63 / 188
63 素材集めにオーク祭り
しおりを挟む
夜の森。
次のダンジョンに向かって走り出している。
予測では、29から幾らかレベルが上がっている。以前より足が速い。
道は悪い。だけど走れる。
ノカヤ上級ダンジョンには二時間も走れば到着しそうだ。
そこも、二足歩行のオーク、四足歩行の豚とダブルで肉祭りのダンジョン。
人気があり、前の中級ダンジョン前と同じく、ギルドが簡易出張所を設置。
割高ホテルも3軒ある。
ペルセ中級ダンジョンには、登録初日から12日目潜って、再びアタック。
二度目が19日。
あと1ヶ月弱で、でDランクの審査が受けられる。
依頼書に沿ってダチョウ、チキン、ウズラを10羽ずつ出せば、昇格。
私の収納指輪には、十分すぎる素材が入っている。
余剰分を出しても、無駄にはならない。次のCランク審査の素材納入に加算される。
私はドラゴンパピーも持ってるし、すでに基準を満たせる。
Dランク昇格から4ヶ月すれば、Cランク試験も受けられる可能性大。
BランクはCランクになって、最低でも半年して受験。
条件はCランクになってから確認する。
今から行くダンジョンの推奨レベルは40以上。
全50階。10階まではレベル30~35の敵しか出ない。
そのため、Cランク冒険者が多く、良質の肉を持って帰って稼ぎにしている。
20階から敵のレベルが上がる。
肉の味が増す戦闘豚、オークソルジャーが出るのは、32階以降。
ダンジョンボスは、技巧としぶとさを兼ね備え、レベル75オークジェネラル。
「要するに、10階を過ぎれば、冒険者が減るのか。よし、そこから下を狩り場にしよう」
20分後、注意力散漫で走ってたら、何かにぶつかった。
どんっ。オークが3匹いる。そこで気付いた。
「そうだ。等価交換用の素材が空だった。とりあえず低レベルオーク、ゴブリン、落ちてる枝の収集だな」
地力が幾分か上がっていても、私は弱い。
地上オーク3体なのに、等価交換を使った。
「さてさて、2メートルオーク3体はごちそうだね。あれ?」
私も女。
匂いを嗅ぎ付けて、さらにオークが2体も走ってきた。
「次のエンカウントが早すぎない?」
さくっと倒して収納。
次から次に沸いてくるオーク。
以前は縁がなかった、オーク集落にたどり着けるかも。
集落発生を証明してくれる冒険者が、走ってきた。
「ごめん、何かあったの?」
「え、こんな夜更けに女が一人か。あんた逃げろ。オークの集落が発生してる」
「わ~お。オーク祭りだ~」
「何を呑気なことを言ってるんだ。100匹規模の大集落だ。3人で偵察に来て、オークに見つかっちまった」
「残り2人は?」
「1人が足を怪我をして木の上に逃れて。もう1人は・・はぐれた」
恐らく、彼がギルドに報告すれば2、3日で討伐隊が組まれる。
100匹のオーク。
次のダンジョン攻略の「栄養」として申し分ない。
やる気が出た。
「ちなみにはぐれた人って、どんな人?」
「・・女だ」
胸がぎゅっとした。
ふざけた自分を反省。
女がオークに捕まったら、犯されたあとに食われる。
「行くわ。その人を助けてあげる」
「やめろ。俺らは冒険者なんてやってるから、覚悟してる」
「私も冒険者。オルシマのEランクでユリナ」
直後に駆け出した。
人助けして自己満足、そんなもんでいい。
しばらく走ると、オーク3匹が木を揺すっていた。見ると、地上5メートルの枝のとこに誰かいる。
男性。苦しそうにしている。オークの1匹が木に体当たりをすると、木がたわんで、男性が落ちた。
だけど、私はすでに射程距離まで迫ってた。
全開走りと『超回復』の繰り返しで、身長10センチ減。
1匹のオークの首に大剣をたたき込んだ。
2匹目も大剣の餌食。
3匹目は目元に等価交換。皮になった顔面をザックリ。
木から落ちた男性を治療。かなりの怪我だった。
「しっかりして、傷は治した」
「え?あれ、足も治ってる。かたじけない」
「それより、はぐれた女の人は?」
「・・すまねえ。ここから100メートルくらいのとこで悲鳴が聞こえた。恐らく、ルナはオークに捕まった」
「助けるわ。巣は直進すればいい?」
「無茶だ。確認しただけでオーク100体。ソルジャー、サージェントもいたぞ」
「オークの祭典ね。情報ありがと」
「等価交換」で体を戻さず、全力走行で10分進んだ。
治療と合わせ、身長10センチ減。
到着した。
そこには廃村を利用し、丸太の杭に囲まれたオーク集落があった。
暗いが、村の真ん中に大きな木があるのが分かる。
門は開いていた。所々にかがり火があり、視界はなんとかなる。
真っ直ぐ突っ込む。門番役の反応も遅れ、単身突入。
簡素な木の掘っ立て小屋が10軒くらいで、オーク、オーク、オーク。
集落の中央。大きな木の根元。
オーク4匹に手足を押さえつけられた女性がいる。
ピンチだけど、まだ服を着ている。
大剣を出し、女性を押さえたオーク4体の頭を向けて振った。
眼前の木には、地上10メートル位置に、大きな枝が張り出している。
長く丈夫なドラゴンパピー流星錘を出した。太い枝に向かって投ると、うまく引っかけた。
準備万端だ。
驚く女性を立たせた。
流星錘の端の輪っかに彼女の手を絡ませ、反対側を一気に引っ張った。
彼女の体が一気に持ち上がり、枝の上につかまった。
避難完了。
彼女は、顔や足にひどい傷を負っていた。
「あとで、傷を治してあげるから、木の上に避難していて!」
「え、それだとあなたが・・」
「私はユリナ。あなたはルナで間違いない?」
「そうだけど」
「助けに来たよ」
「そんな笑顔で・・呑気な」
「降りちゃダメよ。もう大丈夫だからね」
私がオーク100匹のど真ん中に立っている。
オークに囲まれた。
だけど、今の私には、こいつらが、上級ダンジョン攻略のための道具にしか見えない。
次のダンジョンに向かって走り出している。
予測では、29から幾らかレベルが上がっている。以前より足が速い。
道は悪い。だけど走れる。
ノカヤ上級ダンジョンには二時間も走れば到着しそうだ。
そこも、二足歩行のオーク、四足歩行の豚とダブルで肉祭りのダンジョン。
人気があり、前の中級ダンジョン前と同じく、ギルドが簡易出張所を設置。
割高ホテルも3軒ある。
ペルセ中級ダンジョンには、登録初日から12日目潜って、再びアタック。
二度目が19日。
あと1ヶ月弱で、でDランクの審査が受けられる。
依頼書に沿ってダチョウ、チキン、ウズラを10羽ずつ出せば、昇格。
私の収納指輪には、十分すぎる素材が入っている。
余剰分を出しても、無駄にはならない。次のCランク審査の素材納入に加算される。
私はドラゴンパピーも持ってるし、すでに基準を満たせる。
Dランク昇格から4ヶ月すれば、Cランク試験も受けられる可能性大。
BランクはCランクになって、最低でも半年して受験。
条件はCランクになってから確認する。
今から行くダンジョンの推奨レベルは40以上。
全50階。10階まではレベル30~35の敵しか出ない。
そのため、Cランク冒険者が多く、良質の肉を持って帰って稼ぎにしている。
20階から敵のレベルが上がる。
肉の味が増す戦闘豚、オークソルジャーが出るのは、32階以降。
ダンジョンボスは、技巧としぶとさを兼ね備え、レベル75オークジェネラル。
「要するに、10階を過ぎれば、冒険者が減るのか。よし、そこから下を狩り場にしよう」
20分後、注意力散漫で走ってたら、何かにぶつかった。
どんっ。オークが3匹いる。そこで気付いた。
「そうだ。等価交換用の素材が空だった。とりあえず低レベルオーク、ゴブリン、落ちてる枝の収集だな」
地力が幾分か上がっていても、私は弱い。
地上オーク3体なのに、等価交換を使った。
「さてさて、2メートルオーク3体はごちそうだね。あれ?」
私も女。
匂いを嗅ぎ付けて、さらにオークが2体も走ってきた。
「次のエンカウントが早すぎない?」
さくっと倒して収納。
次から次に沸いてくるオーク。
以前は縁がなかった、オーク集落にたどり着けるかも。
集落発生を証明してくれる冒険者が、走ってきた。
「ごめん、何かあったの?」
「え、こんな夜更けに女が一人か。あんた逃げろ。オークの集落が発生してる」
「わ~お。オーク祭りだ~」
「何を呑気なことを言ってるんだ。100匹規模の大集落だ。3人で偵察に来て、オークに見つかっちまった」
「残り2人は?」
「1人が足を怪我をして木の上に逃れて。もう1人は・・はぐれた」
恐らく、彼がギルドに報告すれば2、3日で討伐隊が組まれる。
100匹のオーク。
次のダンジョン攻略の「栄養」として申し分ない。
やる気が出た。
「ちなみにはぐれた人って、どんな人?」
「・・女だ」
胸がぎゅっとした。
ふざけた自分を反省。
女がオークに捕まったら、犯されたあとに食われる。
「行くわ。その人を助けてあげる」
「やめろ。俺らは冒険者なんてやってるから、覚悟してる」
「私も冒険者。オルシマのEランクでユリナ」
直後に駆け出した。
人助けして自己満足、そんなもんでいい。
しばらく走ると、オーク3匹が木を揺すっていた。見ると、地上5メートルの枝のとこに誰かいる。
男性。苦しそうにしている。オークの1匹が木に体当たりをすると、木がたわんで、男性が落ちた。
だけど、私はすでに射程距離まで迫ってた。
全開走りと『超回復』の繰り返しで、身長10センチ減。
1匹のオークの首に大剣をたたき込んだ。
2匹目も大剣の餌食。
3匹目は目元に等価交換。皮になった顔面をザックリ。
木から落ちた男性を治療。かなりの怪我だった。
「しっかりして、傷は治した」
「え?あれ、足も治ってる。かたじけない」
「それより、はぐれた女の人は?」
「・・すまねえ。ここから100メートルくらいのとこで悲鳴が聞こえた。恐らく、ルナはオークに捕まった」
「助けるわ。巣は直進すればいい?」
「無茶だ。確認しただけでオーク100体。ソルジャー、サージェントもいたぞ」
「オークの祭典ね。情報ありがと」
「等価交換」で体を戻さず、全力走行で10分進んだ。
治療と合わせ、身長10センチ減。
到着した。
そこには廃村を利用し、丸太の杭に囲まれたオーク集落があった。
暗いが、村の真ん中に大きな木があるのが分かる。
門は開いていた。所々にかがり火があり、視界はなんとかなる。
真っ直ぐ突っ込む。門番役の反応も遅れ、単身突入。
簡素な木の掘っ立て小屋が10軒くらいで、オーク、オーク、オーク。
集落の中央。大きな木の根元。
オーク4匹に手足を押さえつけられた女性がいる。
ピンチだけど、まだ服を着ている。
大剣を出し、女性を押さえたオーク4体の頭を向けて振った。
眼前の木には、地上10メートル位置に、大きな枝が張り出している。
長く丈夫なドラゴンパピー流星錘を出した。太い枝に向かって投ると、うまく引っかけた。
準備万端だ。
驚く女性を立たせた。
流星錘の端の輪っかに彼女の手を絡ませ、反対側を一気に引っ張った。
彼女の体が一気に持ち上がり、枝の上につかまった。
避難完了。
彼女は、顔や足にひどい傷を負っていた。
「あとで、傷を治してあげるから、木の上に避難していて!」
「え、それだとあなたが・・」
「私はユリナ。あなたはルナで間違いない?」
「そうだけど」
「助けに来たよ」
「そんな笑顔で・・呑気な」
「降りちゃダメよ。もう大丈夫だからね」
私がオーク100匹のど真ん中に立っている。
オークに囲まれた。
だけど、今の私には、こいつらが、上級ダンジョン攻略のための道具にしか見えない。
10
あなたにおすすめの小説
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる