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中二病 頭を抱える
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あの忌まわしき出来事から3日後の話である。
何事も無かったかのように依頼をキャンセルした俺は、大人しくニート生活を送る事にした。
これは決定事項であり、今後俺は細々と過ごす事を決意した俺の意思表示だ。
「もういやだ…」
ここ数日、違う意味であの光景が鮮明に蘇る。
まさに襲われる男性の心境とは理解しがたいと思っていたが、実際に起こってみると同意せざるを得ない。
目の前に迫るゴスロリ女性は顔を真っ赤にしながら息をあらげ、口をタコの様に尖らせながらまるで猪の如く猛スピードでこちらへ迫ってくる。
あの光景は本気で恐怖でしかない。 今まで恐怖を感じる事の少なかった俺が、いろんな意味で死を覚悟した瞬間でもあった。
駄目だ。 動悸が激しくなってきた。
まだ昼間だけど、今日は早めに寝るとしよう…
『カタカタ…』
『………』
「慰めてくれるのか、2人共…ありがとう。 じゃ、おれ…今日は寝るよ」
『『…b』』
ありがとう。 2人とも!!
「!?!? この気配は!?」
俺はある気配を感じ取り、ベッドから飛び上がる勢いで目を覚ました。
意識はまだ朦朧としているが、それどころではない!! これは緊急事態である!
外を眺める。 ちょうど夕暮れ時か…と言う事はあれから4時間程睡眠を取っていた。
そして、奴が気の抜いた俺の”微量に放出された魔力”を感じ取り…この周辺をうろついてる。
バカな。 気配を隠すのには人一倍自信がある。
それも10数年つちかった、それはもう洗礼された達人の―――
『……カタカタ』
「だにぃ!? 真っ直ぐこっちへ向かってきている!? 馬鹿な!! いくら気を抜いてたとはいえ、俺は魔力を完全に隠蔽してるんだぞ!? それもギルドの受付嬢を騙せるくらいには!!」
『………』
「ば、馬鹿な!? あながち、あのバカは出来る魔術師かもしれない!? いやいや! 見境なく攻撃してこようとしたバカだぞ!? それにあんなクソみたいな精度の結界―――はっ!?」
そこで俺は気付いてしまった。
そういえば、この街のギルドの冒険者でマジシャンをうたっている者のほぼすべてが結界すら張れない程のたいした存在ではないと言う事を。
しかし、そこで彼女は…いや、あのバカは結界を張れていた。
話が長すぎて全部聞いてなかったが、なにかあいつは自分が腕の立つ人間だ!的な発言をしていた様にも思える。
もしそれが仮に本当の話だったのしたのなら…
「おいおいおい!! こうしちゃおれん!! 宿を脱出する!! そして次なる街を目指そう!! そうだ! そうしよう!!」
だが、待てよ? もし俺がここでテレポートを使おうものなら、いまの奴からすればそれこそ俺の居場所を知らせる様なもの。
おまけにこの魔法は万能ではない、制約があり…半径10km以内で更には一度訪れた事がある場所にしか移動する事が出ない。
使用後も勿論、制約が発生し2時間のクールタイムが必要となる。
「ちぃ! 流石に全属性の魔法適正があるとはいえ、飛行魔法とかそんな便利そうな魔法はまだ習得してないんだぞ! こっちは! というか、地球でそんなの必要なかったし!!」
こっちの世界へやってきて来てからと言うもの、元の魔力量を遥かに上回る力を手にした俺は現在―――宝の持ち腐れ状態というか。
基本的に闇魔法でどうにかなっていた地球では、他の属性の魔法を必要とする事がなかった。あったとしても状態異常系の魔法で足止め位のもの。
移動に関しても基本は電車や飛行機やバス…車…と言った文明の利器を利用していた訳で。
「くそぉ!! 積んだ!! 完全に積んだ!!」
ここにきて、部屋に籠っていた事を深く後悔する事となろうとは…いったい誰が想像等していただろう。
頭を抱えた俺の気持ちは既にロー状態、深く溜息を付き大人しく窓を開けた。
「あ、あ、あ…バイオレット・カーバルディだ!! 逃げろぉぉ!! 黒…いや!? 白い悪魔が押し寄せてきたぞぉぉぉ!!」
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
外は大変賑やかなご様子で、慌てふためく街の住人や冒険者達。
あれは真面な反応ではない、まるで街に魔王が押し寄せて来たのでないか…と目を疑う程の光景である。
「街を守る事は確かに、大事な事だろう。 しかし、奴に関しては別だ!! 死にたくなければ全力でにげろぉぉ!!!!」
「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
街を守る騎士でさえも住人達をそっちのけで全速力で逃亡していた。
「いやいやいや、たった1人の人間にあそこまでビビる事かね!? よっぽど素行が悪いのか、それとも…」
関わりたくない程に”やばい人間”なのかの2択だろう。
だからこそ俺も、いや…ここで諦めていいのだろうか? いやまだだ! まだ希望はある! そうだろう!?
