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第4節 ~世渡りの極意はひとまず低姿勢~
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立花 裕翔と言う人間は幼馴染に恵まれたからこその価値観の欠落と言うものに、人生の大半を苛まれていた。
すれ違った10人の内10人が可愛いと言うであろう美少女を幼馴染に持ってしまうと、基準と言うものが少なからずそこに影響を受ける。
要するに、どんな女性を見る時でも幼馴染と比較してしまうのだ。
もちろん、幼馴染は美少女と呼ばれる分類の人間である。
そんな分類の人間と比較すれば大半の女性はどうしても見劣りしてしまう。
可愛い子とすれ違っても「あの子可愛いな。でも夢佳の方が・・・」などと考えてしまうのである。
これはゆゆしき問題で、俺の意思とは別に俺の中での女性の合格ラインが引き上げられてしまっているということになる。
なので、恋愛と言うものからかけ離れた生活をしてきた訳だが、今目の前に夢佳と同格・・・いや、同格以上の美少女が座っているではないか!
金髪碧眼に整った顔つき。
スタイルは甲冑の中に隠されていて分からないが、悪くはないだろう。
優しそうな声も容姿にマッチしていて、非常に高得点だ。
「えっと、こういった場合はどうすればいいんでしょうか・・・?」
俺から反応がなくてワタワタしている姿も非常に可愛い。
目元に少し涙が見えるのは心苦しいが、もう少しこの光景を楽しませていただきたい。
「あの、本当に言葉通じてないんですか・・・?」
しかし、さすがに長い間そうとも言ってられないか。
俺はフィリアと名乗った少女と目線を合わせると一度息を吸う。
「すみません、緊張してました。フィリアさん、で合ってますか?自分は立花裕翔といいます。ユウトと呼んでください。ちなみに19歳独身です」
返事があったのが嬉しいのか、俺の声を聞いた瞬間にフィリアの表情がパッと明るくなる。
「よ、よかった!ユウトさんですね。本当に良かった・・・。すみません、突然話を始めても驚かせるだけでしたよね」
ええ子や、この子ええ子や。
「それで、あの話をしたいのですが」
フィリアの問いかけに、俺は短く「どうぞ」とだけ答えた。
恐らく本題に移るのだろう。
フィリアが少しだけ真面目な表情になる。
俺自身も寝ている間に何が起こったのか気になるので、静かにフィリアの言葉を待った。
フィリアがゆっくりと口を開く。
「ユウトさんには現在、侵入の罪と暴漢疑いの罪がかかっています」
俺の寝相が凄いことになっていた。
さすがの俺も予想外すぎる事実に開いた口が塞がらない。
「ちょっと待って下さい。身に憶えがないのですが」
そんな俺の様子を見て、フィリアさんがことの顛末を説明してくれる。
フィリアさんの説明してくれた話の概要はこんな感じだった。
とある一軒の住宅で住人の少女がいつも通り目を覚ますと隣に見知らぬ男が寝ていた。
少女は思わぬ事態に戸惑いながら姉の務める騎士団に連絡し、急いで駆け付けた騎士団が
寝たままのその男を牢屋に放り込んだ、と言う事らしい。
うむ、確かに侵入罪だ。
ただ、暴漢疑いって言うのは・・・。
かなり気になる単語だったが、フィリアの左右に立つ騎士たちからただならぬ殺気が出ているので、俺は大人しく口を閉じた。
「それで、さすがにユウトさんの話も聞かないと何でこんなことになったのか分からないので、お話を聞きたいのです」
なるほど、事情聴取という訳ですね?
問答無用で斬首とかだったらどうしようかと冷や冷やしていた俺は、少しだけ安堵する。
「私が質問していきますので、それに答えてください。無言でもいいですが、あまりお勧めはしません」
さらっとフィリアに脅しをかけられた気がするが、気のせいだろうか。
それに尋問なはずなのに左右の騎士たちが剣を抜いて今にも跳びかかって来そうなのは何故なのでしょうか・・・?
「まず、えっと、あの・・・い、妹のベッドでなぜユウトさんが寝ていたのか聞きたいのですが・・・」
え?今なんて?妹のベッド?フィリアさん妹いるの?
それに、妹のベッドで寝ていた男が・・・俺?
「・・・・・・」
「無言はあまりお勧めしないんですが・・・」
フィリアの言葉を裏付けるように、俺の左右に移動してきた騎士が剣を構える。
チャキッっという音が真横で聞こえた。
俺はその音に慌てて口を開く。
「身に覚えがございません!」
次の瞬間、騎士の剣先が俺の首筋数センチの場所まで振り下ろされた。
俺は目の前に突き付けられた剣に驚き、椅子から転げ落ちる。
剣を振った騎士の目は、殺気を隠そうともせず俺を見下ろした。
それはまるで、俺が親の仇を見る様な――――――
「羨ましい・・・」
――――――目ではなく、ただの私怨でした!嫉妬だ!
どやぁ (´・ω・`) って顔してやりたい衝動にかられるが、ここは我慢する。
「ゲイルさん、尋問中に攻撃はダメですよ」
「大丈夫です。当てない様にしてましたから」
フィリアが剣を振った騎士にダメ出しをすると、ゲイルと呼ばれた騎士は渋々と言った感じで剣を鞘に納めた。
ゲイルを警戒しながら俺も椅子へと戻る。
「落ち着いてください。これはあくまでも尋問ですから。拷問はまだですから」
フィリアさーん?今さらっと恐ろしい事言いませんでしたかね?俺の聞き間違いですかね?
「さて、今の質問はちょっとした冗談です。場が和むかなと思いまして」
「で、ですよね・・・」
フィリアの言葉に俺も胸をなでおろす。
笑える冗談だったかどうかはさて置き、フィリアなりに俺に気を使ってくれたのだろう。
いい子なのだが、少し不器用なのかもしれない。
俺が席にしっかりと座りなおしたのを確認すると、再びフィリアが話し始める。
「さて、ではここからが本題です」
フィリアが先ほどよりも真剣な表情で俺をまっすぐ見据えてきた。
さすがの俺も黙って質問を待つ。
フィリアが再び口を開く。
「妹とは、どこまでしたんですか?」
「ちょっ――――――」
次の瞬間、再びゲイルが鬼の形相で俺に斬りかかってきた。
すれ違った10人の内10人が可愛いと言うであろう美少女を幼馴染に持ってしまうと、基準と言うものが少なからずそこに影響を受ける。
要するに、どんな女性を見る時でも幼馴染と比較してしまうのだ。
もちろん、幼馴染は美少女と呼ばれる分類の人間である。
そんな分類の人間と比較すれば大半の女性はどうしても見劣りしてしまう。
可愛い子とすれ違っても「あの子可愛いな。でも夢佳の方が・・・」などと考えてしまうのである。
これはゆゆしき問題で、俺の意思とは別に俺の中での女性の合格ラインが引き上げられてしまっているということになる。
なので、恋愛と言うものからかけ離れた生活をしてきた訳だが、今目の前に夢佳と同格・・・いや、同格以上の美少女が座っているではないか!
