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第1章 主の座争奪戦
まずは現状報告
しおりを挟む草原のど真ん中転移した空真
「景色が地球じゃ無いな、異世界に来たんだな俺!!」
さて現状確認の前に家に連絡だな
空真は右手に5枚の護符を人差し指と中指で挟み顔の前に扇状に広げた
「我が魂と契約し者、我呼声に答え出でよ」
空真は呪を唱え終わると護符を前方に投げ神力を注ぐ
青龍、朱雀、白虎、玄武、麒麟
陰陽道になぞるなら五行思想の神獣5柱
しかしあくまで陰陽道とは人の理に当てはめた物であり神獣の力とは異なる物である
幻獣使いはそれぞれの神獣の力を理解して必要な力だけを引き出す、その為神獣、幻獣、式、式神の力を100%引き出す事が出来る
麒麟 : 琥珀
『マスターお呼びで』
青龍 : 六花
『ふん、やっと俺を呼んだな』
朱雀 : 睡蓮
『主人、呼びましたか』
白虎 : 白玖
『ようやく呼んだな主人』
玄武 : 翡翠
『ふむ、何用かな主人』
みんな呼び出しに答えてくれてありがとう
空真は呼び出しの御礼後に現状説明を開始した
・異世界召喚
・主神からの勅命
『マスター、今後の計画はこの地に地球の聖域を建設する事で間違いありませんか?』
麒麟は今後の方針を再度確認してきた
「そうだよ!!、この地に聖域を製作する、日本の土地には空きも無くなってきたし、いい機会に恵まれたよ、みんな手伝ってくれるかい?」
『『『『『我らが拒むはずがない』』』』』
「改めて、ありがとう」
「早速で悪いんだが、六花・睡蓮・白玖にはこの島を探索をお願いしたい」
青龍『了解だ』
朱雀『わかりました』
白虎『おう』
「翡翠は俺の護衛を」
玄武『うむ』
「琥珀はこれから地球に連絡するから手伝ってくれ」
麒麟『了解、マイマスター』
「じゃ~六花、睡蓮、白玖は宜しく頼むね、1時間後に戻ってきてくれ」
『では、行ってくる』
青龍が答えると3柱は三方に飛び立った
「翡翠は防御壁を展開するよ」
『あい、分かった』
空真は右手に印を結び呪を唱え始めた
普段は無詠唱で術、神獣の力を引き出す空真だが
異世界での初めて術を使用するので詠唱を使用した
《北星を護りし四神よ我が盟約により我に害する全ての災いより守れ 「絶界壁》
玄武の力を使い最強の防御結界を自分を中心に直径10mで展開させた。
絶界壁
概要及びメリット・デメリット
[メリット]
・360度全方位結界
・物理攻撃、呪術攻撃(この世界だと魔法、魔術等)に完全無効化
・仲間以外の侵入拒絶
・結界の展開規模は術者の力で決まる
・内部音声遮音
・気配、姿の隠密
[デメリット]
・神力、呪力の消費が大きい
・一度使用すると1時間は結界内から出られない
・結界外に攻撃出来ない
・元々結界展開領域にいた生物は内部に留まる事になる
完全な防御特化の術である
「完璧だね!!でも地球で使うより強力な気がする?」
玄武『うむ、主人よ多分この世界には神力が地球より満ちているからな、この世界の言葉だと魔素、魔力を示すみたいだな神力は、その影響で主人の術が強化されたと思う』
玄武の説明を聞いて空真は
「なるほど、人里に行く場合は力を調整しないとまずいかな、ま~すぐには行かないから行く時に考えるか」
玄武『それが良かろう』
麒麟『マイマスター次は実家に連絡でね』
麒麟が次の作業確認をしてきた
「そうだね、琥珀頼むよ」
空真は麒麟の言葉に従い再度右手で印を組んだ
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投稿が遅くなりすみませんm(_ _)m
色々家での用事が重なりなかなか執筆できない状況ですが頑張ります!!
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