52 / 125
第52話 二人の出会いとおやつ交渉
しおりを挟む
「明日は、この家の周辺を歩いて見たり、学園までの通学路の確認するんだよね?」
「ああ、そうだな。他に何かしておきたいことはあるか?」
「うーん、そうだなぁ……ぼくの身を守る、防犯用の魔導具は必要、かなぁ?」
「防犯用魔導具か?」
ライト達三人は、ラウルが用意してくれたアップルパイと紅茶を堪能していた。
これがまた実に絶品かつ至福の味で、聞けばラウルはお菓子作りを含む料理全般が得意にして趣味だという。
お菓子も料理も、作るのも食べるのも全般大好きで、レオニスから出るお給料とは別に支給される食費を使い、日々様々な料理を作っては自分で食べてその腕を磨いているのだそうだ。
「うん、だってこの家から学園まで通学するのに、毎日レオ兄ちゃんに送迎してもらう訳にはいかないでしょ?」
「でも、ぼく自身はまだ身を守る術なんて持ってないし、学園までの治安状況も全然分かんないし」
「レオ兄ちゃんの関係者だってだけで、もしかしたら悪い人に狙われちゃう可能性だってあるし」
「もしそうなったら、レオ兄ちゃんにも迷惑かかっちゃうし。皆に心配させたくないから、防犯用の魔導具だけは欲しいなーと思って」
スラスラと理由を答えるライトに、レオニスは心底感心したように言う。
「はー、お前って本当に賢くてしっかり者だねぇ」
「俺がお前くらいの歳の頃なんて、今日のおやつの有無くらいしか考えてなかったわ」
「今日のおやつはラウルのおかげで、すんげー美味くて大満足だけどな!ハハハッ」
おやつが美味しくて大満足なのは、ライトも激しく同意するところである。
「おう、俺様の絶品アップルパイはそんじょそこらで売ってるもんとは訳が違うからな」
胸を張りながら、得意気に言うラウル。
普通は使用人?と雇い主が同じテーブルに着いてのんびりのほほんとお茶を堪能するなど、本来なら絶対に有り得ないことなのだろうが。
レオニスもライトも、そういう堅苦しい礼儀作法を身内のみの時にまで要求する気などさらさらないのだ。そう、いわゆるキニシナイ!のである。
「そういえば、ラウルはレオ兄ちゃんとはどういう出会いだったの?」
「「ん?」」
レオニスはラウルのことを妖精だと言っていたが、見た目だけでは普通の人間にしか思えない。
そんなラウルとレオニスは、一体どうやって知り合ったのかライトは純粋に気になったのだ。
「こいつも元は、カタポレンの森に住んでいたんだ」
「カタポレンの森には、妖精の集落や里と呼ばれる場所が何箇所かあるんだが」
「こいつは里に馴染めず、一匹で生きていくために里を飛び出したはいいものの、里の外はこいつの力ひとつで生きていくにはさすがに厳しかったようでな」
「森の中でズタボロの雑巾になっているところを、俺がたまたま見つけて拾ったんだ」
ライトの脳内で、何となくダンボールに入れられたズタボロの捨て猫を箱ごと拾うレオニスの姿が目に浮かぶ。
もちろんその捨て猫役は、綺麗なベルベット毛皮のズタボロにゃんこラウルである。
「優雅な生き方しか似合わない俺に、カタポレンの森は合わなさすぎただけだ!」
ん、元ズタボロにゃんこが何か言ってるぞ。
「まぁ、そんな状態の奴をそのまま見捨てる訳にもいかんだろ?」
「俺の方も、ちょうどその頃この屋敷を国から下賜されたんで、拾いついでに屋敷の管理を任せることにした、という流れさ」
「カタポレンの森の厳しい環境で生き抜く力こそなかったが、ラグナロッツァという都会の水は合うようだったしな」
「ラウルは家事全般一通りこなせるし、俺は俺でこっちの屋敷を任せる人手を探す手間も省けたし」
「お互いWin-Winてやつだ」
紅茶を啜りながら、レオニスは一息ついた。
「でも、こんな広いお屋敷にいつもたった一人だけなんて、ラウルは寂しくなったりしないの?」
ライトは、この屋敷の広さを見て一番最初に感じたこと『こんな広さの家に一人きりで住むなんて、自分なら寂しくて耐えられない』を思い出して、ラウルに聞いてみた。
「ん?別に寂しくはないぞ?」
「俺、1日誰とも喋らんでも全然平気だしな」
えっ、そうなの?そういう性格の人?じゃなくて、妖精さん?
だったら、もしかして俺がこの屋敷を平日毎日通学で使うようになったら、すんげー邪魔に思われるだけじゃね?
「まぁでも、作った料理の味の感想や評価を誰かに聞いてみたいな、と思う時がないこともない、がな」
ライトの困惑が思わず表情に出ていたのか、そしてそれを機敏に察してか、ラウルは軽く微笑みながら言った。
ラウルの言葉に、ひとまず安堵するライト。
「じゃあ、たまぁーにでいいから、ぼくが学校終わってこの家に帰ってきた時に、おやつ出してもらってもいい?」
ライトは目をキラキラと輝かせながら、ラウルに問うた。
こんなに美味しいおやつをちょくちょく食べられる、もし実現できるならそれは間違いなく至福の時の大増量である。
こんな絶好の機会、見逃す訳にはいかない。
「おう、たまにと言わず毎日でもいいぞ。毎日何かしらのおやつ作ってるしな」
「本当に?やったぁ!ありがとう、ラウル!」
交渉の成功に素直に喜ぶライト。
そこに、レオニスが突如参戦する。
「あっ、ライト、ずるいぞ!ラウルのおやつなら俺も食べたいぞ!」
「レオニス、お前ね……大人げないよ?おやつは子供の特権だろ、ずるいもへったくれもあるか」
「ええい、黙らっしゃい!美味しいものに、大人も子供もないの!大人差別反対ッ!」
レオニスが珍しく駄々をこねている。
そう、レオニスはお酒はあまり飲まない代わりにスイーツ系や甘いものは好きなのだ。
そんなレオニスの嗜好を知っているライトが、レオニスに救いの手を差し伸べる。
「レオ兄ちゃん、そしたらレオ兄ちゃんのお仕事が忙しくない日とか、時間に余裕のある時にはおやつの時間にこの家に来て、ぼくやラウルといっしょにお茶するってのは、どう?」
「おおッ、それいいな!」
「ただし、おやつを食べたいがために、お仕事を途中で放り出したりしちゃダメだよ?」
「もちろんだ!俺が仕事で手抜きをするような、そんな不誠実な男だと思うのか?」
レオニスはライトの提案に喜びつつ、その後しっかり釘を刺されたことにも機嫌を損なうことなく真剣な眼差しで問い返した。
レオニスらしい反応に、ライトは小さく笑いながら答える。
「ふふっ、レオ兄ちゃんに限ってそんなことはないって、ぼくは知ってるよ?」
「そうだろ、そうだろ?」
「レオ兄ちゃんが来れなかった日は、お持ち帰りにしてもらうよ。ラウル、お願いできる?」
「おう、俺はおやつの材料費を多めに貰えるなら、いくらでも用意するぜ?」
「もちろん食費の上乗せはするぞ!とりあえずは月額5000G増加でどうだ?」
「おお、ご主人様の頼もしいお墨付きと予算の大幅増額を得られたぞ。こりゃ腕によりをかけて、日々美味しいおやつを出せるように用意しとかなきゃな」
「わーい!ラウル、これからよろしくね!」
「畏まりました、新しい小さなご主人様www」
ラウルも会話に加わり、より賑やかで楽しい午後のひと時になった。
====================
月額5000G、日本円にして5万円の食費予算増額。
何とも太っ腹な即決即断ですが、月に二十日は二人分のおやつが増えることを思えば割と妥当なライン、でしょう。
ちなみにアップルパイやら紅茶等々ですが、もとよりこの世界は日本のゲーム企業が作り上げた世界なので、言語や数量単位等々と同じく基礎的な部分や基準は現代日本と共通していることも多いのです。
「ああ、そうだな。他に何かしておきたいことはあるか?」
「うーん、そうだなぁ……ぼくの身を守る、防犯用の魔導具は必要、かなぁ?」
「防犯用魔導具か?」
ライト達三人は、ラウルが用意してくれたアップルパイと紅茶を堪能していた。
これがまた実に絶品かつ至福の味で、聞けばラウルはお菓子作りを含む料理全般が得意にして趣味だという。
お菓子も料理も、作るのも食べるのも全般大好きで、レオニスから出るお給料とは別に支給される食費を使い、日々様々な料理を作っては自分で食べてその腕を磨いているのだそうだ。
「うん、だってこの家から学園まで通学するのに、毎日レオ兄ちゃんに送迎してもらう訳にはいかないでしょ?」
「でも、ぼく自身はまだ身を守る術なんて持ってないし、学園までの治安状況も全然分かんないし」
「レオ兄ちゃんの関係者だってだけで、もしかしたら悪い人に狙われちゃう可能性だってあるし」
「もしそうなったら、レオ兄ちゃんにも迷惑かかっちゃうし。皆に心配させたくないから、防犯用の魔導具だけは欲しいなーと思って」
スラスラと理由を答えるライトに、レオニスは心底感心したように言う。
「はー、お前って本当に賢くてしっかり者だねぇ」
「俺がお前くらいの歳の頃なんて、今日のおやつの有無くらいしか考えてなかったわ」
「今日のおやつはラウルのおかげで、すんげー美味くて大満足だけどな!ハハハッ」
おやつが美味しくて大満足なのは、ライトも激しく同意するところである。
「おう、俺様の絶品アップルパイはそんじょそこらで売ってるもんとは訳が違うからな」
胸を張りながら、得意気に言うラウル。
普通は使用人?と雇い主が同じテーブルに着いてのんびりのほほんとお茶を堪能するなど、本来なら絶対に有り得ないことなのだろうが。
レオニスもライトも、そういう堅苦しい礼儀作法を身内のみの時にまで要求する気などさらさらないのだ。そう、いわゆるキニシナイ!のである。
「そういえば、ラウルはレオ兄ちゃんとはどういう出会いだったの?」
「「ん?」」
レオニスはラウルのことを妖精だと言っていたが、見た目だけでは普通の人間にしか思えない。
そんなラウルとレオニスは、一体どうやって知り合ったのかライトは純粋に気になったのだ。
「こいつも元は、カタポレンの森に住んでいたんだ」
「カタポレンの森には、妖精の集落や里と呼ばれる場所が何箇所かあるんだが」
「こいつは里に馴染めず、一匹で生きていくために里を飛び出したはいいものの、里の外はこいつの力ひとつで生きていくにはさすがに厳しかったようでな」
「森の中でズタボロの雑巾になっているところを、俺がたまたま見つけて拾ったんだ」
ライトの脳内で、何となくダンボールに入れられたズタボロの捨て猫を箱ごと拾うレオニスの姿が目に浮かぶ。
もちろんその捨て猫役は、綺麗なベルベット毛皮のズタボロにゃんこラウルである。
「優雅な生き方しか似合わない俺に、カタポレンの森は合わなさすぎただけだ!」
ん、元ズタボロにゃんこが何か言ってるぞ。
「まぁ、そんな状態の奴をそのまま見捨てる訳にもいかんだろ?」
「俺の方も、ちょうどその頃この屋敷を国から下賜されたんで、拾いついでに屋敷の管理を任せることにした、という流れさ」
「カタポレンの森の厳しい環境で生き抜く力こそなかったが、ラグナロッツァという都会の水は合うようだったしな」
「ラウルは家事全般一通りこなせるし、俺は俺でこっちの屋敷を任せる人手を探す手間も省けたし」
「お互いWin-Winてやつだ」
紅茶を啜りながら、レオニスは一息ついた。
「でも、こんな広いお屋敷にいつもたった一人だけなんて、ラウルは寂しくなったりしないの?」
ライトは、この屋敷の広さを見て一番最初に感じたこと『こんな広さの家に一人きりで住むなんて、自分なら寂しくて耐えられない』を思い出して、ラウルに聞いてみた。
「ん?別に寂しくはないぞ?」
「俺、1日誰とも喋らんでも全然平気だしな」
えっ、そうなの?そういう性格の人?じゃなくて、妖精さん?
