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喋った?
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あぁー、これで今日分の学校の日課が終わる。あとこれを3年間分ループしないといけない。俺は机の上で深いため息を吐いた。終礼で挨拶が終わると大抵のやつはクラブに行くとすっ飛んでいくのだが俺の場合帰宅部生なので一直線に家に帰る。これが毎日つづく。
何故だろう。中学の頃なんて高校生にさえなれたら!と思いその後のことは考えず受験に打ち込んだはずだ。少なくともこの学校に対しての希望を忘れずに毎日机に向かって勉強していたはずだ。辛い時だって、俺は高校生になるために勉強をしていた。それがこの結果だと?
今の俺を見ると中学の俺は拍子抜けした声を上げるだろう。
「何のために勉強したの?」って。
何のためにするのかはわかってる。勉強しないとこの先生きていけるものじゃないし、空っぽになってしまう。
そうは言っているが今の自分はすでに何もないものなのだが、今の俺は学校と家の間を往復するだけのものでしかない。
変わりたいって思う。苦悩を忘れれるようなものに出会いたいって思う。毎日が輝けるようにしたいって思う。
そんなことを思って今日の陽は沈んでいく。俺は気分を落ち着かせようと通学路から離れてコンビニを探した。
適当にジュースを買ってぐびっと飲もう。俺は冷たいジュースが喉を通って胃の中に落ちることを想像しながら歩くとコンビニが見えた。俺はその店内に入り炭酸のオレンジジュースを買う。
「ありがとうございました、またのおこしください!」
活き活きとした声でお釣りを渡す若い男の店員さん。自動ドアが開いたときに声が聞こえた。
「今日も頑張るねぇ」
「ありがとうございます!」
「たまには休んでもいいんだよ?」
「いえいえ、今はお金を貯めてパフォーマーになるための資金にするんです!」
「夢があっていいねぇ」
オーナーさんとさっきの店員の会話だ。正直言って俺は聞きたくなかった。あぁ、お疲れ様って労われたいなぁ。夢を持ちたいな。虚しい気持ちが心を蝕む。何のためにジュースを買ったんだよ……。俺はその場でジュースを飲み干した。さわやかな味なのに、大好きなシュワシュワ感が溢れ出したのに、俺の心は癒えない。
仕方ない。今日は帰ろう。俺はゴミ箱にペットボトルを投げ捨ててコンビニに背を向けた。さっきまで背を向けていたところに視界が写り俺は声を出す。
「神社?」
神社があった。すこし苔が生えた鳥居がポツンと立っており階段が空の門のように伸びていた。ここに神社があったのか?俺は疲労感と好奇心に相談をする。迷わず俺の好奇心は足を動かした。鳥居を潜るとそこは階段と木の世界だ。俺が階段を登っていくのをようこそと言わんばかりにゆらりゆらりと揺れて歓迎してくれていた。
階段を登り切るとまた鳥居があり、その奥に本殿が広がっていた。所々苔が目立つ時代を感じる見た目だが意外にも丈夫で俺がぐっと柱を押してみても何事もなく佇んでいる。そして屋根は苔がちらほら生える瓦が並び隅の方に……何の鳥だ?鳥が羽を広げていた。
「何の鳥だ?」
「朱雀だよ」
俺ははっとして振り返ると……。紅い髪の男の人がいた。紅い、本当に紅い。もう秋なのですこし日の入りが早くなっている。夕日の色と一緒だ。紅い髪に紅い目。上品な着物。とても綺麗な人だった。
「え?」
「全く、朝声をかけてやったというのに無視をしたのはお前だろ?」
「こえ?」
「送っただろ?『お前は強くなりたいのか?』って」
俺は思い出した。朝聞いた声。
「何で、きこえ…たの?」
「我が目をつけたから…だな」
「おじさん誰?ここの神主?」
「お……おじさんじゃない!ミラ、ミラと呼べ!」
ミラ?バリバリの日本人な顔をした男の人だったのに思いっきり日本名じゃなかったことに動揺した。
「まさかキラキラネームみたいな?」
「なんだそれ?まぁ、俺の名だ」
キラキラネームは完全無視かよ。
「何のようなの?」
「変わりたいんだろ?」
ミラは目を細くして俺を見る。変わりたいって思ったけど、どうしてあんたが知ってるんだ?
「変わりたいけど…どうしてあんたが知ってんだ?」
「はあぁー、今時の子はめんどくさいわ」
達者なため息でミラは俺のところまで歩み寄った。
「完結に言おう。我はここの土地神、朱雀だ」
は?俺は拍子抜けした声を漏らして吹き出してしまった。
「何笑ってる」
「いやあぁー!何いうのかと思ったら自分が神?頭おかしいんじゃねえの!ははっははぁ!は?」
ミラは燃え盛る拳を俺の頰スレスレまで近ずけていた。
「舐めた真似したら燃やすぞ」
燃えてる?拳が?手が?燃えてる!?
