5 / 17
第5話
しおりを挟む
「出ろ。」
そう言われ、リリアナはフラつきながらもゆっくりと立ち上がるが、遅いと1人の騎士がリリアナの枯れ木のような手を捻り上げ処刑台へと引っ張られ、処刑台の上の十字架にくくりつけられる。ヴィルガーが座っている玉座を見れば隣にはリズ、後ろにはお父様達がこちらを見ていた。その目は、憎悪そのものでリリアナを鋭く睨みつけている。しかし、その憎悪の中にひとつだけ違う視線があった。それはリズ、幸福そうにこちらを見て微笑んでいるのだ。
そこで、初めてリリアナは気づいた。
自分が妹であるリズにはめられ、自分に死んでほしいとさえ思っていたことを。
なぜ、リズが私をはめようと思ったのかわからない。血は繋がっていなかったが本当の姉妹だと思っていた。そう思っていたのが自分1人だったのだと思い知らされた。
「罪人、最後に言い残すことはないか。」とヴィルガーがとう。
もう、名前すら読んでくださらないのですね。ヴィー様。
主様、お母様、少しだけ、お力をお貸してください。
リリアナはお腹に力を入れ堂々と前を見据え、辺りを見渡し、そして、最後にヴィルガーを見つめ口を開く。
「私は無実です。」
「まだ言うか。」とヴィルガーが睨む。
「…はい。何度だって言います。私は無実です。」
「…もういい!火をくべろ!罪人を燃やせ!」というヴィルガーの怒鳴り声で騎士がリリアナの下の木に火をくべる。
油を染み込ませているのか火の回りが早い。
熱い…、お母様、私も…そちらへ行きますね。
「ヴィルガー様、お父様、義母様、リズ、国民の皆様。私は本当に幸せものでした。愛しています。この国を、皆様を。」
こんな、酷い仕打ちを受けても、なお、リリアナはこの国を皆んなを愛していた。
リリアナは美しく、微笑む。
ヴィルガーが苦しそうに頭をかけるが、もう、リリアナには見えていなかった。
『…死ぬのなら、その体、俺がもらおう。』とリリアナの頭の中で男の声が響いた時、急に体が浮き、痛みも熱もなくなった。
目を恐る恐る開けると、火は消え、リリアナの目の前に黒い衣服に身を包んだ男が立っていた。
キレイ…。
リリアナは声にならない声でそう呟いていた。
その男は無表情でリリアナを見つめる。
酷く美しい人だ。
容貌もまるで芸術のように美しいが、何よりその瞳が美しいとリリアナは思った。
「…あなた様は?」とリリアナが聞けば「ただの吸血鬼だ。」と答えた。吸血鬼はリリアナの拘束をいとも簡単にとくと軽々とリリアナを抱き上げバサッと真っ黒な羽を広げちゅうを浮く。
黒がとても似合う人だなぁと吸血鬼を見つめる。
「吸血鬼ごときが罪人の手助けをするとは!今すぐ、あの2人を殺してしまえ!」とヴィルガーの怒鳴り声が響く。
リリアナはその声によりようやく現実に戻って来た。
「愚かだな…、その女の術も解けん人間ごときが俺に敵うはずもないだろう。」と馬鹿にしたように吸血鬼は笑う。
ジュツ…?
「…吸血鬼様、術とはどう言うことですか?術という事は解けば、みんなが元に戻るのですか?」と詰め寄れば、めんどくさそうに眉間にしわを寄せる。
「…どう言う状況かわかっていないようだな。少し黙って見ていろ。」とリリアナの首に手を当てる。すると、いくら話そうとしても声がでないのだ。
「…ヴィルガー様!早くあの吸血鬼を殺してくださいませ!」とヴィルガーの腕を掴みリズはガタガタ震えている。
ヴィルガーは「あぁ。」とリズの頭を撫でる。
それをみて、リリアナは胸がチクリと痛みおさえる。
それを見た、吸血鬼は気に入らないと言いたげに眉をより一層寄せる。
「あの化け物を殺せ!」
ヴィルガーが合図した瞬間騎士達は吸血鬼に襲いかかる。
やめてください!
「ん~~~~!」
声が出ず、リリアナは吸血鬼を庇いように抱きしめ、とっさに目を瞑り衝撃を待ったが一向に衝撃は来ない。ゆっくりと目を開ければ、そこは、地獄絵図とかしていた。騎士達は首、足、手をはねられ血の海とかしていた。
リリアナはその光景に顔を真っ青にする。
なんてことを…。
ガタガタ震える体を抑える。
しかし、体の震えは一向に止まる気配がない。
「何をそんなに怯える。お前を殺すとしたものが死んだだけだろう。」
その瞳は本当に訳がわからないと言いたげだった。
「んんーーー、!!」
「あぁ、そうだったな。」と吸血鬼はリリアナの首にまた手を当てる。
「んーー、あっ!」
声が!
「…吸血鬼様、どうして殺める必要があるのですか?!」と頬を流れる涙も気にならないほど取り乱す。
「…うるさい。」と睨みつけ、今度はヴィルガー達に手を掲げる。
「吸血鬼様!お願いします。殺さないでください!」
吸血鬼はリリアナを睨むように見つめるが、リリアナは臆することなく吸血鬼を見つめる。
「はぁー。」とため息をつくと何か小さな声で唱え始めた。
すると、リズの足元に青白く光る陣が現れた。
「…あの女から魔力をなくすだけだ。」とリリアナが止める前に説明する。
「ゔぁぁっぁ!」
リズは苦しむように頭を抑える。
リリアナは不安になり吸血鬼をみるがその目は殺そうとしている目ではなく。ただただつまらないと言いたげだ。
数分後、リズがゼェゼェと肩で息をし、こちらを睨みつける。
「私に何をしたの!!」
「…魔力をとっただけだ。さほど魔力がなかったにしろ、人間を騙すには十分だからな。」
リズはその言葉を聞き恐る恐る、辺りを見渡す。
皆が頭を抑え座り込んでいる。
リズは「ヴィルガー様…。」と手を伸ばすが「…けがわらしい手で触るな!」とリズの手をはねのけ睨む。
「…そんな。……いや、いやいやいやいや。」とリズは崩れ落ちる。
「取り押せよ。」というヴィルガーの合図でリズが騎士に押さえつけられる。
「…よかった。みんな、元に戻ったのですね。」
「リー!すまない!俺は悪い夢を…。本当にすまない。」とヴィルガーが悔しさと絶望の混じった瞳でリリアナを見つめ、頭を下げる。
「いいのです。ヴィルガー様、リズをよろしくお願いしますね。リズは罪深いことをしました。しかし、それでも主は見捨てたりしません。ヴィルガー様、支えてあげてくださいね。」とリリアナは微笑む。
「リー!どこにもいかないでくれ!」
「ヴィー様、お父様、義母様、リズ、皆さん。お元気で、さようなら。」
吸血鬼は指をパチンと鳴らすするとリリアナは吸血鬼と消えてしまた。
「…ダメだ!リリアナ!リー!」
ヴィルガーの声はリリアナに届く事はなかった。
そう言われ、リリアナはフラつきながらもゆっくりと立ち上がるが、遅いと1人の騎士がリリアナの枯れ木のような手を捻り上げ処刑台へと引っ張られ、処刑台の上の十字架にくくりつけられる。ヴィルガーが座っている玉座を見れば隣にはリズ、後ろにはお父様達がこちらを見ていた。その目は、憎悪そのものでリリアナを鋭く睨みつけている。しかし、その憎悪の中にひとつだけ違う視線があった。それはリズ、幸福そうにこちらを見て微笑んでいるのだ。
そこで、初めてリリアナは気づいた。
自分が妹であるリズにはめられ、自分に死んでほしいとさえ思っていたことを。
なぜ、リズが私をはめようと思ったのかわからない。血は繋がっていなかったが本当の姉妹だと思っていた。そう思っていたのが自分1人だったのだと思い知らされた。
「罪人、最後に言い残すことはないか。」とヴィルガーがとう。
もう、名前すら読んでくださらないのですね。ヴィー様。
主様、お母様、少しだけ、お力をお貸してください。
リリアナはお腹に力を入れ堂々と前を見据え、辺りを見渡し、そして、最後にヴィルガーを見つめ口を開く。
「私は無実です。」
「まだ言うか。」とヴィルガーが睨む。
「…はい。何度だって言います。私は無実です。」
「…もういい!火をくべろ!罪人を燃やせ!」というヴィルガーの怒鳴り声で騎士がリリアナの下の木に火をくべる。
油を染み込ませているのか火の回りが早い。
熱い…、お母様、私も…そちらへ行きますね。
「ヴィルガー様、お父様、義母様、リズ、国民の皆様。私は本当に幸せものでした。愛しています。この国を、皆様を。」
こんな、酷い仕打ちを受けても、なお、リリアナはこの国を皆んなを愛していた。
リリアナは美しく、微笑む。
ヴィルガーが苦しそうに頭をかけるが、もう、リリアナには見えていなかった。
『…死ぬのなら、その体、俺がもらおう。』とリリアナの頭の中で男の声が響いた時、急に体が浮き、痛みも熱もなくなった。
目を恐る恐る開けると、火は消え、リリアナの目の前に黒い衣服に身を包んだ男が立っていた。
キレイ…。
リリアナは声にならない声でそう呟いていた。
その男は無表情でリリアナを見つめる。
酷く美しい人だ。
容貌もまるで芸術のように美しいが、何よりその瞳が美しいとリリアナは思った。
「…あなた様は?」とリリアナが聞けば「ただの吸血鬼だ。」と答えた。吸血鬼はリリアナの拘束をいとも簡単にとくと軽々とリリアナを抱き上げバサッと真っ黒な羽を広げちゅうを浮く。
黒がとても似合う人だなぁと吸血鬼を見つめる。
「吸血鬼ごときが罪人の手助けをするとは!今すぐ、あの2人を殺してしまえ!」とヴィルガーの怒鳴り声が響く。
リリアナはその声によりようやく現実に戻って来た。
「愚かだな…、その女の術も解けん人間ごときが俺に敵うはずもないだろう。」と馬鹿にしたように吸血鬼は笑う。
ジュツ…?
「…吸血鬼様、術とはどう言うことですか?術という事は解けば、みんなが元に戻るのですか?」と詰め寄れば、めんどくさそうに眉間にしわを寄せる。
「…どう言う状況かわかっていないようだな。少し黙って見ていろ。」とリリアナの首に手を当てる。すると、いくら話そうとしても声がでないのだ。
「…ヴィルガー様!早くあの吸血鬼を殺してくださいませ!」とヴィルガーの腕を掴みリズはガタガタ震えている。
ヴィルガーは「あぁ。」とリズの頭を撫でる。
それをみて、リリアナは胸がチクリと痛みおさえる。
それを見た、吸血鬼は気に入らないと言いたげに眉をより一層寄せる。
「あの化け物を殺せ!」
ヴィルガーが合図した瞬間騎士達は吸血鬼に襲いかかる。
やめてください!
「ん~~~~!」
声が出ず、リリアナは吸血鬼を庇いように抱きしめ、とっさに目を瞑り衝撃を待ったが一向に衝撃は来ない。ゆっくりと目を開ければ、そこは、地獄絵図とかしていた。騎士達は首、足、手をはねられ血の海とかしていた。
リリアナはその光景に顔を真っ青にする。
なんてことを…。
ガタガタ震える体を抑える。
しかし、体の震えは一向に止まる気配がない。
「何をそんなに怯える。お前を殺すとしたものが死んだだけだろう。」
その瞳は本当に訳がわからないと言いたげだった。
「んんーーー、!!」
「あぁ、そうだったな。」と吸血鬼はリリアナの首にまた手を当てる。
「んーー、あっ!」
声が!
