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第四話 ノイの儀式
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「ほら奴らが集まって来た。あっちに行くぞ」
全裸のノイは公一をの手を引っ張り、淡く青白い光を放っている方に急いだ。
祭壇の下には青白く発光する蠢くものが集まってくるのが見える。
「なんですか? こいつらは」
「これから私の儀式だ、身を清めねばならん」
ノイは公一の質問を遮り妖しく光る群れを指さす。
「つべこべ言わずに、こいつらの中に飛び込め。ええい、じれったい奴だな」
ノイは有無を言わさず、祭壇の裾で躊躇している公一を集まって来た妖しい光を放つ半透明の者どもの中に放り込んだ。
半透明の者どもの集まりは公一が考えていた以上に深く、頭からはまり込んでしまった公一は大いに慌てる羽目になった。
本来なら青白く光る幻想的な光景の中を泳ぐことを楽しむ事も出来たかも知れなかったが、方向感覚を失った公一にはそんな余裕は微塵にもなかった。
空気を求めて何とか表面に頭を出した公一は大きく息を吸い込みんだ。
「うああ、ヌメヌメして気持ち悪いぞこれ」
すぐ後に飛び込んで来たノイは公一の頭を押さえつけた。
「こいつらは汚れを舐めとってくれるんだ。神の前に立つんだ頭から足の先まで綺麗にしてもらえ」
公一は前を押さえて叫ぶ。
「ちょっと待て、指の間から入ってくるんだけど」
そんな公一の反応をニヤニヤしながら冷かした。
「気持ちいいのか? よく舐めてもらえよ」
さざ波のように動いていた半透明の者どもは、公一たちと祭壇の上に有る汚れの全てを舐め取り、淡い光を放ちながら暗闇の中に散らばって行った。
公一は、その離れていく淡い青色の光ボンヤリと見ていた。
「こら、公一、ボーっとするな。それに前を隠すんじゃない。二心を無い事を態度示す為に裸になっているんだ。隠したら意味なかろうが」
ノイはボンヤリとしている公一を引っ張り上げるようにして祭壇に続く階段を昇った。
「判ったから、引っ張らないで。危ないですから」
前を隠すように歩く公一の苦情は一切聞き入れられることは無い。
「引っ張られるのが嫌だったら隠すな。これから招来文を唱えて、母なる神にお越し願うんだ。失礼が有ったらいかん」
有無を言わせない調子で続ける。
「まず姿勢だな、両腕をその高さで開いて、うん、そんな感じで。頭は少し上げて、太陽を見る様な姿勢で目を閉じろ」
太陽が有るのか質問したかった公一だが、ノイの言うとおり身体を小の字を書く様な姿勢を取り、手のひらは正面に向けた。
ノイは満足そうに頷き招来の言葉を唱え始めた。
「全てを創りし母なる神よ、我が求めに応じ御姿を顕したまえ」
そして空中に向かって招来文を続ける。
「神よ、母なる神よ時は来たり、いま月が満ちる。この人間、公一を我が半身とし力を与える事を許したまえ」
「公一、目を閉じて神に祈れ。そして私の言う様に声を合わせよ」
「いいか、いくぞ」
二人は神に誓いの言葉を捧げ始める。
「我ら二人、この世界が滅ぶまでお互いを己の半身として、力を分かち合い、この厄に立ち向かわん。母なる神よ、我らに御加護を与えたまえ」
その時、公一は頭を大きくふらつかせて前のめりに倒れそうになる。
「公一、喜べ神はお許しになったのだぞ」
ノイはふらついている公一に満面の笑顔で声を掛けた。
「頭の中に白い光が来て熱くなりましたが、あれで許されたんですか?」
「ああ、たいそうお喜びだったぞ。次は左手を出せ。最後の仕上げだ」
公一は訝しげな表情をしながらノイに手を差し出した。
ノイは微笑みながら公一の左手の薬指の根本をつまむ。
「ノイ様、これからどうするのですか? あまり強く引っ張らないで、痛いですよ 」
ノイは公一の目を覗き込むようにして言った。
「ちょっと我慢しろよ」
ノイは公一の手首をつかみ左手の薬指を思いっきり引っ張った。
気味の悪い音を立てて公一の指はもぎ取られ、傷口からは血が流れ出す。
公一は反射的に左手の傷口を押えてはを歯を喰いしばる。喰いしばった歯の隙間から抗議の言葉を漏らした。
「なんて事をしてくれるんだ。信じられん」
ノイは涼しい顔をして公一に向かって、
「お前の指はもらっておくぞ。指の交換だ」
ノイは公一の指をくわえ、今度は自分の左の薬指をもぎ取って公一に差し出した。
「これを付けろ。私はお前の指を付けるから」
ノイは公一からもぎ取った指を自分の血のしたたり落ちる傷口に押し当てた。
「ほれ、くっ付いた。お前も早くしろ」
公一も止血をするつもりで傷口にノイの指を合わせる。
「くっ、なんか食い込んでくる。ぞわぞわして気持ち悪い」
ノイは公一の手を覗き込んでから半ばかうように、
「どうだ、付いたか? 動かしてみろ」
公一は左手をかざして薬指を動かす。指は違和感なく動いた。
「指の大きさが違い過ぎます」
「よしよし公一、良かったな、これでお前は正真正銘の私の半身になった訳だ。暫くすれば指の大きさも元に戻るぞ」
「一言、言って下さいよ。ちょっと手荒すぎますよ。心の準備ってものが有りますから」
公一は左手の動きを確かめながら文句を言う。
「ふん、言えば嫌がったろうに」
ノイは口を尖らせた。
公一はこめかみを押さえながら顔をしかめてノイに尋ねる。
「くっそ、さっきのアメーバの粘液、日本酒の匂いみたいだ。これ酒でも入っているんですか?」
「ああ、神からの贈り物だ。ここでは安全に飲める物の一つだな。お前はにきつかたかな。ところで、さっきから言ってるアメーバってなんだ」
公一は尻もちをつく様に座り込こみ、そのまま横になった。
「私の国じゃさっきの奴らをアメーバとかスライムって言うのですよ。あー畜生、酔っぱらったみたいだ。目が回る」
閉じた目に手のひらを当て少しでも早く酔いが抜けるように大きく深呼吸をする。
「あれはな、ここの掃除屋だ。あいつらも神の使いだぞ。なりはアレだが尊敬しろよ
あ、寝てる。もしかしたら、こいつダメな奴だったか」
公一の深呼吸はいつのまにか寝息に変わっていった。
公一は目を開け辺りを窺った。真っ先に目に入ってきたのは公一の胸を枕にしているノイの頭だった。
「公一、目が覚めたか」
「すまん、ああ、すいません、ひと眠りしちゃいました」
眠気を払う様に伸ばした手足の関節が音を立てた。
「どの位、ひっくり返っていました?」
「気にするな、それより此処にでかい傷跡が有るな」
ノイはそう言って公一の胸の傷跡を優しく一指し指でなぞった。
「ああ、これですか、中々の強敵でしたよ。仕留める時に心臓を抜き取られる寸前だったんですよ」
ノイは公一胸に耳を当てて甘えるように頭を擦りつける。
「まだ痛むのか」
「時々痛みます。胸の骨をもっていかれましたから。今は金属の板が骨を支えているんです」
公一は起き上がろうとして身体を動かした。
「もう少し胸の音を聞いていたいのだ。生きている人の音をだ。頼む」
ノイは公一の胸に耳を強く押し当て、てこでも動こうとする様子は無かった。
「はは、動いている。音も聞こえる」
ノイの髪が公一の胸をくすぐった。
ノイはそっと体を起こして微笑んで公一を見つめる。
密着していた肌は少しだけ汗ばんでいて離れるとき微かに音をたてた。
肌の温もりと重さを失った公一は胸を触って視線を宙に漂わせた。
「我が半身こと公一ボンヤリとするな。汝に服を着ることを許すぞ」
公一はノイの声で、ようやく我に返った。
「大げさな、命令無くても着ますよ。改めて言われると恥ずかしいですよ」
公一は飛び起きて、慌てて辺りを見回した。
「あ、服がない」
「やつらが掃除のついでに、どっかに引っ張っていったかもなあ」
ノイは公一より先に、服代わりの布で素肌を隠した。
「まだ見つけれんのか」
裸のままで、うろうろしている公一に、あきれて声をかけた。
「ほれ、もう少し先に行けば有るだろう。そう、そっちだ」
漸く服を着る事の出来た公一はノイの前に立ち一礼をする。
「お待たせしました。これから出立の準備に入りましょう」
全裸のノイは公一をの手を引っ張り、淡く青白い光を放っている方に急いだ。
祭壇の下には青白く発光する蠢くものが集まってくるのが見える。
「なんですか? こいつらは」
「これから私の儀式だ、身を清めねばならん」
ノイは公一の質問を遮り妖しく光る群れを指さす。
「つべこべ言わずに、こいつらの中に飛び込め。ええい、じれったい奴だな」
ノイは有無を言わさず、祭壇の裾で躊躇している公一を集まって来た妖しい光を放つ半透明の者どもの中に放り込んだ。
半透明の者どもの集まりは公一が考えていた以上に深く、頭からはまり込んでしまった公一は大いに慌てる羽目になった。
本来なら青白く光る幻想的な光景の中を泳ぐことを楽しむ事も出来たかも知れなかったが、方向感覚を失った公一にはそんな余裕は微塵にもなかった。
空気を求めて何とか表面に頭を出した公一は大きく息を吸い込みんだ。
「うああ、ヌメヌメして気持ち悪いぞこれ」
すぐ後に飛び込んで来たノイは公一の頭を押さえつけた。
「こいつらは汚れを舐めとってくれるんだ。神の前に立つんだ頭から足の先まで綺麗にしてもらえ」
公一は前を押さえて叫ぶ。
「ちょっと待て、指の間から入ってくるんだけど」
そんな公一の反応をニヤニヤしながら冷かした。
「気持ちいいのか? よく舐めてもらえよ」
さざ波のように動いていた半透明の者どもは、公一たちと祭壇の上に有る汚れの全てを舐め取り、淡い光を放ちながら暗闇の中に散らばって行った。
公一は、その離れていく淡い青色の光ボンヤリと見ていた。
「こら、公一、ボーっとするな。それに前を隠すんじゃない。二心を無い事を態度示す為に裸になっているんだ。隠したら意味なかろうが」
ノイはボンヤリとしている公一を引っ張り上げるようにして祭壇に続く階段を昇った。
「判ったから、引っ張らないで。危ないですから」
前を隠すように歩く公一の苦情は一切聞き入れられることは無い。
「引っ張られるのが嫌だったら隠すな。これから招来文を唱えて、母なる神にお越し願うんだ。失礼が有ったらいかん」
有無を言わせない調子で続ける。
「まず姿勢だな、両腕をその高さで開いて、うん、そんな感じで。頭は少し上げて、太陽を見る様な姿勢で目を閉じろ」
太陽が有るのか質問したかった公一だが、ノイの言うとおり身体を小の字を書く様な姿勢を取り、手のひらは正面に向けた。
ノイは満足そうに頷き招来の言葉を唱え始めた。
「全てを創りし母なる神よ、我が求めに応じ御姿を顕したまえ」
そして空中に向かって招来文を続ける。
「神よ、母なる神よ時は来たり、いま月が満ちる。この人間、公一を我が半身とし力を与える事を許したまえ」
「公一、目を閉じて神に祈れ。そして私の言う様に声を合わせよ」
「いいか、いくぞ」
二人は神に誓いの言葉を捧げ始める。
「我ら二人、この世界が滅ぶまでお互いを己の半身として、力を分かち合い、この厄に立ち向かわん。母なる神よ、我らに御加護を与えたまえ」
その時、公一は頭を大きくふらつかせて前のめりに倒れそうになる。
「公一、喜べ神はお許しになったのだぞ」
ノイはふらついている公一に満面の笑顔で声を掛けた。
「頭の中に白い光が来て熱くなりましたが、あれで許されたんですか?」
「ああ、たいそうお喜びだったぞ。次は左手を出せ。最後の仕上げだ」
公一は訝しげな表情をしながらノイに手を差し出した。
ノイは微笑みながら公一の左手の薬指の根本をつまむ。
「ノイ様、これからどうするのですか? あまり強く引っ張らないで、痛いですよ 」
ノイは公一の目を覗き込むようにして言った。
「ちょっと我慢しろよ」
ノイは公一の手首をつかみ左手の薬指を思いっきり引っ張った。
気味の悪い音を立てて公一の指はもぎ取られ、傷口からは血が流れ出す。
