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ホームルームが終わると、誉は担任の山下に手招きで呼ばれ、そのまま廊下に促された。
今朝の出来事がもう伝わったのか、と内心ハラハラしながら担任の後を付いて行く。だが山下はなかなか切り出そうとしなかった。その様子で事態は深刻なのだと悟り、またもや誉は血の気が失せていくのを感じた。
(どうしよう…。あいつをけしかけたわけじゃないけど、やっぱりこれって幇助とかそんな感じなのか?それともあることないこと言ったのか?ていうかあいつ何であんなことしたんだよ。意味分かんねえ。こんなんで謹慎とかだったらもう…最悪だ)
考えれば考えるほど悪い事しか想像できなくて、その場にへたり込みそうになる。
そんな誉の思いを知ってか知らずか、山下は意を決したように口を開いた。
「峰石。だいたい察しているとは思うが」
そう言って一呼吸置き、誉を見据える。
「今日から三週間〝特別室〟で授業を受けてもらう」
「…特別室?」
特別室という聞き慣れない言葉に、ぽかんと間抜け面を晒してしまう。重い処罰を想像していたため、想定外な単語に身体が上手く機能しなくなった。
「何だ、峰石は知らないのか」
呆れ顔の山下に、誉は黙って頷いた。
「まあ、俺もその存在すら忘れてたんだけどな」
と言って山下は笑う。が、すぐに表情を戻して説明し始める。
「特別室は、元は教職員用の多目的室として色々な用途で使われていたんだ。校舎から少し離れた別棟の三階にあるんだけど、知ってるか?」
そう問いかけたものの、山下は答えを求めている訳ではなく、話を先に進める。
「まあ、場所が場所だから、便利が悪くて、ここ数年はまったく使ってなかったみたいだけど…。そこで、かどうかは分からんが、目を付けたのが学年主任の塚本先生でな。塚本先生は毎年学年に一人二人は居る、峰石みたいな困った生徒を放っておけなくて。謹慎や停学まではいかない、俺からしても正直一番手を焼く生徒だな。…俺の話は置いといて。塚本先生は彼らに何のペナルティもないのは他の生徒に示しがつかないし、大事になる前に食い止めて、無事に卒業して欲しいという思いから使用に至ったそうだ。──まあ、要約すると、処分を受ける前段階の生徒の反省室みたいなもんだ」
「はあ…」
山下の説明で〝特別室〟の理解はしたものの、肝心のそこへ入る理由が分からない。朝の事件は一方的な暴力だから自分は何もしていないがあることないこと言われていたら──、謹慎や停学といった重い処分を受けるものにはなると思う。だがそこまではいかないとなると、また別の事が理由になるはずだ。
一体何でこうなったんだと誉は頭を捻る。
「詳しい事は俺も聞いてないが、峰石、アルバイトしてるんだろ?そのせいで単位や成績落としてんなら良い機会だ、特別室で頭冷やして来い」
ぽん、と誉の肩に手を掛けると山下は颯爽と教室へ戻って行った。が、入り口で数歩後退して顔を覗かせ、誉を指差し
「特別室に行く前に、職員室の塚本先生のところへ行って訓示を受けるんだぞ」
有り難い忠告だけ残していった。
「マジかよ…」
誰かの言った言葉が思わず口をついて出てくる。指摘されたことは身に覚えがあり過ぎて次に出てくる言葉が見つからなかった。
身から出た錆だ。
モデルの仕事は放課後のみならず、平日の授業中までもスケジュールを組まれていたため、どうしても遅刻や早退を余儀なくされていた。事務所の方でも極力学業を優先させていたのだが、どうしてもまかないきれない部分は出てくる。そのツケが回って来たのだ。
それならば。
腹を括って裁きを受けるまで。決まったことはどうしようもないのだ。四の五の言わずに訓示とやらを聞きに行こうではないか。
誉は大きく息を吸い込むと、自分を奮い立たせるように拳を握った。
ふと教室の時計を見ると、一時間目が始まるまでそう時間が残っていなかった。取るものも取らず、誉は慌てて職員室まで駆け出した。
***
職員室からの帰りに誉は重い足取りで自分の教室まで荷物を取りに戻ると、一斉に注目を浴びることになった。
ひそひそと小声で交わされる言葉を聞き取ることはできなかったが、どうせろくでもないことを言われているのだろう。仕事の都合上、クラスにあまり馴染めていなかったから、今さら何を言われていようが気にしても仕方がないのだが、遠慮なく刺さる視線がとても痛い。クラスで唯一の話相手の加藤は、お気楽な笑顔で手を振ってはいたが…。
数々の視線にいたたまれず、誉は手早く荷物をまとめると教室から出て行き、校舎の離れ小島ともいうべき『特別室』までの道程を、どんよりとした面持ちで歩き始めた。
(加藤のやつ、絶対特別室のこと理解してないんだろうな)
仕事のせいでクラスに馴染めない誉に唯一話しかけてくれた人物、それが加藤だった。
そんな彼だから当然誰とでも馴染めるわけで、時には誉とクラスメイトとの架け橋なども請け負ったりもしていた。彼の性格的なものかもしれないが今まで嫌な顔ひとつ見せることもせず、要所要所で誉が孤立しないようさり気ないフォローを入れてくれたこともあった。
初めは腹に何か抱えているのではないかと疑りもしたが、半年付き合っていると自然と見えてくる彼の性格は争いを好まず、かつ自分のペースは乱さない、だからこその対応だったのだろうと今では理解し、感謝もしている。彼がいなかったら誉はクラスで浮いた存在か、はたまた、存在すら知られていない人物だったかもしれない。
誉は、一歩踏み出すごとに重くなる足取りに仕方なく立ち止まった。
(行くも地獄、戻るも地獄とはこのことか…)
眉間に皺を寄せながら、この先に待ち受ける『地獄』を想像すると、頭を抱えてうずくまりそうになる。
非常に心も身体も重かった。
時間を二、三十分ほど前に遡る。
山下の言う通りに職員室へ向かうと、気持ちを奮い立たせ、いざ参らんとばかりに塚本のところへ行ったのだが、先客が居て誉は声を掛けるタイミングを外してしまった。椅子に座って何かを話している塚本の傍らで男子生徒二人が並んで立っている。しばらく様子を見て、声を掛けられそうになったら声を掛けようと少し離れたところで背を向けて待機することにした。その矢先、
「うっせーなあ。何度も言ってんだろーが、知らねえもんは知らねえって」
どこかで聞いたことのある声が誉の元まで届いた。どこかでどころでなく、朝聞いたばかりの声だ。
誉は咄嗟に近くにあった書類棚に身を隠し、こっそりと様子を窺う。横顔が一瞬見えた。見間違うことはない。やはりあの跳び蹴りを男子生徒たちに見舞わせた彼だった。
(そうだ。思い出した。確か──、)
「久住」
塚本が諌めるようにそう呼ぶと、チッと舌打ちして久住はそっぽを向く。
(久住啓太だ!思い出した…)
書類棚に張り付いたまま、同時に自分の置かれた状況を察して冷や汗が出てくる。校内広しと言えど、全校生徒の処分を校長から一任されていると言われる塚本に、あのような口の聞き方をする人間など数少ない。それなのに自分はその久住に喧嘩を売るようなことをしたのだ。このさき高校生活を穏便に過ごせる気がしないどころか、何かしらの制裁を受けるのかもしれない。そう思うと誉は無意識に膝が笑い始めた。
(まずい。絶対ごめんなさいで済む相手じゃないじゃん…。跳び蹴りくらった人みたいになる? 仕事、いやその前に顔が!これでも商売道具なのに。どうすればいいんだよ。というか落ち着け?落ち着く?落ち着こう?!)
