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幼なじみはチョロい
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「ん゙ぅっ……ぐ……ぉ゙」
えずきそうになりながら、僕のソレを咥える幼なじみを優越感と征服感たっぷりに見下ろす。
「うごっ、ぉ゙、ん゙」
「苦しい? でも『なんでも』してくれるんだよね」
「ん゙ん゙~っ」
「かわいいなぁ」
時折白目になりながらも必死でイマラチオしてくれる彼が愛おしくて仕方ない。
わかってる、わかってるさ。僕は本当に歪んでいて醜い。とんだクズニート野郎だよね。
でも止められない。止められるワケがないよ。
長年の片思いの相手が家にホイホイ来てさ、僕の手を握ったんだよ?
むしろ犯されに来たんでしょって話。
あ、やっぱり僕はイカれてるかもしれない。
「でも下手っぴだなぁ」
とてもじゃないけどイけない。でもそれがまた良いんだよね。これで経験豊富のテクニシャンなら、嫉妬で死んでしまいそう。
いや違うな。殺してしまいそう。
――大学卒業まではなんとかなった。
これでも器用に生きてきた方だから。でも就職してからすべてが馬鹿らしくなった。
自分よりはるかに知能レベルの低い、年上だってだけの無能どもに頭を下げて。結果を残しても褒められるどころか『調子に乗るな』と頭を叩かれて。
咄嗟に殴りつけなかった自分を褒めてあげたいくらい。
そんな中で、僕は精神的におかしくなったのかもしれない。
電車を見ると。
『これに飛び込めば会社に行かなくてすむのかな』
なんて考えて。
でも死ぬのはなーってなって、だったら足の一本でも事故で切断すれば会社に行かなくても怒られないなって気分になって。
それか色々あって、僕は会社をやめた。
多分色々と限界になっていたんだろう。
会社をやめた僕は、まずゆっくり休めという両親の言葉通り家で療養した。
両親。
彼は非常にいい人たちだ。すごく善人。だからって、僕が甘えていいわけもない。
小さい頃からなぜか僕はしっかりしていないといけなかった。
今思えば、勝手な義務感なんだろうけど。
まるでフワフワしたお嬢さんみたいな母を助けてやってくれ、と僕に言った父。
父は単身赴任で家を空ける事が多かったから、男である僕に言ったのだろう。でもきっと幼い僕の小さな脳みそと心には鮮烈な司令だったんだ。
そんな時、彼に出会った。
『ヨシくんは可愛いね』
転んだ僕に、そう言って微笑んだのは幼なじみのあきちゃん。
あきちゃんの方がよっぽど可愛い顔してるのに。
そう、あきちゃんはまるで女の子みたいな顔していた。怒りっぽくて、でも元気で明るい。クルクルと変わる表情に僕は一気に惹き込まれた。
保育園の年少の時、僕は彼に告白した。侮るなかれ、ちゃんと記憶はあるんだ。なんなら2歳頃から色々と覚えている。
『あきも、ヨシくんのこと大好きだよ!』
太陽のような笑顔は、園庭のひまわりの下で。
僕は今でも忘れない。あの時の君もすごく綺麗だった。
恐る恐る伸ばした手を、躊躇なく掴んでくれた彼が僕にとって女神に思えたのだから。
でも同時に、ここから僕の地獄は始まった。
「っ、げほ……っ……」
なんだか苦しげな彼が、少しだけ可哀想になって解放した。
激しく咳き込むその顔はもう涙とよだれとでぐしゃぐしゃだ。でもそんな姿ですら、やっぱり可愛いんだよね。
「今度はあきちゃんの番」
片思いってなんでそんなに苦しくて甘いんだろう。
ほか女の子と話すあきちゃんを見てモヤモヤしてから数年後、ようやく嫉妬という言葉を知った。
「や、やめ」
「あきちゃん、僕はね童貞なんだよ」
暴れるからって手錠をかけた手が痛々しい。でも、すごく綺麗なのも確かで。
「童貞卒業させてよ、あきちゃんで」
「ヒッ……!?」
むき出しの尻を触りながら囁けば、引きつった声が漏れる。それもまた興奮するけどね。
自室に引き込んだ数年ぶりの幼なじみ。やっぱり大人になっても魅力的な彼に、僕は胸を高鳴らせた。
ニートでメンヘラで、オマケにくだらないソシャゲに課金して借金までしてる僕。
一方で、ちゃんと社会人して頑張っている初恋の君。
逆に笑えてくるよね。でも、この状況にこの上なく興奮もしているわけで。
「なんで……」
震える声で問う彼をそっと抱きしめる。その身体が熱を帯びていることに、なんだか悦びを感じるのはなんでだろう。
さりげなく彼のズボンの前に触れると確かに、手にあたるものがあった。
「言ったよね、僕は君が好きだって。お嫁さんになってって」
「!?」
やっぱり覚えてないかなぁ。僕は忘れたことなんてないのに。
四歳の夏。
保育園の園庭の一角、ひまわりの咲く場所で僕は彼にプロポーズをした。
隣の花壇に咲いていた青紫の花で指輪を作って、その指にはめながら。
「ねえ。あきちゃん」
知っていたかい? あの花はロベリアっていうんだって。後から調べたんだ。なかなかな花言葉で少し凹んだけれど、それでも君にはよく似合っていたよ。
「初めては好きな人とって決めてたんだ」
「い、意味がわからん」
あれあれ、あきちゃんはすごく鈍いんだな。
まさか僕が引きこもりニートで頭おかしくなったとか思ってる? まあ、否定はしないけどさ。
ガタガタ震えながらなんとか逃げようとする彼をみると、少し傷つくけど興奮もするのは何故かな。
僕って薄々気づいているけど、Sっ気があるのかもしれない。
「あきちゃんが好きなんだよ」
「そんな……困る」
困るって、もう返答すら可愛い。なんなの、この生き物。
だからその後の、もにょもにょと彼が何か言ってることはすべて無視した。
「君がヤらせてくれたら僕は引きこもりもニートもやめるよ」
「えっ?」
セックスさせてくれなきゃ、脱ニートどころか今すぐにでも死んでやると脅迫することにしたのだ。
「や、やだ」
案の定、目を剥いて拒否されたがこちらも折れる気はさらさらない。
「じゃあ仕方ないね。借金もあるしニートだし、僕は絶望して死ぬしかない」
「だからなんでそうなる!」
「好きな子とのセックス、つまり脱童貞こそが哀れな幼なじみを救う手立てなんだよ」
「自分で哀れとか言うのかよ……」
呆れ半分、困惑と怒りがまざったのが半分といったところか。でもあとふた押しくらいでいけそうな気がするぞ。
僕はさらにダメ押しするべく、今度は彼の目の前にヒザをついた。
「お願いします、僕とセックスしてください!」
「~~~っ!?」
完全なる土下座。これぞ僕の得意技 (彼限定) これでキスの練習の名目でファーストキスを頂いたし、何度か抜き合いも経験した。
あ、下着の交換もしたっけな。どんな言い訳をしたかは忘れたけど。
その用途? もちろん――まあ楽しませてもらったよ。
「おまっ、そ、そういうこと……」
「お願いしますッ!!」
あきちゃんは僕のこの土下座にめっぽう弱い。
だいたいお人好しなんだよ。すごく鈍いし。こっちが心配になるくらいだ。
「一生のお願い!」
「なんかすごくデジャブなんだけど」
「気のせいだよ!」
いつも穏やかとか人畜無害とか言われてるけど、こういう時にはめちゃくちゃ声を張るのもコツだ。
このゴリ押しで何度かいい思いをさせてもらってる。
でもこれはあくまで『ここぞという時』の手段だからね。
つまらない頼み事をするためのモノじゃない。そこを心得ているからこそ、彼も僕のお願いをきいてくれるんだろう。
「一回だけだから」
「で、でも」
「好きな人の身体を知らないうちに死にたくないんだ!」
「だからそれはお前が勝手に……」
「セックス出来なきゃ、死ぬ」
「ゔっ」
ほら、あきちゃんは優しい。優しいから自殺をほのめかしたら迷ってくれる。
そんな彼に対して、僕はなんてクズだろう。でも本当にセックス出来なかったら死んでもいいかなって思ってるんだよね。
「…………な」
「え?」
「1回だけって言ってんだよっ、このクズニート野郎!!!!」
顔を真っ赤にさせて叫ぶ彼にこっちまで赤面してしまいそう。
なんでこんなに彼は優しいんだろう。
同じ男だ。この場で何としてでも暴れて拒絶して逃げ出すことなんて、容易いだろうに。
それなのに――。
「じゃあ、大切にしなきゃね」
一回だけだもの。
精一杯、優しくして蕩けさせてあげなきゃ。
乾いた唇を舐めながら、僕は愛しい人の耳朶に舌を這わせた。
この一度で、すべてを奪う。
えずきそうになりながら、僕のソレを咥える幼なじみを優越感と征服感たっぷりに見下ろす。
「うごっ、ぉ゙、ん゙」
「苦しい? でも『なんでも』してくれるんだよね」
「ん゙ん゙~っ」
「かわいいなぁ」
時折白目になりながらも必死でイマラチオしてくれる彼が愛おしくて仕方ない。
わかってる、わかってるさ。僕は本当に歪んでいて醜い。とんだクズニート野郎だよね。
でも止められない。止められるワケがないよ。
長年の片思いの相手が家にホイホイ来てさ、僕の手を握ったんだよ?
むしろ犯されに来たんでしょって話。
あ、やっぱり僕はイカれてるかもしれない。
「でも下手っぴだなぁ」
とてもじゃないけどイけない。でもそれがまた良いんだよね。これで経験豊富のテクニシャンなら、嫉妬で死んでしまいそう。
いや違うな。殺してしまいそう。
――大学卒業まではなんとかなった。
これでも器用に生きてきた方だから。でも就職してからすべてが馬鹿らしくなった。
自分よりはるかに知能レベルの低い、年上だってだけの無能どもに頭を下げて。結果を残しても褒められるどころか『調子に乗るな』と頭を叩かれて。
咄嗟に殴りつけなかった自分を褒めてあげたいくらい。
そんな中で、僕は精神的におかしくなったのかもしれない。
電車を見ると。
『これに飛び込めば会社に行かなくてすむのかな』
なんて考えて。
でも死ぬのはなーってなって、だったら足の一本でも事故で切断すれば会社に行かなくても怒られないなって気分になって。
それか色々あって、僕は会社をやめた。
多分色々と限界になっていたんだろう。
会社をやめた僕は、まずゆっくり休めという両親の言葉通り家で療養した。
両親。
彼は非常にいい人たちだ。すごく善人。だからって、僕が甘えていいわけもない。
小さい頃からなぜか僕はしっかりしていないといけなかった。
今思えば、勝手な義務感なんだろうけど。
まるでフワフワしたお嬢さんみたいな母を助けてやってくれ、と僕に言った父。
父は単身赴任で家を空ける事が多かったから、男である僕に言ったのだろう。でもきっと幼い僕の小さな脳みそと心には鮮烈な司令だったんだ。
そんな時、彼に出会った。
『ヨシくんは可愛いね』
転んだ僕に、そう言って微笑んだのは幼なじみのあきちゃん。
あきちゃんの方がよっぽど可愛い顔してるのに。
そう、あきちゃんはまるで女の子みたいな顔していた。怒りっぽくて、でも元気で明るい。クルクルと変わる表情に僕は一気に惹き込まれた。
保育園の年少の時、僕は彼に告白した。侮るなかれ、ちゃんと記憶はあるんだ。なんなら2歳頃から色々と覚えている。
『あきも、ヨシくんのこと大好きだよ!』
太陽のような笑顔は、園庭のひまわりの下で。
僕は今でも忘れない。あの時の君もすごく綺麗だった。
恐る恐る伸ばした手を、躊躇なく掴んでくれた彼が僕にとって女神に思えたのだから。
でも同時に、ここから僕の地獄は始まった。
「っ、げほ……っ……」
なんだか苦しげな彼が、少しだけ可哀想になって解放した。
激しく咳き込むその顔はもう涙とよだれとでぐしゃぐしゃだ。でもそんな姿ですら、やっぱり可愛いんだよね。
「今度はあきちゃんの番」
片思いってなんでそんなに苦しくて甘いんだろう。
ほか女の子と話すあきちゃんを見てモヤモヤしてから数年後、ようやく嫉妬という言葉を知った。
「や、やめ」
「あきちゃん、僕はね童貞なんだよ」
暴れるからって手錠をかけた手が痛々しい。でも、すごく綺麗なのも確かで。
「童貞卒業させてよ、あきちゃんで」
「ヒッ……!?」
むき出しの尻を触りながら囁けば、引きつった声が漏れる。それもまた興奮するけどね。
自室に引き込んだ数年ぶりの幼なじみ。やっぱり大人になっても魅力的な彼に、僕は胸を高鳴らせた。
ニートでメンヘラで、オマケにくだらないソシャゲに課金して借金までしてる僕。
一方で、ちゃんと社会人して頑張っている初恋の君。
逆に笑えてくるよね。でも、この状況にこの上なく興奮もしているわけで。
「なんで……」
震える声で問う彼をそっと抱きしめる。その身体が熱を帯びていることに、なんだか悦びを感じるのはなんでだろう。
さりげなく彼のズボンの前に触れると確かに、手にあたるものがあった。
「言ったよね、僕は君が好きだって。お嫁さんになってって」
「!?」
やっぱり覚えてないかなぁ。僕は忘れたことなんてないのに。
