【R18】はにかみ赤ずきんは意地悪狼にトロトロにとかされる

梗子

文字の大きさ
3 / 5

3 ★

しおりを挟む
「クレアの馬鹿。鍵閉めとけよ」
「ロイド…本当にロイドなの?」

 息がかかるほど近くで私の上に覆い被さるロイドが、じっと私を見つめている。
 見つめあっているうちにロイドの瞳がギラリと光ったかと思うと、ロイドの草原のような爽やかな香りに包まれる。

 ロイドは私の口の中に舌をねじ込み、私の舌を探り当てたことを確認するとそのまま自分の舌を絡め、まるで獣が貪るように私に深いキスをした。
 私は今までにしたことがないキスにパニックになり、やがて息が苦しくなってきた。ロイドの胸を力いっぱい押して、息を深く吸い込む。

「ぷはっ…ロイド…苦しい」
「鼻で息しろ」

 そういうとロイドは再び私の口の中に無理矢理侵入してくる。
 初めは苦しかったけれど私はロイドを拒否しようとは思わなかった。それよりもロイドをもっと感じていたい…
 舌が生き物のように絡み合い、やがて、ロイドの舌が触れたところから快感がほとばしる。
 快感に溺れていたのも束の間、ロイドはキスをするのをやめて私から顔を離した。私たちの間には白く光る糸が垂れる。
 
「ロイド…私…」
「あの男はなんだ?」

 獣のような眼光を向けられて、この人はやっぱり狼男なんだと思いながら、ロイドがヨハンとのことを見ていたことを知った。

「なんだあいつ。結婚だと?ふざけるな!」

 そう言うと私の上着をまくりあげて、下着に包まれた胸がロイドの前にさらされる。そして、胸にいくつも口づけられる。

「ロイド違うの…周りが勝手に…私にはロイドがいるのに…」
「そんなの知ってる。森の近くでいけすかない奴の匂いがクレアの匂いとまじっていたから駆けつけたらあんなとこ見せつけられて」

 その瞬間下着が外れ、隠されていた胸があらわになる。冷たい外気に触れた乳首はぴんと天井をさして勃つのがわかる。

「いや…見ないで…」
「乳首勃ってんじゃん。そんなに興奮したのか?」

 ぺろりと乳首を舐められたかと思うと、丹念にロイドは空いた片手でもう片方の胸を揉みほぐす。
 ロイドは私の乳首を甘噛みしている間も私に卑猥な言葉をかけてくる。

「お前の胸ってこんなにでかかったんだな。普段はおとなしいふりしてこんなの隠したなんてお前ってやっぱりエロいな」

 こんなこと続けられたら私の頭が恥ずかしさでおかしくなりそう…

 そうしているうちに私は上着もスカートも脱がされて、残されたのは秘部を隠す下着一枚になった。
 その下着も私の愛液でびちょびちょになって秘部が透けて見える。

「お前に触っていいのは俺だけだ…」

 ロイドは低く唸りながら私の最後の下着を脱がし、私を生まれたままの姿にする。

「もう我慢できない。早くクレアに触りたい。俺のをクレアの中に入れたい」

 ロイドのズボンの股間の部分はテントをはっており、今にもはじけとびそうだ。

「でも、無理矢理したくない。クレアの気持ちを無視してまで俺は…」
「いいよ。ロイド。入ってきて」
「でも…お前…」

 苦しそうに言葉の端々に熱を感じさせながら私に語りかけてきたロイドは、私の言葉を聞いて少し驚いた顔をする。

「私…ロイドを受け入れたい。私もロイドを感じたいの」
「クレア」
「お願い。何もかも忘れさせて。私をロイドでいっぱいにして…」

 ロイドは私に長く口づけをする。唇が離れたあと、ロイドは意地悪そうに目を細めて私にささやく。

「いいんだな。俺の理性ももう限界だ…途中でやめてって言っても止めないからな」

 そう言うと、ロイドは私の足をがばっと開く。

「ひゃっ!」
「おい、クレア。足閉じんな。お前のかわいいところが見えないだろ」
「で、でも恥ずかしいもん…!」
「恥ずかしがる暇もないくらい気持ちよくしてやるよ」

