14 / 39
初めての世界
討伐パーティの完成
しおりを挟む
「それはそうとして、凪沙はどうする?俺はラストがどうなってるのか見届けたいからやる」
「そうねぇ。面白そうだけどさ、私じゃ役に立たなくない?武術なんてやった事ないし」
「いや、そんなことはないと思うぜ。よく考えてみなよ。君、医大生だろ?」
「うん、そうだけど・・・あ、そうか!私は後衛ってわけね」
「その通り。ひょっとしたら、補助魔法だけじゃなくて、状態異常も出来るかもしれない。そのあたりは自分で試してみてよ」
「うん、わかった。なんだか、面白くなってきたわ」
「よし。じゃあ、意見がまとまった所で、今後の作戦だ。まず、当面の目標はサエちゃんの敵討ちだよな?センタ」
「ああ、奴は俺がぶっ殺してやる」
「俺は見てないんだけどさ、どんな奴だった?」
「今までで一番手ごわい奴やった。体もでかいしな。その時の俺の武器じゃ歯が立たへんかったから、でかい武器を持てるように訓練して、武器をバージョンアップさせたんや」
「ふーん。見せてもらっていいかな」
俺は、ああいいよ、と言ってバージョンアップした刀を出してみせた。
「へぇー。好きな時に出せるなんてカッコいいじゃん」
「ふむ。普通の日本刀より長くて刃も大きいな。ちょっと持たせてもらっていいかな」
俺は刀を渡そうと思ったが、鞘がいるなと思い、この刀に合う鞘を左手に思い浮かべた。
そして、思い通りに出てきた鞘に刀を収めて、あつしに手渡した。
「うおっ!重いな」
受け取ったあつしは、そう言って鞘から刀を抜いたが、持っているのがやっとだった。
「こんなもの、よく振り回せるな。センタ」
「ああ、10キロ位の鉄棒を毎日素振りしてるからね。この頃やっと千回振れるようになった」
「千回って凄いな」
あつしは刀をさやに戻し、俺に手渡した。
「センタももう知ってると思うが、俺の武器は弓だ」
あつしはそう言って弓を出して見せた。
「そして、こうやって引き絞って矢を思い浮かべると」
引き絞った弓に矢が現れ、あつしはそれを壁に向かって、放った。
ぶんっ!と弦の音がして矢は壁にガツッと刺さった。
「ひゃあー!カッコいいわねぇ。あたしも、攻撃系の魔法を使えないかな」
「やってみればいいと思うよ。全く経験がないと無理なようだが、派生させることは出来るみたいだからね。しかし、この弓じゃちょっと弱いな。俺も訓練してバージョンアップさせるか・・・」
あつし呟いてから
「さて、もうお昼も近いからこの辺でお開きにしようか。この後だが、昼からまた来るかい?」
と言った。
「うーん、そうやなぁ。剣道の練習もあるから来れるとしても夜やな。でも、夜に来ても魔物退治はできないしな」
「そうだな。俺も方法を考えて弓の訓練をしたい」
「あたしも、使えそうな魔法を考えておくわ」
「じゃあ、明日の朝に集まろう。場所はここでいいかい?と言うか、ここにしか入れないんだな」
「ああ、それなんだけど、慣れると行ったことのある場所なら入れるみたいだよ」
「ほお、それはいいな。どうやって?」
「同じやで。最後にいた場所を思い浮かべる代わりに、行きたい場所を思い浮かべるんや。やったのは今日が初めてやけど三度目で成功したわ」
「なるほど、分かった。それじゃ、とりあえず明日はここに朝の10時でいいかな」
「オッケー」
「じゃ、また明日ね」
俺たちはそこで別れて、それぞれ現実の世界に帰っていった。
「そうねぇ。面白そうだけどさ、私じゃ役に立たなくない?武術なんてやった事ないし」
「いや、そんなことはないと思うぜ。よく考えてみなよ。君、医大生だろ?」
「うん、そうだけど・・・あ、そうか!私は後衛ってわけね」
「その通り。ひょっとしたら、補助魔法だけじゃなくて、状態異常も出来るかもしれない。そのあたりは自分で試してみてよ」
「うん、わかった。なんだか、面白くなってきたわ」
「よし。じゃあ、意見がまとまった所で、今後の作戦だ。まず、当面の目標はサエちゃんの敵討ちだよな?センタ」
「ああ、奴は俺がぶっ殺してやる」
「俺は見てないんだけどさ、どんな奴だった?」
「今までで一番手ごわい奴やった。体もでかいしな。その時の俺の武器じゃ歯が立たへんかったから、でかい武器を持てるように訓練して、武器をバージョンアップさせたんや」
「ふーん。見せてもらっていいかな」
俺は、ああいいよ、と言ってバージョンアップした刀を出してみせた。
「へぇー。好きな時に出せるなんてカッコいいじゃん」
「ふむ。普通の日本刀より長くて刃も大きいな。ちょっと持たせてもらっていいかな」
俺は刀を渡そうと思ったが、鞘がいるなと思い、この刀に合う鞘を左手に思い浮かべた。
そして、思い通りに出てきた鞘に刀を収めて、あつしに手渡した。
「うおっ!重いな」
受け取ったあつしは、そう言って鞘から刀を抜いたが、持っているのがやっとだった。
「こんなもの、よく振り回せるな。センタ」
「ああ、10キロ位の鉄棒を毎日素振りしてるからね。この頃やっと千回振れるようになった」
「千回って凄いな」
あつしは刀をさやに戻し、俺に手渡した。
「センタももう知ってると思うが、俺の武器は弓だ」
あつしはそう言って弓を出して見せた。
「そして、こうやって引き絞って矢を思い浮かべると」
引き絞った弓に矢が現れ、あつしはそれを壁に向かって、放った。
ぶんっ!と弦の音がして矢は壁にガツッと刺さった。
「ひゃあー!カッコいいわねぇ。あたしも、攻撃系の魔法を使えないかな」
「やってみればいいと思うよ。全く経験がないと無理なようだが、派生させることは出来るみたいだからね。しかし、この弓じゃちょっと弱いな。俺も訓練してバージョンアップさせるか・・・」
あつし呟いてから
「さて、もうお昼も近いからこの辺でお開きにしようか。この後だが、昼からまた来るかい?」
と言った。
「うーん、そうやなぁ。剣道の練習もあるから来れるとしても夜やな。でも、夜に来ても魔物退治はできないしな」
「そうだな。俺も方法を考えて弓の訓練をしたい」
「あたしも、使えそうな魔法を考えておくわ」
「じゃあ、明日の朝に集まろう。場所はここでいいかい?と言うか、ここにしか入れないんだな」
「ああ、それなんだけど、慣れると行ったことのある場所なら入れるみたいだよ」
「ほお、それはいいな。どうやって?」
「同じやで。最後にいた場所を思い浮かべる代わりに、行きたい場所を思い浮かべるんや。やったのは今日が初めてやけど三度目で成功したわ」
「なるほど、分かった。それじゃ、とりあえず明日はここに朝の10時でいいかな」
「オッケー」
「じゃ、また明日ね」
俺たちはそこで別れて、それぞれ現実の世界に帰っていった。
0
あなたにおすすめの小説
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる