不思議な男の子

千夜 すう

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隣の席の子

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学校の隣の席の男の子は不思議な人だった。


授業の合間の休憩時間は友達と交流せずにノートに何かを書いていた。


何を書いてるのか、気になって、覗いて見たが見たことも無い外国語だった為、内容が分からなかった。


英語だったら、得意科目だから読めるかもしれないのに...何語なのだろうかと疑問が増えた。


直接、何を書いてるのと聞いてみたけど、返事が返ってこなかった。


無視をされたかなって思ったが、明らかに集中してるみたいで、私の声に気づかなかった模様。

 
集中すると周りの声が届かない。


昼休憩はカバンの中から弁当を取り出して、教室を出て何処かで食べていた。


一人で食べているのか?
他のクラスの友達とあるいは、彼女と食べているのだろうか。


学校が終わったら、友達と話すまでもなく、さっさと帰ってしまう。


孤立してるように見えて、何人か友達はいるみたいだ。


全員、同じ小学校と中学校の出身らしい。所謂、幼なじみだろう。


そのうちの1人が同じクラスだったから、その人に隣の席の男の子の事を聞いてみた。


授業の合間の休憩時間にノートに何かを書くのは中学生の頃からあったみたいだ。


書いてる内容は幼なじみの人たちも知らず、聞いてみても内緒としか言わなかったらしい。


近寄り難い雰囲気はあると思うがとても良い奴なんだと言われた。


良い人だというのはなんとなく分かる。


入学して間もない時に、月に一度来る。


女子としてはとても辛い1週間を過ごさなきゃ行けない時期。


その日がとても重い私は、移動教室で移動してる時に、余りのお腹の痛さに廊下に座り込んでしまった。


廊下の床は冷たく、お腹を冷やすために、悪化をするのは分かっていたが、お腹が痛すぎて、動けなかった。


私は遅れて移動したから、ほとんどがもう、移動したばっかで、人通りが少ないこの廊下は人に助けてもらえる人が居なかった。


仲良い友達、皆が風邪を引いたからツイてない。


同じクラスの子と仲良くない訳では無かった。


1回、御手洗で取り替えたかったから、先に行かしたのが運の尽き。


本当にどうしようかと思った時、隣の席の子が先程、使っていた教室が目的だろう。戻ってきたのだ。


どうしたの?大丈夫?先生を呼ぼうか?直接に保健室行こうかと言葉を挟む隙を与えてもらえずに、予定が決まった。


突然、私の前にしゃがんだ隣の席の子は、私の両手を彼の首に巻き付け、おんぶされた。


自然な流れで何が起きたのか分からなかった。


急にごめんね。すごく、顔色が悪かったから


高過ぎず、低過ぎない心地のいい声で優しく言われた。


ごめんね。ありがとうとお礼を言った。


どうして戻ってきたのと問いかけ、忘れ物をしたらしいことに気づいて戻ってきたらしい。


授業が始まったせいか人が居なかったから、私達の姿を見られてなかった。


保健室まで運んでくれた。とても優しい人だと分かった時である。


そして、片想いの始まりでもあった。






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