だがしかし、現実とはとても残酷で非情なのである。
ブォン…
近くに微量ながらにも魔力の気配を感じた。
まさか…まさかと思うが! そんなまさか!!
「ふふふふ…ふはははははは! 見つけたぞ、我から…いいや。 我などとは、貴方様に失礼な発言だ! 私の名はバイオレット・カーバルディ! カーバルディ一族の末裔であり、最強の魔法使いだった者です! どうも、2度目まして!! そして何故、私が貴方様の動向について気付いたのか…それは私には貴方様の魔力の”色”が見えるからです! そして貴方様は、それはもう気高き至高の存在なる力をヒシヒシと感じる。 普段は隠されている様ですが、残念でしたな! 私から逃れる等、不可能と言っても過言ではありません! ぬふふふふ!! ぬははははは!!」
そこには、数日前と違い真っ白なゴスロリ風の格好へと姿を変えた彼女の姿が。
帽子まで白色に変わってるやないかい…
「ふむ。 何故白いのか、という疑問を抱かれているようですね? いいでしょう! 実は私! 全魔法に適正があるのですが、その中でも白魔法! 主に回復系統の魔法が得意でして!! そこで! やはり、貴方様の力を見て気付かされたのです。 私ではまだまだ、その黒を背負うに足らぬ存在であると言う事を!」
バッっと足をベットの上に乗せた彼女は偉そうに腕を組みながら、何故か俺の方を見て深く頷いていた。
感じる、感じるぞ。 こいつは、俺が今まで見た人間のどれよりも…厄介な奴だ。
なんせ俺の返答お構いなしに自分の解釈だけで、次々と要らぬ情報を話してゆく。
誰もお前に聞いちゃいないのにだ!!
「そこで、私は決意しました。 腕試し等と愚かな行為等は即刻中止し! 貴方様の伴侶となるべく!! 私はこの世に生まれてきたのではないかと!! あぁ、そうだ! 絶対そうに違いない!! これはもはや運命なのです! さぁ…私と共にこの世界を回りましょう!」
満面の笑みで俺に右手を差し出してきた彼女事、バイオレットさんはどうも人の話を素直に聞くような性格には思えない。 それにだ…もし俺がここで断ったとして、この街の住人に八つ当たりでもされてみろ?
それこそ俺のこの世界での肩身は狭くなる一方だ。 だからこそ俺は選択しなければならない。
たとえそれが絶望のスタートであっても! 他なる存在に迷惑を掛ける訳にはいかない!
「いいだろう。 他なる存在に迷惑を掛けぬと約束するのであれば…貴様のその意思、くんでやるとしようではないか」
「!!!! あ、あ、あ、ありがたき幸せ!! 必ずや! 必ずやお役に立ってみせます!!」
パッと笑顔になった顔がちょっとかわいいなんて事は微塵も思っていないし。
跳んだ拍子にちょっと胸が揺れた事も気になんてしていない。
俺はそう…街の住人を守った訳で? 決してこの女に屈した訳ではないのだ!! そう!!
仕方なく! 話も聞かなそうだし! 仕方なく! 俺は同行を許可しただけである。
『カタカタ…』
『………』
え?なんだって?
結局可愛ければなんでもいいのか? ふ、それは違うな2人共。
確かに彼女はちょっとばかり可愛いが!? 俺は街の住人をだな?
『『………』』
なんだよ!
何事も無かったかのように依頼をキャンセルした俺は、大人しくニート生活を送る事にした。
これは決定事項であり、今後俺は細々と過ごす事を決意した俺の意思表示だ。
「もういやだ…」
ここ数日、違う意味であの光景が鮮明に蘇る。
まさに襲われる男性の心境とは理解しがたいと思っていたが、実際に起こってみると同意せざるを得ない。
目の前に迫るゴスロリ女性は顔を真っ赤にしながら息をあらげ、口をタコの様に尖らせながらまるで猪の如く猛スピードでこちらへ迫ってくる。
あの光景は本気で恐怖でしかない。 今まで恐怖を感じる事の少なかった俺が、いろんな意味で死を覚悟した瞬間でもあった。
駄目だ。 動悸が激しくなってきた。
まだ昼間だけど、今日は早めに寝るとしよう…
『カタカタ…』
『………』
「慰めてくれるのか、2人共…ありがとう。 じゃ、おれ…今日は寝るよ」
『『…b』』
ありがとう。 2人とも!!
「!?!? この気配は!?」
俺はある気配を感じ取り、ベッドから飛び上がる勢いで目を覚ました。
意識はまだ朦朧としているが、それどころではない!! これは緊急事態である!
外を眺める。 ちょうど夕暮れ時か…と言う事はあれから4時間程睡眠を取っていた。
そして、奴が気の抜いた俺の”微量に放出された魔力”を感じ取り…この周辺をうろついてる。
バカな。 気配を隠すのには人一倍自信がある。
それも10数年つちかった、それはもう洗礼された達人の―――
『……カタカタ』
「だにぃ!? 真っ直ぐこっちへ向かってきている!? 馬鹿な!! いくら気を抜いてたとはいえ、俺は魔力を完全に隠蔽してるんだぞ!? それもギルドの受付嬢を騙せるくらいには!!」
『………』
「ば、馬鹿な!? あながち、あのバカは出来る魔術師かもしれない!? いやいや! 見境なく攻撃してこようとしたバカだぞ!? それにあんなクソみたいな精度の結界―――はっ!?」
そこで俺は気付いてしまった。
そういえば、この街のギルドの冒険者でマジシャンをうたっている者のほぼすべてが結界すら張れない程のたいした存在ではないと言う事を。
しかし、そこで彼女は…いや、あのバカは結界を張れていた。
話が長すぎて全部聞いてなかったが、なにかあいつは自分が腕の立つ人間だ!的な発言をしていた様にも思える。
もしそれが仮に本当の話だったのしたのなら…
「おいおいおい!! こうしちゃおれん!! 宿を脱出する!! そして次なる街を目指そう!! そうだ! そうしよう!!」
だが、待てよ? もし俺がここでテレポートを使おうものなら、いまの奴からすればそれこそ俺の居場所を知らせる様なもの。
おまけにこの魔法は万能ではない、制約があり…半径10km以内で更には一度訪れた事がある場所にしか移動する事が出ない。
使用後も勿論、制約が発生し2時間のクールタイムが必要となる。
「ちぃ! 流石に全属性の魔法適正があるとはいえ、飛行魔法とかそんな便利そうな魔法はまだ習得してないんだぞ! こっちは! というか、地球でそんなの必要なかったし!!」
こっちの世界へやってきて来てからと言うもの、元の魔力量を遥かに上回る力を手にした俺は現在―――宝の持ち腐れ状態というか。
基本的に闇魔法でどうにかなっていた地球では、他の属性の魔法を必要とする事がなかった。あったとしても状態異常系の魔法で足止め位のもの。
移動に関しても基本は電車や飛行機やバス…車…と言った文明の利器を利用していた訳で。
「くそぉ!! 積んだ!! 完全に積んだ!!」
ここにきて、部屋に籠っていた事を深く後悔する事となろうとは…いったい誰が想像等していただろう。
頭を抱えた俺の気持ちは既にロー状態、深く溜息を付き大人しく窓を開けた。
「あ、あ、あ…バイオレット・カーバルディだ!! 逃げろぉぉ!! 黒…いや!? 白い悪魔が押し寄せてきたぞぉぉぉ!!」
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
外は大変賑やかなご様子で、慌てふためく街の住人や冒険者達。
あれは真面な反応ではない、まるで街に魔王が押し寄せて来たのでないか…と目を疑う程の光景である。
「街を守る事は確かに、大事な事だろう。 しかし、奴に関しては別だ!! 死にたくなければ全力でにげろぉぉ!!!!」
「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
街を守る騎士でさえも住人達をそっちのけで全速力で逃亡していた。
「いやいやいや、たった1人の人間にあそこまでビビる事かね!? よっぽど素行が悪いのか、それとも…」
関わりたくない程に”やばい人間”なのかの2択だろう。
だからこそ俺も、いや…ここで諦めていいのだろうか? いやまだだ! まだ希望はある! そうだろう!?
だがしかし、現実とはとても残酷で非情なのである。
ブォン…
近くに微量ながらにも魔力の気配を感じた。
まさか…まさかと思うが! そんなまさか!!
「ふふふふ…ふはははははは! 見つけたぞ、我から…いいや。 我などとは、貴方様に失礼な発言だ! 私の名はバイオレット・カーバルディ! カーバルディ一族の末裔であり、最強の魔法使いだった者です! どうも、2度目まして!! そして何故、私が貴方様の動向について気付いたのか…それは私には貴方様の魔力の”色”が見えるからです! そして貴方様は、それはもう気高き至高の存在なる力をヒシヒシと感じる。 普段は隠されている様ですが、残念でしたな! 私から逃れる等、不可能と言っても過言ではありません! ぬふふふふ!! ぬははははは!!」
そこには、数日前と違い真っ白なゴスロリ風の格好へと姿を変えた彼女の姿が。
帽子まで白色に変わってるやないかい…
「ふむ。 何故白いのか、という疑問を抱かれているようですね? いいでしょう! 実は私! 全魔法に適正があるのですが、その中でも白魔法! 主に回復系統の魔法が得意でして!! そこで! やはり、貴方様の力を見て気付かされたのです。 私ではまだまだ、その黒を背負うに足らぬ存在であると言う事を!」
バッっと足をベットの上に乗せた彼女は偉そうに腕を組みながら、何故か俺の方を見て深く頷いていた。
感じる、感じるぞ。 こいつは、俺が今まで見た人間のどれよりも…厄介な奴だ。
なんせ俺の返答お構いなしに自分の解釈だけで、次々と要らぬ情報を話してゆく。
誰もお前に聞いちゃいないのにだ!!
「そこで、私は決意しました。 腕試し等と愚かな行為等は即刻中止し! 貴方様の伴侶となるべく!! 私はこの世に生まれてきたのではないかと!! あぁ、そうだ! 絶対そうに違いない!! これはもはや運命なのです! さぁ…私と共にこの世界を回りましょう!」
満面の笑みで俺に右手を差し出してきた彼女事、バイオレットさんはどうも人の話を素直に聞くような性格には思えない。 それにだ…もし俺がここで断ったとして、この街の住人に八つ当たりでもされてみろ?
それこそ俺のこの世界での肩身は狭くなる一方だ。 だからこそ俺は選択しなければならない。
たとえそれが絶望のスタートであっても! 他なる存在に迷惑を掛ける訳にはいかない!
「いいだろう。 他なる存在に迷惑を掛けぬと約束するのであれば…貴様のその意思、くんでやるとしようではないか」
「!!!! あ、あ、あ、ありがたき幸せ!! 必ずや! 必ずやお役に立ってみせます!!」
パッと笑顔になった顔がちょっとかわいいなんて事は微塵も思っていないし。
跳んだ拍子にちょっと胸が揺れた事も気になんてしていない。
俺はそう…街の住人を守った訳で? 決してこの女に屈した訳ではないのだ!! そう!!
仕方なく! 話も聞かなそうだし! 仕方なく! 俺は同行を許可しただけである。
『カタカタ…』
『………』
え?なんだって?
結局可愛ければなんでもいいのか? ふ、それは違うな2人共。
確かに彼女はちょっとばかり可愛いが!? 俺は街の住人をだな?
『『………』』
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