「…吸血鬼様、どうして殺める必要があるのですか?!」と頬を流れる涙も気にならないほど取り乱す。
「…うるさい。」と睨みつけ、今度はヴィルガー達に手を掲げる。
「吸血鬼様!お願いします。殺さないでください!」
吸血鬼はリリアナを睨むように見つめるが、リリアナは臆することなく吸血鬼を見つめる。
「はぁー。」とため息をつくと何か小さな声で唱え始めた。
すると、リズの足元に青白く光る陣が現れた。
「…あの女から魔力をなくすだけだ。」とリリアナが止める前に説明する。
「ゔぁぁっぁ!」
リズは苦しむように頭を抑える。
リリアナは不安になり吸血鬼をみるがその目は殺そうとしている目ではなく。ただただつまらないと言いたげだ。
数分後、リズがゼェゼェと肩で息をし、こちらを睨みつける。
「私に何をしたの!!」
「…魔力をとっただけだ。さほど魔力がなかったにしろ、人間を騙すには十分だからな。」
リズはその言葉を聞き恐る恐る、辺りを見渡す。
皆が頭を抑え座り込んでいる。
リズは「ヴィルガー様…。」と手を伸ばすが「…けがわらしい手で触るな!」とリズの手をはねのけ睨む。
「…そんな。……いや、いやいやいやいや。」とリズは崩れ落ちる。
「取り押せよ。」というヴィルガーの合図でリズが騎士に押さえつけられる。
「…よかった。みんな、元に戻ったのですね。」
「リー!すまない!俺は悪い夢を…。本当にすまない。」とヴィルガーが悔しさと絶望の混じった瞳でリリアナを見つめ、頭を下げる。
「いいのです。ヴィルガー様、リズをよろしくお願いしますね。リズは罪深いことをしました。しかし、それでも主は見捨てたりしません。ヴィルガー様、支えてあげてくださいね。」とリリアナは微笑む。
「リー!どこにもいかないでくれ!」
「ヴィー様、お父様、義母様、リズ、皆さん。お元気で、さようなら。」
吸血鬼は指をパチンと鳴らすするとリリアナは吸血鬼と消えてしまた。
「…ダメだ!リリアナ!リー!」
ヴィルガーの声はリリアナに届く事はなかった。
0
あなたにおすすめの小説
踏み台(王女)にも事情はある
mios
恋愛
戒律の厳しい修道院に王女が送られた。
聖女ビアンカに魔物をけしかけた罪で投獄され、処刑を免れた結果のことだ。
王女が居なくなって平和になった筈、なのだがそれから何故か原因不明の不調が蔓延し始めて……原因究明の為、王女の元婚約者が調査に乗り出した。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
いや、無理。 (本編完結)
詩海猫(8/29書籍発売)
恋愛
細かいことは気にせずお読みください。
一旦完結にしましたが、他者視点を随時更新の間連載中に戻します。
もはや定番となった卒業パーティー、急に冷たくなって公の場にエスコートすらしなくなった婚約者に身に覚えのない言い掛かりをつけられ、婚約破棄を突きつけられるーーからの新しい婚約者の紹介へ移るという、公式行事の私物化も甚だしい一連の行動に、私は冷めた瞳をむけていたーー目の前の男は言い訳が終わると、
「わかってくれるだろう?ミーナ」
と手を差し伸べた。
だから私はこう答えた。
「いや、無理」
と。
短編)どうぞ、勝手に滅んでください。
黑野羊
恋愛
二度も捨てられた聖女です。真実の愛を見つけたので、国は救いません。
あらすじ)
大陸中央にあるルオーゴ王国で、国を守る結界を維持してきた聖女ロザリア。
政略のため王太子と婚約していた彼女は、突如『真の聖女』が現れたとして婚約を破棄され、聖女の座を追われてしまう。さらに、代わりに婚姻しろと命じられた聖騎士からも拒絶され、実家にも見捨てられたロザリアは、『最果ての修道院』へと追放された。
けれど彼女はそこで、地位や栄光、贅沢などとはほど遠い、無条件に寄り添ってくれる『真実の愛』と穏やかな日々を手にいれる。
やがて聖女を失った王国は、崩壊へ向かっていき――。
ーーー
※カクヨム、なろうにも掲載しています
素顔を知らない
基本二度寝
恋愛
王太子はたいして美しくもない聖女に婚約破棄を突きつけた。
聖女より多少力の劣る、聖女補佐の貴族令嬢の方が、見目もよく気もきく。
ならば、美しくもない聖女より、美しい聖女補佐のほうが良い。
王太子は考え、国王夫妻の居ぬ間に聖女との婚約破棄を企て、国外に放り出した。
王太子はすぐ様、聖女補佐の令嬢を部屋に呼び、新たな婚約者だと皆に紹介して回った。
国王たちが戻った頃には、地鳴りと水害で、国が半壊していた。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる