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第一部 第四章 盛大に楽しむ悪意
48話 和洋折衷デュオパーティー
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ギルドを出てダンジョンに足を踏み入れた美琴と灯里は、とりあえず中層に入ると同時に配信を始めることにした。
前回の配信は、コラボしている側も中々に大きなチャンネルだったが、今日は美琴と二人きりだ。
土曜日の時に、探索者を始めた一番大きなきっかけが美琴だと明かしてくれているため、やや落ち着きがないようにそわそわしているのを見て、本当に可愛いと感じる。
「やっぱ緊張してる?」
「は、はい。美琴先輩と二人で配信することになるなんて、思いもしませんでしたから」
「私もよ。まさかこうして、ソロじゃなくて二人でダンジョンに潜ることになるなんて、思いもしなかったわ」
配信開始の準備をしながら、ホログラムの向こう側に見える灯里と会話する。
あまりにも緊張しているので、少しでもそれが和らいでくれるといいのだが、彼女は美琴に対して強い憧れを持っているためそう簡単にはいかないだろう。
もし美琴も同じような状況になったら、緊張でうまく話せなくなるだろう。
しかし会話をすることはいいことなので、落ち着きのない灯里を可愛いなと思いながら、配信準備を進めながら会話を続ける。
準備はものの数分で終わり、開始時間までの残り二分の間、近くにある岩に腰を掛けてのんびりと会話をする。
過去にアイリに裏切られて時間をずらされた経験があるため、仮にずらされていても確認できるようにと、配信用の画面を正面に表示させておくことで配信事故を未然に防いでおく。
この画面すら改竄されていたら何の意味もないことだが、あの日以降あんなことをしてきていないので、一応画面を信用する。
そして二分が過ぎ、開始の時間になったので開始ボタンを押して配信を始める。
「眷属の皆さん、こんにちわ! 琴峰美琴のダンジョン攻略の時間だよ!」
「こ、こんにちわ! きょ、今日から先輩と一緒にパーティーを組んだ、灯里、です」
いつも通りの始まりの文言を言うと、それに倣ってか灯里も緊張した様子で始まりの挨拶を言う。
”来たああああああああ!”
”待ってた!”
”コラボじゃない配信を観るのがすごく久しぶり!”
”アーカイブを見ながらずっと待機してた!”
”美少女×美幼女=最高”
”和洋折衷コンビだね”
”可愛いしかいない”
”可愛いが既に渋滞してる”
いつも通り、コメント欄が開幕早々すさまじい速度で流れていき、同接数も一瞬で万を超える。
「いやー、金曜日と土曜日で色々と凄いことが重なったね」
「なんかすみません……」
「あなたが謝るようなことじゃないわよ。全部あのブラッククロスの人達が悪いんだし」
『現在もネット上で延焼に延焼が続いて、取り返しの付かないほどの大炎上が続いています。株価も年々下がっていましたが、あの一件で一気に大暴落しています』
「それを聞くと不安になるんだけど。大丈夫? いちゃもん付けて意味不明な請求とかされない?」
『ご安心を。全てはお嬢様の配信に映り込んだのちに、渦中の人物からの告白と内部告発合戦での自業自得ですので。仮に何かしようにも、弁護士からこれ以上争うのをやめろと言われる程度でしょうね。むしろ、未成年を下層に連れて行って、モンスターを前に囮にして我先に逃げたことや、その他の悪事の数々で被害者達から請求される側でしょうから。不安なら旦那様に確認をしてみたらいかがでしょうか』
「帰ったら聞いてみよう。私のせいで最近、お父さんもお母さんも仕事が異常に忙しくなっているから、電話に出てくれるかどうか怪しいけど」
美琴の本名が世界中に広まってしまった弊害なのか功績なのか、両親の仕事が今まで以上に忙しくなってしまっており、日曜日に久々に帰宅できた二人から愚痴をこぼされている。
この際に申し訳なさで謝罪をしたが、許すには二人から揃って条件があると言われ、もうここまで色々と知られてしまっているんだし今更だと条件を飲んでいる。
これについてはまだ企画の段階なので言えないが、そのうち言っても大丈夫だと連絡が来るだろう。
「さて、とりあえず今日は中層で灯里ちゃんの育成と私の弓術の鍛錬に励むんだけど、正直灯里ちゃんの実力だと下層に行けるのよね」
「まだ怖いです……」
「うん。だから行けるだけの強さがあるだけで、経験とモンスターに対する恐怖耐性というか、慣れがまだないからね。当面は中層でやっていく感じかな。慣れて来たなーって感じたら、試しで下層に行く感じになるかも」
「え、でも今あのクランが行けないようにしているんじゃ……」
”あのクソクランなー。何を考えてあんなことしてんだか”
”でもよく考えると結構筋通っているのも腹立つ”
”未成年がいるだけで結構危険度上がるからな。美琴ちゃんが異常なだけで”
”実際下層に行って命を落とす探索者って、未成年の割合が結構高いんだっけ”
”美琴ちゃんの下層モンスターをしばき倒しながらの散策配信が見れなくなるのは残念だけど、あいつらのはた迷惑な行動で意外と救われる命があるのも事実”
”もうすでにかなりの数の成員を派遣して監視してるっぽい”
”どうやって下層に行こうとしてるの?”
「例え止められても正面突破できるし、それで怪我人が出そうなら別の方法もあるわよ」
『アモン戦の時にできた大穴を使うという手段も考えておられますからね』
「あれは最終手段のようなものよ。足場を作って降りられると言っても、私は平気でも灯里ちゃんからすればかなりの高さなんだから」
「そ、そんなこと考えてたんですか?」
一月経った今でも、修復される様子がないあの大穴。
父親の会社は電機会社なので、もしかしたらそっちに依頼が美琴経由で行く可能性がある。流石に考えすぎだとは思うが。
「手段の一つとしてね。中層から下層までの距離なら、足場を作って走って降りられるし、あの人達は絶対に追いかけてこられないから」
「た、確かにすごくいい方法……」
”あかん、灯里ちゃんが美琴ちゃんのとんでも理論に毒されて行く”
”やめてー! 純粋でまだよく分からない新人ちゃんがわたわたしているのが見たいんだー!”
”新人の内にこんなのと一緒に組んだら、それなりの期間が過ぎた辺りからとんでもないこと言いだしそうで怖い”
”灯里ちゃんも十分一等上位の強さがあるからなんも否定できねえwwwww”
「先に言っておくけど、これはどうしようもなくなった時の最終手段だからね? もしかしたら説得とかできて普通に通れるかもしれないし」
『果たしてそれがただの「説得」なのかどうか、不安なところはございますがね』
「私は人をいたぶるようなサディスティックな女の子じゃないですー」
左手でこつんとカメラを軽く叩く。
「っとと、あまり長々とここで話している場合じゃないわね。雑談配信じゃあるまいし」
『お嬢様の配信は、「ダンジョン攻略」と書いて「雑談」と読むのでは?』
「そんなわけないでしょ。こっちは真面目に攻略に勤しんでるのよ」
「私が言うのもあれですが、結構雑談に近い雰囲気な気がします」
「灯里ちゃんまで……」
美琴としては真面目にモンスターと戦っているつもりなのだが、いかんせんすぐにモンスターを倒してしまい、緊張感よりも緩い雰囲気のほうが長いため、コメント欄にも結構アイリが言ったようなことが書かれている。
まさか灯里にもそう思われているとは思わず、がくりと肩を落とす。
『さあお嬢様。そろそろ数分が経ちますが、まだ一歩も進んでおりませんよ。このままだとまた、ネットなどでダンジョン攻略とは名ばかりのダンジョン雑談と呼ばれますよ』
「待って、私そう呼ばれてるの知らない」
「結構有名ですよ?」
「そうなの!?」
思わぬ事実を知り、それを追求したいが確かにいつまでも背景が変わらないのはまずいので、ひとまず保留にする。あとで絶対に聞き出そうと決める。
というか、結構エゴサをしているのにどうしてそういった情報が自分の目に入ってこないのか、不思議に思いアイリの方に視線を向けると、ゆーっくり視線から逃れるように動いたので、これは何かやっているなと確信する。
どうやってアイリからその情報を聞き出そうかを考えながら、モンスターを求めて歩き出す。
前回の配信は、コラボしている側も中々に大きなチャンネルだったが、今日は美琴と二人きりだ。
土曜日の時に、探索者を始めた一番大きなきっかけが美琴だと明かしてくれているため、やや落ち着きがないようにそわそわしているのを見て、本当に可愛いと感じる。
「やっぱ緊張してる?」
「は、はい。美琴先輩と二人で配信することになるなんて、思いもしませんでしたから」
「私もよ。まさかこうして、ソロじゃなくて二人でダンジョンに潜ることになるなんて、思いもしなかったわ」
配信開始の準備をしながら、ホログラムの向こう側に見える灯里と会話する。
あまりにも緊張しているので、少しでもそれが和らいでくれるといいのだが、彼女は美琴に対して強い憧れを持っているためそう簡単にはいかないだろう。
もし美琴も同じような状況になったら、緊張でうまく話せなくなるだろう。
しかし会話をすることはいいことなので、落ち着きのない灯里を可愛いなと思いながら、配信準備を進めながら会話を続ける。
準備はものの数分で終わり、開始時間までの残り二分の間、近くにある岩に腰を掛けてのんびりと会話をする。
過去にアイリに裏切られて時間をずらされた経験があるため、仮にずらされていても確認できるようにと、配信用の画面を正面に表示させておくことで配信事故を未然に防いでおく。
この画面すら改竄されていたら何の意味もないことだが、あの日以降あんなことをしてきていないので、一応画面を信用する。
そして二分が過ぎ、開始の時間になったので開始ボタンを押して配信を始める。
「眷属の皆さん、こんにちわ! 琴峰美琴のダンジョン攻略の時間だよ!」
「こ、こんにちわ! きょ、今日から先輩と一緒にパーティーを組んだ、灯里、です」
いつも通りの始まりの文言を言うと、それに倣ってか灯里も緊張した様子で始まりの挨拶を言う。
”来たああああああああ!”
”待ってた!”
”コラボじゃない配信を観るのがすごく久しぶり!”
”アーカイブを見ながらずっと待機してた!”
”美少女×美幼女=最高”
”和洋折衷コンビだね”
”可愛いしかいない”
”可愛いが既に渋滞してる”
いつも通り、コメント欄が開幕早々すさまじい速度で流れていき、同接数も一瞬で万を超える。
「いやー、金曜日と土曜日で色々と凄いことが重なったね」
「なんかすみません……」
「あなたが謝るようなことじゃないわよ。全部あのブラッククロスの人達が悪いんだし」
『現在もネット上で延焼に延焼が続いて、取り返しの付かないほどの大炎上が続いています。株価も年々下がっていましたが、あの一件で一気に大暴落しています』
「それを聞くと不安になるんだけど。大丈夫? いちゃもん付けて意味不明な請求とかされない?」
『ご安心を。全てはお嬢様の配信に映り込んだのちに、渦中の人物からの告白と内部告発合戦での自業自得ですので。仮に何かしようにも、弁護士からこれ以上争うのをやめろと言われる程度でしょうね。むしろ、未成年を下層に連れて行って、モンスターを前に囮にして我先に逃げたことや、その他の悪事の数々で被害者達から請求される側でしょうから。不安なら旦那様に確認をしてみたらいかがでしょうか』
「帰ったら聞いてみよう。私のせいで最近、お父さんもお母さんも仕事が異常に忙しくなっているから、電話に出てくれるかどうか怪しいけど」
美琴の本名が世界中に広まってしまった弊害なのか功績なのか、両親の仕事が今まで以上に忙しくなってしまっており、日曜日に久々に帰宅できた二人から愚痴をこぼされている。
この際に申し訳なさで謝罪をしたが、許すには二人から揃って条件があると言われ、もうここまで色々と知られてしまっているんだし今更だと条件を飲んでいる。
これについてはまだ企画の段階なので言えないが、そのうち言っても大丈夫だと連絡が来るだろう。
「さて、とりあえず今日は中層で灯里ちゃんの育成と私の弓術の鍛錬に励むんだけど、正直灯里ちゃんの実力だと下層に行けるのよね」
「まだ怖いです……」
「うん。だから行けるだけの強さがあるだけで、経験とモンスターに対する恐怖耐性というか、慣れがまだないからね。当面は中層でやっていく感じかな。慣れて来たなーって感じたら、試しで下層に行く感じになるかも」
「え、でも今あのクランが行けないようにしているんじゃ……」
”あのクソクランなー。何を考えてあんなことしてんだか”
”でもよく考えると結構筋通っているのも腹立つ”
”未成年がいるだけで結構危険度上がるからな。美琴ちゃんが異常なだけで”
”実際下層に行って命を落とす探索者って、未成年の割合が結構高いんだっけ”
”美琴ちゃんの下層モンスターをしばき倒しながらの散策配信が見れなくなるのは残念だけど、あいつらのはた迷惑な行動で意外と救われる命があるのも事実”
”もうすでにかなりの数の成員を派遣して監視してるっぽい”
”どうやって下層に行こうとしてるの?”
「例え止められても正面突破できるし、それで怪我人が出そうなら別の方法もあるわよ」
『アモン戦の時にできた大穴を使うという手段も考えておられますからね』
「あれは最終手段のようなものよ。足場を作って降りられると言っても、私は平気でも灯里ちゃんからすればかなりの高さなんだから」
「そ、そんなこと考えてたんですか?」
一月経った今でも、修復される様子がないあの大穴。
父親の会社は電機会社なので、もしかしたらそっちに依頼が美琴経由で行く可能性がある。流石に考えすぎだとは思うが。
「手段の一つとしてね。中層から下層までの距離なら、足場を作って走って降りられるし、あの人達は絶対に追いかけてこられないから」
「た、確かにすごくいい方法……」
”あかん、灯里ちゃんが美琴ちゃんのとんでも理論に毒されて行く”
”やめてー! 純粋でまだよく分からない新人ちゃんがわたわたしているのが見たいんだー!”
”新人の内にこんなのと一緒に組んだら、それなりの期間が過ぎた辺りからとんでもないこと言いだしそうで怖い”
”灯里ちゃんも十分一等上位の強さがあるからなんも否定できねえwwwww”
「先に言っておくけど、これはどうしようもなくなった時の最終手段だからね? もしかしたら説得とかできて普通に通れるかもしれないし」
『果たしてそれがただの「説得」なのかどうか、不安なところはございますがね』
「私は人をいたぶるようなサディスティックな女の子じゃないですー」
左手でこつんとカメラを軽く叩く。
「っとと、あまり長々とここで話している場合じゃないわね。雑談配信じゃあるまいし」
『お嬢様の配信は、「ダンジョン攻略」と書いて「雑談」と読むのでは?』
「そんなわけないでしょ。こっちは真面目に攻略に勤しんでるのよ」
「私が言うのもあれですが、結構雑談に近い雰囲気な気がします」
「灯里ちゃんまで……」
美琴としては真面目にモンスターと戦っているつもりなのだが、いかんせんすぐにモンスターを倒してしまい、緊張感よりも緩い雰囲気のほうが長いため、コメント欄にも結構アイリが言ったようなことが書かれている。
まさか灯里にもそう思われているとは思わず、がくりと肩を落とす。
『さあお嬢様。そろそろ数分が経ちますが、まだ一歩も進んでおりませんよ。このままだとまた、ネットなどでダンジョン攻略とは名ばかりのダンジョン雑談と呼ばれますよ』
「待って、私そう呼ばれてるの知らない」
「結構有名ですよ?」
「そうなの!?」
思わぬ事実を知り、それを追求したいが確かにいつまでも背景が変わらないのはまずいので、ひとまず保留にする。あとで絶対に聞き出そうと決める。
というか、結構エゴサをしているのにどうしてそういった情報が自分の目に入ってこないのか、不思議に思いアイリの方に視線を向けると、ゆーっくり視線から逃れるように動いたので、これは何かやっているなと確信する。
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