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デザート 誰得ナニナゼうんちくコーナー
第4回 貴族について その2
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※ 前菜第20話「人妻は蜜の味? いいえ、血の味です」までとデザート第3回「貴族について その1」をお読みになってからのお目通しを推奨します。
はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!
知らなくても以下略!
前回の続きだし続けて読んでる人しかいないだろうからとっとと始めるよーっ!
え~っと、確か爵位をもたない貴族についての説明だったよね。
んで、それは王さまの近くに仕えてる人、功績あって取り立てられた人、そして騎士の三種類って話までしたんだっけ。
それじゃ、順番に説明しようっ!
まず王さまの近くに仕えてる人なんだけど、ようするに宮廷人だよね。なにもそんな人いなくたって爵位もちの家から人員を派遣してもらえばいいじゃないって思うかもしれないし、他の国ではそうしてるし、シュデッタでもそうしてはいるんだけど、そうするといろいろと不都合が起こっちゃうのだ。
ひとつには、派遣する側の問題。
たとえばトヴァイアス伯爵家が参勤交代的に一族の人間を勤めにやると、チョーめんどくさい!
んじゃあもう王都に住みついちゃえばいいじゃん、ってなると、オイオイおまえはトヴァイアス伯爵家の人間なんだから王都で家も家族も作ったら伯爵家が分裂しちゃうじゃないか、ってなっちゃう。
そうなると家の管理が大変だよねえ?
伯爵家がふたつ、あるいはそれ以上に分裂してどんどん貴族家が増えていっちゃうことに……!
それは王家にとっても問題なんだ。
だって、貴族を管理するのは王家の仕事だし。
それに権力をもつ貴族が増えちゃったら、自分たちの立場が危ないじゃん?
そこでシュデッタ王国では、一応参勤交代的なシステムを導入して各爵位もちから宮廷勤めの人員を送ってもらってるんだけど、これはあくまで補助的な役割にとどめておいて、本職の宮廷人は別に作っちゃったってワケ。
まあ、そうなるとそうなったで、爵位もちと専門宮廷人の間でバチバチなアレやコレがあったりもするんだけど……
宮廷闘争なんて関わらないに限るよね!
お次は功績があって貴族の身分を与えられた人!
こういうのを勲功爵って呼んでるんだけど、この身分、かなり曖昧。
なにせ中には普通に宮廷人として迎えられた文句なしの貴族もいれば、一代限りの栄誉として与えられた人もいたし、一番アレなのは貴族家として認定されたにもかかわらず領地がもらえたわけでもなく宮廷に召し抱えられたわけでもない、貴族としての仕事をもたないプー貴族までいたんだよ。
いったいそいつどないなやつやねん……とゆーと、なんと、作家!
当時の王さまが大ファンで自分のために物語を作ってくれたお礼に勲功爵に取り立てちゃったわけ。
今もまだその家系は続いてるんだけど、完全に貴族とは名ばかりの芸術家一門としてあちこちを転々としてるみたい。
いつか本編に出てくるかなあ……?
さあさあ、最後になりました、みんな大好き「騎士」!
騎士といえば?
「くッ、殺せ!」
で近年お馴染みのアレですな。
アンタも好きねェ~。
まそれはともかく、この騎士って身分も特殊といえば特殊。
なぜなら、本当は貴族じゃないから!
じゃあなんでここで取り上げるのかってゆーと、騎士だけでおまけコーナーもたせるには書くべき内容が少ないからだよ……
シュデッタ王国における騎士の正確な身分は、貴族と庶民の間。ただし馬を所有して馬術や武術を学べるほどの財力が必要だから騎士になれるのはほぼ貴族。とゆーワケでここで扱うのDA!
まあ早い話が軍事方面における勲功爵ってコトだよ。
そんでもって、騎士の身分は家じゃなく個人に与えられて、世襲はできません!
じゃあ、お金があって武勲を立てたら誰でも騎士になれるのかってゆーと、これも違う。
騎士になるためには叙勲を受けないとイケないんだけど、武勲が先にあって叙勲を受ける人ってほとんどいないんだよね。
なんでかってゆーと、やっぱり特権階級だから先に相応しい人材かどうかとチェックされて、それをクリアした人が叙勲を受け、そのあとに戦場に出て活躍するっていう順番になってるからなんだ。
ほんじゃその叙勲は誰がしてくれるのかってゆーと、王さま。コレ、王さまの大事な仕事のひとつね!
だけど王さまが一人でいちいち騎士にすべき人材をチェックできるわけがないから、まずはその前段階でそれぞれの貴族が品定めをするの。
自分の息子とか!
甥とか!
ひいきの家の子とか!
え? 夢も希望もない?
庶民からすればそうかもしれないけど、これはこれでけっこう大変なんだよ?
だって自分が推薦した騎士がなんかやらかしちゃったら自分にまで責任が回ってくるからね。だから騎士になるって実はお金や武術よりなにより、信用が大切なんだよ。
今回はこのへんで終わりにしようかなー!
いや~一回で終わらせる気満々だったのに二回に分かれちゃったよ。ガンバったよ。
それじゃっ、次のどーでもいーお話まで、しばしさらばじゃっ!
お相手はアナタのアイドル、ピリムちゃんでしたーっ!
ばいばいび~!
はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!
知らなくても以下略!
前回の続きだし続けて読んでる人しかいないだろうからとっとと始めるよーっ!
え~っと、確か爵位をもたない貴族についての説明だったよね。
んで、それは王さまの近くに仕えてる人、功績あって取り立てられた人、そして騎士の三種類って話までしたんだっけ。
それじゃ、順番に説明しようっ!
まず王さまの近くに仕えてる人なんだけど、ようするに宮廷人だよね。なにもそんな人いなくたって爵位もちの家から人員を派遣してもらえばいいじゃないって思うかもしれないし、他の国ではそうしてるし、シュデッタでもそうしてはいるんだけど、そうするといろいろと不都合が起こっちゃうのだ。
ひとつには、派遣する側の問題。
たとえばトヴァイアス伯爵家が参勤交代的に一族の人間を勤めにやると、チョーめんどくさい!
んじゃあもう王都に住みついちゃえばいいじゃん、ってなると、オイオイおまえはトヴァイアス伯爵家の人間なんだから王都で家も家族も作ったら伯爵家が分裂しちゃうじゃないか、ってなっちゃう。
そうなると家の管理が大変だよねえ?
伯爵家がふたつ、あるいはそれ以上に分裂してどんどん貴族家が増えていっちゃうことに……!
それは王家にとっても問題なんだ。
だって、貴族を管理するのは王家の仕事だし。
それに権力をもつ貴族が増えちゃったら、自分たちの立場が危ないじゃん?
そこでシュデッタ王国では、一応参勤交代的なシステムを導入して各爵位もちから宮廷勤めの人員を送ってもらってるんだけど、これはあくまで補助的な役割にとどめておいて、本職の宮廷人は別に作っちゃったってワケ。
まあ、そうなるとそうなったで、爵位もちと専門宮廷人の間でバチバチなアレやコレがあったりもするんだけど……
宮廷闘争なんて関わらないに限るよね!
お次は功績があって貴族の身分を与えられた人!
こういうのを勲功爵って呼んでるんだけど、この身分、かなり曖昧。
なにせ中には普通に宮廷人として迎えられた文句なしの貴族もいれば、一代限りの栄誉として与えられた人もいたし、一番アレなのは貴族家として認定されたにもかかわらず領地がもらえたわけでもなく宮廷に召し抱えられたわけでもない、貴族としての仕事をもたないプー貴族までいたんだよ。
いったいそいつどないなやつやねん……とゆーと、なんと、作家!
当時の王さまが大ファンで自分のために物語を作ってくれたお礼に勲功爵に取り立てちゃったわけ。
今もまだその家系は続いてるんだけど、完全に貴族とは名ばかりの芸術家一門としてあちこちを転々としてるみたい。
いつか本編に出てくるかなあ……?
さあさあ、最後になりました、みんな大好き「騎士」!
騎士といえば?
「くッ、殺せ!」
で近年お馴染みのアレですな。
アンタも好きねェ~。
まそれはともかく、この騎士って身分も特殊といえば特殊。
なぜなら、本当は貴族じゃないから!
じゃあなんでここで取り上げるのかってゆーと、騎士だけでおまけコーナーもたせるには書くべき内容が少ないからだよ……
シュデッタ王国における騎士の正確な身分は、貴族と庶民の間。ただし馬を所有して馬術や武術を学べるほどの財力が必要だから騎士になれるのはほぼ貴族。とゆーワケでここで扱うのDA!
まあ早い話が軍事方面における勲功爵ってコトだよ。
そんでもって、騎士の身分は家じゃなく個人に与えられて、世襲はできません!
じゃあ、お金があって武勲を立てたら誰でも騎士になれるのかってゆーと、これも違う。
騎士になるためには叙勲を受けないとイケないんだけど、武勲が先にあって叙勲を受ける人ってほとんどいないんだよね。
なんでかってゆーと、やっぱり特権階級だから先に相応しい人材かどうかとチェックされて、それをクリアした人が叙勲を受け、そのあとに戦場に出て活躍するっていう順番になってるからなんだ。
ほんじゃその叙勲は誰がしてくれるのかってゆーと、王さま。コレ、王さまの大事な仕事のひとつね!
だけど王さまが一人でいちいち騎士にすべき人材をチェックできるわけがないから、まずはその前段階でそれぞれの貴族が品定めをするの。
自分の息子とか!
甥とか!
ひいきの家の子とか!
え? 夢も希望もない?
庶民からすればそうかもしれないけど、これはこれでけっこう大変なんだよ?
だって自分が推薦した騎士がなんかやらかしちゃったら自分にまで責任が回ってくるからね。だから騎士になるって実はお金や武術よりなにより、信用が大切なんだよ。
今回はこのへんで終わりにしようかなー!
いや~一回で終わらせる気満々だったのに二回に分かれちゃったよ。ガンバったよ。
それじゃっ、次のどーでもいーお話まで、しばしさらばじゃっ!
お相手はアナタのアイドル、ピリムちゃんでしたーっ!
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