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1章 寝取られ惣助
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惣助が、銀色の扉を開けて出ると、そこは我が家の廊下だった。
振り返れば、そこにはいつもの勝手口の扉。
いつも通りの家であったが、会社の近所のビルから、電車で1時間以上かかるはずの我が家に移動している時点で、完全に異常事態だった。
廊下の窓から外を見れば、もう工事が終わったはずの隣家に、シートが被せられている。窓越しにツクツクボウシの鳴く声も聞こえた。
――ここは、本当に、1か月前の我が家なのか。
いや、三次元データだけの仮想現実の我が家のはずだ。けれど、手に触れる壁や足元の床は、いつもの自宅と全く同じ感触を惣助に伝えた。
「ああっ、うっ、ふうっ」
突然、耳に飛び込んできた喘ぎ声に、惣助は身を固くし、自分がここにいる理由を思い出した。
足音を忍ばせて、リビングへと続く廊下を進む。
微かな喘ぎ声は、そこから漏れていた。
「はあっ、……あっ、あっ」
リビングの扉は、木の枠に強化ガラスをはめこんだ開き戸で、格子の間から中を覗くことができた。
だが、見えたのは、ソファにぐったりと背中を預け、身体を震わせる結奈の肩から上だけだった。
「んっ、ふうっ、……あん、あっ」
リビングやダイニングに人影は見えない。ここからでは、カウンターでキッチンの中までは窺えないが、そんなところに相手の男が潜んでいるとも思えなかった。リビングのカーテンは閉まっていて、あの時のように中の様子を映し出してはくれない。
「うっ、ううっ、あっ、あっ、あっ、はあっ」
結奈は必死でこらえているようだったが、喘ぎ声のピッチがどんどん上がっていく。
――もしかして、ソファの前に屈み込んでるのか?
結奈は、惣助がソコを舐めるのを許さなかった。結婚前に、好奇心から試そうとしたのだが、意図に気が付いた結奈が泣きながら抵抗して、以来一度もやろうとしたことがなかった。
だが、間男には、させているのか。
大きく開いた結奈の足の付け根に顔をうずめ、割れ目に舌を差し入れ、肉芽に吸い付く男の姿を幻視する。
「あっ、あっ、はあっ、い、いく、いくぅ」
一段高くなった結奈の声に弾かれるように、惣助はリビングの扉を開け放った。
「結奈!何してるんだ!」
「ふぅ、え、あなた?!きゃっ」
慌てて体を起こし、胸をはだけさせたブラウスとまくれ上がったスカートを整える結奈に、ずかずかと近付いた。
「あ、あなた、今日は遅いんじゃなかったの?」
しかし、予想に反して、そこには誰もいなかった。結奈の声には答えず、惣助はカーテンを開け放ち、隣のソファーの後ろを通って、キッチンカウンターに回り込んだ。
――誰もいない。
「どうして作業着のままなの?仕事は?」
――まだ、相手の男は来ていないんだ。
痛恨の思いに、惣助は右手で額を覆った。太い眉を揉むようになぞる。
――せっかく、ここまで来たというのに。
「もうちょっと、あなたったら、無視しないでよ」
上擦ったような結奈の声が、耳に障る。カッとなった惣助は、大きな足音をたてながら、結奈の前に立ちふさがった。
「な、何よ」
尋常でない風情の惣助に見下ろされ、結奈は怯えるように、上目遣いで顔を上げた。
「……仕事の間に時間が空いたから、いったん帰ってきたんだが」
「そ、そう」
「俺が早く帰ってきたら、都合が悪かったか?」
「そんなことないわよ」
「ふーん、そう、かッ!」
最後の一言と共に、惣助は、油断していた結奈のスカートをめくり上げた。
「きゃっ、やだっ」
慌ててスカートを下ろそうとする結奈の両手を、左手で纏め、足の間に体を入れて股を開かせる。
「いやっ、やめて、やだ」
「……なあ、何してたんだ、結奈?」
結奈スカートの下は、下着が付けられておらず、秘部が剥き出しになっていた。のみならず、濡れた花芯からは、しっぽのようなものがふさふさと生えていたのだ。
惣助は、結奈の花芯から生えるしっぽをゆっくりと引っ張った。
ぬぽ、ぬぽ、と音を立てて、でこぼこした白い柄が現れる。
「ふあっ、あっ、やあっ」
「ねえ、結奈、これは何だい?」
その正体はわかったが、惣助は、あえて結奈の口から言わせようとした。怒りと性的興奮が、惣助をいつになく嗜虐的な気分にしていた。
「あのっ、そのっ、ハ、ハンディモップ、です」
「それで?なんでこれが、こんなところにあるのかな?」
「あの、その、……お、お掃除しようと思って」
結奈の白々しい答えに、惣助は薄く笑った。
「へぇ、こんなところを」
半分ほどまで引き抜いたハンディモップを、グイッと根元まで、結奈の中に押し込む。
「ひゃんっ」
そのまま、容赦なく、ぐじゅぐじゅと音を立てて秘裂に抜き差しする。
既に濡れそぼっていたソコは、抵抗なく太い柄を飲み込んだ。滑り止めの凹凸が淫水を白く泡立て、掻き出し溢れさせた。
「ああっ、あっ、やあっ、ああん、や、やめて」
「やめて?さっきまで、自分でこうしてたんじゃないのか?」
「やあん、ああっ、ああん、ああああーっ」
「ほら、本当は何してたんだい?……おマンコにこんなもの入れて」
両手を拘束したまま、結奈の耳元で囁いた。右手は休みなく抽送を続ける。
「ああん、ごめんなさい、あなた、ゆ、ゆるして」
「違うだろ、何してたか言ってごらん?怒らないから」
ほら、と促す惣助に、泣き出しそうな顔で、結奈が答えた。
「ああん、お、オナニー、し、してまし、た」
「そうか、結奈はオナニーしてたのか」
「……はい」
そういうと、羞恥に耐えかねたように、俯いて目をつぶる。だが、その悲壮な顔とは裏腹に、身体は快感に火照り、緩んだ秘部からは絶え間なく淫水をしたたらせている。
――浮気相手が来るのを待ちきれず、自分で自分を慰めていたのか。
あるいは、今からの情事に備えて快感を高めていたのだろうか、どちらにせよ。
「悪かったな、結奈、長いこと放っておいて」
「……あなた?」
「知らなかったよ、お前が……」
「あなた……」
惣助の言葉に、結奈が顔を上げる。惣助は、彼女の両手を拘束していた左手を緩めた。
「こんな、チンポ好きのド淫乱だったなんてな!」
「きゃあっ、やああっ」
惣助は、結奈にのしかかると、乱暴にブラウスとスカートをはぎ取った。
一糸纏わぬ姿になった結奈を、うつ伏せにひっくり返すと、腰を突き出した格好で押さえつけると、背中からのしかかった。
「やだ、やめて、何するの?!」
「勿論、ナニするんじゃないか」
その言葉と同時に、惣助は、結奈の乳首と陰核を、ぐにゅりと摘まむ。
「ひゃああん、あっ、ああん」
「大丈夫、腰が抜けるほど可愛がってやるよ」
――お前の浮気相手が、姿を現すまでな。
振り返れば、そこにはいつもの勝手口の扉。
いつも通りの家であったが、会社の近所のビルから、電車で1時間以上かかるはずの我が家に移動している時点で、完全に異常事態だった。
廊下の窓から外を見れば、もう工事が終わったはずの隣家に、シートが被せられている。窓越しにツクツクボウシの鳴く声も聞こえた。
――ここは、本当に、1か月前の我が家なのか。
いや、三次元データだけの仮想現実の我が家のはずだ。けれど、手に触れる壁や足元の床は、いつもの自宅と全く同じ感触を惣助に伝えた。
「ああっ、うっ、ふうっ」
突然、耳に飛び込んできた喘ぎ声に、惣助は身を固くし、自分がここにいる理由を思い出した。
足音を忍ばせて、リビングへと続く廊下を進む。
微かな喘ぎ声は、そこから漏れていた。
「はあっ、……あっ、あっ」
リビングの扉は、木の枠に強化ガラスをはめこんだ開き戸で、格子の間から中を覗くことができた。
だが、見えたのは、ソファにぐったりと背中を預け、身体を震わせる結奈の肩から上だけだった。
「んっ、ふうっ、……あん、あっ」
リビングやダイニングに人影は見えない。ここからでは、カウンターでキッチンの中までは窺えないが、そんなところに相手の男が潜んでいるとも思えなかった。リビングのカーテンは閉まっていて、あの時のように中の様子を映し出してはくれない。
「うっ、ううっ、あっ、あっ、あっ、はあっ」
結奈は必死でこらえているようだったが、喘ぎ声のピッチがどんどん上がっていく。
――もしかして、ソファの前に屈み込んでるのか?
