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あの後、櫻川が店の主人である桐島に事情を説明し、昴星を連れて近くの交番まで被害の届け出をしに行った。昴星自身に怪我や損害は無かったが、どういう意図での盗撮か分からないため、「用心に越したことはない」と櫻川に促され深夜の交番へ二人で赴いた。
交番には二人の警察官が待機していたが、櫻川くらいの年齢の警察官が対応にあたり、近くということですぐに現場まで同行してくれた。状況を身振り手振りを交えながら説明し、昴星の被害の確認と櫻川への状況確認などで気付けば午前一時になろうかという時間だった。
「遅くまでご苦労様でした。ひと通りの実況見分とお二人の身元確認も終わりましたので、今日はもうお帰りいただいて大丈夫ですよ。柊木くんの自宅周辺も見回り強化しますが、気づいたことがあったらまたご連絡ください」
「分かりました、ありがとうございます。よろしくお願いします」
昴星は担当警察官、清水に頭を下げ櫻川と交番を後にした。
帰り道、櫻川は早々にタクシーを拾い昴星も一緒に乗せる。
「ここからなら俺のウチの方が近いから、泊まっていけ」
運転手に行き先を告げる櫻川の横で驚いて硬直していたら、
「誤解の無いように言う。俺の本宅はあの狭いマンションじゃねえ。ゲストルームもちゃんとある。心配するな。お前が心配すべきは家族に連絡してないことだ」
そう言われ、昴星は家族のことを何も話していないのだと気付いた。
何から話せば良いのか、どう伝えるべきか、全てを話しても櫻川はこの先もそばにいてくれるのか。昴星の胸に、そんな不安がじわじわ心に広がっていく。
やっぱり重いと櫻川は離れて行くのではないかと、喉が詰まったように何も言葉が出なかった。
「……大丈夫ですよ」
やっと絞り出した声は、緊張で震えていたかもしれない。咄嗟に少し笑って見せたが、かえって心配させたかもと焦る。見上げると、櫻川は昴星の頭を子供をあやすようにぽんぽんと撫で、
「先に風呂に入りな。俺はベッドの用意をする」
そう言って昴星を風呂場へ促した。
ひと通り説明したら、言葉通り櫻川はゲストルームへ向かった。
一人残された昴星は、脱衣所でぼんやり立ち尽くす。ややあってから櫻川の言葉をもう一度思い返す。
「心配……?」
ぽろりと溢れた自分の言葉を理解したとたん、昴星の顔はみるみる間に赤く染まる。
心配とはつまり、好き合った者同士が一つ屋根の下に居る状況で致すあの行為を指しているのだろう。
二、三人並んで使用できそうな洗面台の大きな鏡には、一人顔を真っ赤にした昴星が、恥ずかしさと櫻川を意識させられしばらく動けなかった。
***
昴星は風呂を出て、開け放たれているリビングの方へ真っ直ぐ向かう。そこにはL字ソファーに寝転がってテレビを見ている櫻川が居た。
「お風呂ありがとうございました」
背後から声をかけると、櫻川はのそりと起き上がり眠たげな顔でゲストルームへ案内すると言って先に歩き出した。
昴星のために時間を割いて話を聞き、その後のトラブルも付き添い、しまいには夜も遅いからと部屋を用意してくれた。
ごめんなさいとありがとうを心の中で唱えながら、泣きたくなる。
迷惑をかけてごめんなさい。心配してくれてありがとう。この二つの言葉は、昴星のことを大事に思っている人がいるという証明だ。だから、ごめんなさいもありがとうも、嬉しくて苦しくて、心が震えて泣きたくなるのだと思う。
この気持ちを言葉で表すには難しくて、櫻川の服の裾を掴んで足を止める。
「……どうした?」
ドアノブに手をかけた櫻川は身体ごと振り返る。眠たげな目蓋は驚きで見開いていた。
昴星は掴んでいた服の裾を名残惜しい気持ちで手放し、意を決したように口を開く。
「先生……何も持ってない、何者でもない俺を好きになってくれて、ありがとう」
櫻川は一瞬ぽかんとしたが、ふっと表情をやわらげ口角を上げる。
「えらく殊勝だな。まあ、何かを持っていようがいまいが、お前の魅力はそこじゃねえからな」
昴星は首を傾げ、櫻川の言葉の続きを待つ。
昴星の外見は、祖母のルーツであるイギリスの血が四分の一入っているということもあり、日本人離れした整った顔立ちで褒め称えられることは多い。褒められることは単純に嬉しいが、身近な人たちには見た目ではなく中身を好きになってもらいたい、理解してほしいという思いはある。櫻川と知り合ってまだ日は浅いから仕方ないとは言え、外見以上の魅力がないと言われたら、やはり辛い。
覚悟するように手のひらを組み合わせていると、櫻川はおもむろに昴星の顎を取る。
「見た目のことは言われ慣れてるだろうが、俺はお前のその見た目と中身のアンバランスさが危うくて、目が離せなくなった」
「……アンバランス?」
昴星がそう言うと、覗き込むように櫻川は顔を近づける。
「ああ。この瞳は確かに生に満ちてるのに、昴星から感じるのは寄る辺のない心許なさだ。守ってやりたいとか、頼って欲しいとかじゃない。ただ俺がそばにいたい……そう思ってる」
櫻川は昴星の頭を胸に引き寄せ大きく息を吐く。
「なんでそんな顔するんだ。気に障ったのか?」
そんな顔とはどんな顔なんだ、と思ったが、おそらく酷い顔をしているのだろう。
一人が怖くて、辛くて、でもどうにもできない自分が櫻川を好きになり、どうしてだか、ますます不安が増している。
大切なものであればあるほど、壊れたときの悲しさや苦しさは耐え難い痛みとなるのだ。昴星はその痛みを思い出し、喉がひくついた。
両親は突然奪われた。祖父も亡くなり、祖母と居られるのもあと僅かだ。家族という形がぽろぽろと崩れていき、昴星だけが取り残される。
きっと、これ以上大切なものを奪われるくらいなら、欲しがらなければ良かったと思う日が来るかもしれない。
それでも、手放せない。
だから誰とも無しに誓う。わがままは言いません、俺もただ側にいたいだけなんです、と。
「……っ、ふっ」
櫻川の腕の中で嗚咽を漏らし、昴星は自分が泣いているのだと初めて気付いた。
しがみついて、櫻川の温かさに安心して、少しずつ呼吸が楽になる。
昴星の背中を子供をあやすようにさすり、櫻川は整えたベッドまで連れていく。
「今日は疲れただろ。ゆっくり眠りな」
そう言うと櫻川は、昴星を布団に押し込み涙の跡を撫でた。あまりに優しい手つきに、子供のころ以来だな、とぼんやり思い、昴星は櫻川の手に触れる。
「少しだけ、こうしてて……」
「分かった」
櫻川はベッドの淵に腰を下ろし、昴星の肌を慈しむように包み込み、今にも閉じて見えなくなりそうなアンバーを眺める。
美しいな、と思う。姿形が整って美しいとは別の、儚さが美しい。折れそうなのに真っ直ぐであろうとする人間性が美しくて、愛しい。
本当は昴星の家庭状況を知っている。
櫻川が桐島と閉店後の店で呑んだ晩、昴星に手を出すのは止めろと釘を刺された。その夜はお互いうだうだ罵り合っていたが、桐島がぽろりと昴星の家庭状況を溢してしまったのだ。しまった、という顔をしていたから口外するつもりはなかったのだろう。
両親を早くに亡くし、一緒に暮らしていた祖父も亡くなり、今は祖母の介護もしているという。二十歳の学生が背負うには余りにも重い現実だ。
桐島の言うとおり、櫻川が軽い気持ちで手を出して良い相手ではなかった。むしろ櫻川自身が一番ダメだと思っている。求められれば誰とでも寝て、認知していない子供までいるうえ、十以上歳の離れた同性のおっさんだ。誰がどう見ても事故物件だろう。
腹を括った今でさえ、罪悪感が付き纏っている。誠実さとは程遠い生活をしていた過去を変えることは出来ないが、せめて昴星が側にいる間は、求めている間は、愛で満たしてやりたい。そうなればきっと、
「俺が離れらんねぇな」
と、悦に入り笑みをこぼし、櫻川の手を掴んだまま眠ってしまった昴星を見下ろす。そして起きないようそっと手を離し、眠る昴星の額に唇を落とした。
あの後、櫻川が店の主人である桐島に事情を説明し、昴星を連れて近くの交番まで被害の届け出をしに行った。昴星自身に怪我や損害は無かったが、どういう意図での盗撮か分からないため、「用心に越したことはない」と櫻川に促され深夜の交番へ二人で赴いた。
交番には二人の警察官が待機していたが、櫻川くらいの年齢の警察官が対応にあたり、近くということですぐに現場まで同行してくれた。状況を身振り手振りを交えながら説明し、昴星の被害の確認と櫻川への状況確認などで気付けば午前一時になろうかという時間だった。
「遅くまでご苦労様でした。ひと通りの実況見分とお二人の身元確認も終わりましたので、今日はもうお帰りいただいて大丈夫ですよ。柊木くんの自宅周辺も見回り強化しますが、気づいたことがあったらまたご連絡ください」
「分かりました、ありがとうございます。よろしくお願いします」
昴星は担当警察官、清水に頭を下げ櫻川と交番を後にした。
帰り道、櫻川は早々にタクシーを拾い昴星も一緒に乗せる。
「ここからなら俺のウチの方が近いから、泊まっていけ」
運転手に行き先を告げる櫻川の横で驚いて硬直していたら、
「誤解の無いように言う。俺の本宅はあの狭いマンションじゃねえ。ゲストルームもちゃんとある。心配するな。お前が心配すべきは家族に連絡してないことだ」
そう言われ、昴星は家族のことを何も話していないのだと気付いた。
何から話せば良いのか、どう伝えるべきか、全てを話しても櫻川はこの先もそばにいてくれるのか。昴星の胸に、そんな不安がじわじわ心に広がっていく。
やっぱり重いと櫻川は離れて行くのではないかと、喉が詰まったように何も言葉が出なかった。
「……大丈夫ですよ」
やっと絞り出した声は、緊張で震えていたかもしれない。咄嗟に少し笑って見せたが、かえって心配させたかもと焦る。見上げると、櫻川は昴星の頭を子供をあやすようにぽんぽんと撫で、
「先に風呂に入りな。俺はベッドの用意をする」
そう言って昴星を風呂場へ促した。
ひと通り説明したら、言葉通り櫻川はゲストルームへ向かった。
一人残された昴星は、脱衣所でぼんやり立ち尽くす。ややあってから櫻川の言葉をもう一度思い返す。
「心配……?」
ぽろりと溢れた自分の言葉を理解したとたん、昴星の顔はみるみる間に赤く染まる。
心配とはつまり、好き合った者同士が一つ屋根の下に居る状況で致すあの行為を指しているのだろう。
二、三人並んで使用できそうな洗面台の大きな鏡には、一人顔を真っ赤にした昴星が、恥ずかしさと櫻川を意識させられしばらく動けなかった。
***
昴星は風呂を出て、開け放たれているリビングの方へ真っ直ぐ向かう。そこにはL字ソファーに寝転がってテレビを見ている櫻川が居た。
「お風呂ありがとうございました」
背後から声をかけると、櫻川はのそりと起き上がり眠たげな顔でゲストルームへ案内すると言って先に歩き出した。
昴星のために時間を割いて話を聞き、その後のトラブルも付き添い、しまいには夜も遅いからと部屋を用意してくれた。
ごめんなさいとありがとうを心の中で唱えながら、泣きたくなる。
迷惑をかけてごめんなさい。心配してくれてありがとう。この二つの言葉は、昴星のことを大事に思っている人がいるという証明だ。だから、ごめんなさいもありがとうも、嬉しくて苦しくて、心が震えて泣きたくなるのだと思う。
この気持ちを言葉で表すには難しくて、櫻川の服の裾を掴んで足を止める。
「……どうした?」
ドアノブに手をかけた櫻川は身体ごと振り返る。眠たげな目蓋は驚きで見開いていた。
昴星は掴んでいた服の裾を名残惜しい気持ちで手放し、意を決したように口を開く。
「先生……何も持ってない、何者でもない俺を好きになってくれて、ありがとう」
櫻川は一瞬ぽかんとしたが、ふっと表情をやわらげ口角を上げる。
「えらく殊勝だな。まあ、何かを持っていようがいまいが、お前の魅力はそこじゃねえからな」
昴星は首を傾げ、櫻川の言葉の続きを待つ。
昴星の外見は、祖母のルーツであるイギリスの血が四分の一入っているということもあり、日本人離れした整った顔立ちで褒め称えられることは多い。褒められることは単純に嬉しいが、身近な人たちには見た目ではなく中身を好きになってもらいたい、理解してほしいという思いはある。櫻川と知り合ってまだ日は浅いから仕方ないとは言え、外見以上の魅力がないと言われたら、やはり辛い。
覚悟するように手のひらを組み合わせていると、櫻川はおもむろに昴星の顎を取る。
「見た目のことは言われ慣れてるだろうが、俺はお前のその見た目と中身のアンバランスさが危うくて、目が離せなくなった」
「……アンバランス?」
昴星がそう言うと、覗き込むように櫻川は顔を近づける。
「ああ。この瞳は確かに生に満ちてるのに、昴星から感じるのは寄る辺のない心許なさだ。守ってやりたいとか、頼って欲しいとかじゃない。ただ俺がそばにいたい……そう思ってる」
櫻川は昴星の頭を胸に引き寄せ大きく息を吐く。
「なんでそんな顔するんだ。気に障ったのか?」
そんな顔とはどんな顔なんだ、と思ったが、おそらく酷い顔をしているのだろう。
一人が怖くて、辛くて、でもどうにもできない自分が櫻川を好きになり、どうしてだか、ますます不安が増している。
大切なものであればあるほど、壊れたときの悲しさや苦しさは耐え難い痛みとなるのだ。昴星はその痛みを思い出し、喉がひくついた。
両親は突然奪われた。祖父も亡くなり、祖母と居られるのもあと僅かだ。家族という形がぽろぽろと崩れていき、昴星だけが取り残される。
きっと、これ以上大切なものを奪われるくらいなら、欲しがらなければ良かったと思う日が来るかもしれない。
それでも、手放せない。
だから誰とも無しに誓う。わがままは言いません、俺もただ側にいたいだけなんです、と。
「……っ、ふっ」
櫻川の腕の中で嗚咽を漏らし、昴星は自分が泣いているのだと初めて気付いた。
しがみついて、櫻川の温かさに安心して、少しずつ呼吸が楽になる。
昴星の背中を子供をあやすようにさすり、櫻川は整えたベッドまで連れていく。
「今日は疲れただろ。ゆっくり眠りな」
そう言うと櫻川は、昴星を布団に押し込み涙の跡を撫でた。あまりに優しい手つきに、子供のころ以来だな、とぼんやり思い、昴星は櫻川の手に触れる。
「少しだけ、こうしてて……」
「分かった」
櫻川はベッドの淵に腰を下ろし、昴星の肌を慈しむように包み込み、今にも閉じて見えなくなりそうなアンバーを眺める。
美しいな、と思う。姿形が整って美しいとは別の、儚さが美しい。折れそうなのに真っ直ぐであろうとする人間性が美しくて、愛しい。
本当は昴星の家庭状況を知っている。
櫻川が桐島と閉店後の店で呑んだ晩、昴星に手を出すのは止めろと釘を刺された。その夜はお互いうだうだ罵り合っていたが、桐島がぽろりと昴星の家庭状況を溢してしまったのだ。しまった、という顔をしていたから口外するつもりはなかったのだろう。
両親を早くに亡くし、一緒に暮らしていた祖父も亡くなり、今は祖母の介護もしているという。二十歳の学生が背負うには余りにも重い現実だ。
桐島の言うとおり、櫻川が軽い気持ちで手を出して良い相手ではなかった。むしろ櫻川自身が一番ダメだと思っている。求められれば誰とでも寝て、認知していない子供までいるうえ、十以上歳の離れた同性のおっさんだ。誰がどう見ても事故物件だろう。
腹を括った今でさえ、罪悪感が付き纏っている。誠実さとは程遠い生活をしていた過去を変えることは出来ないが、せめて昴星が側にいる間は、求めている間は、愛で満たしてやりたい。そうなればきっと、
「俺が離れらんねぇな」
と、悦に入り笑みをこぼし、櫻川の手を掴んだまま眠ってしまった昴星を見下ろす。そして起きないようそっと手を離し、眠る昴星の額に唇を落とした。
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