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2.とりあえず粘着質なチュートリアルといきましょう④
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森の奥を歩く。
あんなに遭遇してきたはずのスライムは、ほとんど姿を見せなかったのは、カンナと歩いていたからだろうか。
「ここよ」
一軒の家の前だった。山小屋か、丸太小屋と言った方がいいかもしれない粗末さのそれは、近付いて見れば案外しっかりとした造りになっている。
「入って」
彼女は一言、そういうと鍵も掛かっていないってその家屋の扉を開けた。
「っ!? 」
僕は思わず呻く。
何故ならそこは、予想以上な状態だったから。
「おい、こりゃあ盗賊でも入ったみてぇじゃねーか」
僕の隣で唖然とした様子で呟いたのはマト。
そう、たくさんの書物や書類が足の踏み場なく積んであったからだ。
しかも中には倒れて雑然とした雰囲気になっているものも多く、おおよそ人が暮らすような場所には思えなかった。
「ここは、なんなの?」
「……こっち」
僕の問に答えず、彼女は足の踏み場のなさそうなこの部屋を上手く物を交わして歩いていく。
僕らはというと、四苦八苦しながら彼女の後を負った。
「!?」
隣の部屋。
ここは一際多くの書籍と……あと奇妙な機械がある。なにやら液体に満たされたカプセルが幾つかあり、そこには。
「ここって」
「ある変わった男の話……男は色んな国を旅した研究者。特に彼が力を入れたのは、スライムの研究」
「……」
「男はここで、大量のスライムを生み出しながらその研究をしていたの。そして遂に、あたし達が生まれた」
狂った研究だ、と思った。
その男は事もあろうに、人工的にスライムを作り出そうとした。その本当の目的は、姿形が自由自在に変えられる彼女達のような高知能のスライム。
魔獣や魔物を人工的に作り出すなんて今まで誰も考えた事が無く、むしろ倫理的に禁忌だと彼女は話した。
しかしそそれは完成される―――。
「あたし達にとっては、少しばかり頭のイカレた、でも優しい父親だったわ。あたし達だけじゃなく、自らが生み出した全てのスライム達をすごく可愛がっていた」
「その男は、今……」
マトの問いかけに数秒、視線を彷徨わせる。
「目の前」
培養液に浸されたのは人間……だったもの。
それは四肢が欠けて、胴体も半分以上がなくなっている。
しかし培養液の成分か、血や臓物の類は見えない。
ただ肌色の欠損した肉体が揺蕩うように透明カプセルの中で浮いていた。
その顔も身体も確かに男だ。しかも初老に見受けられた顔は薄ら笑みを浮かべて、まるで幸せな夢の中で眠っているようだ。
「お父様をね、食べてるの」
カンナは言う。
それが父である、この男の遺言だったのだと。
「それにしたっていくらなんでも……」
「『彼』も同じことを言ったわ。そしてなかなか取り込まなかった」
マトの言葉に、彼女が小さく笑った。
「あたしは皆と一緒に喜んで取り込んだわ。少しずつ、皮膚組織の一片も遺さないように」
それが父に対する唯一の親孝行と信じて。
「でもね。段々お父様が無くなっていくのが、すごく悲しくて怖くて……寂しくなったの」
絞り出すような声だった。
「だからもうお終いするわ。『彼』も居なくなってしまったから」
「そっか……」
僕は、その男を見上げた。
穏やかで優しい表情の彼は、一体どんな人生を送って来たのだろうか。
それでも。
「埋葬しよう。お墓、作ろうよ」
「まい、そう?」
彼女にはその意味が分からなかったらしい。
僕は頷き出来るだけ明るく笑った。
「そ。人間はね、人が死んだらその身体を土に埋めて、お墓って言うのを作るんだ。たくさんの花を飾って、言うんだよ『ありがとう。愛してる』って」
「そうなの……あたしにも、出来るかしら?」
僕は彼女を手を取った。
一瞬、マトが何か言いたげに半歩近付いたが視線を外し黙る。
「出来るさ。一緒にやろう」
「……うん。ありがとう、ルイ」
