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「ここにいたのか」
見つけた見つけたと佇んでいる人物は春日野圭だった。僕はわけがわからなかった。
彼はさっき別れたばっかしだし当たり前だが家の方向も真逆だ。しかもカラスとの関係が全くわからない。
「ありがとな、ルーク」
春日野はカラスに対してかがんで頭を撫でた。それからポケットからパンの欠片をとってカラスに与えた。
ルークってカラスのなまえか?そこまでカラスを愛でているのか?変わった趣味すぎて僕は春日野に対する評価が1下がった。
春日野はぽかんとしている山内に舌打ちをしてから口を開く。
春日野の眉間は血管は浮き出てはいないが少しシワがよっている。
『こいつの性格、マジで嫌いだ』
怒る時には静かに怒るらしい。山内とは対の存在だ。
カラスは春日野の頭の上に止まっておりガーガーと喉から鳴いている。
「お前のことうざいだってさ。こいつが言ってるぜ」
頭の上のカラスを指差してニタニタする春日野。まさかサイコパスでもあるのか?
逆上して山内は春日野に飛び移ろうとするがひらりと春日野は交わして大げさに手を振って声を上げる。
「おいおいまてよ、矛先を向けられるのは勘弁してほしいぜ。」
そう言ってカラスのクビについてあった機械を外した。よくみるとそれはボイスレコーダーだ。
「証拠は揃ってるからな。まあ、お前がすることは覚悟だけでいいんだからな。楽だよな」
そういうと山内は逃げていった。
『ここは引いた方がいいぞ』
リベンジマッチは一生延期にしてほしい。
「大丈夫か?」
春日野は僕に手を差し出す。僕はためらいもなく手を取り起き上がった。
「どうしてここがわかったんだよ」
「話せば長くなる」
「は?」
「いいか、今から言うことは全部本当のことだからな」
「あ、うん」
「俺、聞けるんだよ」
「なにを?」
「動物の…声を」
は?動物の声を聞ける?僕は一瞬バカな、みたいな表情をする。春日野はそんなくだらないことはしないと言うような顔をする。その目はまっすぐに僕の目を見ており嘘ではないことを悟る。
僕以外に力を持っている人が?全く持ってしんじられなかった。
「全ての動物の声を聞くことができる。魚だって虫だって、鳥だって」
「あ、そうなんだ」
「なあ、信じてくれるのはいいがそんなにすんなりと信じてくれるなんてそのことが信じられないぜ」
もう暴露しようかな。こいつなら大丈夫か。
「僕も、能力があるもん」
「え!?」
「僕も聞こえるんだ。僕の場合は人の心だけど」
「お前も!?」
いや知らんかったんかい。何かしらのことを予想してくれているんだと思ったわ。
「力にきずいたのは?」
「俺は中学に上がってから。お前は?」
「小学校からだね」
同じ境界に住む人が目の前にいたことに僕は驚きを隠せなかった。
「だから不登校になったんだ」
僕は知らず知らずのうちに思い出話をしていた。
「僕は今まで他人のために尽くしてきた。人から嫌われたくない自分のためにこの声を聞いてきた」
「ふん」
「けど逆効果だったんだ。みんな出しゃばるなって心の中で思ってる。そんな声が僕の頭に聞こえてくるんだ」
「ふん」
「だから不登校になったんだ。人間が…怖くて…」
「ふん」
僕は少し春日野に苛立ちを覚えた。僕はこんなにもまじめに話しているのに、もう少し反応があってもいいじゃないか。
「マスって魚。知ってるか?」
春日野は冷淡な顔で僕に聞いた。
「美味しいやつ」
「そう、そんな美味しいやつのマスの世界にもイジメはあるんだ」
マスの……イジメ?
「マスは集団、群で生活する。その中でも一体でも他のマスにナメられたやつがいると周りはそいつをいじめるんだ。かといってそのマスが死ぬとイジメは終わらない。また違うやつをイジメ始める」
「何が言いたいんだよ」
「1人の時間も必要だと思うぞ?」
まただ。木村先生の再来である。
「たしかに1人は辛い。インキャラって囃し立てられて、なんだか自分は違うところにいる。境目を引かれているってしょっちゅう思う」
「そうだな。それが嫌で僕は…」
「俺が言いたいのはそこじゃない。自分をみつめなおせと言ってるんだ」
春日野は僕の胸にストッと人差し指を突きつけた。
「お前は……そんなことしなくても人を知れるだろ?」
彼は話しを続ける。
「お前は人の気持ちに心から見つめてどうすれば改善するのかを知ることができる。半端な助言じゃなくしっかり相手を理解した上でのな」
人と自分を理解する…。僕にはそれができる。
「俺がわかるのは動物の気持ちだ。どんな動物の世界でも理不尽に生活している。本当だ。けど1人でいても立派に生きている奴もいるんだ。きっかけを見つけてな」
「きっかけ?」
「そう、きっかけを見つけて、心を動かして前に動く。お前はその手伝いをすることができるだろ?」
言われてみるとそうなのかな、僕は人の感情に深入りまでは行かないがなにかをしようとしている人の手伝いができるということか。
「人に合わせないとインキャラって考えは捨てた方がいい。それはお前の仕事じゃない。お前の仕事はここにいることだ。あのクラスに、あの席に毎日お前が座っていることだ」
徐々に浸透していく春日野のセリフ。僕の心は少し現れた気がした。けど、
「何をしたらいいのかがよくわからないよ」
「心配するな。きっかけなんてそこらへんの石ころよりもたくさん転がってるぞ」
そっか、そういうものかな。僕は考えた。そうだ、僕はここにいてもいいんだ。目の前の春日野とホノカがいるんだから怖いものはないな。
「ふふ、これからもよろしくだな」
「よろしくね」
僕と春日野は固い握手をする。生まれて始めて自分という存在を理解してくれる人に出会えた。
今になると先生の言っていた意味がわかるかもしれない。
体の中から潤っていく。
堰き止めていたものが崩れていきほんとうに僕は心があらわれたようになった
「ありがとね、春日野」
「もう圭でいいよ。そのかわりお前のことはヒカルって呼ぶぜ?」
「いいよ、圭」
夕日に照らされながら僕と圭は笑いあった。
そして今度こそのさよならをして僕は家に帰った。
「ヒカルゥウウウウウウウウウ!!どこにいたの!」
気がついたらもう5時半だった。へんな心配をかけてしまったな。
「いやぁクラスの奴と遊んでたらこんなんになっちゃった」
体のかすり傷は遊んでいた時の怪我ということにしておいて山内のことは伏せておいた。
『この子は偉いわね。1人でものが決めれる人になったのね』
そうだよ母さん。ありがとね。
素直に人の気持ちを受け入れることができる自分に拍手を送って僕は自分の部屋に入った。
僕は制服を脱いで私服になりベッドにダイブする。
今日は2人の人からお世話になった。
忠告をしてくれたホノカと助けてくれた圭。
学校に来てよかったなぁ。今ではそう思える。
思えば人の心ほど曖昧なものはない。大抵の人はその時その時の気分や周りの判断でとある感情を抱いているだけだ。
それに恋するみたいに思い続けた僕がバカみたいだった。
過去の自分にメッセージを送れるとしたら何を送るだろうか?
今の僕なら気にするなということだろう。
僕のことを悪く言った奴も今ではそんなこと忘れてご飯を食べているに違いない。
寂しかったあの日々にバイバイです。
沈んでいく夕日が僕の部屋をオレンジ色に染めていく。
明日は何があるのかな。ルークをもっとまじかで見てみたいな。
やりたいことは後を絶たない。
机の上に置いてあるスマホが音を立てる。
僕のアカウントを追加したと圭から連絡が来たのをみて確信する。
僕は1人じゃない。
見つけた見つけたと佇んでいる人物は春日野圭だった。僕はわけがわからなかった。
彼はさっき別れたばっかしだし当たり前だが家の方向も真逆だ。しかもカラスとの関係が全くわからない。
「ありがとな、ルーク」
春日野はカラスに対してかがんで頭を撫でた。それからポケットからパンの欠片をとってカラスに与えた。
ルークってカラスのなまえか?そこまでカラスを愛でているのか?変わった趣味すぎて僕は春日野に対する評価が1下がった。
春日野はぽかんとしている山内に舌打ちをしてから口を開く。
春日野の眉間は血管は浮き出てはいないが少しシワがよっている。
『こいつの性格、マジで嫌いだ』
怒る時には静かに怒るらしい。山内とは対の存在だ。
カラスは春日野の頭の上に止まっておりガーガーと喉から鳴いている。
「お前のことうざいだってさ。こいつが言ってるぜ」
頭の上のカラスを指差してニタニタする春日野。まさかサイコパスでもあるのか?
逆上して山内は春日野に飛び移ろうとするがひらりと春日野は交わして大げさに手を振って声を上げる。
「おいおいまてよ、矛先を向けられるのは勘弁してほしいぜ。」
そう言ってカラスのクビについてあった機械を外した。よくみるとそれはボイスレコーダーだ。
「証拠は揃ってるからな。まあ、お前がすることは覚悟だけでいいんだからな。楽だよな」
そういうと山内は逃げていった。
『ここは引いた方がいいぞ』
リベンジマッチは一生延期にしてほしい。
「大丈夫か?」
春日野は僕に手を差し出す。僕はためらいもなく手を取り起き上がった。
「どうしてここがわかったんだよ」
「話せば長くなる」
「は?」
「いいか、今から言うことは全部本当のことだからな」
「あ、うん」
「俺、聞けるんだよ」
「なにを?」
「動物の…声を」
は?動物の声を聞ける?僕は一瞬バカな、みたいな表情をする。春日野はそんなくだらないことはしないと言うような顔をする。その目はまっすぐに僕の目を見ており嘘ではないことを悟る。
僕以外に力を持っている人が?全く持ってしんじられなかった。
「全ての動物の声を聞くことができる。魚だって虫だって、鳥だって」
「あ、そうなんだ」
「なあ、信じてくれるのはいいがそんなにすんなりと信じてくれるなんてそのことが信じられないぜ」
もう暴露しようかな。こいつなら大丈夫か。
「僕も、能力があるもん」
「え!?」
「僕も聞こえるんだ。僕の場合は人の心だけど」
「お前も!?」
いや知らんかったんかい。何かしらのことを予想してくれているんだと思ったわ。
「力にきずいたのは?」
「俺は中学に上がってから。お前は?」
「小学校からだね」
同じ境界に住む人が目の前にいたことに僕は驚きを隠せなかった。
「だから不登校になったんだ」
僕は知らず知らずのうちに思い出話をしていた。
「僕は今まで他人のために尽くしてきた。人から嫌われたくない自分のためにこの声を聞いてきた」
「ふん」
「けど逆効果だったんだ。みんな出しゃばるなって心の中で思ってる。そんな声が僕の頭に聞こえてくるんだ」
「ふん」
「だから不登校になったんだ。人間が…怖くて…」
「ふん」
僕は少し春日野に苛立ちを覚えた。僕はこんなにもまじめに話しているのに、もう少し反応があってもいいじゃないか。
「マスって魚。知ってるか?」
春日野は冷淡な顔で僕に聞いた。
「美味しいやつ」
「そう、そんな美味しいやつのマスの世界にもイジメはあるんだ」
マスの……イジメ?
「マスは集団、群で生活する。その中でも一体でも他のマスにナメられたやつがいると周りはそいつをいじめるんだ。かといってそのマスが死ぬとイジメは終わらない。また違うやつをイジメ始める」
「何が言いたいんだよ」
「1人の時間も必要だと思うぞ?」
まただ。木村先生の再来である。
「たしかに1人は辛い。インキャラって囃し立てられて、なんだか自分は違うところにいる。境目を引かれているってしょっちゅう思う」
「そうだな。それが嫌で僕は…」
「俺が言いたいのはそこじゃない。自分をみつめなおせと言ってるんだ」
春日野は僕の胸にストッと人差し指を突きつけた。
「お前は……そんなことしなくても人を知れるだろ?」
彼は話しを続ける。
「お前は人の気持ちに心から見つめてどうすれば改善するのかを知ることができる。半端な助言じゃなくしっかり相手を理解した上でのな」
人と自分を理解する…。僕にはそれができる。
「俺がわかるのは動物の気持ちだ。どんな動物の世界でも理不尽に生活している。本当だ。けど1人でいても立派に生きている奴もいるんだ。きっかけを見つけてな」
「きっかけ?」
「そう、きっかけを見つけて、心を動かして前に動く。お前はその手伝いをすることができるだろ?」
言われてみるとそうなのかな、僕は人の感情に深入りまでは行かないがなにかをしようとしている人の手伝いができるということか。
「人に合わせないとインキャラって考えは捨てた方がいい。それはお前の仕事じゃない。お前の仕事はここにいることだ。あのクラスに、あの席に毎日お前が座っていることだ」
徐々に浸透していく春日野のセリフ。僕の心は少し現れた気がした。けど、
「何をしたらいいのかがよくわからないよ」
「心配するな。きっかけなんてそこらへんの石ころよりもたくさん転がってるぞ」
そっか、そういうものかな。僕は考えた。そうだ、僕はここにいてもいいんだ。目の前の春日野とホノカがいるんだから怖いものはないな。
「ふふ、これからもよろしくだな」
「よろしくね」
僕と春日野は固い握手をする。生まれて始めて自分という存在を理解してくれる人に出会えた。
今になると先生の言っていた意味がわかるかもしれない。
体の中から潤っていく。
堰き止めていたものが崩れていきほんとうに僕は心があらわれたようになった
「ありがとね、春日野」
「もう圭でいいよ。そのかわりお前のことはヒカルって呼ぶぜ?」
「いいよ、圭」
夕日に照らされながら僕と圭は笑いあった。
そして今度こそのさよならをして僕は家に帰った。
「ヒカルゥウウウウウウウウウ!!どこにいたの!」
気がついたらもう5時半だった。へんな心配をかけてしまったな。
「いやぁクラスの奴と遊んでたらこんなんになっちゃった」
体のかすり傷は遊んでいた時の怪我ということにしておいて山内のことは伏せておいた。
『この子は偉いわね。1人でものが決めれる人になったのね』
そうだよ母さん。ありがとね。
素直に人の気持ちを受け入れることができる自分に拍手を送って僕は自分の部屋に入った。
僕は制服を脱いで私服になりベッドにダイブする。
今日は2人の人からお世話になった。
忠告をしてくれたホノカと助けてくれた圭。
学校に来てよかったなぁ。今ではそう思える。
思えば人の心ほど曖昧なものはない。大抵の人はその時その時の気分や周りの判断でとある感情を抱いているだけだ。
それに恋するみたいに思い続けた僕がバカみたいだった。
過去の自分にメッセージを送れるとしたら何を送るだろうか?
今の僕なら気にするなということだろう。
僕のことを悪く言った奴も今ではそんなこと忘れてご飯を食べているに違いない。
寂しかったあの日々にバイバイです。
沈んでいく夕日が僕の部屋をオレンジ色に染めていく。
明日は何があるのかな。ルークをもっとまじかで見てみたいな。
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