だったら、もしかして俺がこの屋敷を平日毎日通学で使うようになったら、すんげー邪魔に思われるだけじゃね?
「まぁでも、作った料理の味の感想や評価を誰かに聞いてみたいな、と思う時がないこともない、がな」
ライトの困惑が思わず表情に出ていたのか、そしてそれを機敏に察してか、ラウルは軽く微笑みながら言った。
ラウルの言葉に、ひとまず安堵するライト。
「じゃあ、たまぁーにでいいから、ぼくが学校終わってこの家に帰ってきた時に、おやつ出してもらってもいい?」
ライトは目をキラキラと輝かせながら、ラウルに問うた。
こんなに美味しいおやつをちょくちょく食べられる、もし実現できるならそれは間違いなく至福の時の大増量である。
こんな絶好の機会、見逃す訳にはいかない。
「おう、たまにと言わず毎日でもいいぞ。毎日何かしらのおやつ作ってるしな」
「本当に?やったぁ!ありがとう、ラウル!」
交渉の成功に素直に喜ぶライト。
そこに、レオニスが突如参戦する。
「あっ、ライト、ずるいぞ!ラウルのおやつなら俺も食べたいぞ!」
「レオニス、お前ね……大人げないよ?おやつは子供の特権だろ、ずるいもへったくれもあるか」
「ええい、黙らっしゃい!美味しいものに、大人も子供もないの!大人差別反対ッ!」
レオニスが珍しく駄々をこねている。
そう、レオニスはお酒はあまり飲まない代わりにスイーツ系や甘いものは好きなのだ。
そんなレオニスの嗜好を知っているライトが、レオニスに救いの手を差し伸べる。
「レオ兄ちゃん、そしたらレオ兄ちゃんのお仕事が忙しくない日とか、時間に余裕のある時にはおやつの時間にこの家に来て、ぼくやラウルといっしょにお茶するってのは、どう?」
「おおッ、それいいな!」
「ただし、おやつを食べたいがために、お仕事を途中で放り出したりしちゃダメだよ?」
「もちろんだ!俺が仕事で手抜きをするような、そんな不誠実な男だと思うのか?」
レオニスはライトの提案に喜びつつ、その後しっかり釘を刺されたことにも機嫌を損なうことなく真剣な眼差しで問い返した。
レオニスらしい反応に、ライトは小さく笑いながら答える。
「ふふっ、レオ兄ちゃんに限ってそんなことはないって、ぼくは知ってるよ?」
「そうだろ、そうだろ?」
「レオ兄ちゃんが来れなかった日は、お持ち帰りにしてもらうよ。ラウル、お願いできる?」
「おう、俺はおやつの材料費を多めに貰えるなら、いくらでも用意するぜ?」
「もちろん食費の上乗せはするぞ!とりあえずは月額5000G増加でどうだ?」
「おお、ご主人様の頼もしいお墨付きと予算の大幅増額を得られたぞ。こりゃ腕によりをかけて、日々美味しいおやつを出せるように用意しとかなきゃな」
「わーい!ラウル、これからよろしくね!」
「畏まりました、新しい小さなご主人様www」
ラウルも会話に加わり、より賑やかで楽しい午後のひと時になった。
====================
月額5000G、日本円にして5万円の食費予算増額。
何とも太っ腹な即決即断ですが、月に二十日は二人分のおやつが増えることを思えば割と妥当なライン、でしょう。
ちなみにアップルパイやら紅茶等々ですが、もとよりこの世界は日本のゲーム企業が作り上げた世界なので、言語や数量単位等々と同じく基礎的な部分や基準は現代日本と共通していることも多いのです。
0
あなたにおすすめの小説
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
黄金の魔導書使い -でも、騒動は来ないで欲しいー
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。
そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。
‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!!
これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。
「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~
namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。
父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。
だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった!
触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。
「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ!
「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ!
借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。
圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。
己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。
さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。
「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」
プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。
最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる