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第二十八話 招来
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「我の身をよくも台無したな。あの老いぼれを殺る前にお前を始末してくれる」
潜む者は丘から這い出して身体全体を公一の目に晒し、低く響く叫び声を上げて公一に向かって吼えた。
身体を引きずる音の響きが体の醜さを一層際立たせた。
「仲間といっても自分の身可愛さで見殺しかい? 利用する事しか考えてなかったな」
未だに燃え盛っている破邪の炎を背にして潜む者は人間の消化器官の様に伸びた体をくねらせた。
長い胴体には潜む者の犠牲となった猿達の手足が不恰好に生え、中には寸足で空中を蹴るだけの足もあった。
「長い胴体にたくさんの足かい? まるでムカデだな。だがな俺の国のムカデの方が美しく可愛いもんだぞ」
「減らず口を叩くな! 我を貶めることは我が主を愚弄するのと同じと思え」
「俺が言っても判らいだろうな。いますぐに違いを見せてやるよ」
公一は間髪を入れず招来の呪文を高らかに叫んだ。
「来たれ」
潜む者はこれから顕れる何者かを警戒して油断なく身構えた。
公一の胸の中に一抹の不安がよぎった。自分の元いた所と全く違う世界で彼が呼んだ「お使い」が招来に応じてはくれるのだろうかと。
その時、公一の心の中にノイのいたずらっぽい、そして何処かはにかんだような顔が浮かんだ。
心の中のノイ姿は公一から心中の不安を消し去り、自分の招来の呪文に対しての強い自信を生んでくれた。
しかし自信が出来たとはいえ、公一にもこれから起こる事が予想できず息を殺して待つしかなかった。
辺りには破邪の炎が汚された死骸を焼く微かな音が響くだけで、空気の揺らぎや何かが近づいて来る気配など五感に感じる事は何もおこらなかった。
潜む者の哄笑が緊張を破った。
「ひ、ひひひ… 何も来ないではないか。お前の呪文も全く役には立たないな。そもそも、お前が呪文をつかえたかも怪しいものだ」
公一は潜む者の嘲笑う声を全身で受けながら槍を体に預け合掌をしていた。
「なめた奴め、何もおこせないばかりか素知らぬふりか。その度胸だけは認めてやる。が、我と主を愚弄したことは命をもって償ってもらうぞ」
公一は一礼をして潜む者に改めて潜む者に目を向けた。
その哀れみをたたえた表情を見た潜む者は、大きく見開いていた目を細め
いぶしげに見返し腹の底から響く声で脅した。
「何をたくらんでいる。小細工は効かぬぞ。今更ながらの命乞いもだ」
「小細工はしない。俺が心配なのはお前を生きて連れて行けるかだ」
「この期に及んでまだ減らず口を叩くか。ならば試すがよかろう」
潜む者は公一の前に消化器官に似た全身を伸ばしそびえ立った。赤黒い体の色はぬめりを帯びた体は背後の破邪の炎の光を浴びて一層不気味さと不吉さを漂わせた。
不揃いに生えていた猿たちの腕を、辺りに不快な音を響かせながらゆっくりと体の中に引き込んだ。
「そのままじっとしていろ。それとも恐ろしくて動くことが出来ぬか?」
潜む者は思った以上の速さで、何時でも締め上げることが出来るように公一をを中心にとぐろを巻いた。
「なんだ一気に締め上げないのか? こんなに間合いが空いていれば、すぐにでも逃げられるぞ。それともこの槍が恐ろしいか?」
公一は槍の調子を取るように石突きで床を突いた。
「強がりは、この刃の全てを躱すことが出来てから言え!」
潜む者が歯を食いしばり全身を震わすと、身体の中に引き込んでいた猿たちの腕が蛇が鎌首をもたげるように一斉に姿をあらわした。
猿たちの手には各々、剣や槍が握られており、その刃は全て公一に向けられていた。
「ああ、まさに奥の手だな。まだ隠しているだろう? あと矢だよ矢。お前が死んだ猿たちから取り上げてたやつだ」
「知っていたも避けられるとは限るまい。後悔して死ね。ゆっくりと切り刻んでやる」
「俺は逃げないし何もしない。俺を切り刻む前に少しだけ後ろを気にしたらどうだ?」
「何を言いたい。お前を助ける者など来なかったではないか」
潜む者の目に映ったものは死骸の丘に火が残った墨が赤い光を放っているだけだった。
「また悪あがきか、いい加減……」
潜む者はそこまで言いかけ口をつぐみ注意深く丘全体に目をくばった。
そして悪意に満ちた表情はそのまま固まったように動かなくなった。ようやく気がついたからだ。自分とは異質な物の存在に。
潜む者が丘の燃え残りの炎だと思っていた火の揺らぎは模様だったからだ。
模様の持ち主は死骸の丘全体に巻き付くようにしてとぐろを巻き、長く伸び触覚を細かく震わせていた。赤く燃える目で公一と潜む者を静に見つめ、顎は獲物をいつでも食いちぎる準備でもしているかのように乾いた音を出し始めた。
公一が呼んだ「お使い」が現れていたのだった。
炎をまとったムカデ恰好をした「お使い」は頭を上げ触覚を伸ばし震わせた。
それに答える様に丘の頂上の空気が揺らいたと思うと空中から動物の前足が突き出された。
逞しい前足は鋭い爪と黄色と黒の縞模様があり、死骸の丘に爪を突き立てると空中からのっそりと全身を表した。
