143 / 188
143 母とは
しおりを挟む
ミハイルさん、ホセにカミユの亡骸を渡した。
カミユと行動していたダン、マイクを見ると、怪我を負っている。
そして他の闇の子も大小差はあれど、みんな傷だらけだ。
もう聞いても仕方ないけど、ダンジョン内で兄弟子達も対処できないくらいの事態が起こったのだろう。
ダンが涙をこらえている。
「ユリナ様、すみませ・・」
「あなたも怪我してる。ごめんね、気付くのが遅れて・・。もう大丈夫だからね」
ダンの手を取って『超回復』をかけた。
「全員おいで」
遠慮する子もいたけど、そこにいた10人の手をつかまえて回復させた。
カミユを埋葬する場所を相談された。
本来は、オルシマから北に400キロ、教会上層南部の拠点があるツラカーナに闇属性専用の共同墓地がある。
闇の子たちはカミユをオルシマで葬りたいと言った。
私がOKすると、ミハイルさんを筆頭に、闇の子も一緒に行くことになった。
私も孤児院に多く寄付しているし、私の名前を出せばオルシマの教会も受け入れてくれると思う。
私は考えがまとまらない。だから、みんなには悪いけど、少し旅をしたい。
本来なら私もオルシマに行ってカミユを見送らねばならないのだろう。
だけど、今はオルシマに戻ることを考えるだけで脚がすくんでしまった。
それをマイクとダンに告げると、逆に慰められた。無理をしないでくれと言われ、私の方が癒やされた。
◆◆◆
12日後。
私はオルシマと逆で北の方に歩いている。たまに子供冒険者を見つけると、薬草採取を手伝った。
おとといカナワを通り過ぎたことだけ分かった。
人と話すのが面倒だった。
鎖かたびら、ボロボロのワンピース、頭には布のフード。汚いまんま過ごした。
途中で脚を痛めて座っていた旅人を1人だけ、『超回復』で治した。
無言。
驚いていた。相手は気持ち悪かったと思う。
疲れて倒れる前に自動で『超回復』が働いた。倒れて眠ることもできない。
仕方ないから、街道の端に寄ってエールを飲んだ。
酔って、やっと眠れた。
現実逃避。
エールを150杯も飲むと気持ちは落ち着いてきた。
そしたら情けなくなった。
カミユも冒険者。
私は、普段から人には「冒険者はすべて自己責任」と言ってきた。
討伐と隣り合わせにある「死」をみな覚悟して戦っている。
死なない私が、偉そうに・・
「私はカミユの覚悟を汚したのかな。黙って送るべきだったの・・。けれど、冷静でいるなんて無理だった」
カミユの必死な目を思い出した。
「慕ってくれたのに、格好悪い私でごめんよ、カミユ」
昼前で日も高い。
道の両側を林にはさまれた街道で風も気持ちいい。
馬車が来た。
護衛付き。要人。
私は木陰で座っている。
絡まれる原因になると嫌だから、エールも隠した。
目の前に馬車が止まった。
日の光の逆光で豪華な馬車としか分からない。
「ユリナお姉様!」
「?」いきなり馬車から声をかけられた。まだ幼い、女の子の声だ。
騎馬10頭が止まって、私を囲む格好となった。
心はまだ鈍い。
敵か味方か分からないけど、どうでもいい。
刺されても、殺されても、対処できる。
私はあぐらをかいている。
馬車から誰か飛び出してきた。小さい。そしてこけた。
騎士風が全員、馬から降りて片膝をついた。
制服で、カナワの領主関係者だと分かった。
少女も誰か分かった。
「暁の光のマヤが助けたフロマージュちゃんか・・」
続いて大人の女性も馬車から降りた。
母親のカナミール家、第一夫人だ。
「ユリナお姉様、お陰で元気に過ごすことができています」
そして母親も近づいてきた。
婦人はスカートの端をつまんだ。
貴族の形式的な礼だね。「このたびは・・」から始まるハンコでいい。
どうでもいい。
上から目線でも。適当に返事して去ってもらう。
けど違った。
婦人はスカートをまとめ、砂埃が舞う汚い泥道に両膝をついた。
私と同じ目線になった。そして私の汚れた右手を、しっかりと握った。
「ユリナ様、娘を救っていただき、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございます」
予想外すぎた。呆気にとられ、ただ座っている。
相手は貴族の妻。不敬と激高した騎士に、斬りかかられても不思議ではない状況。
けど、何も起こらない。みんな平民の私が動くのを待っている。
そういえば・・
私はフロマージュを見捨てた。
腕を捨ててまで、助ける覚悟を見せたのはマヤだ。
私は第一夫人には、合わせる顔がない。
この人には最大級の意地悪をした。
スキルで瞬時にフロマージュを助けられた。
そのくせに、マヤをヒロインに仕立てあげようなんて考えて、治療を拒否して遅らせた。
あの時の第一夫人は、絶望していた。
あの時、貴族が驚きやがった、くらいの気持ちだった。
私、なんてことをしたんただろうか。
カミユ、あなたは、私が馬鹿すぎるから、私を見捨て天に帰った。
私もきっと、倒れたカミユを見つけたとき、あんな顔になったよね。
私は正座した。
「私にお礼なんか言わないで下さい」
「・・いいえ、感謝の気持ちは取り消したりできません」
「私は、あなたの娘を見捨てるって言いました。思い出して下さい。最低でしょ」
「けれど、娘は助かりました。フロマージュを再び抱き締めることができました」
もう、何も言わないで欲しい。前が見れない。
私は感謝される人間じゃない。
夫人の切実な思いを分かっていたくせに、フロマージュの治療を拒否した。
調子に乗って優先順位をおかしくした。
巡り巡って大事な人間を死なせた。
そうだ、死んだ仲間には、目の前の命を助けるとか誓った。
だけど実際には、フロマージュの命を駆け引きの材料に使った。
最低だ。
「因果が巡ってきたんです。死なない私の代わりにカミユが死んだんです。もう1人にして下さい」
ごめんよカミユ。
「こんな馬鹿を相手にしないで・・」
だけど、誰も動かなかった。
「・・あのあと、誰かを亡くしたんですね。悲しいことがあったのですね」
「馬鹿すぎた私が原因です。第一婦人・・。なんで構うんですか。もういいじゃないですか」
なんで、こんなことを話しているんだろうか。
フロマージュにも手を取られた。
「お母様の、お名前はフランソワですわ、ユリナお姉様」
「ユリナ様、なぜ構うかですか・・。母親として、泣いている子供を放っておけないのですよ」
優しく頭を抱かれた。
カミユと行動していたダン、マイクを見ると、怪我を負っている。
そして他の闇の子も大小差はあれど、みんな傷だらけだ。
もう聞いても仕方ないけど、ダンジョン内で兄弟子達も対処できないくらいの事態が起こったのだろう。
ダンが涙をこらえている。
「ユリナ様、すみませ・・」
「あなたも怪我してる。ごめんね、気付くのが遅れて・・。もう大丈夫だからね」
ダンの手を取って『超回復』をかけた。
「全員おいで」
遠慮する子もいたけど、そこにいた10人の手をつかまえて回復させた。
カミユを埋葬する場所を相談された。
本来は、オルシマから北に400キロ、教会上層南部の拠点があるツラカーナに闇属性専用の共同墓地がある。
闇の子たちはカミユをオルシマで葬りたいと言った。
私がOKすると、ミハイルさんを筆頭に、闇の子も一緒に行くことになった。
私も孤児院に多く寄付しているし、私の名前を出せばオルシマの教会も受け入れてくれると思う。
私は考えがまとまらない。だから、みんなには悪いけど、少し旅をしたい。
本来なら私もオルシマに行ってカミユを見送らねばならないのだろう。
だけど、今はオルシマに戻ることを考えるだけで脚がすくんでしまった。
それをマイクとダンに告げると、逆に慰められた。無理をしないでくれと言われ、私の方が癒やされた。
◆◆◆
12日後。
私はオルシマと逆で北の方に歩いている。たまに子供冒険者を見つけると、薬草採取を手伝った。
おとといカナワを通り過ぎたことだけ分かった。
人と話すのが面倒だった。
鎖かたびら、ボロボロのワンピース、頭には布のフード。汚いまんま過ごした。
途中で脚を痛めて座っていた旅人を1人だけ、『超回復』で治した。
無言。
驚いていた。相手は気持ち悪かったと思う。
疲れて倒れる前に自動で『超回復』が働いた。倒れて眠ることもできない。
仕方ないから、街道の端に寄ってエールを飲んだ。
酔って、やっと眠れた。
現実逃避。
エールを150杯も飲むと気持ちは落ち着いてきた。
そしたら情けなくなった。
カミユも冒険者。
私は、普段から人には「冒険者はすべて自己責任」と言ってきた。
討伐と隣り合わせにある「死」をみな覚悟して戦っている。
死なない私が、偉そうに・・
「私はカミユの覚悟を汚したのかな。黙って送るべきだったの・・。けれど、冷静でいるなんて無理だった」
カミユの必死な目を思い出した。
「慕ってくれたのに、格好悪い私でごめんよ、カミユ」
昼前で日も高い。
道の両側を林にはさまれた街道で風も気持ちいい。
馬車が来た。
護衛付き。要人。
私は木陰で座っている。
絡まれる原因になると嫌だから、エールも隠した。
目の前に馬車が止まった。
日の光の逆光で豪華な馬車としか分からない。
「ユリナお姉様!」
「?」いきなり馬車から声をかけられた。まだ幼い、女の子の声だ。
騎馬10頭が止まって、私を囲む格好となった。
心はまだ鈍い。
敵か味方か分からないけど、どうでもいい。
刺されても、殺されても、対処できる。
私はあぐらをかいている。
馬車から誰か飛び出してきた。小さい。そしてこけた。
騎士風が全員、馬から降りて片膝をついた。
制服で、カナワの領主関係者だと分かった。
少女も誰か分かった。
「暁の光のマヤが助けたフロマージュちゃんか・・」
続いて大人の女性も馬車から降りた。
母親のカナミール家、第一夫人だ。
「ユリナお姉様、お陰で元気に過ごすことができています」
そして母親も近づいてきた。
婦人はスカートの端をつまんだ。
貴族の形式的な礼だね。「このたびは・・」から始まるハンコでいい。
どうでもいい。
上から目線でも。適当に返事して去ってもらう。
けど違った。
婦人はスカートをまとめ、砂埃が舞う汚い泥道に両膝をついた。
私と同じ目線になった。そして私の汚れた右手を、しっかりと握った。
「ユリナ様、娘を救っていただき、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございます」
予想外すぎた。呆気にとられ、ただ座っている。
相手は貴族の妻。不敬と激高した騎士に、斬りかかられても不思議ではない状況。
けど、何も起こらない。みんな平民の私が動くのを待っている。
そういえば・・
私はフロマージュを見捨てた。
腕を捨ててまで、助ける覚悟を見せたのはマヤだ。
私は第一夫人には、合わせる顔がない。
この人には最大級の意地悪をした。
スキルで瞬時にフロマージュを助けられた。
そのくせに、マヤをヒロインに仕立てあげようなんて考えて、治療を拒否して遅らせた。
あの時の第一夫人は、絶望していた。
あの時、貴族が驚きやがった、くらいの気持ちだった。
私、なんてことをしたんただろうか。
カミユ、あなたは、私が馬鹿すぎるから、私を見捨て天に帰った。
私もきっと、倒れたカミユを見つけたとき、あんな顔になったよね。
私は正座した。
「私にお礼なんか言わないで下さい」
「・・いいえ、感謝の気持ちは取り消したりできません」
「私は、あなたの娘を見捨てるって言いました。思い出して下さい。最低でしょ」
「けれど、娘は助かりました。フロマージュを再び抱き締めることができました」
もう、何も言わないで欲しい。前が見れない。
私は感謝される人間じゃない。
夫人の切実な思いを分かっていたくせに、フロマージュの治療を拒否した。
調子に乗って優先順位をおかしくした。
巡り巡って大事な人間を死なせた。
そうだ、死んだ仲間には、目の前の命を助けるとか誓った。
だけど実際には、フロマージュの命を駆け引きの材料に使った。
最低だ。
「因果が巡ってきたんです。死なない私の代わりにカミユが死んだんです。もう1人にして下さい」
ごめんよカミユ。
「こんな馬鹿を相手にしないで・・」
だけど、誰も動かなかった。
「・・あのあと、誰かを亡くしたんですね。悲しいことがあったのですね」
「馬鹿すぎた私が原因です。第一婦人・・。なんで構うんですか。もういいじゃないですか」
なんで、こんなことを話しているんだろうか。
フロマージュにも手を取られた。
「お母様の、お名前はフランソワですわ、ユリナお姉様」
「ユリナ様、なぜ構うかですか・・。母親として、泣いている子供を放っておけないのですよ」
優しく頭を抱かれた。
0
あなたにおすすめの小説
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
スキル【ファミレス】を使っていたら伝説になりました。
キンモクセイ
ファンタジー
スキル「ファミレス」を手にした。
ハズレスキルかと思い、主人公の思うがまま行動している。
そんな時に1人の少女と出会い、運命が変わる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
消息不明になった姉の財産を管理しろと言われたけど意味がわかりません
紫楼
ファンタジー
母に先立たれ、木造アパートで一人暮らして大学生の俺。
なぁんにも良い事ないなってくらいの地味な暮らしをしている。
さて、大学に向かうかって玄関開けたら、秘書って感じのスーツ姿のお姉さんが立っていた。
そこから俺の不思議な日々が始まる。
姉ちゃん・・・、あんた一体何者なんだ。
なんちゃってファンタジー、現実世界の法や常識は無視しちゃってます。
十年くらい前から頭にあったおバカ設定なので昇華させてください。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる