歳くらいの女の子が座っている。
「初めまして。ミャーサです。ギルドの依頼で来ました。これです」
3食宿付き。6:30~14:00(休憩1時間あり)と17:00~20:00。休みは基本なしで、一日銀貨7枚。1月は28日だから、1月金貨1枚大銀貨9枚銀貨6枚。破格だね。
「確かに。うーん。あなた小さいけど大丈夫なの?」
「17歳です。食事処で働いたこともあります」
「そう?宿は厳しいわよ?シーツの洗濯は大変だし、接客も冒険者ばかりだから柄はよくないし」
これって、断られることもあるの?面接ありなら、そうなら言っておいてよ!
「お金、ないんです!働かせてください。お願いします」
こんなに条件のいいところはなかなか無いから、必死にお願いした。
「そこまで言うなら、働いてもらいましょう。私はアキ。元冒険者よ」
「ありがとうございます。頑張ります!」
私は、当面の住むところと食事を手に入れた。部屋に案内してもらった後、明日からの仕事の説明を受ける。この宿は、アキと旦那さんの2人で切り盛りする人気の宿らしい。今はアキの出産で人を雇わざるを得なくなったとのこと。2日前まで別の人が働いていたが、突然やって来た婚約者だという人に連れて行かれたそうだ。
「ホント、困るのよね。商業ギルドを通して雇ったんだけど、冒険者ギルドに比べてペナルティが緩いから、こういうこともあるのよ。最初から冒険者ギルドにしておけばよかったわ」
夕方になり、仮眠をとっていた旦那さんを紹介された。ごっつい熊のような人だ。
「ロルフだ。宜しくな。ダムの紹介なんて珍しいな」
ロルフも元冒険者。アキとの結婚を機に宿屋に転向したそうだ。冒険者は命懸けだからね。この日は、貸してもらった部屋でゆっくりと過ごすことにした。服もお金も持っていないことを知ったアキが、もう着なくなった服を数枚譲ってくれたから、それの手直しをするつもりだ。露出をなるべく控えめに。刺繍を施し、新しい下着もアイテムバッグにあった布から数枚作った。何とか生活出来るくらいまで整えて、部屋についているお風呂に入ろうとしたとき、違和感に気付いた。目が、眼鏡がないとぼやけて見えない私の目が、眼鏡を外しても視界がぼやけないのだ。
「ええ?!」
若返ったことといい、目が良くなったことといい、何なんだ、この世界は!そして、風呂に入るときにも自分の身体の変化に気付いてしまった。毛が、所謂、ムダ毛と言うやつが、ごっそりないのだ。顔の産毛すらない。その代わり、薄かった眉毛が綺麗に生えそろい、睫毛はバサバサにある。ついでにお肌もモチモチプルプル。これだけで顔の印象が変わってしまった。ここまで来ると、異世界だから・・・・、で済ませた方が私の精神衛生上よいと判断した。はあ。なんと濃い1日の終わりだ。
翌日から私はここ《ウルフの餌場》で働き始めた。
「こっち、3人分。肉だけ追加」
「はーい!」
《ウルフの餌場》は朝から大忙しだ。6人部屋×2、4人部屋×4、3人部屋×2、1人部屋×5の全部で13部屋という割とこじんまりした宿屋にもかかわらず、満室。朝食に定評があり、ボリューム満点のそれをあっという間に平らげる姿は圧巻だ。スープ、サラダ、肉の塊、堅パン、卵料理。追加も出来る。朝ご飯のピークは7:00。条件のいい依頼は取り合いになるから、ギルドの開く、7:30前に宿を出たいからだそうだ。それ以降は、休みの冒険者がのんびりとやってくるだけだから、折を見て私も朝ご飯だ。私は、スープ、サラダ、パン、卵料理。朝から肉は重すぎる。
9:00からは、シーツの交換と部屋の掃除。出払った部屋から順に手早く済ませる。とにかく汚い。1日でどうしてここまで?食べカスが床だけでなくシーツにも。他にも得体の知れないものが転がっていたりする。
コンコンコン
「シーツの交換と掃除に来ました」
「はいよ」
「失礼します」
部屋に人が居る場合は、こうやって声をかけると、外で暇を潰してくれる気の利く人と部屋に居座る人が居る。今回は居座る人だった。シーツを引っぺがし枕カバーを付け替えてベッドを整える。シーツを外に出したら、部屋の掃除。初めの2日は、手作業で隅々まで掃いていた。が、時間が掛かりすぎる。この後、洗濯も待っているし、11:00からはランチが始まる。トロトロしている暇はない。どうにか効率よく出来ないか、思案の末。「あっ!魔法があるじゃん!」と試行錯誤した。お蔭で部屋の掃除も魔法でラクラク。洗濯もちょいちょいと。魔法は想像力!私、頑張った!
「終わりました。では、失礼します」
次の部屋へ行こうと、この部屋の住人に声をかけた。
「ねえ、君、変わった魔法の使い方するね?」
「はあ・・・・」
変わってると言われても、私には分からない。普通の人がどんな魔法の使い方をするのか知らないから、比べようもない。こてんと首を傾げた。
「普通は、掃除程度に魔法は使わないし、生活魔法でもちょっとした呪文は唱えるよ」
「え?でも、便利ですよ?呪文、唱えてましたよ?聞こえなかっただけです」
誤魔化されてください。
「ダムが心配する理由が分かった」
ダムの知り合いか。あの人、面倒見よすぎじゃない?
「ハァ。明日ダムに会うんだよ?お金引き出しに行くでしょ?」
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