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出発
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あの日から二日が立った。
僕は今待ち合わせ場所まで歩いている。
あれからきだるすぎる授業を二日間乗り切りおじいちゃんの家に行くために準備をした。
本当に山の奥にあるので薬など持っていかないといけないものは持っていく。
まぁライフラインは全て揃ってはいるのだが初夏だったとしても夜は寒いからね。
圭もマイも親が許可してくれ母さんが色々と取り次いでくれた。
電話の向こうのおじいちゃんは僕とほのかがくると言うと楽しみだと声を上げた。
待ち合わせ場所はホノカの家の前だ。叔父さんが駅まで送ってくれる。
「あ、ヒカル君!」
ホノカは僕を見つけるなり笑顔になって手を振る。
先についていたマイと圭はホノカの家を物珍しそうに見ている。
ここの家は外観こそ普通だが大きな庭があるからな。
テラスのようになっており外で勉強もできるらしい。
「おいおいおせぇぞ?」
「いや隣町から歩いてきたんだからむしろ早い方でしょ。ルークは?」
「ああ、三日留守にするって伝えておいた。なんか土産をくれって言ってたけど」
「カラスも土産を欲しがるんだね」
「ニュアンスで変換しているようなものだからな。俺の能力は」
「もうそろったか?」
おじさんは車の鍵を外す。
「お願いしまーす!」
圭はすぐに車に乗り込んだ。
「もうちょっと遠慮しなさいよ」
ブツブツと呟きながらマイが車に乗る。
「そんなに気にしなくてもいいよ」
とホノカは助手席に座った。僕も車に乗り込む。
「ヒカル、電車で何時間ぐらいなの?」
「ざっと2時間かな、結構乗り換えが多いからかかるね。けど今日はそんなに人はいないと思うよ」
「じゃあ出発するぞ?」
おじさんはアクセルを踏む。ブルルルルン!とエンジンが音を立てる。
今が9時なので昼までにはつくかな。
駅まではすぐだったので僕らは静かに車に乗っていた。
もう夏だな。橋から見える日光を反射してる川を見てそう思った。
「父さんありがと」
「あざした」
「ありがとうございました」
「たのしんでこいよ、じゃあヒカル後は頼んだ」
「うん」
おじさんは帰って言った。
「よし、行こっか」
僕らは駅に入る。駅はちょうどラッシュが済んだ頃だったのでほぼ人がいない。
僕はみんなに切符を配りそれからコンビニでグミを買った。
圭はジュースを、マイはチョコを買い、ホノカはスナック菓子を買う。
それからホームに入り電車を待つ。
まだ余裕だ。
「なあヒカル。お前のじいちゃんのガラス細工ってどんなのだ?」
「えーっとこの時期だと風鈴とか、グラスとかかな」
「俺作らせてくれるかな?」
「うーん、ちょっと難しいかもね。なんせ工房はとっても暑いから」
「そうなのか?」
「原料を溶かして形を整えるからね」
「へぇー」
そんな話をしていると電車が来る。指定席の特急電車だ。
僕らはこれに乗り4人で座れる席に座る。
「ヒカル君、山って遊ぶの自由?」
「そうだね、おじいちゃんが持ってる山だから」
「え!?じゃあ山菜とかは取り放題じゃないの?」
「いや、山共通のルールで四割は来年のために残すって言うルールがある。けどキノコは取り放題だね」
「へぇー詳しいね」
「結構手伝ってたからね」
さっきまでは街だったのにもうビルはまばらになって来ている。
ここから4番目の駅で降りてバスにゆられたらもうおじいちゃんの家はすぐだ。
僕らは着いたら何をするかと言う話で盛り上がった。
みんな山で遊ぶと言う機会があんまりないんだろうな。特にホノカはそうだ。
ずっと孤児院だったんだから。
僕は買ったグミをかじりながらふと考えた。
そして電車に揺られること1時間半。僕らはおじいちゃんの最寄りの駅に着いた。
電車が去るとあたりは山とソーラーパネルしかない殺風景な場所だ。
「みんなここにバスが来るから待とう」
「いや、ヒカル俺もう疲れたぜ」
「あんなにホノカと話してたからでしょ?ハイハイ」
僕らはちょうど止まっていたバスに乗り込んだ。運がいい。この辺りのバスは1時間に一本がいいところだ。
本当にど田舎にやってきたんだと言うことがバスの時刻表を見て思ったのだろう。圭とホノカは絶句だ。
バスには何人かの年寄りの人が乗っていた。そううちの1人に話しかけられる。
「どこに行くのかね」
「あ、ここらのガラス工芸師のおじいちゃんのところに」
「ほぉー!梶野さんの孫とわな。本当に血を継いだっていう顔をしとるわい」
「ハハハ」
「たのしんでいきな。都会じゃあこんな景色はみられんぞ?」
視線の先がホノカ達に向いている。彼女らは「ありがとうございます」とお辞儀をした。
ここらの人はフレンドリーなのだ。
そこからバスで揺られること30分。僕らは屋敷の近くについた。
小川がサラサラと流れており小鳥のさえずりも聞こえる。
「すごいいい所だな。鳥が楽しそうに歌ってる」
目を閉じて鳥の声を聞く圭。彼にとってはここはコンサート会場なのかもな。
少し坂を登ると表札が見えた。古い字体で「梶野」ここだ。
「お?ヒカルじゃないか!」
聞き慣れた声を聞いた。声の主は紺色の作業着を来ている。
父さんだ。
「父さん」
「遠い所をよくきたな!」
僕の頭に手を乗せてワシャワシャと撫でた。髪型は崩れるが久しぶりに会ったので僕は許していた。
「ヒカル君のお父様ですね。はじめまして、北沢ホノカです」
「君がホノカちゃん?いい名前だね」
「嬉しい限りです」
あまりの礼儀の良さに僕と圭は硬直していた。マイは目をクワッ!っと開けて驚いている。
「あ、こっちが春日野圭でこっちが副島舞」
「「はじめまして」」
「よろしく、ささ、入って」
僕らは門をくぐり屋敷に向かって歩く。この家は本当に広い。
屋敷が見えてきた。昔ながらの作りの平屋だ。所々苔が付いているのがさらに時代を感じさせる。
「どうしたの?入りなよ」
「いや…予想以上に豪邸だからちょっと」
「だよね」
そんな仲良し圭と舞を僕は家に押し入れた。早速おばあちゃんが迎えてくれる。
「よおきたの」
「おばあちゃん、久しぶり。おじさんから聞いてるよね?ほのかだよ」
「まあまあ、可愛らしい子だこと」
「そんな、はじめましてです」
「そんなにかしこまらなくていいんだよ?後ろは友達だね?」
「春日野圭です」
「副島舞です」
「いらっしゃっい。じいさんは工房にいるはずだよ」
「わかった。ありがとうおばあちゃん」
「荷物は客間におきなさい」
なんだろうこの優しい声の感じ。じんわりと優しさが浸透していくようだ。
僕らはおじいちゃんのいる工房へと向かった。
工房は玄関から長い廊下を通っての所に構えてある。
僕はノックして中に入った。
真剣な顔でバーナーにガラス棒をあてて形を作っていたおじいちゃんは僕がいることにきずいた。
「よくきたな、ヒカル」
「久しぶりだね」
「そうじゃの、隣の子は?」
「おじいちゃん、ホノカだよ。僕の義理のいとこ」
「ようこそだな。ホノカ、よろしく」
「は、はい!」
「そんなにかしこまらなくていいぞ?もう家族なんだからな」
フフっと笑うおじいちゃん。少し強面なのだがこうやって笑うととっても優しい顔になる。
「で、後ろが友達か?ヒカルが世話になっとるな」
「いえいえそんなことは」
「あの、今何をしていたんですか?」
おじいちゃんが持っているガラスの棒に興味を持った圭。
おじいちゃんはただ一言「見てみな」
バーナーをつけておじいちゃんの目は真剣そのものとなる。
ガラス棒を青い炎に当てていきもう片方の棒を芯にして絡め取っていく。
絡め取られたガラスはバーナーに当てられて丸いボール状になる。そのボールに先ほどガラスを持っていた手で
ピンセットを持ちフックを付けたそれから砂が詰められた箱に入れて何分か待つ。それから取り出した。
焼かれているときは見えなかったが青色のガラスだったらしく今は瑠璃色のガラス球となった。
「これがとんぼ玉さ」
圭の手のひらにポトンと落とす。
圭は興味深そうに球を見る。
「スッゲェ、綺麗な球になってる」
「ガラス工芸は長年の感覚が頼りになって来る。これができるようになったのも何年か前のことだ」
今年で74歳のおじいちゃんがいう。
「ねえ川にでも遊びに行こうぜ」
机を見ると納付用の書類はかなりの数の注文が書かれていたので邪魔しちゃいけないなと思い。僕らは外に出た。
「こっわ!!」
ああいう感じの空気は合わないらしい。圭の汗は滝のようにながれている。
「ほらそんなにも暑かったんなら川行ってすずもうぜほら」
僕らは川に向かって走り出した。
この三連休はかなり楽しくなりそうだな。僕はこれから何をしようかとプランを立てる。
太陽はサンサンに輝き僕らを照らす。
本当に夏が来たんだな、僕は季節を感じ取った。
僕らの心も夏模様だ。
僕は今待ち合わせ場所まで歩いている。
あれからきだるすぎる授業を二日間乗り切りおじいちゃんの家に行くために準備をした。
本当に山の奥にあるので薬など持っていかないといけないものは持っていく。
まぁライフラインは全て揃ってはいるのだが初夏だったとしても夜は寒いからね。
圭もマイも親が許可してくれ母さんが色々と取り次いでくれた。
電話の向こうのおじいちゃんは僕とほのかがくると言うと楽しみだと声を上げた。
待ち合わせ場所はホノカの家の前だ。叔父さんが駅まで送ってくれる。
「あ、ヒカル君!」
ホノカは僕を見つけるなり笑顔になって手を振る。
先についていたマイと圭はホノカの家を物珍しそうに見ている。
ここの家は外観こそ普通だが大きな庭があるからな。
テラスのようになっており外で勉強もできるらしい。
「おいおいおせぇぞ?」
「いや隣町から歩いてきたんだからむしろ早い方でしょ。ルークは?」
「ああ、三日留守にするって伝えておいた。なんか土産をくれって言ってたけど」
「カラスも土産を欲しがるんだね」
「ニュアンスで変換しているようなものだからな。俺の能力は」
「もうそろったか?」
おじさんは車の鍵を外す。
「お願いしまーす!」
圭はすぐに車に乗り込んだ。
「もうちょっと遠慮しなさいよ」
ブツブツと呟きながらマイが車に乗る。
「そんなに気にしなくてもいいよ」
とホノカは助手席に座った。僕も車に乗り込む。
「ヒカル、電車で何時間ぐらいなの?」
「ざっと2時間かな、結構乗り換えが多いからかかるね。けど今日はそんなに人はいないと思うよ」
「じゃあ出発するぞ?」
おじさんはアクセルを踏む。ブルルルルン!とエンジンが音を立てる。
今が9時なので昼までにはつくかな。
駅まではすぐだったので僕らは静かに車に乗っていた。
もう夏だな。橋から見える日光を反射してる川を見てそう思った。
「父さんありがと」
「あざした」
「ありがとうございました」
「たのしんでこいよ、じゃあヒカル後は頼んだ」
「うん」
おじさんは帰って言った。
「よし、行こっか」
僕らは駅に入る。駅はちょうどラッシュが済んだ頃だったのでほぼ人がいない。
僕はみんなに切符を配りそれからコンビニでグミを買った。
圭はジュースを、マイはチョコを買い、ホノカはスナック菓子を買う。
それからホームに入り電車を待つ。
まだ余裕だ。
「なあヒカル。お前のじいちゃんのガラス細工ってどんなのだ?」
「えーっとこの時期だと風鈴とか、グラスとかかな」
「俺作らせてくれるかな?」
「うーん、ちょっと難しいかもね。なんせ工房はとっても暑いから」
「そうなのか?」
「原料を溶かして形を整えるからね」
「へぇー」
そんな話をしていると電車が来る。指定席の特急電車だ。
僕らはこれに乗り4人で座れる席に座る。
「ヒカル君、山って遊ぶの自由?」
「そうだね、おじいちゃんが持ってる山だから」
「え!?じゃあ山菜とかは取り放題じゃないの?」
「いや、山共通のルールで四割は来年のために残すって言うルールがある。けどキノコは取り放題だね」
「へぇー詳しいね」
「結構手伝ってたからね」
さっきまでは街だったのにもうビルはまばらになって来ている。
ここから4番目の駅で降りてバスにゆられたらもうおじいちゃんの家はすぐだ。
僕らは着いたら何をするかと言う話で盛り上がった。
みんな山で遊ぶと言う機会があんまりないんだろうな。特にホノカはそうだ。
ずっと孤児院だったんだから。
僕は買ったグミをかじりながらふと考えた。
そして電車に揺られること1時間半。僕らはおじいちゃんの最寄りの駅に着いた。
電車が去るとあたりは山とソーラーパネルしかない殺風景な場所だ。
「みんなここにバスが来るから待とう」
「いや、ヒカル俺もう疲れたぜ」
「あんなにホノカと話してたからでしょ?ハイハイ」
僕らはちょうど止まっていたバスに乗り込んだ。運がいい。この辺りのバスは1時間に一本がいいところだ。
本当にど田舎にやってきたんだと言うことがバスの時刻表を見て思ったのだろう。圭とホノカは絶句だ。
バスには何人かの年寄りの人が乗っていた。そううちの1人に話しかけられる。
「どこに行くのかね」
「あ、ここらのガラス工芸師のおじいちゃんのところに」
「ほぉー!梶野さんの孫とわな。本当に血を継いだっていう顔をしとるわい」
「ハハハ」
「たのしんでいきな。都会じゃあこんな景色はみられんぞ?」
視線の先がホノカ達に向いている。彼女らは「ありがとうございます」とお辞儀をした。
ここらの人はフレンドリーなのだ。
そこからバスで揺られること30分。僕らは屋敷の近くについた。
小川がサラサラと流れており小鳥のさえずりも聞こえる。
「すごいいい所だな。鳥が楽しそうに歌ってる」
目を閉じて鳥の声を聞く圭。彼にとってはここはコンサート会場なのかもな。
少し坂を登ると表札が見えた。古い字体で「梶野」ここだ。
「お?ヒカルじゃないか!」
聞き慣れた声を聞いた。声の主は紺色の作業着を来ている。
父さんだ。
「父さん」
「遠い所をよくきたな!」
僕の頭に手を乗せてワシャワシャと撫でた。髪型は崩れるが久しぶりに会ったので僕は許していた。
「ヒカル君のお父様ですね。はじめまして、北沢ホノカです」
「君がホノカちゃん?いい名前だね」
「嬉しい限りです」
あまりの礼儀の良さに僕と圭は硬直していた。マイは目をクワッ!っと開けて驚いている。
「あ、こっちが春日野圭でこっちが副島舞」
「「はじめまして」」
「よろしく、ささ、入って」
僕らは門をくぐり屋敷に向かって歩く。この家は本当に広い。
屋敷が見えてきた。昔ながらの作りの平屋だ。所々苔が付いているのがさらに時代を感じさせる。
「どうしたの?入りなよ」
「いや…予想以上に豪邸だからちょっと」
「だよね」
そんな仲良し圭と舞を僕は家に押し入れた。早速おばあちゃんが迎えてくれる。
「よおきたの」
「おばあちゃん、久しぶり。おじさんから聞いてるよね?ほのかだよ」
「まあまあ、可愛らしい子だこと」
「そんな、はじめましてです」
「そんなにかしこまらなくていいんだよ?後ろは友達だね?」
「春日野圭です」
「副島舞です」
「いらっしゃっい。じいさんは工房にいるはずだよ」
「わかった。ありがとうおばあちゃん」
「荷物は客間におきなさい」
なんだろうこの優しい声の感じ。じんわりと優しさが浸透していくようだ。
僕らはおじいちゃんのいる工房へと向かった。
工房は玄関から長い廊下を通っての所に構えてある。
僕はノックして中に入った。
真剣な顔でバーナーにガラス棒をあてて形を作っていたおじいちゃんは僕がいることにきずいた。
「よくきたな、ヒカル」
「久しぶりだね」
「そうじゃの、隣の子は?」
「おじいちゃん、ホノカだよ。僕の義理のいとこ」
「ようこそだな。ホノカ、よろしく」
「は、はい!」
「そんなにかしこまらなくていいぞ?もう家族なんだからな」
フフっと笑うおじいちゃん。少し強面なのだがこうやって笑うととっても優しい顔になる。
「で、後ろが友達か?ヒカルが世話になっとるな」
「いえいえそんなことは」
「あの、今何をしていたんですか?」
おじいちゃんが持っているガラスの棒に興味を持った圭。
おじいちゃんはただ一言「見てみな」
バーナーをつけておじいちゃんの目は真剣そのものとなる。
ガラス棒を青い炎に当てていきもう片方の棒を芯にして絡め取っていく。
絡め取られたガラスはバーナーに当てられて丸いボール状になる。そのボールに先ほどガラスを持っていた手で
ピンセットを持ちフックを付けたそれから砂が詰められた箱に入れて何分か待つ。それから取り出した。
焼かれているときは見えなかったが青色のガラスだったらしく今は瑠璃色のガラス球となった。
「これがとんぼ玉さ」
圭の手のひらにポトンと落とす。
圭は興味深そうに球を見る。
「スッゲェ、綺麗な球になってる」
「ガラス工芸は長年の感覚が頼りになって来る。これができるようになったのも何年か前のことだ」
今年で74歳のおじいちゃんがいう。
「ねえ川にでも遊びに行こうぜ」
机を見ると納付用の書類はかなりの数の注文が書かれていたので邪魔しちゃいけないなと思い。僕らは外に出た。
「こっわ!!」
ああいう感じの空気は合わないらしい。圭の汗は滝のようにながれている。
「ほらそんなにも暑かったんなら川行ってすずもうぜほら」
僕らは川に向かって走り出した。
この三連休はかなり楽しくなりそうだな。僕はこれから何をしようかとプランを立てる。
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僕らの心も夏模様だ。
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