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9.彼を目で追ってしまう
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9.彼を目で追ってしまう
胸がどきどきする。
月並みな言葉だが、本当に心臓の動きが早まっている。
ダニエルが私の目に映ると、とたんに全身の鳥肌が立ち、身がすくむような感じになる。
もちろん、一見はそんなことは微塵にも感じさせることはない。
私は、広場を反乱軍の第2の集会にし、反乱軍に共感する者すべてを集めた。
リーダーたちに手を借りて、地下の武器を広場まで運び、全ての人に武器の使い方を教えた。
一般人の中でも骨がありそうな者を銃撃隊と命名し、銃の扱い方を徹底的に伝えた。
男だけでなく、意気込みの強い女たちも積極的に銃撃退に採用した。
「男だけには、任せていられないからね!」
彼女たちは明るく、陽気に銃の使い方を覚え、男たちに教えてやっていた。
私は自分のやるべきことを、冷静に考えてやっていく。
だが、ダニエルが現れると、途端にダメになってしまう。
銃の鎮火を自分の服にしてしまい、
剣術の訓練では、手に汗が流れ、剣を何度も落としてしまう。
何もかもが、狂ってしまう。
「シャーロット、何かあったのかい?」
ダニエルが心配をして話しかけてくると、全身が石のように硬直してしまう。
「いや、大丈夫だ。」
それだけ言うのが精一杯になる。
「そうか。。何か心配ごとがあれば、言ってくれ。シャーロットには本当に感謝しているんだ。」
ダニエルは、私のことを本当に心配してくれているような、温かいものを感じる。
初めて会ったときから、ダニエルはそこはかとなく温かい。
反乱軍のリーダーとして責任を大きく背負い、自分の信念を持っている。彼から熱いものをひしひしと感じるが、心の真ん中は、ほかほかとした、温かいスープのようなもの。寒い日に、温かいスープを飲んで、ほっとするような感じが、ダニエルからする。
今までに感じたことのない気持ちだった。
アルフレッドは親が決めた婚約者だった。アルフレッドは女が前に出ることを好まなかった。だから私は、いつも彼より一歩後ろに下がっていた。男とはそういうものだから、と母様が言っていたのを鵜呑みにしていたのだ。
私は母様の話を聞きすぎていたのかもしれない。
「シャーロット、女はいつも、男を操るように下手にいるものよ。」
「シャーロット、何よりも大切なのは、自分ではなくて、守るべきものなのよ。」
「シャーロット、強くなりなさい。弱さをだしてしまえば誰も近づいてこないわ。」
そう、母様は女は強く、そして男の後ろにいるべきだと、何度も何度も私の頭にすりこんできた。
ダニエルは、母からすりこまれたものから、開放してくれる、何かがあった。
何なのだろうか。
温かいスープのような、新鮮なトマトのような。
今までに知らない何か。
今、王宮と市民は革命的な出来事に直面している。
私は反乱軍として、今まで世話になった騎兵団を倒さなければいけない試練がある。
それなのに、おかしいほど、浮ついていた。
これが恋なのかもしれない。
胸がどきどきする。
月並みな言葉だが、本当に心臓の動きが早まっている。
ダニエルが私の目に映ると、とたんに全身の鳥肌が立ち、身がすくむような感じになる。
もちろん、一見はそんなことは微塵にも感じさせることはない。
私は、広場を反乱軍の第2の集会にし、反乱軍に共感する者すべてを集めた。
リーダーたちに手を借りて、地下の武器を広場まで運び、全ての人に武器の使い方を教えた。
一般人の中でも骨がありそうな者を銃撃隊と命名し、銃の扱い方を徹底的に伝えた。
男だけでなく、意気込みの強い女たちも積極的に銃撃退に採用した。
「男だけには、任せていられないからね!」
彼女たちは明るく、陽気に銃の使い方を覚え、男たちに教えてやっていた。
私は自分のやるべきことを、冷静に考えてやっていく。
だが、ダニエルが現れると、途端にダメになってしまう。
銃の鎮火を自分の服にしてしまい、
剣術の訓練では、手に汗が流れ、剣を何度も落としてしまう。
何もかもが、狂ってしまう。
「シャーロット、何かあったのかい?」
ダニエルが心配をして話しかけてくると、全身が石のように硬直してしまう。
「いや、大丈夫だ。」
それだけ言うのが精一杯になる。
「そうか。。何か心配ごとがあれば、言ってくれ。シャーロットには本当に感謝しているんだ。」
ダニエルは、私のことを本当に心配してくれているような、温かいものを感じる。
初めて会ったときから、ダニエルはそこはかとなく温かい。
反乱軍のリーダーとして責任を大きく背負い、自分の信念を持っている。彼から熱いものをひしひしと感じるが、心の真ん中は、ほかほかとした、温かいスープのようなもの。寒い日に、温かいスープを飲んで、ほっとするような感じが、ダニエルからする。
今までに感じたことのない気持ちだった。
アルフレッドは親が決めた婚約者だった。アルフレッドは女が前に出ることを好まなかった。だから私は、いつも彼より一歩後ろに下がっていた。男とはそういうものだから、と母様が言っていたのを鵜呑みにしていたのだ。
私は母様の話を聞きすぎていたのかもしれない。
「シャーロット、女はいつも、男を操るように下手にいるものよ。」
「シャーロット、何よりも大切なのは、自分ではなくて、守るべきものなのよ。」
「シャーロット、強くなりなさい。弱さをだしてしまえば誰も近づいてこないわ。」
そう、母様は女は強く、そして男の後ろにいるべきだと、何度も何度も私の頭にすりこんできた。
ダニエルは、母からすりこまれたものから、開放してくれる、何かがあった。
何なのだろうか。
温かいスープのような、新鮮なトマトのような。
今までに知らない何か。
今、王宮と市民は革命的な出来事に直面している。
私は反乱軍として、今まで世話になった騎兵団を倒さなければいけない試練がある。
それなのに、おかしいほど、浮ついていた。
これが恋なのかもしれない。
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