四歳の夏。
保育園の園庭の一角、ひまわりの咲く場所で僕は彼にプロポーズをした。
隣の花壇に咲いていた青紫の花で指輪を作って、その指にはめながら。
「ねえ。あきちゃん」
知っていたかい? あの花はロベリアっていうんだって。後から調べたんだ。なかなかな花言葉で少し凹んだけれど、それでも君にはよく似合っていたよ。
「初めては好きな人とって決めてたんだ」
「い、意味がわからん」
あれあれ、あきちゃんはすごく鈍いんだな。
まさか僕が引きこもりニートで頭おかしくなったとか思ってる? まあ、否定はしないけどさ。
ガタガタ震えながらなんとか逃げようとする彼をみると、少し傷つくけど興奮もするのは何故かな。
僕って薄々気づいているけど、Sっ気があるのかもしれない。
「あきちゃんが好きなんだよ」
「そんな……困る」
困るって、もう返答すら可愛い。なんなの、この生き物。
だからその後の、もにょもにょと彼が何か言ってることはすべて無視した。
「君がヤらせてくれたら僕は引きこもりもニートもやめるよ」
「えっ?」
セックスさせてくれなきゃ、脱ニートどころか今すぐにでも死んでやると脅迫することにしたのだ。
「や、やだ」
案の定、目を剥いて拒否されたがこちらも折れる気はさらさらない。
「じゃあ仕方ないね。借金もあるしニートだし、僕は絶望して死ぬしかない」
「だからなんでそうなる!」
「好きな子とのセックス、つまり脱童貞こそが哀れな幼なじみを救う手立てなんだよ」
「自分で哀れとか言うのかよ……」
呆れ半分、困惑と怒りがまざったのが半分といったところか。でもあとふた押しくらいでいけそうな気がするぞ。
僕はさらにダメ押しするべく、今度は彼の目の前にヒザをついた。
「お願いします、僕とセックスしてください!」
「~~~っ!?」
完全なる土下座。これぞ僕の得意技 (彼限定) これでキスの練習の名目でファーストキスを頂いたし、何度か抜き合いも経験した。
あ、下着の交換もしたっけな。どんな言い訳をしたかは忘れたけど。
その用途? もちろん――まあ楽しませてもらったよ。
「おまっ、そ、そういうこと……」
「お願いしますッ!!」
あきちゃんは僕のこの土下座にめっぽう弱い。
だいたいお人好しなんだよ。すごく鈍いし。こっちが心配になるくらいだ。
「一生のお願い!」
「なんかすごくデジャブなんだけど」
「気のせいだよ!」
いつも穏やかとか人畜無害とか言われてるけど、こういう時にはめちゃくちゃ声を張るのもコツだ。
このゴリ押しで何度かいい思いをさせてもらってる。
でもこれはあくまで『ここぞという時』の手段だからね。
つまらない頼み事をするためのモノじゃない。そこを心得ているからこそ、彼も僕のお願いをきいてくれるんだろう。
「一回だけだから」
「で、でも」
「好きな人の身体を知らないうちに死にたくないんだ!」
「だからそれはお前が勝手に……」
「セックス出来なきゃ、死ぬ」
「ゔっ」
ほら、あきちゃんは優しい。優しいから自殺をほのめかしたら迷ってくれる。
そんな彼に対して、僕はなんてクズだろう。でも本当にセックス出来なかったら死んでもいいかなって思ってるんだよね。
「…………な」
「え?」
「1回だけって言ってんだよっ、このクズニート野郎!!!!」
顔を真っ赤にさせて叫ぶ彼にこっちまで赤面してしまいそう。
なんでこんなに彼は優しいんだろう。
同じ男だ。この場で何としてでも暴れて拒絶して逃げ出すことなんて、容易いだろうに。
それなのに――。
「じゃあ、大切にしなきゃね」
一回だけだもの。
精一杯、優しくして蕩けさせてあげなきゃ。
乾いた唇を舐めながら、僕は愛しい人の耳朶に舌を這わせた。
この一度で、すべてを奪う。
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