別の「お使い」も現れたのだった。
「虎も送ってくれたのか……」
公一は感謝の気持ちをこめ感謝の呪文を呟いた。
潜む者は丘から這い出して身体全体を公一の目に晒し、低く響く叫び声を上げて公一に向かって吼えた。
身体を引きずる音の響きが体の醜さを一層際立たせた。
「仲間といっても自分の身可愛さで見殺しかい? 利用する事しか考えてなかったな」
未だに燃え盛っている破邪の炎を背にして潜む者は人間の消化器官の様に伸びた体をくねらせた。
長い胴体には潜む者の犠牲となった猿達の手足が不恰好に生え、中には寸足で空中を蹴るだけの足もあった。
「長い胴体にたくさんの足かい? まるでムカデだな。だがな俺の国のムカデの方が美しく可愛いもんだぞ」
「減らず口を叩くな! 我を貶めることは我が主を愚弄するのと同じと思え」
「俺が言っても判らいだろうな。いますぐに違いを見せてやるよ」
公一は間髪を入れず招来の呪文を高らかに叫んだ。
「来たれ」
潜む者はこれから顕れる何者かを警戒して油断なく身構えた。
公一の胸の中に一抹の不安がよぎった。自分の元いた所と全く違う世界で彼が呼んだ「お使い」が招来に応じてはくれるのだろうかと。
その時、公一の心の中にノイのいたずらっぽい、そして何処かはにかんだような顔が浮かんだ。
心の中のノイ姿は公一から心中の不安を消し去り、自分の招来の呪文に対しての強い自信を生んでくれた。
しかし自信が出来たとはいえ、公一にもこれから起こる事が予想できず息を殺して待つしかなかった。
辺りには破邪の炎が汚された死骸を焼く微かな音が響くだけで、空気の揺らぎや何かが近づいて来る気配など五感に感じる事は何もおこらなかった。
潜む者の哄笑が緊張を破った。
「ひ、ひひひ… 何も来ないではないか。お前の呪文も全く役には立たないな。そもそも、お前が呪文をつかえたかも怪しいものだ」
公一は潜む者の嘲笑う声を全身で受けながら槍を体に預け合掌をしていた。
「なめた奴め、何もおこせないばかりか素知らぬふりか。その度胸だけは認めてやる。が、我と主を愚弄したことは命をもって償ってもらうぞ」
公一は一礼をして潜む者に改めて潜む者に目を向けた。
その哀れみをたたえた表情を見た潜む者は、大きく見開いていた目を細め
いぶしげに見返し腹の底から響く声で脅した。
「何をたくらんでいる。小細工は効かぬぞ。今更ながらの命乞いもだ」
「小細工はしない。俺が心配なのはお前を生きて連れて行けるかだ」
「この期に及んでまだ減らず口を叩くか。ならば試すがよかろう」
潜む者は公一の前に消化器官に似た全身を伸ばしそびえ立った。赤黒い体の色はぬめりを帯びた体は背後の破邪の炎の光を浴びて一層不気味さと不吉さを漂わせた。
不揃いに生えていた猿たちの腕を、辺りに不快な音を響かせながらゆっくりと体の中に引き込んだ。
「そのままじっとしていろ。それとも恐ろしくて動くことが出来ぬか?」
潜む者は思った以上の速さで、何時でも締め上げることが出来るように公一をを中心にとぐろを巻いた。
「なんだ一気に締め上げないのか? こんなに間合いが空いていれば、すぐにでも逃げられるぞ。それともこの槍が恐ろしいか?」
公一は槍の調子を取るように石突きで床を突いた。
「強がりは、この刃の全てを躱すことが出来てから言え!」
潜む者が歯を食いしばり全身を震わすと、身体の中に引き込んでいた猿たちの腕が蛇が鎌首をもたげるように一斉に姿をあらわした。
猿たちの手には各々、剣や槍が握られており、その刃は全て公一に向けられていた。
「ああ、まさに奥の手だな。まだ隠しているだろう? あと矢だよ矢。お前が死んだ猿たちから取り上げてたやつだ」
「知っていたも避けられるとは限るまい。後悔して死ね。ゆっくりと切り刻んでやる」
「俺は逃げないし何もしない。俺を切り刻む前に少しだけ後ろを気にしたらどうだ?」
「何を言いたい。お前を助ける者など来なかったではないか」
潜む者の目に映ったものは死骸の丘に火が残った墨が赤い光を放っているだけだった。
「また悪あがきか、いい加減……」
潜む者はそこまで言いかけ口をつぐみ注意深く丘全体に目をくばった。
そして悪意に満ちた表情はそのまま固まったように動かなくなった。ようやく気がついたからだ。自分とは異質な物の存在に。
潜む者が丘の燃え残りの炎だと思っていた火の揺らぎは模様だったからだ。
模様の持ち主は死骸の丘全体に巻き付くようにしてとぐろを巻き、長く伸び触覚を細かく震わせていた。赤く燃える目で公一と潜む者を静に見つめ、顎は獲物をいつでも食いちぎる準備でもしているかのように乾いた音を出し始めた。
公一が呼んだ「お使い」が現れていたのだった。
炎をまとったムカデ恰好をした「お使い」は頭を上げ触覚を伸ばし震わせた。
それに答える様に丘の頂上の空気が揺らいたと思うと空中から動物の前足が突き出された。
逞しい前足は鋭い爪と黄色と黒の縞模様があり、死骸の丘に爪を突き立てると空中からのっそりと全身を表した。
別の「お使い」も現れたのだった。
「虎も送ってくれたのか……」
公一は感謝の気持ちをこめ感謝の呪文を呟いた。
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