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ユリアーナとアイザックの婚約解消は公爵の奏上により、速やかに国王陛下から認可された
同時に、両国の王家主導でユリアーナと帝国の公爵家の令息との対面が準備されていった
隣国の帝国とこの王国は同盟が結ばれているものの、結びつきは弱く、互いの王族、皇族の血を引く公爵家の令嬢と令息の婚約は同盟の強化として望まれた
10日後には、賓客として招かれた帝国の公爵家の当主夫妻と令息が迎賓館にやってきた
帝国の公爵令息はレイモンド・リシャール、リシャール公爵家の次男である
武術、剣術、勉学、全てにおいてもトップクラスの非常に優れた令息として、帝国の令嬢方の中でも大変人気であると噂に高い
対面の当日、迎賓館の貴賓室にて
「この度は遠路恐れ入ります。ファシュエル公爵家が娘ユリアーナでございます。本日のお目どうりありがとうございます」
美しいカーテシーで公爵家一家に挨拶をするユリアーナに、公爵夫妻は感嘆した
「こちらこそ、お目どうり頂き感謝致します。リシャール公爵家が次男レイモンドと申します」
長身で程よく鍛えられた体躯に、黒髪に金色の帝国の色を纏った、凛々しく涼やかで怜悧な美しい容貌で柔らかな笑みを浮かべたレイモンドに、控えめに微笑むユリアーナ
ファシュエル公爵とリシャール公爵夫妻も和やかなに会話が交わされる
2人連れ立って迎賓館の庭園に出ると、静かで穏やかな時間が流れていく
「ユリアーナ嬢が婚約を決められたと聞いた時にはガッカリして気落ちしたものですが、今回この話がきた時は、あの後も全ての縁談を断って良かったと思いました」
アイザックとの婚約解消があってからの事にユリアーナは心苦しくなる
黙って微笑むユリアーナに
「事情はもう聞いているのですよ。ファシュエル公爵閣下からも、申し訳ない、と、正式に謝罪の文も頂きました。それでも、私は貴女との縁談を望みました。噂以上に素敵なユリアーナ嬢とお会いして、やはり私の決断は間違っていないと、確信しました」
真摯なレイモンドの言葉に、頬を染めたユリアーナは
「わたくしには、本当に勿体ない程の縁談だと思っております。でも、望んで頂けているとお聞きできて、心から嬉しく思います」
「勿体ないなどと、貴女以上の令嬢などいませんよ。ユリアーナ嬢、2人で歩む誉れを、私に下さい」
ユリアーナの手を取ると指先に口付けた
美しいレイモンドの振る舞いにこれ以上ないくらいに顔を紅くしたユリアーナは
「謹んでお受け致します」
ファシュエル公爵とリシャール公爵夫妻の盛大な歓迎を受け、恙無く婚約の意思を結び、両国の国王と皇帝により正式に婚約が決定した
リタをはじめとした侍女やメイド侍従達も、主家の令嬢の婚約に沸いた
同時に、両国の王家主導でユリアーナと帝国の公爵家の令息との対面が準備されていった
隣国の帝国とこの王国は同盟が結ばれているものの、結びつきは弱く、互いの王族、皇族の血を引く公爵家の令嬢と令息の婚約は同盟の強化として望まれた
10日後には、賓客として招かれた帝国の公爵家の当主夫妻と令息が迎賓館にやってきた
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武術、剣術、勉学、全てにおいてもトップクラスの非常に優れた令息として、帝国の令嬢方の中でも大変人気であると噂に高い
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「この度は遠路恐れ入ります。ファシュエル公爵家が娘ユリアーナでございます。本日のお目どうりありがとうございます」
美しいカーテシーで公爵家一家に挨拶をするユリアーナに、公爵夫妻は感嘆した
「こちらこそ、お目どうり頂き感謝致します。リシャール公爵家が次男レイモンドと申します」
長身で程よく鍛えられた体躯に、黒髪に金色の帝国の色を纏った、凛々しく涼やかで怜悧な美しい容貌で柔らかな笑みを浮かべたレイモンドに、控えめに微笑むユリアーナ
ファシュエル公爵とリシャール公爵夫妻も和やかなに会話が交わされる
2人連れ立って迎賓館の庭園に出ると、静かで穏やかな時間が流れていく
「ユリアーナ嬢が婚約を決められたと聞いた時にはガッカリして気落ちしたものですが、今回この話がきた時は、あの後も全ての縁談を断って良かったと思いました」
アイザックとの婚約解消があってからの事にユリアーナは心苦しくなる
黙って微笑むユリアーナに
「事情はもう聞いているのですよ。ファシュエル公爵閣下からも、申し訳ない、と、正式に謝罪の文も頂きました。それでも、私は貴女との縁談を望みました。噂以上に素敵なユリアーナ嬢とお会いして、やはり私の決断は間違っていないと、確信しました」
真摯なレイモンドの言葉に、頬を染めたユリアーナは
「わたくしには、本当に勿体ない程の縁談だと思っております。でも、望んで頂けているとお聞きできて、心から嬉しく思います」
「勿体ないなどと、貴女以上の令嬢などいませんよ。ユリアーナ嬢、2人で歩む誉れを、私に下さい」
ユリアーナの手を取ると指先に口付けた
美しいレイモンドの振る舞いにこれ以上ないくらいに顔を紅くしたユリアーナは
「謹んでお受け致します」
ファシュエル公爵とリシャール公爵夫妻の盛大な歓迎を受け、恙無く婚約の意思を結び、両国の国王と皇帝により正式に婚約が決定した
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