31 / 341
水泳中の妄想
しおりを挟む
体を使っての移動手段と言えば歩きが基本だと思う。人間は空を飛ぶことができない。空を飛んで移動するとどんな気分なのかなと考える事がある。身近に鳥という存在があるのだから、それは多分今も昔もみんな想像してきたことだろう。
床や地面に足を付けることなく、壁にも天井にも触れずに移動する手段を実は人間も持っている。水泳だ。自分も週に二度ほど健康維持を考えてスポーツクラブのプールに通っているが、ふと水泳は空を飛ぶ感覚に似ているのかもしれないなと思った。
鳥は空気中を移動することで浮力を得る。羽ばたくこともあるが、翼の形状から向かい風によって浮力を得ることができる。水泳の場合は水と体との比重差で浮力を得るので原理は違うが、液体と気体の違いはあってもその中に浮いているという点では同じだろう。木星や土星の様に地面の無い惑星の中では、水並みの密度のあるところに行けば、気体の中にあっても人間もふわふわと浮くに違いない。
昔の人は鳥が飛べると言うのは不思議で仕方なかったろうなと思う。羽ばたけば浮きそうな感じはするが、イカロスの翼を持ち出すも無く、人間が羽根状のものをつけていくら羽ばたいても空中に浮くことは無かったろう。逆に理屈が解明されている現在、推進力の無いグライダーやハンググライダーでも人は飛べるようになった。
同じく昔の船は追風に乗ってしか前に進めなかった。かくいう自分もきちんと原理を習うまではそうだろうと思い込んでいたような気がする。しかしながらヨットは向かい風でも前に進める。小難しく言えば流体の速度差によって圧力差が生じるというベルヌーイの定理を使っている。鳥が揚力を得る仕組みも一緒だ。ヨットでは水平面方向の推進力を上向きに使っているだけだ。
空を飛ぶことだけでなく、機械的な装置を使わなくても、自然の摂理を分析することで、できるようになったことは色々とあるような気がする。それは理屈さえわかってしまえば、技術的にはそれほど難しい話ではない。遥か昔でも天才が一人現れれば、原理を解明して実用化できたこともあったのではないだろうか?
だから意外と古代文明でも空を普通に飛んでいたのかもしれない。ナスカの地上絵が書かれた時代、熱気球が存在していたと今は言われているが、他にもハンググライダーくらいならあってもおかしくないような気がする。
人間の脳の大きさはもう何十万年もの間変わっていない。
床や地面に足を付けることなく、壁にも天井にも触れずに移動する手段を実は人間も持っている。水泳だ。自分も週に二度ほど健康維持を考えてスポーツクラブのプールに通っているが、ふと水泳は空を飛ぶ感覚に似ているのかもしれないなと思った。
鳥は空気中を移動することで浮力を得る。羽ばたくこともあるが、翼の形状から向かい風によって浮力を得ることができる。水泳の場合は水と体との比重差で浮力を得るので原理は違うが、液体と気体の違いはあってもその中に浮いているという点では同じだろう。木星や土星の様に地面の無い惑星の中では、水並みの密度のあるところに行けば、気体の中にあっても人間もふわふわと浮くに違いない。
昔の人は鳥が飛べると言うのは不思議で仕方なかったろうなと思う。羽ばたけば浮きそうな感じはするが、イカロスの翼を持ち出すも無く、人間が羽根状のものをつけていくら羽ばたいても空中に浮くことは無かったろう。逆に理屈が解明されている現在、推進力の無いグライダーやハンググライダーでも人は飛べるようになった。
同じく昔の船は追風に乗ってしか前に進めなかった。かくいう自分もきちんと原理を習うまではそうだろうと思い込んでいたような気がする。しかしながらヨットは向かい風でも前に進める。小難しく言えば流体の速度差によって圧力差が生じるというベルヌーイの定理を使っている。鳥が揚力を得る仕組みも一緒だ。ヨットでは水平面方向の推進力を上向きに使っているだけだ。
空を飛ぶことだけでなく、機械的な装置を使わなくても、自然の摂理を分析することで、できるようになったことは色々とあるような気がする。それは理屈さえわかってしまえば、技術的にはそれほど難しい話ではない。遥か昔でも天才が一人現れれば、原理を解明して実用化できたこともあったのではないだろうか?
だから意外と古代文明でも空を普通に飛んでいたのかもしれない。ナスカの地上絵が書かれた時代、熱気球が存在していたと今は言われているが、他にもハンググライダーくらいならあってもおかしくないような気がする。
人間の脳の大きさはもう何十万年もの間変わっていない。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる