ぶりっ子男好き聖女ヒロインが大嫌いなので悪役令嬢やり遂げます!

リオール

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番外編-恋愛end~ベルシュver.(中編)

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 唇が触れそうになった、まさにその瞬間だった──

ヒュルルルル…………

 どこからともなく音が聞こえてきて。
 そして。

ドーーーーーンッッッ!!!!!

 何かが落ちた!

 閉じかけていた目をバッと見開いて、思わず突き飛ばすようにベルシュ様から離れる。
 私は慌てて音のした方を見た。

 ほてった顔をベルシュ様に見られまいとして。

「な、何!?」

 もうもうと煙が立ち上っていて、何が落ちて来たのか分からない。まさか隕石か宇宙人か!?

 近寄るのは危険と判断して見ていると、同じく騒ぎを聞きつけた民衆が集まって来ていた。

 その様子に、ハ~ッとため息を後ろで付いてる人が居るけど、私は見ない。見えない聞こえない見えない聞こえない!
 まるで呪文のように繰り返し心の中で叫んでたら、ポンと肩を叩かれて、飛び上がってしまった。

「アンナ、危険だから下がって」

 ベルシュ様だった。

 私を庇うように前に出る。私の目の前にベルシュ様の背中。近くて遠い──触れたいけど触れない。

(!?)

 そこまで考えてビックリしてしまった。私、今なんて考えた!?触りたい?ベルシュ様に触れたいって……私、どうかしちゃったんじゃないの!?

 自分の思考が理解出来ず焦る私に気付かないまま。ベルシュ様は何かが落ちて来た方を見ていた。危険と判じればすぐに動けるように。

 立ち上がっていた砂煙が徐々に落ち着いてきて、その先に何かが揺れるのが見えた。

 そして視界がクリアになってくる。
 騒ぎの原因が見えてくる。

 あれは。
 あれは──!!

 理解して。
 私はすぐに走り出した。

「アンナ!?」

 焦るベルシュ様の声を背中に受けながら。






 その人影は未だ立ち上る砂煙の中で、すっくと立ちあがり。手を挙げて意味不明なポージングを決めていた。そして高らかに笑う。

「おーほっほっほ!!」

 その後に続く言葉は予想つかないけど予想出来る。絶対ろくなのじゃない!私はダッシュダッシュだ!

「はぁ~い!呼ばれて飛び出……「それ以上言うなああぁぁ!!!!」……じゃじゃぼう!?」

 予想通りのろくでもない台詞!一歩間違えればこの世界が消されかねない、大人の事情に触れる禁忌な言葉!

 それを「奴」は口にしようとしたんだ!

 分かってたけど!
 だから私は思いっきりエルボーをくらわしたのだった。

 奴に──ぶりっ子に!

「なななななに何、何事!?」

 見事に転がって、そして床に這いつくばる結果となったぶりっ子。よ、地面の恋人!お似合いだよ!

 何が起きたのか理解できずに床にうずくまるぶりっ子の視線に合わせて私はしゃがみ込む。

「ねえ知ってる?」
「あ、アンナ!?何よ!?」
「走って繰り出すエルボーをランニング・エルボーって言うんだって」
「知るかああああ!!!!」

 う~ん、このノリ!なんだか凄く懐かしいわ!

「……なにニヤニヤしてんのよ、気持ち悪い」
「そんなこと言う口はこれかな?ん?ん?」
「いひゃい、いひゃい!」

 可愛いこと言うのでホッペを引っ張ってあげたら、泣いて喜ばれた。相変わらずよく伸びるいいホッペしてるね。

「くそう、なんであんたがいるのよ!」
「それはこっちのセリフ。なに、また神殿抜け出してきたの?」

 ぶりっ子が神殿抜け出すのなんて日常茶飯事なのは有名な話。
 というかほぼ毎日うちの屋敷に来てるもんね。集うメンズ目当てに。でもその時間にしては今日はまだ早い。そしてなぜ街中に落ちて来たんだ。

 もしやまた変なこと企んでんじゃないでしょうね?

 疑惑の目でジトリと睨みつけてやったら、口笛吹いてそっぽ向きやがった。全然誤魔化せてないからね!?

 そうやって睨んでたら、いつの間にか周囲に人だかりが出来てる事に気付く。え、なんだ?
 不意に、私を押しやって前に出る人物がいた。

「まあ、聖女様じゃありませんか!どうか私に祝福をください!」
「いやいや、どうかワシにくだされ!最近どうも腰が痛くて立ち仕事が辛いんです!」
「聖女様、この赤子に祝福を……!」
「聖女様!私にも……!」

