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60 早くも次の火種が舞う
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死の淵どころか、そこから墜ちたあと沼様のおかげで蘇ったゲルダ。
ぜいたくは言えないが、逢瀬の時間が4時間とは短い。
「行ってきます?」
「いってらっしゃい?」
ぽちょ~ん。
とぷっ。
早くも残り3分となり、3メートルの沼を出した。
「あはは、変なの。行ってきますじゃなくて、またね、が正解かな」
「実際にはゲルダは真横にいるようなもんなんだよね。次元は違うけど」
「死にかけた代わりに、サーシャとさらに深く愛し合えるようになったわ。いい夢みながら眠るね。わわっ、もう沈んじゃう。まったね~」
とっぷん。
「笑いながら「沼」に沈んだ人間も初めてだ。二人で人も殺したし、正真正銘のダークカップルかな」
◆◆◆
夜がふけて、サスル冒険者ギルドに向かっている。
それにしても、またソロだ。
自信を持って仲間と言えるメロンとカリナがいる。
ゲルダに至っては、ゲル子ともゲル太とも関係を持った。
私はもう伴侶になったつもりだ。
あまりにも大きな秘密を抱えたカップルになって、まさに運命共同体だし。
なのに今またボッチだ。
ギルドに入ったが、誰も注目しない。顔を汚して、茶色で汚れたマントとブラウンのカツラを被っている。
ギルドの作りは、ハルピインに戻ったかと思うくらい今回も同じ。左側のカウンターに向かった。
「いらっしゃいませ、本日はどのようなご用でしょうか」
受付嬢にギルマスに会いたいことを伝えた。探知力が低い私でも分かる、バカでかい気配が2つ、2階にある。きっと、そのどっちかだ。
「あの、ギルマスへの紹介状などはごさいますか」
「ダツタンのギルマス、ルークのサインが入った紹介状はあるけど、ここ宛てではない。あと1時間、反対側の飲食スペースで待つ。次は明日、同じ時間に来る。ダメなら諦める」
無駄なら南に向かい、魔国に入ることも考える。
ブライト王国で暴れて、すごく疑問に思ったこと。それはマツクロ子爵も含め、ブライトの奴らが弱かったことだ。
あれだけ危険な国だ。普通なら魔王様率いる魔国が攻めている。
「私もゲルダを危険にさらしたけど、私自身はけがを負ってない。もっと強くて正義感の強い人がなんで、ブライトの悪の根源、ベルゼ5世を成敗してないんだろ」
男の人が近づいてきた。ベルミンさんが来てくれたようだ。
人族ではない、少し青みがかった肌の180センチ魔族だ。ダツタンのルークもエルフだったし、不思議ではない。ただレベル252のルークに近い気配。私が「沼」を使っても勝てない相手だ。
「ギルマスのベルミンさんですか。わざわざ、すみません」
「いや、ベルミンではないよ。お嬢さん、いやサーシャさんでいいかな」
「どるぉ」
また油断した。敵なのか?
変な声が出て泥団子1メートルを手に握ってしまったが、危険な感じはしない。
「ダツタンのルーク師匠を通じて、風の神器持を倒した情報をもらった1人。ペルタの兄弟子でジュライ。それで信用してもらえるかな」
「はい、ルークのリストにありました。ハルピインからダンガーラに本拠地を移したサーシャです」
「僕は魔国デビルギルドの副ギルマスのジュライ。マツクロ子爵領に現れた、恐怖の水魔法使いついて調査に来たんだよ。魔王様に直接命令されてね」
うむ、予想外の展開だ。正直、ばっくれたい。
◆◆
「人食い水魔法のサーシャ」は私の偽装で死んだことになってる。
穏便にブライト王国を出たいのに、魔国から調査に来たジュライが待っていた。
私には、デビルギルドで副ギルマスなんてやれる人と駆け引きする頭はない。力でもかなわない。
素直に情報交換をしよう。
「ええっと、ぶっちゃけ当事者よ。聞きたい話を教えて。そして何がしたいの」
「話が早いね、一番困難だと思っていた君との接触がスムーズに済んで助かるよ。こっちもジョーカーから切ろう」
「急展開だけど、強制的にブライトで何かをやらされるのは嫌だよ。出国したいんで」
「う~ん、困った。ジョーカーというのは、場合によっては君に魔王様の話を伝えてブライト王城に行って欲しいんだ」
「そこ保留で。私に会うために待っていたということは、情報は細かく集めたんでしょ」
「うん、君たちの襲撃は途中で50日以上も空いて調査する時間もあったしね。サーシャの役割は「白銀騎士ナイト」だよね」
「うん」
「で、もう1人「赤いサーシャ」がいた。けど、彼女は遺体で見つかっている」
「マツクロ子爵邸で死んでるものね」
「けど本当は生きてる?」
「うん。だけど、なんで彼女と会いたいの?」
「当事者の君の前で言うのはアレだけど、今回の襲撃事件は異様なんだ」
