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第三十一話 捨て身
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老猿の動きが少し鈍った瞬間だった。僅かなよろめきを見逃さず潜む者は背中に回していた腕を大きく広げた。
その両手には体の中に隠していた剣が握られ刃先は異様な光を宿していた。
老猿の打ち下ろす剣を誘うつもりか、両方の腕はワザとらしく広げ一気に間合いを詰めた。
潜む者は老猿の打ち込みの早さを侮ってはいない。もう一つの隠していた武器を使い一気に方を付けることを狙っていた。
しかし老猿の目は死がすぐ後ろに迫っていても曇ってはいなかった。
確かに体を前に進めるだけで自分の命の灯が揺らぎ、自分に与えられている時間があと僅かであることは承知の上だった。
自らの手にした剣で必ずや仲間の仇を取る。その一念だけが体を突き動かし、心は一点の曇りは無かった。
相手は昔、自分を卑怯な手段で群れから追いやった、若い奴の馴れの果であることは匂いでわかる。
老猿には今度も必ず汚い手を使ってくることは容易に想像できた。
先ほど自分を襲った胸の締め付けがいつ再び来るかわからない。今度胸の痛みが来たら耐えることが出来いなことは本能が知らせている。
老猿は自分の刀法を含め全てを捨てた。死の淵を歩く覚悟と経験がそうさせたのだった。
相手の意表を突くには本来の自分なら絶対やらないことをする。戦士として心が決まれば迷うことはもうなかった。
ワザと足をもつれさせ倒れそうなふりをした。
だだ相手に先手を取らせるために恥も外聞も捨てさった。
案の定、相手は仕掛けに乗って先に動いた。
ここからが老猿にとって勝負の分かれ目だった。しかし相手は昔の若い猿ではない。なにかの魔力により別なものと成り果てているのだから。
潜む者は老猿の構える大剣の間合いに入る前に攻撃を仕掛けた。身体を胸そらして力を込めた。
潜む者の胸の筋肉が無数に盛り上がり始め、その皮を破ろうと中では何かが動き始めた。
ノイと公一は黙ったまま果し合いを見守るしかない。
公一は潜む者が身体をそらした本当の意味を瞬時に理解した。
まだ潜む者が身体の中にため込んでいた武器を吐き出すであろうことを。
しかし公一は声を上げることはしない。
潜む者の胸の筋肉が割れ身体の中に隠していた「矢じり」を弾き飛ばそうとしたのだ。
この時、潜む者は絶対の勝利を確信していた。寄る年波で足元がおぼつかない奴が避けることが出来るはずがない。
老猿のが飽きずに使っている大剣の間合いは承知している。間合いにさえ入らなければ剣など恐ろしくない。
そこにいる誰もが老猿の足がもつれ酷い勢いで倒れると思った。
刹那、老猿は大剣を潜む者に向かって投げつけいた。
老猿が前のめり何って勢いをつけた大剣は、今にも矢じりを弾きだそうとしていた潜む者の胸に深々と突き刺さった。
大剣をまともに喰らった潜む者は仰向けにのけぞった。老猿に向かって放とうとしていた矢じりは天井に当たり虚しい音を響かせた。
老猿は地面に這いつくばっていた床を蹴って潜む者に飛びかかり、大剣の柄を握り締め更に深く突き刺そうとする。
その時、潜む者の身体に変化がおこった。突き刺さった大剣を逆に飲み込もうと身身体を震わせ始めた。
狂ったような叫び声を上げながら、奇跡的に放さなかった両手の剣を振り回し始めた。
老猿がもう一太刀浴びせようと大剣を取り戻そうとするが、潜む者が振り回す剣先が邪魔で上手くいかなかった。
「この死にぞこないの年寄め、剣の無いお前に何が出来る? このまま役も立たずに野垂れ死にするより。観念して俺に喰われろ」
老猿のしわのの奥の目が笑った。明らかに潜む者を見下した笑いだった。
「なにが可笑し…っ」
それが潜む者が発した最後の言葉だった。
潜む者の顔面を老猿の右の拳が捉えた。間髪をいれずに今度は左の拳が顎に見事に命中をした。潜む者は、その場に音を立てて崩れ落ちた。
老猿は倒れている大きく顔がひしゃげた潜む者を見下ろしていた。その眼には怒りでもなく勝利の喜びでもなく複雑な色が浮かんでた。
浅はかな考えしか出来ず自分が何を目指していたか忘れてしまった者への嘲りだった。
老猿は潜む者に食い込んでいた自分大剣を引き抜こうと屈みこんだ。
死んでいるはず潜む者の腕がピクリと動いたと思うと、腕を鞭のようにしなり老猿を襲った。
老猿は今度はあっさりと大剣をを引き抜き潜む者の腕ごと剣を切り飛ばしてしまったのだった。
潜む者の最後のあがきも無駄な物だった。
老猿に殴られ割れてしまった潜む者の頭では、剣も自由に操る事も出来なかったのだった。
老猿は大剣を振りかぶり潜む者の首筋めがけて振り下ろした。
老猿に殴られ割れてしまった頭では剣も自由に操る事も出来なかったのだった。
「うん、勝負あったな。よくやったぞ」
ノイと公一は老猿に駆け寄った。
老猿は息を肩でしながらノイと公一を振り返った。
