元アラフィフ男の異世界転生記 〜新しい家族とともに異世界を謳歌する〜

あかいとまと

文字の大きさ
22 / 56
第22話:受注、そして石鹸とポーション作り

第22話:受注、そして石鹸とポーション作り

しおりを挟む
 俺、シュウ・タチバナ、16歳にしては落ち着きすぎているかもしれないが、それもそのはずだ。
 元は地球で55歳のおっさん、甥っ子を1人で育て上げ、定年まであと10年、人生の半分以上を生き抜いた男だ。
 それが階段から滑って頭を打って死んだと思ったら、見知らぬ女神様に「ゴメンね~、間違っちゃった」と軽く謝られ、異世界に転生させられた。
 しかも、若返って、貴族としての生活、テラス付きログハウス、石造りの倉庫、温泉付き風呂場、トイレまできっちり完備。
 女神エリシアの「お詫び」がこれなら、死ぬのも悪くないかもしれない。

 そんな俺の養子、ネロ。
 11歳、茶髪に翡翠色の瞳。
 未来視の能力を持つ、ちょっと不思議な少年だ。
 俺のことを「兄ちゃん」と呼ぶ。
 彼には特別な力があるが、まだ使いこなせていない部分も多い。
 だからこそ、俺がしっかり見守ってやらねばならない。
 そして、リオ。
 12歳、黒髪茶眼の黒狼族の末裔。
 星の守護者の血を引く亜種で、狼の耳と尻尾を持つ。
 人語は話せるが、時々狼の習性が顔を出す。
 俺のことを「兄さん」と呼ぶ。
 彼もまた、俺の庇護下にある。

 フェイ・アストレア。19歳、銀髪碧眼の騎士団長。
 立派な体躯と凛とした雰囲気を持つが、俺の前ではなぜか照れ屋で、いつも「シュウ様」と呼んで頭を下げる。
 だが、夜の風呂場では、別人のように熱くなる。
 毎晩、ネロやリオと一緒に風呂場でオナニーに勤しんでいる。
 アレン・エレスティア。
 21歳、黒髪茶眼の星の守護者の生まれ変わり。
 エレスティア王国の第1王子だったが、王位を弟のヨシュアに譲り、今は自由な身。
 俺のことを気軽に「シュウ」と呼び、風呂場でも遠慮なくオナニーに励む。
 ヨシュア・エレスティア。
 19歳、銀髪碧眼の第2王子で、次期国王。
 まだオナニー初心者で、風呂場では少し戸惑っているが、俺の許可を得て、少しずつ慣れてきている。
 ミラ。
 18歳、金髪赤眼の薬師。
 家事が得意で、俺の花壇と薬草園を一手に引き受けてくれている。
 毎日、薬を調合し、俺の生活を支えてくれる。
 彼女もまた、「シュウさん」と呼んでくれる。

 そして、森の守護者、銀狼のウォルフ。
 人語を話し、必要に応じて人間の姿に変化する。
 九尾の銀狐、大精霊ラム。
 生命樹の護り手にして、幾万年も生きる智慧者。
 彼らもまた、このログハウスの平和な日常に寄り添ってくれている。

 ある日、用事があってギルドに向かった。
 空は晴れ渡り、春の風が心地よく頬を撫でる。
 ログハウスからギルドまでは歩いて20分ほど。
 道中、ミラが育てている薬草の香りが漂い、時折、ウォルフが森の奥から姿を見せてくれる。
 ギルドに着くと、受付の女性がにこやかに迎えてくれた。

「シュウ様、ご注文がたくさん届いておりますわ。貴族様方より、ハーブ入りの石鹸の注文が殺到しております」

「ハーブ入りの石鹸?」

 俺は少し驚いた。
 確かに、ミラが育てているハーブは質が高く、香りも豊かだ。
 以前、風呂場で使った際に、ネロが「肌がつるつるになった」と言っていたし、リオも「毛艶が良くなった気がする」と言っていた。
 フェイも「騎士団の女性たちに好評でした」と報告してくれた。
 だが、それがここまで需要になるとは。

「了解した。受領する」

 俺は注文書を受け取り、ログハウスに戻った。
 ミラが薬草園で薬草を摘んでいるところに声をかけた。

「ミラ、貴族たちからハーブ入り石鹸の注文が入った。手伝ってくれるか?」

 ミラは目を輝かせた。

「はい、シュウ様! どのハーブを使いますか?」

「まずは、ラベンダー、カモミール、ローズマリー、そしてミント。保湿と抗菌、リラックス効果を重視しよう」

 ミラは素早く薬草を摘み、洗浄し、乾燥させる。
 俺はログハウスの調理場兼作業場に設けた石鹸作りスペースに移動。
 石鹸作りは、実は前世でも趣味の一つだった。
 天然素材にこだわり、香りと肌触りを重視した石鹸を自作していた。
 異世界に来てからも、その知識が役立っている。

 まず、ココナッツオイル、オリーブオイル、パームオイルを鍋で弱火で溶かす。
 温度は40度前後を保つ。
 そこに、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を溶かした水を少しずつ加える。
 この工程は危険なので、手袋とゴーグルを着用。
 ミラにも同様の装備をさせ、注意を促す。

「シュウ様、泡立ってきました!」

「ああ、乳化が始まったな。ここからはゆっくり混ぜ続ける。泡が滑らかになるまで」

 俺は木製のスパチュラで、円を描くようにゆっくりと攪拌する。
 15分ほどで、トレース(生地が軌跡を残す状態)になった。
 そこに、ミラが乾燥させたハーブを粉末にして加える。
 ラベンダーの紫色、カモミールの淡い黄色、ローズマリーの濃緑、ミントの鮮やかな緑が、白い石鹸生地に彩りを添える。

「香りも加えるか」

 俺は、ラベンダー精油、カモミール精油、ローズマリー精油を数滴ずつ加える。
 ミントは香りが強いので、ほんの少し。
 香りのバランスが重要だ。
 強すぎると逆に不快になる。

「シュウさん、本当にいい香りですね⋯⋯まるで森の中みたいです」

 ミラが頬を染める。
 俺も内心、満足していた。
 この石鹸、売れるに違いない。

 生地をシリコン型に流し込み、表面を平らにする。
 その後、ラップをかけて、保温のために毛布で包む。
 24時間ほどで固まり、その後は型から外して、さらに2週間ほど乾燥させる。
 だが、俺は時間短縮のため、軽く魔法をかける。
 風の精霊に頼んで、微かに風を送らせ、乾燥を早める。
 完全に固まるまで3日。
 だが、ギルドの注文は急ぎのようだったので、まずは一部を早めに仕上げることにした。

 3日後、石鹸はしっかり固まり、ハーブの模様が美しく浮かび上がっていた。
 香りも落ち着き、使いやすそうな仕上がりだ。
 俺は50個を異次元収納庫にしまい、ギルドへ向かった。

「ご注文の石鹸、納品します」

 受付の女性は目を見開いた。

「わ、本当に作ってくださったんですか? こんなに綺麗な石鹸、見たことありません!」

「ハーブはすべて自作のもの。薬効も期待できる」

「さっそく貴族様方にご案内いたします!」

 その日のうちに、注文はすべて完売。
 翌日、ギルドから再び呼び出し。

「シュウ様、ポーションが不足しております。特に回復ポーションと魔力回復ポーションが品薄です。作成してはいただけませんか?」

「了解。量は?」

「回復ポーション100本、魔力回復ポーション50本、強化ポーション30本。可能でしょうか?」

「問題ない」

 俺は再びログハウスに戻り、ミラを呼び寄せた。

「ミラ、今度はポーション作りだ。回復、魔力回復、強化。材料は揃っているか?」

「はい! 昨日、森でウォルフさんと一緒に採ってきました。ヒールグリーン、マナフラワー、フォースルート、すべて新鮮です」

「よし。早速始めるぞ」

 ポーション作りは、石鹸以上に繊細な作業だ。
 まず、回復ポーション。
 ヒールグリーンを細かく刻み、精製水と混ぜ、弱火で1時間煮詰める。
 そこに、エルフの涙(魔法泉の水)を加え、さらに10分。
 色が緑から青緑に変わったら、濾過して瓶詰め。
 最後に、軽く聖魔法をかけて完成。

 魔力回復ポーションは、マナフラワーの花弁を乾燥させ、粉末に。
 これに、精製水とエルフの涙を混ぜ、魔法陣を描いて魔力を注入。
 青い光を放ちながら、液体が澄んだ青色に変わる。
 瓶詰め後、ラムの加護を受けて安定化。

 強化ポーションは、フォースルートをすりつぶし、獣の血(今回はリオから提供された黒狼族の血)を数滴加える。
 これに、火の精霊の力を借りて加熱。
 赤く輝く液体に変化したら、濾過し、瓶詰め。
 俺の手で一時的に力の魔法を流し込み、効果を安定させる。

 ミラは真剣な表情で作業を手伝ってくれた。
 彼女の薬師の力が、ポーションの品質をさらに高めてくれる。
 特に魔力回復ポーションは、ミラの薬師の力によって効果時間が1.5倍に伸びた。

「シュウさん、これなら冒険者たちも喜んでくれますね」

「ああ。だが、大量生産は疲れる。これくらいあれば、暫くは大丈夫だろう」

 俺は、回復ポーション120本、魔力回復ポーション60本、強化ポーション40本を作成。余裕を持たせておいた。異次元収納庫にしまい、ギルドへ向かった。

「ポーション、納品します」

 受付の女性は、目を輝かせながら受け取った。

「ありがとうございます! すぐに陳列いたします!」

 その瞬間、冒険者たちが殺到。
 回復ポーションは5分で完売。
 魔力回復ポーションも30分で売り切れ。
 強化ポーションも1時間でほぼ完売。
 ギルドの棚が空になる様子を見て、受付の女性が慌てて俺に言った。

「シュウ様! 追加注文をお願いできますか? 特に回復と魔力回復が足りません!」

「⋯⋯分かった。また作る」

 俺はため息をつきつつ、ログハウスに戻った。
 ミラが苦笑い。

「シュウさん、人気ですね」

「人気はありがたいが、流石に毎日はきついな」

「でも、皆さんの役に立てているんですから、嬉しいですよね?」

 ミラの言葉に、俺も頷いた。
 確かに、この石鹸やポーションが誰かの役に立っているなら、作る価値はある。
 前世でも、甥っ子のために料理を作ったり、薬を調合したりした。
 その延長線上にあるこの生活に、違和感はない。
 むしろ、充実している。

 再びミラと共にポーション作りを開始。
 今度は、より効率化を図る。
 調理場に魔法陣を描き、自動で攪拌する装置を設置。
 火の精霊に常駐してもらい、温度管理を任せた。
 ミラの家事を事前にポーションベースに注入し、完成後の手間を減らす。

 2日後、新たなポーションをギルドに納品。
 今度は在庫を多めに。
 これで、しばらくは大丈夫だろう。

 ログハウスに戻ると、夕食の時間だった。
 ミラが作ってくれたハーブスープ、リオが狩ってきた鹿のステーキ、ネロが採ってきたキノコのグラタン。
 アレンが持ってきたワインも開ける。
 テーブルを囲み、笑い声が響く。

「シュウさん、石鹸、騎士団の皆に大好評でしたよ。特にフェイ団長が⋯⋯」

 ヨシュアが言いかけ、フェイが慌てて口を塞ぐ。

「ヨシュア王子! それは⋯⋯!」

「ん? どうした?」

「い、いえ⋯⋯なんでもありません!」

 アレンが笑いながら、「フェイも夜はしっかり使ってるよな?」と言い、リオが「俺もネロも毎日使ってます!」と明るく告げる。
 ネロは「兄ちゃんの石鹸、香りがいいし、オナニーのときも滑りが良くて⋯⋯」と言いかけ、フェイが「ネロくん!」と慌てて遮った。

「⋯⋯まあ、いいか」

 俺は苦笑いしながらワインを一口。
 彼らの無邪気さが、この家の平和を象徴している。

 夕食後、男性陣が風呂場へ向かう時間。
 ネロ、リオ、フェイ、アレン、ヨシュア。
 彼らは湯船に浸かり、その後、決まった場所に移動する。
 防水処理された石のベンチ。
 そこは、彼らの「神聖な時間」の場所だ。

「では、参りますか」

 フェイが真剣な表情で宣言。
 アレンは「シュウも来るか?」と誘うが、俺は首を振る。

「今日は見守り役で」

「残念だな」

 アレンが笑う。
 ネロが「兄ちゃん、見てもいいよ?」と言い、リオが「兄さんも一緒にどうですか?」と誘うが、俺は微笑んで断る。
 彼らの時間を、ただ温かく見守るのが、今の俺の役割だ。

 湯気の中、彼らはそれぞれのペースでオナニーを開始。
 ネロは未来視の瞳を閉じ、リオは狼の耳をぴくつかせ、フェイは騎士団長としての誇りを捨て、アレンは星の守護者の力を微かに漏らし、ヨシュアは間もない快感に戸惑いながらも、少しずつ自分を解放していく。

 俺はその様子を、庭のテラスから眺めていた。
 月が綺麗だ。
 風が優しく、ミラが作ってくれたハーブティーの香りが漂う。

「シュウさん、お疲れ様です」

 ミラがそっと近くに座る。

「ああ。今日は色々あったな」

「でも、皆んな、幸せそうです」

「そうだな」

 俺は微笑む。
 異世界に転生して、貴族になり、チート能力を与えられ、養子を持ち、風呂場でオナニーする連中を管理する日々。
 常識からすれば異常かもしれない。
 だが、俺にとっては、これが「普通」だ。

 女神エリシア、間違ったとはいえ、ありがとうな。

 そして、明日もまた、石鹸を作り、ポーションを作り、彼らの笑顔を守る。

 それが、俺、シュウ・タチバナの、今の楽しみになっているのだから。


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

水神飛鳥の異世界茶会記 ~戦闘力ゼロの茶道家が、神業の【陶芸】と至高の【和菓子】で、野蛮な異世界を「癒やし」で侵略するようです~

月神世一
ファンタジー
「剣を下ろし、靴を脱いでください。……茶が入りましたよ」 ​ 猫を助けて死んだ茶道家・水神飛鳥(23歳)。 彼が転生したのは、魔法と闘気が支配する弱肉強食のファンタジー世界だった。 ​チート能力? 攻撃魔法? いいえ、彼が手にしたのは「茶道具一式」と「陶芸セット」が出せるスキルだけ。 ​「私がすべき事は、戦うことではありません。一服の茶を出し、心を整えることです」 ​ゴブリン相手に正座で茶を勧め、 戦場のど真ん中に「結界(茶室)」を展開して空気を変え、 牢屋にぶち込まれれば、そこを「隠れ家カフェ」にリフォームして看守を餌付けする。 ​そんな彼の振る舞う、異世界には存在しない「極上の甘味(カステラ・羊羹)」と、魔法よりも美しい「茶器」に、武闘派の獣人女王も、強欲な大商人も、次第に心を(胃袋を)掴まれていき……? ​「野暮な振る舞いは許しません」 ​これは、ブレない茶道家が、殺伐とした異世界を「おもてなし」で平和に変えていく、一期一会の物語。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

処理中です...