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4.息子に譲渡されましたコノヤロー
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「痛てぇなぁ。そんな本気で怒らなくたっていいだろ」
「チッ……肋骨折れて●ねば良いのに」
「怖っ! この子怖すぎるぅぅッ!?」
無駄に頑丈なボディらしい。
痛い痛いと喚くわりには、エトは元気そうだ。
―――さて。
ここは魔城。
痴話喧嘩していたゲイカップル……じゃなかった、魔王とその奥方。
僕が二人の息子のエトを殴りつけてから、事が進展した。
……魔王レクスが、呆気に取られているレミエルに何事か囁く。
すると、しばらくポカーンとした後。
「貴様ァァァッ、それを早く言わんか!」
と一喝した。
「え……だって聞いてくれなかったじゃないか。離婚だ、なんて言ってさ。私、傷付いちゃったんだよ? 最愛の奥さんにそんな事言われて……」
「な、なんだ。我のせいだと言うのか!?」
「ねぇ、レミエル。傷付いた私を、癒せるのも君だけなんだ」
「うっ。そんな目をするんじゃあない」
「レミエル……愛してる」
「れ、レクス」
じっと見つめ合う二人。
……なんだか帰りたくなってきた。なんなんだ、この茶番。
エトの方をそっと見ると、目が死んでた。
あー、気持ちは分かるぞ。
親同士のイチャイチャって、堪えるよな。
―――それから数分後。
「すまなかったね。ゴタゴタしちゃって……改めて紹介するよ」
すっかり仲直りという名の、夫婦のイチャイチャを見せつけられた僕は魔王の言葉に、ゲンナリと頷く。
「私と妻はもういいね? 彼は、エト。我が家の三男坊だよ。エト、彼はルベル」
「よろしくな!」
「……」
僕は馴れ馴れしく差し出された手を叩き払い、そっぽ向いた。
悪いけど、初対面で人の胸を触る変質者と仲良くするつもりはない。
身を落としても、僕はカントール家の男だ。
それくらいのプライドはある。
「な、なんだよぉ。まだ怒ってんのか」
「怒ってるさ。当たり前だろ」
「だから悪かったって……だいたい、女をみてぇな面してんのも悪いんだぜ?」
「人の顔面にケチつける奴とは、ますます仲良くなれんな」
「あ。ご、ごめんって! 可愛いって意味だっての」
「褒めてるつもりか、アホが」
「ちょ、親父ぃぃっ、この子めっちゃ辛辣なんだけど!?」
情けなく泣きついてくるエトに、魔王は豪快に笑う。
レミエルは何か思案顔だ。
「エト、お前もちゃんと紳士として接しなさい。淑女に対する振る舞いをだね……」
「レクスさん!」
「はっはっはっ、すまない。紳士だったね、君も」
……くそっ、親子揃って人を女扱いしやがって。
苦々しい顔の僕を、レミエルが意地の悪い笑みを浮かべて見ている。
そして、おもむろに僕の肩を軽く叩いて言い出した。
「良いこと考えたぞ! レクス、この奴隷をエトに譲渡しろ」
「ハァァァ!? マジかよ、母さん!」
「レミエル、本気で言ってるのかい?」
とんでもない提案だ。
僕も叫び出したくなる程に。
しかし、この奥方も譲る気はないらしい。
「レクス。貴様がこのまま、こいつを傍に置くという事は……離婚だな」
「えぇぇぇッ!? なんでそうなる!」
「だってそうだろう……夫が愛人を自宅に住まわせるなんて。耐えられない」
レミエルは一転して、弱々しく目に涙まで浮かべ始める。
そんな妻を、何故か感激したように抱き締めて言った。
「レミエルぅぅぅッ、君がそこまで私の事を……分かった。譲渡でもなんでもするよ!」
「お、親父!?」
「レクスさんんんッ!?」
僕やエトの悲鳴めいた叫びもなんのその、妻の涙であっさり意見翻しやがった!
「と、言うわけで。エト、ルベル。仲良くね!」
「……」
「……」
僕達は、この時ばかりは顔を見合わせた―――。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■
「チッ……」
「舌打ちすんなよぉ、俺だって困ってんだぜ」
そうと決まったら、とすぐ様連れてこられたのはエトの部屋だ。
舌打ちのひとつもしたくなる。
だって、買われたと思ったら直ぐに払い下げ食らったんだぞ。
ただでさえこの首輪が、忌々しくて仕方ないのに!
「ふん。魔王の息子だから、もっとおどろおどろしい部屋かと思ったがな」
せいぜいコイツのセンスにケチつけてやろうと思ったのに。
成金趣味とかじゃなく、さりげなく良さそうな調度品や家具なのが尚更ムカつく。
「魔族って言っても、人間とそう変わんねぇよ?」
「みたいだなぁ……お。これなんだ」
「ちょ、勝手に触んなよ!」
ふと目をやったのはベッドの下。
なんだか本らしきものがある。
……異世界でも、前世でもここに隠すモノはだいたい決まってる。
「ふっふっふっ、暴いてやるッ!」
「ぅわっ、待て待て待てぇっ」
おもむろに手を伸ばし、掴んだ。
そのまま、静止を無視して引っ張りだす。
「っと! 鈍いぞ、エト」
「やめっつーの!」
突進してくる彼を躱し、ベッドに飛び移る。
……手にした本を改めて見た。
「ん? さてはこの表紙」
見覚えある装丁。
あー、もしやとページを開いた時だった。
「見るなぁぁぁッ!」
「わァッ!?」
大きな叫び声と、ベッドに飛び込んでくる身体。
まともにのしかかってきた。
「ったぁ。重いなぁ。エロ本くらいで動揺し過ぎだろ」
「べ、別にエロ本とかじゃねぇから!」
「じゃあなんで隠すんだよ!」
「そりゃお前、男には隠し事の一つや二つ」
「やっぱりエロ本じゃないか」
「そうだよっ、悪いか!」
彼はヤケになったように叫ぶ。
「悪くないさ。僕だって見たことあるし」
「えっ、あるのか!?」
「君。僕をなんだと思ってんだ……?」
これでも19歳の男だぞ。
エロ本どころか、実地経験も積んでいる。
それを素直に言えば。
「ま、マジかよ」
と、敗北感満載で項垂れた。
僕の上で。
「まさか君……童貞か?」
同じ年頃だろうから、そんな事はないよなと暗に込めて聞く。
「……」
「マジか」
童貞だった。
「くそっ。良いんだよ! 俺は純愛派だから」
「ふぅん?」
「あーっ。ルベル、今バカにしただろ!?」
「くくっ……してない」
……まぁ、せせら笑ってるがな。
こんな図体デカいイケメンが、童貞なんだぞ? 笑わずにいられるか!
ツボにハマってきて、肩を震わせて笑っていると。
「チクショー!」
「!?」
エトが突然、叫びながら僕に抱きついてきた。
「お前で童貞卒業してやるぅぅぅッ!」
「ハァァァッ!?!?!?」
そうだ。
こいつまだ僕の上にいたんだ。
身体全体で、押さえつけるように首に顔を埋めてくる。
「っ、おいっ、やめろッ。き、気色悪い!」
「なんか……ルベル、いい匂いがするぜ」
「ヒッ、嗅ぐなバカ! 舐めんなッ」
さっきまでの悪ふざけの雰囲気が、霧散した。
その代わり、唐突に行われる嫌がらせに僕は必死で抵抗する。
「なぁ、ルベル……良いだろ? なぁ」
「良くない良くない良くなぁぁいっ、離せッ! 変質者めっ」
「一生大事にするから」
「要らん! して要らんから離せッ!!」
……こ、コイツ。何が純愛派だ。とんだ変態じゃあないか!
必死で抵抗する僕の耳元に、熱く囁く声。
「ルベル。なんでお前、こんないい匂いするんだよ」
「な、何!? 意味が分かんな……」
マタタビに酔っ払う猫かっていうくらいに、仕切りと僕の首筋に鼻を擦り付けている。
……まさか!
僕はピンときたと、同時に思い切り足を蹴り上げた。
「っ、エト……正気に戻れぇぇぇッ!!」
「グハァッ!?」
僕の右足は華麗な軌跡を描いて、奴の股間にヒットした―――。
「チッ……肋骨折れて●ねば良いのに」
「怖っ! この子怖すぎるぅぅッ!?」
無駄に頑丈なボディらしい。
痛い痛いと喚くわりには、エトは元気そうだ。
―――さて。
ここは魔城。
痴話喧嘩していたゲイカップル……じゃなかった、魔王とその奥方。
僕が二人の息子のエトを殴りつけてから、事が進展した。
……魔王レクスが、呆気に取られているレミエルに何事か囁く。
すると、しばらくポカーンとした後。
「貴様ァァァッ、それを早く言わんか!」
と一喝した。
「え……だって聞いてくれなかったじゃないか。離婚だ、なんて言ってさ。私、傷付いちゃったんだよ? 最愛の奥さんにそんな事言われて……」
「な、なんだ。我のせいだと言うのか!?」
「ねぇ、レミエル。傷付いた私を、癒せるのも君だけなんだ」
「うっ。そんな目をするんじゃあない」
「レミエル……愛してる」
「れ、レクス」
じっと見つめ合う二人。
……なんだか帰りたくなってきた。なんなんだ、この茶番。
エトの方をそっと見ると、目が死んでた。
あー、気持ちは分かるぞ。
親同士のイチャイチャって、堪えるよな。
―――それから数分後。
「すまなかったね。ゴタゴタしちゃって……改めて紹介するよ」
すっかり仲直りという名の、夫婦のイチャイチャを見せつけられた僕は魔王の言葉に、ゲンナリと頷く。
「私と妻はもういいね? 彼は、エト。我が家の三男坊だよ。エト、彼はルベル」
「よろしくな!」
「……」
僕は馴れ馴れしく差し出された手を叩き払い、そっぽ向いた。
悪いけど、初対面で人の胸を触る変質者と仲良くするつもりはない。
身を落としても、僕はカントール家の男だ。
それくらいのプライドはある。
「な、なんだよぉ。まだ怒ってんのか」
「怒ってるさ。当たり前だろ」
「だから悪かったって……だいたい、女をみてぇな面してんのも悪いんだぜ?」
「人の顔面にケチつける奴とは、ますます仲良くなれんな」
「あ。ご、ごめんって! 可愛いって意味だっての」
「褒めてるつもりか、アホが」
「ちょ、親父ぃぃっ、この子めっちゃ辛辣なんだけど!?」
情けなく泣きついてくるエトに、魔王は豪快に笑う。
レミエルは何か思案顔だ。
「エト、お前もちゃんと紳士として接しなさい。淑女に対する振る舞いをだね……」
「レクスさん!」
「はっはっはっ、すまない。紳士だったね、君も」
……くそっ、親子揃って人を女扱いしやがって。
苦々しい顔の僕を、レミエルが意地の悪い笑みを浮かべて見ている。
そして、おもむろに僕の肩を軽く叩いて言い出した。
「良いこと考えたぞ! レクス、この奴隷をエトに譲渡しろ」
「ハァァァ!? マジかよ、母さん!」
「レミエル、本気で言ってるのかい?」
とんでもない提案だ。
僕も叫び出したくなる程に。
しかし、この奥方も譲る気はないらしい。
「レクス。貴様がこのまま、こいつを傍に置くという事は……離婚だな」
「えぇぇぇッ!? なんでそうなる!」
「だってそうだろう……夫が愛人を自宅に住まわせるなんて。耐えられない」
レミエルは一転して、弱々しく目に涙まで浮かべ始める。
そんな妻を、何故か感激したように抱き締めて言った。
「レミエルぅぅぅッ、君がそこまで私の事を……分かった。譲渡でもなんでもするよ!」
「お、親父!?」
「レクスさんんんッ!?」
僕やエトの悲鳴めいた叫びもなんのその、妻の涙であっさり意見翻しやがった!
「と、言うわけで。エト、ルベル。仲良くね!」
「……」
「……」
僕達は、この時ばかりは顔を見合わせた―――。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■
「チッ……」
「舌打ちすんなよぉ、俺だって困ってんだぜ」
そうと決まったら、とすぐ様連れてこられたのはエトの部屋だ。
舌打ちのひとつもしたくなる。
だって、買われたと思ったら直ぐに払い下げ食らったんだぞ。
ただでさえこの首輪が、忌々しくて仕方ないのに!
「ふん。魔王の息子だから、もっとおどろおどろしい部屋かと思ったがな」
せいぜいコイツのセンスにケチつけてやろうと思ったのに。
成金趣味とかじゃなく、さりげなく良さそうな調度品や家具なのが尚更ムカつく。
「魔族って言っても、人間とそう変わんねぇよ?」
「みたいだなぁ……お。これなんだ」
「ちょ、勝手に触んなよ!」
ふと目をやったのはベッドの下。
なんだか本らしきものがある。
……異世界でも、前世でもここに隠すモノはだいたい決まってる。
「ふっふっふっ、暴いてやるッ!」
「ぅわっ、待て待て待てぇっ」
おもむろに手を伸ばし、掴んだ。
そのまま、静止を無視して引っ張りだす。
「っと! 鈍いぞ、エト」
「やめっつーの!」
突進してくる彼を躱し、ベッドに飛び移る。
……手にした本を改めて見た。
「ん? さてはこの表紙」
見覚えある装丁。
あー、もしやとページを開いた時だった。
「見るなぁぁぁッ!」
「わァッ!?」
大きな叫び声と、ベッドに飛び込んでくる身体。
まともにのしかかってきた。
「ったぁ。重いなぁ。エロ本くらいで動揺し過ぎだろ」
「べ、別にエロ本とかじゃねぇから!」
「じゃあなんで隠すんだよ!」
「そりゃお前、男には隠し事の一つや二つ」
「やっぱりエロ本じゃないか」
「そうだよっ、悪いか!」
彼はヤケになったように叫ぶ。
「悪くないさ。僕だって見たことあるし」
「えっ、あるのか!?」
「君。僕をなんだと思ってんだ……?」
これでも19歳の男だぞ。
エロ本どころか、実地経験も積んでいる。
それを素直に言えば。
「ま、マジかよ」
と、敗北感満載で項垂れた。
僕の上で。
「まさか君……童貞か?」
同じ年頃だろうから、そんな事はないよなと暗に込めて聞く。
「……」
「マジか」
童貞だった。
「くそっ。良いんだよ! 俺は純愛派だから」
「ふぅん?」
「あーっ。ルベル、今バカにしただろ!?」
「くくっ……してない」
……まぁ、せせら笑ってるがな。
こんな図体デカいイケメンが、童貞なんだぞ? 笑わずにいられるか!
ツボにハマってきて、肩を震わせて笑っていると。
「チクショー!」
「!?」
エトが突然、叫びながら僕に抱きついてきた。
「お前で童貞卒業してやるぅぅぅッ!」
「ハァァァッ!?!?!?」
そうだ。
こいつまだ僕の上にいたんだ。
身体全体で、押さえつけるように首に顔を埋めてくる。
「っ、おいっ、やめろッ。き、気色悪い!」
「なんか……ルベル、いい匂いがするぜ」
「ヒッ、嗅ぐなバカ! 舐めんなッ」
さっきまでの悪ふざけの雰囲気が、霧散した。
その代わり、唐突に行われる嫌がらせに僕は必死で抵抗する。
「なぁ、ルベル……良いだろ? なぁ」
「良くない良くない良くなぁぁいっ、離せッ! 変質者めっ」
「一生大事にするから」
「要らん! して要らんから離せッ!!」
……こ、コイツ。何が純愛派だ。とんだ変態じゃあないか!
必死で抵抗する僕の耳元に、熱く囁く声。
「ルベル。なんでお前、こんないい匂いするんだよ」
「な、何!? 意味が分かんな……」
マタタビに酔っ払う猫かっていうくらいに、仕切りと僕の首筋に鼻を擦り付けている。
……まさか!
僕はピンときたと、同時に思い切り足を蹴り上げた。
「っ、エト……正気に戻れぇぇぇッ!!」
「グハァッ!?」
僕の右足は華麗な軌跡を描いて、奴の股間にヒットした―――。
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