彼女の右目からは紅く、左目からは蒼い涙が伝って落ちた―――。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■
薄暗い森の奥。
それは小さな土饅頭。この形にしたのは『埋めたらお父様の息が苦しくない?』という彼女の無邪気な疑問によるものだ。
「お父様」
ぱさり、と置かれたのは色とりどりの花で結われた花冠。
花の種類はからきし分からない僕だけど、まるで可憐なレース飾りのような花弁には目を惹き付けられる。
「気に入ったかい」
「うん。ルイが編んでくれたの、すごく綺麗よ」
花は知らないけど、花を編むことは出来る。
以前、従姉妹の女の子に散々せがまれた事があったから。
……確か、彼にも見せてあげたっけ。と言っても前世の話だ。僕があの猛スピードで走ってくるトラックから庇った親友。
真野 王毅、彼はその後どんな人生を歩んだのだろう。
もう交差することの無い、そんな存在を思えば切なさに胸が痛む。
「ルイ?」
「ん、ううん。なんでもないよ……じゃあ行こうか」
僕らの後ろで腕を組んで立っているマトを振り返った。
「おぅ、そうだな」
彼は穏やかに頷くと、僕の頭をそっと撫でる。
「もう、また子供扱いして!」
「してねーよ。恋人、労ってんの」
「マトってば……」
見下ろす瞳はやっぱり優しい。
今世の記憶を無くした僕が、彼も含めて色んな事を受け入れる事ができるのは、きっと彼のお陰だ。
この眼差しがやけに懐かしく、同時にもどかしい気分になるのは何故だろう。
「あらま、仲良いのねぇ……んもぉ、妬けちゃう」
イタズラを考え付いた子供みたいな声で、カンナが僕の腕に抱きつく。
急の事で思わずよろめくが、何とか踏ん張る。
「おいっ、ナニ擦り付けてんだよ。このクソアマ!」
「ふふん、別にいいでしょ。あたし、ルイのこと気に入っちゃったもの。一緒に行くわ!」
「……はぁぁぁ!? 何言ってんだテメー!」
怒りで頬を染めた彼が怒鳴り、臆しない彼女がますます僕に抱きつく。
「ね。良いでしょ? ルイの魔王討伐の旅に連れてってよ! あたし結構強いんだから」
「なに勝手に話進めてんだよ!!」
「……うっさい。男の嫉妬は醜いって言ってるでしょ。その見掛け倒しの馬鹿筋肉みたく、愛も無駄に重いのねぇ? ルイに愛想つかされたり、して」
「なんだとぉぉぉ!? る、ルイ、俺捨てられんの!?」
マトは彼女の挑発と悪態に簡単に引っかかって、涙目でこっちを見てくる。
まるで捨てられた大型犬みたいだ……か、可愛い。
「ルイ~? 彼氏、あんまり甘やかしちゃ駄目よ。ちゃんと躾なきゃ」
「躾けるって……」
カンナの言葉の矛先は僕に向かったらしい。
タジタジと言い淀むと。
「俺っ、お前になら躾けられてもいーぜ! 首輪とか……まぁどっちかと言うと、俺がルイに付けたいかな!」
「マトっ、さらりと怖いこと言わないで!?」
なんか目がガチな気がする。
悪いけど、異世界でSMプレイは勘弁して欲しい。仮にも勇者なんだから……。
「そう言えばさ、ルイってなんだか勇者っぽくないわよね」
「えっ」
彼女の何気ない言葉に、何故か少し心臓が跳ねた。
「冷静な観察力もさる事ながら、怪我治療の腕とか魔物に対する知識とか。どちらかと言うと医者、しかも……」
「ルイは勇者だ。それ以上でも以下でもねーぜ」
突然大きな声で遮ったのはマトだ。
数秒前よりずっと機嫌を損ねた声と顔で、抱え混んだ僕の腕を更に強く掴む。
「あーそう? ……ふふっ、分かったわ」
何を思ったか、カンナはあっさりと頷いてマトを見た。
二人の間に何やら一瞬の妙な雰囲気というか、言葉にならない会話みたいなモノを感じて僕の方がモヤモヤした気分になってしまう。
「さっさと次の町に行きましょ」
「なんでお前が仕切ってんだよっ」
「ほらほら、ルイはあたしと歩きましょうね!」
「!?」
おもむろにカンナが空気を変えるように明るい声で言い、僕の首に抱きついてきた。
それを引き離そうとするマトに、女性(スライムだけど)にしては強い力の締め付けられで、ウグウグ言ってる僕。
「あっ、ちょ、待てッ、このクソアマ!」
「うるさい。筋肉バカ」
「ンだとぉぉぉッ!?」
あぁ、町まで遠いな……と酸欠状態で思った瞬間だった―――。
あんなに遭遇してきたはずのスライムは、ほとんど姿を見せなかったのは、カンナと歩いていたからだろうか。
「ここよ」
一軒の家の前だった。山小屋か、丸太小屋と言った方がいいかもしれない粗末さのそれは、近付いて見れば案外しっかりとした造りになっている。
「入って」
彼女は一言、そういうと鍵も掛かっていないってその家屋の扉を開けた。
「っ!? 」
僕は思わず呻く。
何故ならそこは、予想以上な状態だったから。
「おい、こりゃあ盗賊でも入ったみてぇじゃねーか」
僕の隣で唖然とした様子で呟いたのはマト。
そう、たくさんの書物や書類が足の踏み場なく積んであったからだ。
しかも中には倒れて雑然とした雰囲気になっているものも多く、おおよそ人が暮らすような場所には思えなかった。
「ここは、なんなの?」
「……こっち」
僕の問に答えず、彼女は足の踏み場のなさそうなこの部屋を上手く物を交わして歩いていく。
僕らはというと、四苦八苦しながら彼女の後を負った。
「!?」
隣の部屋。
ここは一際多くの書籍と……あと奇妙な機械がある。なにやら液体に満たされたカプセルが幾つかあり、そこには。
「ここって」
「ある変わった男の話……男は色んな国を旅した研究者。特に彼が力を入れたのは、スライムの研究」
「……」
「男はここで、大量のスライムを生み出しながらその研究をしていたの。そして遂に、あたし達が生まれた」
狂った研究だ、と思った。
その男は事もあろうに、人工的にスライムを作り出そうとした。その本当の目的は、姿形が自由自在に変えられる彼女達のような高知能のスライム。
魔獣や魔物を人工的に作り出すなんて今まで誰も考えた事が無く、むしろ倫理的に禁忌だと彼女は話した。
しかしそそれは完成される―――。
「あたし達にとっては、少しばかり頭のイカレた、でも優しい父親だったわ。あたし達だけじゃなく、自らが生み出した全てのスライム達をすごく可愛がっていた」
「その男は、今……」
マトの問いかけに数秒、視線を彷徨わせる。
「目の前」
培養液に浸されたのは人間……だったもの。
それは四肢が欠けて、胴体も半分以上がなくなっている。
しかし培養液の成分か、血や臓物の類は見えない。
ただ肌色の欠損した肉体が揺蕩うように透明カプセルの中で浮いていた。
その顔も身体も確かに男だ。しかも初老に見受けられた顔は薄ら笑みを浮かべて、まるで幸せな夢の中で眠っているようだ。
「お父様をね、食べてるの」
カンナは言う。
それが父である、この男の遺言だったのだと。
「それにしたっていくらなんでも……」
「『彼』も同じことを言ったわ。そしてなかなか取り込まなかった」
マトの言葉に、彼女が小さく笑った。
「あたしは皆と一緒に喜んで取り込んだわ。少しずつ、皮膚組織の一片も遺さないように」
それが父に対する唯一の親孝行と信じて。
「でもね。段々お父様が無くなっていくのが、すごく悲しくて怖くて……寂しくなったの」
絞り出すような声だった。
「だからもうお終いするわ。『彼』も居なくなってしまったから」
「そっか……」
僕は、その男を見上げた。
穏やかで優しい表情の彼は、一体どんな人生を送って来たのだろうか。
それでも。
「埋葬しよう。お墓、作ろうよ」
「まい、そう?」
彼女にはその意味が分からなかったらしい。
僕は頷き出来るだけ明るく笑った。
「そ。人間はね、人が死んだらその身体を土に埋めて、お墓って言うのを作るんだ。たくさんの花を飾って、言うんだよ『ありがとう。愛してる』って」
「そうなの……あたしにも、出来るかしら?」
僕は彼女を手を取った。
一瞬、マトが何か言いたげに半歩近付いたが視線を外し黙る。
「出来るさ。一緒にやろう」
「……うん。ありがとう、ルイ」
彼女の右目からは紅く、左目からは蒼い涙が伝って落ちた―――。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■
薄暗い森の奥。
それは小さな土饅頭。この形にしたのは『埋めたらお父様の息が苦しくない?』という彼女の無邪気な疑問によるものだ。
「お父様」
ぱさり、と置かれたのは色とりどりの花で結われた花冠。
花の種類はからきし分からない僕だけど、まるで可憐なレース飾りのような花弁には目を惹き付けられる。
「気に入ったかい」
「うん。ルイが編んでくれたの、すごく綺麗よ」
花は知らないけど、花を編むことは出来る。
以前、従姉妹の女の子に散々せがまれた事があったから。
……確か、彼にも見せてあげたっけ。と言っても前世の話だ。僕があの猛スピードで走ってくるトラックから庇った親友。
真野 王毅、彼はその後どんな人生を歩んだのだろう。
もう交差することの無い、そんな存在を思えば切なさに胸が痛む。
「ルイ?」
「ん、ううん。なんでもないよ……じゃあ行こうか」
僕らの後ろで腕を組んで立っているマトを振り返った。
「おぅ、そうだな」
彼は穏やかに頷くと、僕の頭をそっと撫でる。
「もう、また子供扱いして!」
「してねーよ。恋人、労ってんの」
「マトってば……」
見下ろす瞳はやっぱり優しい。
今世の記憶を無くした僕が、彼も含めて色んな事を受け入れる事ができるのは、きっと彼のお陰だ。
この眼差しがやけに懐かしく、同時にもどかしい気分になるのは何故だろう。
「あらま、仲良いのねぇ……んもぉ、妬けちゃう」
イタズラを考え付いた子供みたいな声で、カンナが僕の腕に抱きつく。
急の事で思わずよろめくが、何とか踏ん張る。
「おいっ、ナニ擦り付けてんだよ。このクソアマ!」
「ふふん、別にいいでしょ。あたし、ルイのこと気に入っちゃったもの。一緒に行くわ!」
「……はぁぁぁ!? 何言ってんだテメー!」
怒りで頬を染めた彼が怒鳴り、臆しない彼女がますます僕に抱きつく。
「ね。良いでしょ? ルイの魔王討伐の旅に連れてってよ! あたし結構強いんだから」
「なに勝手に話進めてんだよ!!」
「……うっさい。男の嫉妬は醜いって言ってるでしょ。その見掛け倒しの馬鹿筋肉みたく、愛も無駄に重いのねぇ? ルイに愛想つかされたり、して」
「なんだとぉぉぉ!? る、ルイ、俺捨てられんの!?」
マトは彼女の挑発と悪態に簡単に引っかかって、涙目でこっちを見てくる。
まるで捨てられた大型犬みたいだ……か、可愛い。
「ルイ~? 彼氏、あんまり甘やかしちゃ駄目よ。ちゃんと躾なきゃ」
「躾けるって……」
カンナの言葉の矛先は僕に向かったらしい。
タジタジと言い淀むと。
「俺っ、お前になら躾けられてもいーぜ! 首輪とか……まぁどっちかと言うと、俺がルイに付けたいかな!」
「マトっ、さらりと怖いこと言わないで!?」
なんか目がガチな気がする。
悪いけど、異世界でSMプレイは勘弁して欲しい。仮にも勇者なんだから……。
「そう言えばさ、ルイってなんだか勇者っぽくないわよね」
「えっ」
彼女の何気ない言葉に、何故か少し心臓が跳ねた。
「冷静な観察力もさる事ながら、怪我治療の腕とか魔物に対する知識とか。どちらかと言うと医者、しかも……」
「ルイは勇者だ。それ以上でも以下でもねーぜ」
突然大きな声で遮ったのはマトだ。
数秒前よりずっと機嫌を損ねた声と顔で、抱え混んだ僕の腕を更に強く掴む。
「あーそう? ……ふふっ、分かったわ」
何を思ったか、カンナはあっさりと頷いてマトを見た。
二人の間に何やら一瞬の妙な雰囲気というか、言葉にならない会話みたいなモノを感じて僕の方がモヤモヤした気分になってしまう。
「さっさと次の町に行きましょ」
「なんでお前が仕切ってんだよっ」
「ほらほら、ルイはあたしと歩きましょうね!」
「!?」
おもむろにカンナが空気を変えるように明るい声で言い、僕の首に抱きついてきた。
それを引き離そうとするマトに、女性(スライムだけど)にしては強い力の締め付けられで、ウグウグ言ってる僕。
「あっ、ちょ、待てッ、このクソアマ!」
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