結奈は、惣助がソコを舐めるのを許さなかった。結婚前に、好奇心から試そうとしたのだが、意図に気が付いた結奈が泣きながら抵抗して、以来一度もやろうとしたことがなかった。
だが、間男には、させているのか。
大きく開いた結奈の足の付け根に顔をうずめ、割れ目に舌を差し入れ、肉芽に吸い付く男の姿を幻視する。
「あっ、あっ、はあっ、い、いく、いくぅ」
一段高くなった結奈の声に弾かれるように、惣助はリビングの扉を開け放った。
「結奈!何してるんだ!」
「ふぅ、え、あなた?!きゃっ」
慌てて体を起こし、胸をはだけさせたブラウスとまくれ上がったスカートを整える結奈に、ずかずかと近付いた。
「あ、あなた、今日は遅いんじゃなかったの?」
しかし、予想に反して、そこには誰もいなかった。結奈の声には答えず、惣助はカーテンを開け放ち、隣のソファーの後ろを通って、キッチンカウンターに回り込んだ。
――誰もいない。
「どうして作業着のままなの?仕事は?」
――まだ、相手の男は来ていないんだ。
痛恨の思いに、惣助は右手で額を覆った。太い眉を揉むようになぞる。
――せっかく、ここまで来たというのに。
「もうちょっと、あなたったら、無視しないでよ」
上擦ったような結奈の声が、耳に障る。カッとなった惣助は、大きな足音をたてながら、結奈の前に立ちふさがった。
「な、何よ」
尋常でない風情の惣助に見下ろされ、結奈は怯えるように、上目遣いで顔を上げた。
「……仕事の間に時間が空いたから、いったん帰ってきたんだが」
「そ、そう」
「俺が早く帰ってきたら、都合が悪かったか?」
「そんなことないわよ」
「ふーん、そう、かッ!」
最後の一言と共に、惣助は、油断していた結奈のスカートをめくり上げた。
「きゃっ、やだっ」
慌ててスカートを下ろそうとする結奈の両手を、左手で纏め、足の間に体を入れて股を開かせる。
「いやっ、やめて、やだ」
「……なあ、何してたんだ、結奈?」
結奈スカートの下は、下着が付けられておらず、秘部が剥き出しになっていた。のみならず、濡れた花芯からは、しっぽのようなものがふさふさと生えていたのだ。
惣助は、結奈の花芯から生えるしっぽをゆっくりと引っ張った。
ぬぽ、ぬぽ、と音を立てて、でこぼこした白い柄が現れる。
「ふあっ、あっ、やあっ」
「ねえ、結奈、これは何だい?」
その正体はわかったが、惣助は、あえて結奈の口から言わせようとした。怒りと性的興奮が、惣助をいつになく嗜虐的な気分にしていた。
「あのっ、そのっ、ハ、ハンディモップ、です」
「それで?なんでこれが、こんなところにあるのかな?」
「あの、その、……お、お掃除しようと思って」
結奈の白々しい答えに、惣助は薄く笑った。
「へぇ、こんなところを」
半分ほどまで引き抜いたハンディモップを、グイッと根元まで、結奈の中に押し込む。
「ひゃんっ」
そのまま、容赦なく、ぐじゅぐじゅと音を立てて秘裂に抜き差しする。
既に濡れそぼっていたソコは、抵抗なく太い柄を飲み込んだ。滑り止めの凹凸が淫水を白く泡立て、掻き出し溢れさせた。
「ああっ、あっ、やあっ、ああん、や、やめて」
「やめて?さっきまで、自分でこうしてたんじゃないのか?」
「やあん、ああっ、ああん、ああああーっ」
「ほら、本当は何してたんだい?……おマンコにこんなもの入れて」
両手を拘束したまま、結奈の耳元で囁いた。右手は休みなく抽送を続ける。
「ああん、ごめんなさい、あなた、ゆ、ゆるして」
「違うだろ、何してたか言ってごらん?怒らないから」
ほら、と促す惣助に、泣き出しそうな顔で、結奈が答えた。
「ああん、お、オナニー、し、してまし、た」
「そうか、結奈はオナニーしてたのか」
「……はい」
そういうと、羞恥に耐えかねたように、俯いて目をつぶる。だが、その悲壮な顔とは裏腹に、身体は快感に火照り、緩んだ秘部からは絶え間なく淫水をしたたらせている。
――浮気相手が来るのを待ちきれず、自分で自分を慰めていたのか。
あるいは、今からの情事に備えて快感を高めていたのだろうか、どちらにせよ。
「悪かったな、結奈、長いこと放っておいて」
「……あなた?」
「知らなかったよ、お前が……」
「あなた……」
惣助の言葉に、結奈が顔を上げる。惣助は、彼女の両手を拘束していた左手を緩めた。
「こんな、チンポ好きのド淫乱だったなんてな!」
「きゃあっ、やああっ」
惣助は、結奈にのしかかると、乱暴にブラウスとスカートをはぎ取った。
一糸纏わぬ姿になった結奈を、うつ伏せにひっくり返すと、腰を突き出した格好で押さえつけると、背中からのしかかった。
「やだ、やめて、何するの?!」
「勿論、ナニするんじゃないか」
その言葉と同時に、惣助は、結奈の乳首と陰核を、ぐにゅりと摘まむ。
「ひゃああん、あっ、ああん」
「大丈夫、腰が抜けるほど可愛がってやるよ」
――お前の浮気相手が、姿を現すまでな。
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