金髪碧眼に整った顔つき。
スタイルは甲冑の中に隠されていて分からないが、悪くはないだろう。
優しそうな声も容姿にマッチしていて、非常に高得点だ。
「えっと、こういった場合はどうすればいいんでしょうか・・・?」
俺から反応がなくてワタワタしている姿も非常に可愛い。
目元に少し涙が見えるのは心苦しいが、もう少しこの光景を楽しませていただきたい。
「あの、本当に言葉通じてないんですか・・・?」
しかし、さすがに長い間そうとも言ってられないか。
俺はフィリアと名乗った少女と目線を合わせると一度息を吸う。
「すみません、緊張してました。フィリアさん、で合ってますか?自分は立花裕翔といいます。ユウトと呼んでください。ちなみに19歳独身です」
返事があったのが嬉しいのか、俺の声を聞いた瞬間にフィリアの表情がパッと明るくなる。
「よ、よかった!ユウトさんですね。本当に良かった・・・。すみません、突然話を始めても驚かせるだけでしたよね」
ええ子や、この子ええ子や。
「それで、あの話をしたいのですが」
フィリアの問いかけに、俺は短く「どうぞ」とだけ答えた。
恐らく本題に移るのだろう。
フィリアが少しだけ真面目な表情になる。
俺自身も寝ている間に何が起こったのか気になるので、静かにフィリアの言葉を待った。
フィリアがゆっくりと口を開く。
「ユウトさんには現在、侵入の罪と暴漢疑いの罪がかかっています」
俺の寝相が凄いことになっていた。
さすがの俺も予想外すぎる事実に開いた口が塞がらない。
「ちょっと待って下さい。身に憶えがないのですが」
そんな俺の様子を見て、フィリアさんがことの顛末を説明してくれる。
フィリアさんの説明してくれた話の概要はこんな感じだった。
とある一軒の住宅で住人の少女がいつも通り目を覚ますと隣に見知らぬ男が寝ていた。
少女は思わぬ事態に戸惑いながら姉の務める騎士団に連絡し、急いで駆け付けた騎士団が
寝たままのその男を牢屋に放り込んだ、と言う事らしい。
うむ、確かに侵入罪だ。
ただ、暴漢疑いって言うのは・・・。
かなり気になる単語だったが、フィリアの左右に立つ騎士たちからただならぬ殺気が出ているので、俺は大人しく口を閉じた。
「それで、さすがにユウトさんの話も聞かないと何でこんなことになったのか分からないので、お話を聞きたいのです」
なるほど、事情聴取という訳ですね?
問答無用で斬首とかだったらどうしようかと冷や冷やしていた俺は、少しだけ安堵する。
「私が質問していきますので、それに答えてください。無言でもいいですが、あまりお勧めはしません」
さらっとフィリアに脅しをかけられた気がするが、気のせいだろうか。
それに尋問なはずなのに左右の騎士たちが剣を抜いて今にも跳びかかって来そうなのは何故なのでしょうか・・・?
「まず、えっと、あの・・・い、妹のベッドでなぜユウトさんが寝ていたのか聞きたいのですが・・・」
え?今なんて?妹のベッド?フィリアさん妹いるの?
それに、妹のベッドで寝ていた男が・・・俺?
「・・・・・・」
「無言はあまりお勧めしないんですが・・・」
フィリアの言葉を裏付けるように、俺の左右に移動してきた騎士が剣を構える。
チャキッっという音が真横で聞こえた。
俺はその音に慌てて口を開く。
「身に覚えがございません!」
次の瞬間、騎士の剣先が俺の首筋数センチの場所まで振り下ろされた。
俺は目の前に突き付けられた剣に驚き、椅子から転げ落ちる。
剣を振った騎士の目は、殺気を隠そうともせず俺を見下ろした。
それはまるで、俺が親の仇を見る様な――――――
「羨ましい・・・」
――――――目ではなく、ただの私怨でした!嫉妬だ!
どやぁ (´・ω・`) って顔してやりたい衝動にかられるが、ここは我慢する。
「ゲイルさん、尋問中に攻撃はダメですよ」
「大丈夫です。当てない様にしてましたから」
フィリアが剣を振った騎士にダメ出しをすると、ゲイルと呼ばれた騎士は渋々と言った感じで剣を鞘に納めた。
ゲイルを警戒しながら俺も椅子へと戻る。
「落ち着いてください。これはあくまでも尋問ですから。拷問はまだですから」
フィリアさーん?今さらっと恐ろしい事言いませんでしたかね?俺の聞き間違いですかね?
「さて、今の質問はちょっとした冗談です。場が和むかなと思いまして」
「で、ですよね・・・」
フィリアの言葉に俺も胸をなでおろす。
笑える冗談だったかどうかはさて置き、フィリアなりに俺に気を使ってくれたのだろう。
いい子なのだが、少し不器用なのかもしれない。
俺が席にしっかりと座りなおしたのを確認すると、再びフィリアが話し始める。
「さて、ではここからが本題です」
フィリアが先ほどよりも真剣な表情で俺をまっすぐ見据えてきた。
さすがの俺も黙って質問を待つ。
フィリアが再び口を開く。
「妹とは、どこまでしたんですか?」
「ちょっ――――――」
次の瞬間、再びゲイルが鬼の形相で俺に斬りかかってきた。
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