「ただ、赤いサーシャの敵討ちを手伝って、マツクロ子爵家を滅ぼした。私は余計な追っ手がうっとおしかったから、「死の偽装」を手伝ってもらった。そういう協力関係」
「魔王様が知りたいのは、戦いの手段。調べたところ、マツクロ子爵が亡くなっている。そして子爵邸で兵士の遺体が5体ほど見つかった」
「子爵を倒して、仇討ちに成功したのよ。だから「彼女」は去った」
「調査結果が異様なんだ。冒険者ギルドの調査力を知っているかい」
「なんとなく。ルークやペルタ様を見てたら分かった」
「ブライト王国は冒険者ギルド支部が1つしかない危険な国。だから情報収集は綿密に行っている」
「それが私にわざわざ目をつけた理由に結びつくの」
「今回、君たちの襲撃で「死んだと思われる」人間は、200を越える」
「そのくらいで合っていると思う」
「なのに、遺体がマツクロ子爵とその四男、五男、そして数人の兵士しかなかったそうだ」
「召喚獣がいたから食べたのよ。遺体も収納指輪に入れれば見つからない」
「戦いの跡も調べた。それは戦いというか蹂躙の痕跡があった。だけどね」
何が言いたいか分かった。「沼」の本質に向かっている。この男と2度と接触しないのが正解だ。
「それ以外の行方不明者の痕跡が、どこかで途切れているんだ。子爵家にいたはずのマツクロ家三男、神器持ちの男女2人。歩いていて、突然に消失したように何もなくなっている」
「それは私の仕業ではない。一年以上前からギルドでも情報をつかんでた人食い水魔法の使い手、「赤のサーシャ」の仕業よ。偶然に出会ったの」
ジュライが疑念を持った目で見ている。ルークほど広い視野は持っていないようだ。
「力になれなくて悪いけど、彼女とは別れた。お互いの安全というかリスクを減らすため、行き先も連絡先も交換していない」
「痕跡ごと敵を消せる魔法使い・・。魔王様が世界平和のために探していたのに、また空振りか」
「魔王様が探している」は気になるが、私のスキルが使われたことへの手がかりを持っている。
乗ったふりをしよう。どうせ私は卑怯者だ。
「私が魔国に行って、魔王様に会ってみたいのはルークから聞いてるよね」
「まあ、さわり程度は」
「どうせ、トラブル体質なのもルーク経由で知っているよね」
なんだこの、私が魔国に行く流れは。
これで腹は決まった。
絶対に魔国には行かない。
ぜいたくは言えないが、逢瀬の時間が4時間とは短い。
「行ってきます?」
「いってらっしゃい?」
ぽちょ~ん。
とぷっ。
早くも残り3分となり、3メートルの沼を出した。
「あはは、変なの。行ってきますじゃなくて、またね、が正解かな」
「実際にはゲルダは真横にいるようなもんなんだよね。次元は違うけど」
「死にかけた代わりに、サーシャとさらに深く愛し合えるようになったわ。いい夢みながら眠るね。わわっ、もう沈んじゃう。まったね~」
とっぷん。
「笑いながら「沼」に沈んだ人間も初めてだ。二人で人も殺したし、正真正銘のダークカップルかな」
◆◆◆
夜がふけて、サスル冒険者ギルドに向かっている。
それにしても、またソロだ。
自信を持って仲間と言えるメロンとカリナがいる。
ゲルダに至っては、ゲル子ともゲル太とも関係を持った。
私はもう伴侶になったつもりだ。
あまりにも大きな秘密を抱えたカップルになって、まさに運命共同体だし。
なのに今またボッチだ。
ギルドに入ったが、誰も注目しない。顔を汚して、茶色で汚れたマントとブラウンのカツラを被っている。
ギルドの作りは、ハルピインに戻ったかと思うくらい今回も同じ。左側のカウンターに向かった。
「いらっしゃいませ、本日はどのようなご用でしょうか」
受付嬢にギルマスに会いたいことを伝えた。探知力が低い私でも分かる、バカでかい気配が2つ、2階にある。きっと、そのどっちかだ。
「あの、ギルマスへの紹介状などはごさいますか」
「ダツタンのギルマス、ルークのサインが入った紹介状はあるけど、ここ宛てではない。あと1時間、反対側の飲食スペースで待つ。次は明日、同じ時間に来る。ダメなら諦める」
無駄なら南に向かい、魔国に入ることも考える。
ブライト王国で暴れて、すごく疑問に思ったこと。それはマツクロ子爵も含め、ブライトの奴らが弱かったことだ。
あれだけ危険な国だ。普通なら魔王様率いる魔国が攻めている。
「私もゲルダを危険にさらしたけど、私自身はけがを負ってない。もっと強くて正義感の強い人がなんで、ブライトの悪の根源、ベルゼ5世を成敗してないんだろ」
男の人が近づいてきた。ベルミンさんが来てくれたようだ。
人族ではない、少し青みがかった肌の180センチ魔族だ。ダツタンのルークもエルフだったし、不思議ではない。ただレベル252のルークに近い気配。私が「沼」を使っても勝てない相手だ。
「ギルマスのベルミンさんですか。わざわざ、すみません」
「いや、ベルミンではないよ。お嬢さん、いやサーシャさんでいいかな」
「どるぉ」
また油断した。敵なのか?
変な声が出て泥団子1メートルを手に握ってしまったが、危険な感じはしない。
「ダツタンのルーク師匠を通じて、風の神器持を倒した情報をもらった1人。ペルタの兄弟子でジュライ。それで信用してもらえるかな」
「はい、ルークのリストにありました。ハルピインからダンガーラに本拠地を移したサーシャです」
「僕は魔国デビルギルドの副ギルマスのジュライ。マツクロ子爵領に現れた、恐怖の水魔法使いついて調査に来たんだよ。魔王様に直接命令されてね」
うむ、予想外の展開だ。正直、ばっくれたい。
◆◆
「人食い水魔法のサーシャ」は私の偽装で死んだことになってる。
穏便にブライト王国を出たいのに、魔国から調査に来たジュライが待っていた。
私には、デビルギルドで副ギルマスなんてやれる人と駆け引きする頭はない。力でもかなわない。
素直に情報交換をしよう。
「ええっと、ぶっちゃけ当事者よ。聞きたい話を教えて。そして何がしたいの」
「話が早いね、一番困難だと思っていた君との接触がスムーズに済んで助かるよ。こっちもジョーカーから切ろう」
「急展開だけど、強制的にブライトで何かをやらされるのは嫌だよ。出国したいんで」
「う~ん、困った。ジョーカーというのは、場合によっては君に魔王様の話を伝えてブライト王城に行って欲しいんだ」
「そこ保留で。私に会うために待っていたということは、情報は細かく集めたんでしょ」
「うん、君たちの襲撃は途中で50日以上も空いて調査する時間もあったしね。サーシャの役割は「白銀騎士ナイト」だよね」
「うん」
「で、もう1人「赤いサーシャ」がいた。けど、彼女は遺体で見つかっている」
「マツクロ子爵邸で死んでるものね」
「けど本当は生きてる?」
「うん。だけど、なんで彼女と会いたいの?」
「当事者の君の前で言うのはアレだけど、今回の襲撃事件は異様なんだ」
「ただ、赤いサーシャの敵討ちを手伝って、マツクロ子爵家を滅ぼした。私は余計な追っ手がうっとおしかったから、「死の偽装」を手伝ってもらった。そういう協力関係」
「魔王様が知りたいのは、戦いの手段。調べたところ、マツクロ子爵が亡くなっている。そして子爵邸で兵士の遺体が5体ほど見つかった」
「子爵を倒して、仇討ちに成功したのよ。だから「彼女」は去った」
「調査結果が異様なんだ。冒険者ギルドの調査力を知っているかい」
「なんとなく。ルークやペルタ様を見てたら分かった」
「ブライト王国は冒険者ギルド支部が1つしかない危険な国。だから情報収集は綿密に行っている」
「それが私にわざわざ目をつけた理由に結びつくの」
「今回、君たちの襲撃で「死んだと思われる」人間は、200を越える」
「そのくらいで合っていると思う」
「なのに、遺体がマツクロ子爵とその四男、五男、そして数人の兵士しかなかったそうだ」
「召喚獣がいたから食べたのよ。遺体も収納指輪に入れれば見つからない」
「戦いの跡も調べた。それは戦いというか蹂躙の痕跡があった。だけどね」
何が言いたいか分かった。「沼」の本質に向かっている。この男と2度と接触しないのが正解だ。
「それ以外の行方不明者の痕跡が、どこかで途切れているんだ。子爵家にいたはずのマツクロ家三男、神器持ちの男女2人。歩いていて、突然に消失したように何もなくなっている」
「それは私の仕業ではない。一年以上前からギルドでも情報をつかんでた人食い水魔法の使い手、「赤のサーシャ」の仕業よ。偶然に出会ったの」
ジュライが疑念を持った目で見ている。ルークほど広い視野は持っていないようだ。
「力になれなくて悪いけど、彼女とは別れた。お互いの安全というかリスクを減らすため、行き先も連絡先も交換していない」
「痕跡ごと敵を消せる魔法使い・・。魔王様が世界平和のために探していたのに、また空振りか」
「魔王様が探している」は気になるが、私のスキルが使われたことへの手がかりを持っている。
乗ったふりをしよう。どうせ私は卑怯者だ。
「私が魔国に行って、魔王様に会ってみたいのはルークから聞いてるよね」
「まあ、さわり程度は」
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