 聖女様、聖女様……

 町の人々があっという間にぶりっ子を取り囲む。

 ぶりっ子はそれを満足げに見やってから、少し困った顔を作って言った。

「皆さま、少しお待ちください。王家の関係者の方が来られてるようですので、そちらを先に済ませたいと思います。その後に皆さまのお話しをお聞きしますね」

 あんた誰。
 そう思いたくなるくらいに営業用スマイルでニコニコと民衆に話しかけるぶりっ子。そうか、みんなぶりっ子の本性を知らないんだもんね。

 普通は聖女って言ったらこうやって崇められるもんだ。

「──随分と人気者ですこと」
「まあね~。退屈だったからちょこちょこ町に出ては術使ってたら、いつの間にかこうなったのよ」
「ぶりミサキにしてはやるじゃない」
「ぶりミサキ言うな。まあ私も本気になればこのくらい人気者ってことよ?」

 おほほほ~という笑いが最後に付かなければ純粋に褒めたのにな。残念な子だ。

「聖女様、その方が王家の関係者、ですか?」

 町人に聞かれて、慌ててお互いに作り笑顔を浮かべる。

「ええ、そうですの。それで……ええっと。私に何か御用でしょうか?」

 取り繕ったぶりっ子は、さすがに私とベルシュ様の正体をバラすような事はしない。
 でも私は勿論のこと、ベルシュ様の変装も見破ってるんだろうな。

 ニコニコと微笑みつつも私をスルーして、背後にいたベルシュ様に近付くあたりはしたたかと言うか相変わらずと言うか……。

「実は神殿の窓から貴方様が見えまして。何か私に御用かと思ってこうやって大急ぎで飛んできたのです」

 飛ぶなよ。神殿すぐそこじゃないか、玄関から出て来いよ。
 というか見てたのか。ベルシュ様は目に入ったのに私は入らなかったってか、ふざけんな。

 けれど私のツッコミは今はしない方が良さそうな雰囲気だ。
 なんつーか、空気がね……。

 民衆は、どうにも聖女であるぶりっ子に心酔してるようだ。まあ聖女だもんな。さっきの民の声から察するに、色々聖女らしいことやってるみたいだし。

 そう言えばさっき私、ぶりっ子にエルボーかましたけど。あれ、誰かに見られてないだろうか。まだ砂煙が上がってる中でやったから見られてないと思うけど。

 何となく、見られてたら良くない気がした。

 でも私を責める声が無いって事は、見られてないってことかな?セーフセーフ!

 ほっと胸を撫で下ろしている私の前で、ベルシュ様が口を開いた。

「いえ、聖女様。我々は偶然通りがかっただけでして。特に王家から言伝があるわけではありません」
「そうですか……」

 それで会話は終わり。私達は聖女に礼をとって帰る……それで終わるはずだったのに。

 なのに。

「そういえば……ベルシュ王は息災ですか?」

 ぶりっ子がそれを許さなかった。
 え、目の前に居るのにその質問の意図は何?

 理解できなかったのは私だけではなかったらしい。ベルシュ様も怪訝な顔をしながら、それに答える。

「はい、お元気ですよ。毎日政務をこなすのに多忙を極めていらっしゃいます」
「そう、それは大変ですね……お体を壊さなければいいのだけど」

 心配するフリをするぶりっ子に相変わらず眉を寄せていたベルシュ様だが、そこで切り上げるつもりなのだろう。「それでは我々はこれにて。急ぎますので」という言葉を残して礼をとった。

 私もそれに倣おうとした。

 その時だった。
 周りの民が口を開いたのは。

「ベルシュ様と言えば……いつになったらご結婚されるのかねえ?」
「そうねえ。早く身を固めてお世継ぎをお作りになったらいいのに!」
「忙しいなら尚の事、心の安らぎとなる存在は必要だよなあ」
「たしかどこぞの令嬢と婚約してるんだっけか?」

 ドキリとした。
 偽らざる国民の本音と。
 私の不安定な立場に。

 ギュッと拳を胸の前で握りしめる。
 そうだ、早くしないと。
 早く婚約解消して、そして私は田舎に移住、ベルシュ様は新しい相手を──

 それは私の望みのはずなのに。

 なぜ、こんなにも苦しくなるのだろう?

「令嬢なんかより……普通は聖女様と結婚すべきじゃねえの?」

 そんな私の胸の内を嘲笑うかのように、誰かが言った。言ってしまった。

 同時に私の胸がドクンと大きな音を立てる。

「そうよね、こーんな美しい聖女様が居るってのに、何がご不満なのかしら?」
「素晴らしい能力をお持ちの聖女様が王妃となれば国も安泰だ」
「ねえ……どうして王様は聖女様と結婚しないのかしら?」

 ドクン、ドクン……

 心臓の音がうるさい。

 ずっと不安に思ってたこと。それを目の前に突き付けられた事に血の気が引くのを感じた。

 そう、民にとってぶりっ子はぶりっ子じゃない。『聖女様』なんだ。
 誰よりも美しく聡明で慈悲深き存在。
 それが民のもつ、聖女のイメージ。

 そしてきっとそれを崩さないよう、ぶりっ子は上手く立ち回っていたのだろう。

 結果、民は私と言う婚約者に不満を持つ。

 私が。
 貴族が。
 王家が。
 ベルシュ様が。

 いかにぶりっ子は王の伴侶に相応しくないと判じても。

 何も知らない国民は納得しないのだ。
 このまま私が王妃になっても──きっと心からの祝福は得られない。

「まあ皆様ったら……わたくしが王妃など、とても……」

 ぶりっ子がニヤリと笑ったのを見逃さない。
 けれど一瞬のそれは私にしか見えなかっただろう。

 困ったように眉根を寄せて謙遜する、それが民から見た聖女だ。

「そんなことねえよ!何なら俺らが王家に直訴して……」
「そうだそうだ、国民の意思を尊重しない王家なんてクソくらえだ!」
「ちょっとあなた達、王家にこの話しておきなさいよ!?聖女様こそが王妃に相応しいって!」

 ギロッと。
 睨みながら告げられる民の言葉に。

 私は絶句するしかなかった。







「それはありえない」

 手足が冷たくなるのを感じていた時だった。
 言葉と共にポンと頭に置かれた手。

 次いで、握られる手。

(温かい……)

 それは紛れもなくベルシュ様の手。温かい。心まで温めてくれるような、優しい──

「ありえないって何でだよ?何でお前なんかに分かんだよ?」

 今、ベルシュ様は髪を茶色に染めている。誰も国王だとは思わない。
 それでも一応の王家の関係者だと言ってるのに、不遜な態度にハラハラした。

 けれどベルシュ様は嫌な顔一つせず、ニッコリと微笑んだ。その笑顔に毒気を抜かれたのか、誰も何も言わない。それを確認してから、ベルシュ様はゆっくり言葉を紡いだ。

「新王はとても多忙で……休みなく仕事をなさってます」
「だから聖女様に癒しの力で──」
「聖女様の癒しの力は素晴らしいです。きっと王の体力は補ってくださるでしょう」
「だったら!」
「でもそれだけです」

 なんとか反論しようとする民に、けれど静かにベルシュ様は言った。

「失われた体力は聖女様の魔法で回復するかもしれません。ですが、心の疲労は?緊張の連続で疲弊しきった精神は誰が回復してくれるのですか?」
「それは……」
「優れた王妃とは、優れた能力を持った者に非ず」

 反論を受け付けない、強い口調に変わる。私はそんなベルシュ様の横顔から目を離せなくなった。強い、強い……確固たる意志を持った、強い目に惹きつけられていた。

「優秀な能力を持っているのなら、側近としてサポートすればいい。だが、疲弊しきった心までを回復できる者は、この世界で唯一無二です」
「それはつまり?」

 聖女──ミサキの静かな問いに、ベルシュ様はまたニコッと微笑む。ギュッと……私の手を握るそれに力が込められる。

「愛する者──心から愛し、安らげる存在と共にあること。それこそが王にとって必要な伴侶です。皆さんも、愛の無い結婚に幸せが有るとは思わないでしょう?」

 そう言って、ベルシュ様はグルリと皆を見回した。そして一人の女性に目を向けたところで止める。その人は小さな赤子を抱いていた。大切そうに愛しそうに抱くその姿に、優しく目を細めた。

「心から愛する人と築く家庭。そうでなくて王に安らぎが……幸せがありましょうか。王が不幸な国が繁栄するわけが無い。政略結婚など──愛の無い結婚は、国を滅ぼすだけですよ」

 その言葉で。
 皆が納得したのが。空気が変わったのが分かった。

「王にとって、それが今の婚約者様だと?」
「ええ。王は彼女の事を深く愛しておられます。彼女以外考えられない。……特殊な能力は無いかもしれない、けれど彼女は何よりも誰よりも王を幸せにする才能を持っておられます」

 愛してる。

 それが
 その言葉が
 どうしてこんなに嬉しいんだろう?

「そう、か……まあ……そうだよな。俺も今のカミさん以外なんて考えられねーもんな」
「そうよね……私だって愛の無い結婚するくらいなら一生独身だわ」
「俺も」
「私も……」

 心が温かくなるのが分かった。ベルシュ様の言葉に、みんなの言葉に。

 その時だった。

 ハ~~~~~

 長い、長いため息が聞こえた。見るとぶりっ子が項垂れて、大きく溜め息をついたとこだった。

「あ~あ……」
「ミサキ……?」
「ばっかみたい」
「?」
「ま、分かってたけどね」

 何が分かってたんだろう。
 よく分からなくて首を傾げていたら。

 ぶりっ子が近づいてきて私の肩に手を置いた。反対の手はベルシュ様の肩に。

「貴方達に永遠とわの祝福を──」

 それは聖女の祝福。白く、温かい光に一瞬包まれて消えた。
 パッと私達から手を放したぶりっ子は、ニヤッと笑った。

「ま、せいぜいお幸せに。あたしはもっといい男見つけてやるから!」

 そう言って民へと顔を向けた。

「さ、皆様にも祝福を。どなたからですか?」

 ぶりっ子は──ミサキは、そうして聖女の顔で去って行った。






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