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タシカニ
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ウルフ「はぁ~。やっと飯ですよ飯。王様の話しダルかったよな」
ビオ「そうか?短かったと思うが。」
ウルフ「何、食うよ?こっちには1000万あるからな。1000万だぞ。1000万。なんでも食えるぞ」
ビオ「王様相手に、交渉なんてよくやるよ」
ウルフ「そうか?ビオも、あれぐらいやらないとな」笑
笑
ビオ「だけど、大丈夫なのか?あんな王様の話し引き受けて…」
ウルフ「甘いな。王様の話し聞いてなかったのか?死にかけの勇者が倒されたんだろ?それにだ、魔王って言っても、そんじょそこらの魔王じゃない。肉片よ。肉片。ただの肉片な訳よ。肉片に、この俺が負ける訳ねーじゃん」
肉片ってめっちゃ連呼するな。笑
ビオ「…確かに」
ウルフ「タシカニ。カニ。蟹でもいいな。蟹だけに」笑
笑。
タルバス蟹。チイラ蟹。それを、キンキンに冷えたエールで腹に流し込む。くぅ、腹減った…。
続く…。
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