集団転移にまきこまれた中二病患者は伝説級のネクロマンサーだった話

中二病患者

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中二病 巻き込まれる

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ある日の出来事である。

「な、なによこれ! 意味わかんないんだけど!! ねぇ、勇太! どうなってんのよ!これ!」

そう慌てふためく少女は勇太と呼ばれた存在の袖を強く握る。

「ちょ、ちょっと恭真!? いったいどうなってるのこれは!? 恭真!?」
「はぁ!? 勇太!? な、なんであいつに話しかける訳!? 今は私が―――」

全くうるさい連中だ。
今俺は超絶に楽しんでいるというのに。

「ふふふ、ふはは! 遂に、遂に我が力を求めて闇の結社がその扉を開いたか! いざゆかん! 異世界へ!!」
「だ、駄目だこりゃ。 全く聞いてない」
「み、皆さん落ち着いて! だ、大丈夫です! いずれ止む―――――」
「ふっ…止むわけねぇだろが。 マジなんだよ」

そう俺が呟いた瞬間だった。
目の前が真っ白になったのは。

案の定、異世界転移に巻き込まれた俺達は何処か見知らぬところへとやってきていた。
これは城なのだろうか? まぁなんというかありきたりなシチュエーションな気がするな。
しかし!!

「すんばらしい! これが異世界、ユートピアか!! ぬははは! ぬははは!!」

等と元気な状態でいるのは俺だけだった。
というよりも、他の連中は転移に巻き込まれたお陰でまだ目覚めていない様子。

「な、なんと…転移に巻き込まれてもこの様に元気な者がいようとは…」

すると目の前の方から何やら声が聞こえてきた。
ふと顔をあげてみると、王様らしい人物が王座に腰かけているではないか。

「さて、そこの王よ! 少しばかり話があるのだが?」

話をしようかと思った矢先、何やら王の隣に佇む人物が王様に耳打ちしていた。

「ふむふむ、なに!? それは誠か…まったく、元気で居たのが…この様な”たかが村人”とはな。 こやつは無用、即刻放り出せ!」
「「「ははっ!!」」」
「ニヤァ…」

俺は不気味にほほ笑むとそのまま城の外へと放り出された。

「なんだよ。 異世界という位だから、ちょっとは楽しめると思ったんだけどな。 王でも”あの程度”か。 がっくし!!」

ただまぁ、確認したい事は確認出来たし。
さっさと邪魔者の俺は退散するとしよう。 なんせ、クラスの連中にも良くは思われていないだろうしな。


さて、まず手始めに俺は何をするとしようか。

「ふふふふ…ふはははは! 疼く、疼くぞ右腕がぁぁ!」

 
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