二人の顔を見て緊張がとけたのかその場にへたり込み、がっくっりと首を落した。
「おい、サル大丈夫か?」
ノイの声が辺りに響いた。
その両手には体の中に隠していた剣が握られ刃先は異様な光を宿していた。
老猿の打ち下ろす剣を誘うつもりか、両方の腕はワザとらしく広げ一気に間合いを詰めた。
潜む者は老猿の打ち込みの早さを侮ってはいない。もう一つの隠していた武器を使い一気に方を付けることを狙っていた。
しかし老猿の目は死がすぐ後ろに迫っていても曇ってはいなかった。
確かに体を前に進めるだけで自分の命の灯が揺らぎ、自分に与えられている時間があと僅かであることは承知の上だった。
自らの手にした剣で必ずや仲間の仇を取る。その一念だけが体を突き動かし、心は一点の曇りは無かった。
相手は昔、自分を卑怯な手段で群れから追いやった、若い奴の馴れの果であることは匂いでわかる。
老猿には今度も必ず汚い手を使ってくることは容易に想像できた。
先ほど自分を襲った胸の締め付けがいつ再び来るかわからない。今度胸の痛みが来たら耐えることが出来いなことは本能が知らせている。
老猿は自分の刀法を含め全てを捨てた。死の淵を歩く覚悟と経験がそうさせたのだった。
相手の意表を突くには本来の自分なら絶対やらないことをする。戦士として心が決まれば迷うことはもうなかった。
ワザと足をもつれさせ倒れそうなふりをした。
だだ相手に先手を取らせるために恥も外聞も捨てさった。
案の定、相手は仕掛けに乗って先に動いた。
ここからが老猿にとって勝負の分かれ目だった。しかし相手は昔の若い猿ではない。なにかの魔力により別なものと成り果てているのだから。
潜む者は老猿の構える大剣の間合いに入る前に攻撃を仕掛けた。身体を胸そらして力を込めた。
潜む者の胸の筋肉が無数に盛り上がり始め、その皮を破ろうと中では何かが動き始めた。
ノイと公一は黙ったまま果し合いを見守るしかない。
公一は潜む者が身体をそらした本当の意味を瞬時に理解した。
まだ潜む者が身体の中にため込んでいた武器を吐き出すであろうことを。
しかし公一は声を上げることはしない。
潜む者の胸の筋肉が割れ身体の中に隠していた「矢じり」を弾き飛ばそうとしたのだ。
この時、潜む者は絶対の勝利を確信していた。寄る年波で足元がおぼつかない奴が避けることが出来るはずがない。
老猿のが飽きずに使っている大剣の間合いは承知している。間合いにさえ入らなければ剣など恐ろしくない。
そこにいる誰もが老猿の足がもつれ酷い勢いで倒れると思った。
刹那、老猿は大剣を潜む者に向かって投げつけいた。
老猿が前のめり何って勢いをつけた大剣は、今にも矢じりを弾きだそうとしていた潜む者の胸に深々と突き刺さった。
大剣をまともに喰らった潜む者は仰向けにのけぞった。老猿に向かって放とうとしていた矢じりは天井に当たり虚しい音を響かせた。
老猿は地面に這いつくばっていた床を蹴って潜む者に飛びかかり、大剣の柄を握り締め更に深く突き刺そうとする。
その時、潜む者の身体に変化がおこった。突き刺さった大剣を逆に飲み込もうと身身体を震わせ始めた。
狂ったような叫び声を上げながら、奇跡的に放さなかった両手の剣を振り回し始めた。
老猿がもう一太刀浴びせようと大剣を取り戻そうとするが、潜む者が振り回す剣先が邪魔で上手くいかなかった。
「この死にぞこないの年寄め、剣の無いお前に何が出来る? このまま役も立たずに野垂れ死にするより。観念して俺に喰われろ」
老猿のしわのの奥の目が笑った。明らかに潜む者を見下した笑いだった。
「なにが可笑し…っ」
それが潜む者が発した最後の言葉だった。
潜む者の顔面を老猿の右の拳が捉えた。間髪をいれずに今度は左の拳が顎に見事に命中をした。潜む者は、その場に音を立てて崩れ落ちた。
老猿は倒れている大きく顔がひしゃげた潜む者を見下ろしていた。その眼には怒りでもなく勝利の喜びでもなく複雑な色が浮かんでた。
浅はかな考えしか出来ず自分が何を目指していたか忘れてしまった者への嘲りだった。
老猿は潜む者に食い込んでいた自分大剣を引き抜こうと屈みこんだ。
死んでいるはず潜む者の腕がピクリと動いたと思うと、腕を鞭のようにしなり老猿を襲った。
老猿は今度はあっさりと大剣をを引き抜き潜む者の腕ごと剣を切り飛ばしてしまったのだった。
潜む者の最後のあがきも無駄な物だった。
老猿に殴られ割れてしまった潜む者の頭では、剣も自由に操る事も出来なかったのだった。
老猿は大剣を振りかぶり潜む者の首筋めがけて振り下ろした。
老猿に殴られ割れてしまった頭では剣も自由に操る事も出来なかったのだった。
「うん、勝負あったな。よくやったぞ」
ノイと公一は老猿に駆け寄った。
老猿は息を肩でしながらノイと公一を振り返った。
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「おい、サル大丈夫か?」
ノイの声が辺りに響いた。
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