「ぎゃあ!?」
俺は飛び跳ねた。
「もももももも燃えてる?あんた燃えてるよ!?」
「これで信じたか?」
俺は自分の頰をつねったりひっぱたいたりしてみるが痛い。これは夢じゃない?
「あんたは本当に神様なの?」
「まぁ、今は仮初めの姿だがな。ほれ」
ミラの体が炎で包まれて中から鳥が出てきた。鳥、紅い鳥だ。全身クリスタルのような紅い尖った羽で頭部に冠のような一際目立つ羽が生えていた。大きさは俺の身長と一緒ぐらい。
「周りに見えるぞ?」
「見えない。お前にしかな」
「どうしてだよ」
「お前に見どころがある」
ミラは鳥の状態で話した。
「今のままでいいと思っている人間が多い中でお前は心の底から強くなりたいと言った。我には聞こえた。お前の叫びが、お前の願いが」
「あ、うん。」
「我と契約する気があるか?」
「契約?」
「我と契約することで我はお前を強くするまでお前のそばにいてやる。そのかわりお前は我にここ以外で住む場所をもらわないといけないがな」
何だそれ。けどこいつなら俺を変えてくれるんじゃないか?という根拠のない期待というか希望が見えてくる。
「一つ聞きたい」
「何だ?」
「その大きさじゃあ家に入れれない」
そういうとミラは体を小さくしていき俺の頭の上にすぽりと乗った。
「これでいいか?」
「どうして俺の頭に乗る」
「契約成立だ」
「は!?俺は何にも言ってないぞ?」
「我にはお前の叫びが聞こえた。変わりたいってな。それだけだ」
「そんなことないだろ!?」
ミラは少々うんざりとした顔で俺に対して口…いや…嘴を開く。
「人間は何を見て評価する?」
「結果だろ」
「それもあるが中身だ」
「俺の母さんは結果だぞ?」
「お前の母さんは神様か?いいか、たとえうまくいかなかったって人は結果じゃなく軌跡を確認する。ボロボロになった足よりもその足跡を見る。俺は変わりたいというお前じゃなく変わりたいと思うお前をみた。結果じゃなく軌跡を見たんだ」
そういえば母さん。一学期の期末が悪くて俺が夏休みに必死になって勉強して二学期中間で点数が伸びたときは夏休みによく頑張ったって褒めてくれたっけ?
「結果がうまくいかなくてもそのために歩いた跡は一生消えない。それはお前を歩かせる新しい足に生まれ変わるさ」
なんだか俺はミラの世界観に惹かれて話を聞いていた。本当にこいつなら俺を変えてくれるんじゃないかって思った。
「俺の名前、聞かなくていいの?」
「おおそうだった。名前は?」
「修也、日村修也だよ」
「そうか、修也。いい名前だ」
俺の頭をコツコツとつついてフフフっと笑った。俺は神社の階段を下りながらこう思う。この先一体どうなるんでしょうね?
何故だろう。中学の頃なんて高校生にさえなれたら!と思いその後のことは考えず受験に打ち込んだはずだ。少なくともこの学校に対しての希望を忘れずに毎日机に向かって勉強していたはずだ。辛い時だって、俺は高校生になるために勉強をしていた。それがこの結果だと?
今の俺を見ると中学の俺は拍子抜けした声を上げるだろう。
「何のために勉強したの?」って。
何のためにするのかはわかってる。勉強しないとこの先生きていけるものじゃないし、空っぽになってしまう。
そうは言っているが今の自分はすでに何もないものなのだが、今の俺は学校と家の間を往復するだけのものでしかない。
変わりたいって思う。苦悩を忘れれるようなものに出会いたいって思う。毎日が輝けるようにしたいって思う。
そんなことを思って今日の陽は沈んでいく。俺は気分を落ち着かせようと通学路から離れてコンビニを探した。
適当にジュースを買ってぐびっと飲もう。俺は冷たいジュースが喉を通って胃の中に落ちることを想像しながら歩くとコンビニが見えた。俺はその店内に入り炭酸のオレンジジュースを買う。
「ありがとうございました、またのおこしください!」
活き活きとした声でお釣りを渡す若い男の店員さん。自動ドアが開いたときに声が聞こえた。
「今日も頑張るねぇ」
「ありがとうございます!」
「たまには休んでもいいんだよ?」
「いえいえ、今はお金を貯めてパフォーマーになるための資金にするんです!」
「夢があっていいねぇ」
オーナーさんとさっきの店員の会話だ。正直言って俺は聞きたくなかった。あぁ、お疲れ様って労われたいなぁ。夢を持ちたいな。虚しい気持ちが心を蝕む。何のためにジュースを買ったんだよ……。俺はその場でジュースを飲み干した。さわやかな味なのに、大好きなシュワシュワ感が溢れ出したのに、俺の心は癒えない。
仕方ない。今日は帰ろう。俺はゴミ箱にペットボトルを投げ捨ててコンビニに背を向けた。さっきまで背を向けていたところに視界が写り俺は声を出す。
「神社?」
神社があった。すこし苔が生えた鳥居がポツンと立っており階段が空の門のように伸びていた。ここに神社があったのか?俺は疲労感と好奇心に相談をする。迷わず俺の好奇心は足を動かした。鳥居を潜るとそこは階段と木の世界だ。俺が階段を登っていくのをようこそと言わんばかりにゆらりゆらりと揺れて歓迎してくれていた。
階段を登り切るとまた鳥居があり、その奥に本殿が広がっていた。所々苔が目立つ時代を感じる見た目だが意外にも丈夫で俺がぐっと柱を押してみても何事もなく佇んでいる。そして屋根は苔がちらほら生える瓦が並び隅の方に……何の鳥だ?鳥が羽を広げていた。
「何の鳥だ?」
「朱雀だよ」
俺ははっとして振り返ると……。紅い髪の男の人がいた。紅い、本当に紅い。もう秋なのですこし日の入りが早くなっている。夕日の色と一緒だ。紅い髪に紅い目。上品な着物。とても綺麗な人だった。
「え?」
「全く、朝声をかけてやったというのに無視をしたのはお前だろ?」
「こえ?」
「送っただろ?『お前は強くなりたいのか?』って」
俺は思い出した。朝聞いた声。
「何で、きこえ…たの?」
「我が目をつけたから…だな」
「おじさん誰?ここの神主?」
「お……おじさんじゃない!ミラ、ミラと呼べ!」
ミラ?バリバリの日本人な顔をした男の人だったのに思いっきり日本名じゃなかったことに動揺した。
「まさかキラキラネームみたいな?」
「なんだそれ?まぁ、俺の名だ」
キラキラネームは完全無視かよ。
「何のようなの?」
「変わりたいんだろ?」
ミラは目を細くして俺を見る。変わりたいって思ったけど、どうしてあんたが知ってるんだ?
「変わりたいけど…どうしてあんたが知ってんだ?」
「はあぁー、今時の子はめんどくさいわ」
達者なため息でミラは俺のところまで歩み寄った。
「完結に言おう。我はここの土地神、朱雀だ」
は?俺は拍子抜けした声を漏らして吹き出してしまった。
「何笑ってる」
「いやあぁー!何いうのかと思ったら自分が神?頭おかしいんじゃねえの!ははっははぁ!は?」
ミラは燃え盛る拳を俺の頰スレスレまで近ずけていた。
「舐めた真似したら燃やすぞ」
燃えてる?拳が?手が?燃えてる!?
「ぎゃあ!?」
俺は飛び跳ねた。
「もももももも燃えてる?あんた燃えてるよ!?」
「これで信じたか?」
俺は自分の頰をつねったりひっぱたいたりしてみるが痛い。これは夢じゃない?
「あんたは本当に神様なの?」
「まぁ、今は仮初めの姿だがな。ほれ」
ミラの体が炎で包まれて中から鳥が出てきた。鳥、紅い鳥だ。全身クリスタルのような紅い尖った羽で頭部に冠のような一際目立つ羽が生えていた。大きさは俺の身長と一緒ぐらい。
「周りに見えるぞ?」
「見えない。お前にしかな」
「どうしてだよ」
「お前に見どころがある」
ミラは鳥の状態で話した。
「今のままでいいと思っている人間が多い中でお前は心の底から強くなりたいと言った。我には聞こえた。お前の叫びが、お前の願いが」
「あ、うん。」
「我と契約する気があるか?」
「契約?」
「我と契約することで我はお前を強くするまでお前のそばにいてやる。そのかわりお前は我にここ以外で住む場所をもらわないといけないがな」
何だそれ。けどこいつなら俺を変えてくれるんじゃないか?という根拠のない期待というか希望が見えてくる。
「一つ聞きたい」
「何だ?」
「その大きさじゃあ家に入れれない」
そういうとミラは体を小さくしていき俺の頭の上にすぽりと乗った。
「これでいいか?」
「どうして俺の頭に乗る」
「契約成立だ」
「は!?俺は何にも言ってないぞ?」
「我にはお前の叫びが聞こえた。変わりたいってな。それだけだ」
「そんなことないだろ!?」
ミラは少々うんざりとした顔で俺に対して口…いや…嘴を開く。
「人間は何を見て評価する?」
「結果だろ」
「それもあるが中身だ」
「俺の母さんは結果だぞ?」
「お前の母さんは神様か?いいか、たとえうまくいかなかったって人は結果じゃなく軌跡を確認する。ボロボロになった足よりもその足跡を見る。俺は変わりたいというお前じゃなく変わりたいと思うお前をみた。結果じゃなく軌跡を見たんだ」
そういえば母さん。一学期の期末が悪くて俺が夏休みに必死になって勉強して二学期中間で点数が伸びたときは夏休みによく頑張ったって褒めてくれたっけ?
「結果がうまくいかなくてもそのために歩いた跡は一生消えない。それはお前を歩かせる新しい足に生まれ変わるさ」
なんだか俺はミラの世界観に惹かれて話を聞いていた。本当にこいつなら俺を変えてくれるんじゃないかって思った。
「俺の名前、聞かなくていいの?」
「おおそうだった。名前は?」
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