何故か三段活用まで飛び出してくるほど誉は恐慌状態に陥っていた。
カクカクと笑いっぱなしの膝を両手の拳で叩いて落ち着かせ、見つからないようにいったん職員室から抜け出す。とりあえず久住たちが居なくなった頃合いを見計らって、再び職員室に赴くことにすればいい。一時しのぎだろうが何だろうが逃げずにいられないのだ。これぞ悲しき弱肉強食。草食系非捕食者の性。
誉は職員室の隣の教職員用のトイレの中から外の様子を窺い、二人が去って行くのを確認してから塚本のところへ赴いた。すると不思議そうな顔をして塚本が待っていた。
「峰石、さっきまで職員室に居ただろう。何で出て行ったんだ?」
「えっ!えー…?ちょっとお腹が痛くてトイレに…」
苦し紛れの言い訳である。
「そうか。まあ、それはいい。ここに呼ばれた理由は聞いたか?」
「あー…はい。一応」
「なんだ、一応とは。峰石が『目に余るアルバイト』をしているから呼ばれたんだぞ」
嘆息まじりに問われ、さらにどうしたものかと焦る。
「あるようなないような…」
と、誉はごにょごにょと尻蕾みに答えて誤摩化した。
アルバイトのことはもうバレているので否定はできないが、その内容をどこまで掴まれているのか分からないからそう答えるしかできない。
塚本はそんな誉の様子をじっと見つめ、静かに溜め息を吐いた。
「分かってると思うが、この学校にもルールはある。他校に比べたら校則はそんなに厳しくないのは、最低限のルールを守る約束のもと成り立ってるんだ。その最低限のこと、つまり今回の峰石は出席日数と単位だな、それが限度を超えている。アルバイト自体は自由だが、学生の本分は学業であることを弁え、今までの自己を省みるように」
そこまで言うと塚本は、おもむろに机の引き出しから一枚の紙片を差し出した。
「本日から三週間、特別室にて授業を受けてもらう。その間、遅刻・欠席・早退など無いように」
今述べた塚本の言葉が、そのまま訓示として書かれた紙片を受け取り、誉は粛々と頭を下げた。
「それと」
忘れるところだった、と付け足す。
「峰石の他にあと二人、久住と高瀬も一緒だ。喧嘩するなよ」
「け、喧嘩?!」
というのが二、三十分前の出来事である。
何のために必死になって逃げ隠れしたのか。最初から決まっていたことをただ遠回りしていただけだったのだ。無駄な努力とはこのことだろう。
歩き始めた足も、気の重さから自然と重く遅くなる。
(これじゃ特別室に着く頃には、重力倍になってるな)
この状態を嘲けて、誉は進む足に力を与える。
我ながら複雑なポテンシャルを持ち合わせているなと思う。どんなに後ろ向きな気持ちだろうと、進む足は前に向かっている。後には引けないのだ。
うだうだと考えていたことも、廊下の突き当たりの扉が見えたとたんに霧散した。気が付けばもう目の前まで訪れていた。特別室は、建物も違えば位置的にも対角で、精神だけでなく物理的にも遠いはずなのに、よほど考え込んでいたらしい。
扉の上に貼ってある、『特別室』と名の刻まれたプレートが目に入った。
緊張しているのか小刻みに手が震える。
なるべく静かに扉を開けようと試みるが、意に反して扉はガチャリと開閉する音を立て、室内に居た久住とばっちり目が合ってしまった。
「……」
「……」
お互い何も言わず、ただ無言で見つめ合う形になる。堪えきれず先に視線を外したのは誉の方だった。
そのままさり気なく室内に目を見遣る。長机が横長に三列並び、部屋の奥のホワイトボードに一番近い一列目の右端にさっき職員室で名前を聞いた高瀬、三列目の出入り口から一番遠い左端に久住が座っていた。取りあえず誉は空いている二列目に向かい、なるべく久住から離れられるよう右端に荷物を降ろし、椅子に腰掛ける。
身勝手な考えだけど、罵詈雑言でもいいからせめて何か言ってくれた方が気が楽だ。後ろめたさがいつまで経っても拭えない。久住がここへ来た理由がもし朝の一件だとしたら益々後ろめたい。それとも人目があるから何も言わないだけなのだろうか。
「ねえ、ここ初めての人? ボクは高瀬。少しの間だけどよろしくね」
そう言って前に座っていた高瀬が突然くるりと振り返り、人懐っこい笑顔で話しかけてきた。職員室で久住と並んで立っていた男のことを思い出す。あの時は自分の姿がバレないようにすることに必死でよく見ていなかったが、高瀬もまた久住とは違った整った顔をしていた。
涼しげな目元に筋の通った鼻、口角の上がった薄い唇の横には小さな黒子がある。さららさのストレートの髪は色素が薄いのか日本人にしては若干茶色い。背は座っているから分からないが誉と同じくらいか少し高いと思われる。
すっきりと整った顔なので黙っていると冷たそうな印象なのに、外見に反して愛嬌の良さがそれをカバーしてるようだ。久住が野獣系だとしたら高瀬は王子様系だろうか。何にしても、どう頑張っても男性的な外見からほど遠い誉からしてみれば羨ましい限りである。
(というか、ムサくてもいいから男らしい外見になりたい)
そう心の中でぼやきながら、
「…峰石です」
誉はそれだけ言って持って来た手荷物を長机に並べ始めた。
「あれ?もしかしてご機嫌斜め?まあ、こんなところに来て喜んでる奴なんていないかー。ボクなんて四度目だからもう慣れちゃったよ。むしろここの方が居心地が良いしね」
高瀬は好き勝手喋って「あはは」と能天気に笑いながら前に向き直った。
するとそこへ職員室で会ったばかりの塚本がやって来た。
「とりあえず一時間目は半分終わったから、残りの時間で反省文を書くように」
一人ずつ作文用紙を配り、それから、と付けくわえる。
「特別室で生活する三週間、無断欠席、遅刻早退は拘束期間の延長となる。尚かつ、期間終了時のテストを全員八十点以上取らないと連帯責任だ。真面目に授業を受けていたら点を取れるはずだから、しっかり頭に入れるように」
恐ろしいことをさらりと述べると、塚本は教卓に添えられていた椅子に腰掛けた。
これはまずい。
連帯責任という響きが誉の両肩にずっしりとのしかかる。
テストを受ける前から八十点以上取れる気が全くしない。
ただでさえ授業を遅刻や早退したりとサボりがちだったのだ。ぎりぎり赤点を逃れることは出来ていても、追いつくのがやっとが現状である。良い点を取ろうという気力もさっぱり湧かなかった。
(連帯責任のすべてが俺のせいになったりして…)
嫌な想像に誉は頭を抱えた。
そして唐突に、高校進学時にはあった目標を思い出した。
大学進学。
峰石家は基本的に放任主義である。各々が目標を立て、それに向かって努力を怠らない、その基本があるのなら両親とも小言を言うことはなかった。
誉自身も目標を立て、それに向かいレベルアップしていくことがとても好きだった。努力した分だけ自分に返ってくる、それが形になって表れてくると、さらにやる気に繋がった。
ただ、勉強が楽しいと思ったことはなかった。将来の自分にとって〝今〟必要なだけであって、それを突き詰めていくのではなく、あくまでも大学進学に備えてという気持ちで勉強しているだけだった。
きっと皆同じような考えだろうと無難な方に進んで行ったとも言えなくはない。だが誉には、何か打ち込めることを見つけ出す方が難しいことに思えた。
これと言って特技も趣味も無く、友人が片手の指にも満たない誉にとって、ありがたいことに時間だけはあった。だから勉強時間は腐るほどあり、勉強は言わば先行投資のようだと解釈してただひたすらに問題集と格闘してきたのだ。
それなのに、だ。
どうしてこうなった、とぎりぎり奥歯を噛みしめる。恨めしく作文用紙を見つめてもなかったことにはならず、刻まれた皺を伸ばすようにぐっと眉間を抑えた。
想い描いた輝かしい未来、そんなものを夢見ていたわけではない。平凡だけど多数が進む道を自分も同じように行くのだと思っていた。カルガモの親子のように、誰かの後を遅れないよう、離されないよう付いて行けば安心だと思っていた。
現実はあまりにも違う未来を歩み始めている。だけど今ならまだ間に合うかもしれない。
早く軌道修正しなければと、作文用紙を睨みながら模索する。
画一的に並んだレールに押し出されるように進んでもいい。個性などなく、地味でもいいから平凡で穏やかな人生を歩みたいのだ。
誉はシャープペンを握りしめ、静かな室内に気を使いながら小さく息を吐き出した。
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