 ロイドは私の薄い茂みをかき分けて、蜜をたたえた私の秘部にたどりつく。そして、そのまま蜜壺に長い舌を入れて、私の膣を舐め回す。

「ああ!」
「ん…クレアのここすっげえ甘いな…」
「やだ…変なこと言わないで…きゃっ!」

 蜜壺を舐めたまま、ロイドはその上にある私の小さな赤い真珠を指でくりくりと転がし始める。

 まるで、雷が落ちたかのような快感が体中に広がる。
 あまりの気持ち良さに私はシーツを握りしめ、足をもぞもぞと動かす。やめてほしいのにやめてほしくない。このままだと私はおかしくなっちゃいそうで、喘ぎ声をあげずにはいられなくなった。

「あぁん!んぁああ!ぃやぁ…!」
「ん?やめてほしいのか?」

 私の喘ぎ声を聞いたロイドは、あんなにこねくり回していた陰核クリトリスから手を離し、私を試すかのように問いかける。

「違うのぉ…やめないでぇ」
「でも、今嫌って言ったじゃん」

 その間にも私の蜜壺からはトロトロと愛液が流れお尻にまで伝っていき、シーツをじわじわとぬらしていくのがわかる。

「…きもちいいから…」
「もっと大きい声ではっきり言えよ」

 ここで止められるなんていや。もっともっと気持ちよくしてほしい…

「おねがい、気持ちよくしてぇ…ロイドにきもちよくしてほしいのぉ…!」

 私の返事を聞いてにやりと笑ったロイドは、もう一度、私の陰核クリトリスに指を置いて、愛液をからめながらねじったりこすったりする。
 ロイドの指の動きが激しくなるほどに快感は増していき、私は口から涎を垂らしながら喘ぐ。

「んっんっ…あんっんぁああぁっ!!」
「クレア…いけ!いけよっ!!」

 いくって一体どういうことだろう。でも、今はただこの壊れるような快感に身を任せていたい…!
 一気に昇るような激しい感覚のあと、目の前が一気に真っ白になる。

「ああっああっああぁあ!!!!」
「いったな」

 私ははぁはぁと息を切らしながら下半身からじんわりと広がる快感から逃れられないまま、ロイドの筋肉質で硬い体にぎゅっと抱きしめられる。

 

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

【完結】大学で人気の爽やかイケメンはヤンデレ気味のストーカーでした

あさリ23
恋愛
大学で人気の爽やかイケメンはなぜか私によく話しかけてくる。 しまいにはバイト先の常連になってるし、専属になって欲しいとお金をチラつかせて誘ってきた。 お金が欲しくて考えなしに了承したのが、最後。 私は用意されていた蜘蛛の糸にまんまと引っかかった。 【この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません】 ーーーーー 小説家になろうで投稿している短編です。あちらでブックマークが多かった作品をこちらで投稿しました。 内容は題名通りなのですが、作者的にもヒーローがやっちゃいけない一線を超えてんなぁと思っています。 ヤンデレ?サイコ?イケメンでも怖いよ。が 作者の感想です|ω・`) また場面で名前が変わるので気を付けてください

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

若社長な旦那様は欲望に正直~新妻が可愛すぎて仕事が手につかない~

雪宮凛
恋愛
「来週からしばらく、在宅ワークをすることになった」 夕食時、突如告げられた夫の言葉に驚く静香。だけど、大好きな旦那様のために、少しでも良い仕事環境を整えようと奮闘する。 そんな健気な妻の姿を目の当たりにした夫の至は、仕事中にも関わらずムラムラしてしまい――。 全3話 ※タグにご注意ください/ムーンライトノベルズより転載

辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

鳴宮鶉子
恋愛
辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

溺愛社長の欲求からは逃れられない

鳴宮鶉子
恋愛
溺愛社長の欲求からは逃れられない

【R18】愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる

奏音 美都
恋愛
シャルール公国のプリンセス、アンジェリーナの公務の際に出会い、恋に落ちたソノワール公爵であったルノー。 両親を船の沈没事故で失い、突如女王として戴冠することになった間も、彼女を支え続けた。 それから幾つもの困難を乗り越え、ルノーはアンジェリーナと婚姻を結び、単なる女王の夫、王配ではなく、自らも執政に取り組む国王として戴冠した。 夫婦となって初めて迎えるアンジェリーナの誕生日。ルノーは彼女を喜ばせようと、画策する。

憐れな妻は龍の夫から逃れられない

向水白音
恋愛
龍の夫ヤトと人間の妻アズサ。夫婦は新年の儀を行うべく、二人きりで山の中の館にいた。新婚夫婦が寝室で二人きり、何も起きないわけなく……。独占欲つよつよヤンデレ気味な夫が妻を愛でる作品です。そこに愛はあります。ムーンライトノベルズにも掲載しています。

処理中です...