公一は反射的に左手の傷口を押えてはを歯を喰いしばる。喰いしばった歯の隙間から抗議の言葉を漏らした。
「なんて事をしてくれるんだ。信じられん」
ノイは涼しい顔をして公一に向かって、
「お前の指はもらっておくぞ。指の交換だ」
ノイは公一の指をくわえ、今度は自分の左の薬指をもぎ取って公一に差し出した。
「これを付けろ。私はお前の指を付けるから」
ノイは公一からもぎ取った指を自分の血のしたたり落ちる傷口に押し当てた。
「ほれ、くっ付いた。お前も早くしろ」
公一も止血をするつもりで傷口にノイの指を合わせる。
「くっ、なんか食い込んでくる。ぞわぞわして気持ち悪い」
ノイは公一の手を覗き込んでから半ばかうように、
「どうだ、付いたか? 動かしてみろ」
公一は左手をかざして薬指を動かす。指は違和感なく動いた。
「指の大きさが違い過ぎます」
「よしよし公一、良かったな、これでお前は正真正銘の私の半身になった訳だ。暫くすれば指の大きさも元に戻るぞ」
「一言、言って下さいよ。ちょっと手荒すぎますよ。心の準備ってものが有りますから」
公一は左手の動きを確かめながら文句を言う。
「ふん、言えば嫌がったろうに」
ノイは口を尖らせた。
公一はこめかみを押さえながら顔をしかめてノイに尋ねる。
「くっそ、さっきのアメーバの粘液、日本酒の匂いみたいだ。これ酒でも入っているんですか?」
「ああ、神からの贈り物だ。ここでは安全に飲める物の一つだな。お前はにきつかたかな。ところで、さっきから言ってるアメーバってなんだ」
公一は尻もちをつく様に座り込こみ、そのまま横になった。
「私の国じゃさっきの奴らをアメーバとかスライムって言うのですよ。あー畜生、酔っぱらったみたいだ。目が回る」
閉じた目に手のひらを当て少しでも早く酔いが抜けるように大きく深呼吸をする。
「あれはな、ここの掃除屋だ。あいつらも神の使いだぞ。なりはアレだが尊敬しろよ
あ、寝てる。もしかしたら、こいつダメな奴だったか」
公一の深呼吸はいつのまにか寝息に変わっていった。
公一は目を開け辺りを窺った。真っ先に目に入ってきたのは公一の胸を枕にしているノイの頭だった。
「公一、目が覚めたか」
「すまん、ああ、すいません、ひと眠りしちゃいました」
眠気を払う様に伸ばした手足の関節が音を立てた。
「どの位、ひっくり返っていました?」
「気にするな、それより此処にでかい傷跡が有るな」
ノイはそう言って公一の胸の傷跡を優しく一指し指でなぞった。
「ああ、これですか、中々の強敵でしたよ。仕留める時に心臓を抜き取られる寸前だったんですよ」
ノイは公一胸に耳を当てて甘えるように頭を擦りつける。
「まだ痛むのか」
「時々痛みます。胸の骨をもっていかれましたから。今は金属の板が骨を支えているんです」
公一は起き上がろうとして身体を動かした。
「もう少し胸の音を聞いていたいのだ。生きている人の音をだ。頼む」
ノイは公一の胸に耳を強く押し当て、てこでも動こうとする様子は無かった。
「はは、動いている。音も聞こえる」
ノイの髪が公一の胸をくすぐった。
ノイはそっと体を起こして微笑んで公一を見つめる。
密着していた肌は少しだけ汗ばんでいて離れるとき微かに音をたてた。
肌の温もりと重さを失った公一は胸を触って視線を宙に漂わせた。
「我が半身こと公一ボンヤリとするな。汝に服を着ることを許すぞ」
公一はノイの声で、ようやく我に返った。
「大げさな、命令無くても着ますよ。改めて言われると恥ずかしいですよ」
公一は飛び起きて、慌てて辺りを見回した。
「あ、服がない」
「やつらが掃除のついでに、どっかに引っ張っていったかもなあ」
ノイは公一より先に、服代わりの布で素肌を隠した。
「まだ見つけれんのか」
裸のままで、うろうろしている公一に、あきれて声をかけた。
「ほれ、もう少し先に行けば有るだろう。そう、そっちだ」
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