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6.褐色のショタに懐かれました
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色々と、僕のSAN値を削りとられる出来事が続いた。
土台、もう無理なのだろう。
「よし逃げるか」
僕は、真夜中の廊下で呟く。
この忌々しい首輪を外させてから、と思ったが仕方ない。
気が付かれぬうちに、遠くまで逃げてみよう。
―――そう考えたのは当然、理由がある。
なにせ、酷い扱いなのだ。
奴隷なのに、一緒の食卓を囲むのは良い。
むしろありがたい。
……でも、何故僕だけ彼の膝の上なんだ!?
そりゃあの筋肉バカの体格なら、膝も広いだろうよ!
でもだからといって、乗せる方も乗せる方だろ。
『ルベルって小さいな』と、己の体格省みぬ奴らに言われながらの食事。
エトは、僕に食べさせようとしてくるし!
当然自分で食べる、と言っても。
『食べ辛いだろ』と聞かない。
確かに食べ辛いけどさ……なんで19にもなった男が、人の上の膝で『あーん』ってされなきゃいけないんだよ!
……あとは食後のお茶に媚薬が入ってたことかな。
油断も隙もない。
幸い独特の香りがして、回避出来た。
そして、挙句の果てには。
『おい、ルベル。貴様には奴隷の身の上から脱出するチャンスをやろうじゃあないか!』
唐突な申し出……いや思いつきをしてきた奥方に、身体が硬直する。
さらにニヤニヤと性格の極悪な笑みを浮かべて言いやがった。
『我が息子と結婚しろ。そうすれば正式に貴様を奴隷の身から、嫁として迎えようぞ』
……何言ってんだ、このマッチョ。頭腐ってんのか。
普通にそう思うよな? 僕もそう思う。
想いが顔に出ていたのだろう。
意地の悪い笑みを深めて、僕の耳に囁く。
『貴様もこのまま男娼として、一生を終えるのも嫌だろう?』
つまりこういう事か。
性奴隷から脱したかったら、あの男と結婚しろと。
そうでなければ一生男娼、って。
……どちらにしても、男に股開かなきゃ駄目じゃないかよッ!!
無理無理無理無理ーッ! ぜぇぇったいに無理だっ。
怖すぎる。
てか、レミエルも良いのか!?
息子の嫁が、人間の男だぞ。
魔族ってのは、人間と常識が違うのかもしれない。
だとしても子供も産めない僕を、嫁にって……いよいよ僕に対する嫌がらせか?
『フハハハハッ! エトが不満なら、長男と次男がいるがな。まぁ考えておけ』
さながら悪役の高笑いを響かせ、去っていった。
―――てな事があって。
僕は逃亡を決意した。
「くそっ、無駄に広いな。この城」
あと魔城なのだから仕方ないが、そこら中に召使いやらがいる。
皆、当然魔物だ。
ダークエルフや、ドワーフ、ゴブリンやオーガ等もいた。
僕の事は一瞬怪訝そうに見るも、すぐに何やら生暖かい表情をされる。
『ドンマイ!』と馴れ馴れしく肩を叩かれた時は、はっ倒したろうかと息巻いたものだ。
……というか夜中だっていうのに、人多すぎじゃないか!?
むしろ、昼間より多い。
やっぱり魔界の者たちは夜行性なのだろうか。
「おい、アンタ!」
「!?」
後ろから不意に掛けられた声。
ビクリ、と肩を震わせ足を止める。
「アンタ、みんなが言ってた人間?」
……振り返ると、子供。
10歳くらいの少年が立っていたのだ。
「さぁな」
悪いが、子供でも男に用はない。
素っ気なく背中を向けて、また歩き出す。
早く逃げないと、上手くまいてきたハズの奴らに見つかってしまう。
「待てよ! 人間っ」
「煩い」
後ろから足音。ついてきているらしい。
……面倒だな。
振り切ろうと、足を早める。
でも幾分軽い足音は、途切れることは無い。
「っは、ぁ、ちく、しょ……」
「おい。人間」
「う、うっさい、なぁ、ハァッ……ぁ」
「息切れてんじゃん、人間」
「切れ、て、ないっ……っ」
「ハァハァ言ってる」
「っくそ、ガキめっ……」
やばい。本当に息切れしてきた。
ていうか、この廊下どこまで続いてんだよ!
半ばパニック状態になっていると。
「アハハッ、面白いな。人間」
と後ろから笑い声がする。
あのクソガキ。大人を笑ってやがる、ともう一度振り返り睨みつけた。
「やっとこっち向いたな、美人さん!」
と、ニッコリ笑った褐色の少年の顔。
無邪気なようで、狡猾な気もする表情だ。
「オレが案内してやろうか?」
その言葉に警戒して黙る。当たり前だろう。
ここでは、僕は唯一の人間で奴隷だ。
そんな僕を彼はどう思ったのだろう、彼は肩を竦めた。
「……」
「んー?」
「た、頼む……外に出たい」
でも今は仕方ない。
魔物であろうが、罠であろうが。
使えるモノは使わなきゃいけないだろう。
―――僕の、平穏で順風満帆な未来のために。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□
少年の名前はケルタ。
魔王の息子で、四男だと言う。
「するとエトの弟か」
「まーね」
「へぇ」
とりあえず目立つから、と近くの部屋に引っ張り込まれた。
そこは客室らしく、充分の広さで綺麗にメイクされたベッド等がある。
「ここでなら、ゆっくり話せるでしょ」
「あー、そうか」
……僕としては、一刻も早く外に出たいのだが。
「兄さん達は、すぐにでもアンタを探しに躍起になるよ。だから、むしろここで暫く隠れていた方が良い」
「ふむ……」
僕は頷く。
確かに。軽率に動くより、じっと機会を伺うのも必要かもしれない。
それと、先程の恐ろしい位長い廊下に疲れた。
「ね。アンタ名前は?」
―――ギシッ、と軋んだのはベッドだ。
僕はベッドに腰掛けていて、彼は長椅子だったはずだが。
いつの間にか、僕の隣に来ていた。
「ルベルだ。彼らから聞いていなかったか」
「うーん……まぁ、聞いてないね。オレ、普段から仲間外れだからさ。ほら、この肌」
ケルタは自嘲気味に笑うと、自らの肌を指さした。
褐色。あの三人は抜けるような白い肌だったっけな。
「母親が、違うんだよ」
「母親?」
そもそも、あの男は性悪レミエルが産んだのかっていう疑問があるが。
それを素直に口にすると、思いもよらない回答が返ってきた。
「あぁ。ルベルは知らなかったんだ。レミエル様は、天使なんだよ」
「て、天使ぃ!?」
「うん。魔王であるレクス様が一目惚れして、6日間熱烈なプロポーズしたんだ。7日目には、魔界に拉致監禁して既成事実作ったとか……」
「拉致監禁にレイプ!? 犯罪者じゃないかッ!」
……あの穏やかな顔の下に、そんな前科が。
レミエルも、あんなふてぶてしいツラして案外苦労人なんだな。
同情は、絶対しないけど。
というか、天使って確か。
「あ、両性具有か!」
「その通り」
これで合点がいった。
両性具有とは、文字通り。
まぁ手っ取り早く言うと、男性器と女性器が両方ついてるってことだ。
「オレの母親はダークエルフだからね。妾の子さ」
「ふーん」
僕はこれと言って、同情などしなかった。
別に上辺の言葉なんて、なんの意味もないからだ。
「あれ……思った反応と違うなぁ」
「ふんっ、期待通りじゃなくて悪かったな」
意外そうに言う彼に、僕は鼻を鳴らす。
どうせ、憐憫や好奇の感情を向けられると思ったのだろう。
悪いけど、そこまで親切でも暇でも無いからな。
そういうの欲しけりゃ、他所でやれ。
僕は自身の人生で手一杯だっての。
「ルベル、アンタって……素敵だね」
「はぁぁ? 」
「ね、外へ出るの手伝ってあげようか!」
ギシギシ、とベッドが悲鳴をあげる。
決して安物では無いはずだが、彼がベッドの上で弾むように落ち着きをなくすからだ。
「そりゃありがたいが……」
本当に信用に足る奴なのだろうか。
しかめっ面の僕に、ケルタは楽しそうにわらう。
「ルベル。まずオレに、人間の事教えてくれよ」
「ハァ? なんだ、突然」
「知りたいんだよ。オレ、ここから出たことないしさぁ。ね、お願い!」
「んー」
……まぁ暫くここで、隠れて様子を見るのも良いか。
それにこいつに城を出る手引きも、させなきゃならないからな。
僕は小さく息をつく。
そしてこの少年にせがまれるまま、人間界の事を話して聞かせる。
彼は、キラキラ輝く琥珀色の瞳で聞き入っていた―――。
土台、もう無理なのだろう。
「よし逃げるか」
僕は、真夜中の廊下で呟く。
この忌々しい首輪を外させてから、と思ったが仕方ない。
気が付かれぬうちに、遠くまで逃げてみよう。
―――そう考えたのは当然、理由がある。
なにせ、酷い扱いなのだ。
奴隷なのに、一緒の食卓を囲むのは良い。
むしろありがたい。
……でも、何故僕だけ彼の膝の上なんだ!?
そりゃあの筋肉バカの体格なら、膝も広いだろうよ!
でもだからといって、乗せる方も乗せる方だろ。
『ルベルって小さいな』と、己の体格省みぬ奴らに言われながらの食事。
エトは、僕に食べさせようとしてくるし!
当然自分で食べる、と言っても。
『食べ辛いだろ』と聞かない。
確かに食べ辛いけどさ……なんで19にもなった男が、人の上の膝で『あーん』ってされなきゃいけないんだよ!
……あとは食後のお茶に媚薬が入ってたことかな。
油断も隙もない。
幸い独特の香りがして、回避出来た。
そして、挙句の果てには。
『おい、ルベル。貴様には奴隷の身の上から脱出するチャンスをやろうじゃあないか!』
唐突な申し出……いや思いつきをしてきた奥方に、身体が硬直する。
さらにニヤニヤと性格の極悪な笑みを浮かべて言いやがった。
『我が息子と結婚しろ。そうすれば正式に貴様を奴隷の身から、嫁として迎えようぞ』
……何言ってんだ、このマッチョ。頭腐ってんのか。
普通にそう思うよな? 僕もそう思う。
想いが顔に出ていたのだろう。
意地の悪い笑みを深めて、僕の耳に囁く。
『貴様もこのまま男娼として、一生を終えるのも嫌だろう?』
つまりこういう事か。
性奴隷から脱したかったら、あの男と結婚しろと。
そうでなければ一生男娼、って。
……どちらにしても、男に股開かなきゃ駄目じゃないかよッ!!
無理無理無理無理ーッ! ぜぇぇったいに無理だっ。
怖すぎる。
てか、レミエルも良いのか!?
息子の嫁が、人間の男だぞ。
魔族ってのは、人間と常識が違うのかもしれない。
だとしても子供も産めない僕を、嫁にって……いよいよ僕に対する嫌がらせか?
『フハハハハッ! エトが不満なら、長男と次男がいるがな。まぁ考えておけ』
さながら悪役の高笑いを響かせ、去っていった。
―――てな事があって。
僕は逃亡を決意した。
「くそっ、無駄に広いな。この城」
あと魔城なのだから仕方ないが、そこら中に召使いやらがいる。
皆、当然魔物だ。
ダークエルフや、ドワーフ、ゴブリンやオーガ等もいた。
僕の事は一瞬怪訝そうに見るも、すぐに何やら生暖かい表情をされる。
『ドンマイ!』と馴れ馴れしく肩を叩かれた時は、はっ倒したろうかと息巻いたものだ。
……というか夜中だっていうのに、人多すぎじゃないか!?
むしろ、昼間より多い。
やっぱり魔界の者たちは夜行性なのだろうか。
「おい、アンタ!」
「!?」
後ろから不意に掛けられた声。
ビクリ、と肩を震わせ足を止める。
「アンタ、みんなが言ってた人間?」
……振り返ると、子供。
10歳くらいの少年が立っていたのだ。
「さぁな」
悪いが、子供でも男に用はない。
素っ気なく背中を向けて、また歩き出す。
早く逃げないと、上手くまいてきたハズの奴らに見つかってしまう。
「待てよ! 人間っ」
「煩い」
後ろから足音。ついてきているらしい。
……面倒だな。
振り切ろうと、足を早める。
でも幾分軽い足音は、途切れることは無い。
「っは、ぁ、ちく、しょ……」
「おい。人間」
「う、うっさい、なぁ、ハァッ……ぁ」
「息切れてんじゃん、人間」
「切れ、て、ないっ……っ」
「ハァハァ言ってる」
「っくそ、ガキめっ……」
やばい。本当に息切れしてきた。
ていうか、この廊下どこまで続いてんだよ!
半ばパニック状態になっていると。
「アハハッ、面白いな。人間」
と後ろから笑い声がする。
あのクソガキ。大人を笑ってやがる、ともう一度振り返り睨みつけた。
「やっとこっち向いたな、美人さん!」
と、ニッコリ笑った褐色の少年の顔。
無邪気なようで、狡猾な気もする表情だ。
「オレが案内してやろうか?」
その言葉に警戒して黙る。当たり前だろう。
ここでは、僕は唯一の人間で奴隷だ。
そんな僕を彼はどう思ったのだろう、彼は肩を竦めた。
「……」
「んー?」
「た、頼む……外に出たい」
でも今は仕方ない。
魔物であろうが、罠であろうが。
使えるモノは使わなきゃいけないだろう。
―――僕の、平穏で順風満帆な未来のために。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□
少年の名前はケルタ。
魔王の息子で、四男だと言う。
「するとエトの弟か」
「まーね」
「へぇ」
とりあえず目立つから、と近くの部屋に引っ張り込まれた。
そこは客室らしく、充分の広さで綺麗にメイクされたベッド等がある。
「ここでなら、ゆっくり話せるでしょ」
「あー、そうか」
……僕としては、一刻も早く外に出たいのだが。
「兄さん達は、すぐにでもアンタを探しに躍起になるよ。だから、むしろここで暫く隠れていた方が良い」
「ふむ……」
僕は頷く。
確かに。軽率に動くより、じっと機会を伺うのも必要かもしれない。
それと、先程の恐ろしい位長い廊下に疲れた。
「ね。アンタ名前は?」
―――ギシッ、と軋んだのはベッドだ。
僕はベッドに腰掛けていて、彼は長椅子だったはずだが。
いつの間にか、僕の隣に来ていた。
「ルベルだ。彼らから聞いていなかったか」
「うーん……まぁ、聞いてないね。オレ、普段から仲間外れだからさ。ほら、この肌」
ケルタは自嘲気味に笑うと、自らの肌を指さした。
褐色。あの三人は抜けるような白い肌だったっけな。
「母親が、違うんだよ」
「母親?」
そもそも、あの男は性悪レミエルが産んだのかっていう疑問があるが。
それを素直に口にすると、思いもよらない回答が返ってきた。
「あぁ。ルベルは知らなかったんだ。レミエル様は、天使なんだよ」
「て、天使ぃ!?」
「うん。魔王であるレクス様が一目惚れして、6日間熱烈なプロポーズしたんだ。7日目には、魔界に拉致監禁して既成事実作ったとか……」
「拉致監禁にレイプ!? 犯罪者じゃないかッ!」
……あの穏やかな顔の下に、そんな前科が。
レミエルも、あんなふてぶてしいツラして案外苦労人なんだな。
同情は、絶対しないけど。
というか、天使って確か。
「あ、両性具有か!」
「その通り」
これで合点がいった。
両性具有とは、文字通り。
まぁ手っ取り早く言うと、男性器と女性器が両方ついてるってことだ。
「オレの母親はダークエルフだからね。妾の子さ」
「ふーん」
僕はこれと言って、同情などしなかった。
別に上辺の言葉なんて、なんの意味もないからだ。
「あれ……思った反応と違うなぁ」
「ふんっ、期待通りじゃなくて悪かったな」
意外そうに言う彼に、僕は鼻を鳴らす。
どうせ、憐憫や好奇の感情を向けられると思ったのだろう。
悪いけど、そこまで親切でも暇でも無いからな。
そういうの欲しけりゃ、他所でやれ。
僕は自身の人生で手一杯だっての。
「ルベル、アンタって……素敵だね」
「はぁぁ? 」
「ね、外へ出るの手伝ってあげようか!」
ギシギシ、とベッドが悲鳴をあげる。
決して安物では無いはずだが、彼がベッドの上で弾むように落ち着きをなくすからだ。
「そりゃありがたいが……」
本当に信用に足る奴なのだろうか。
しかめっ面の僕に、ケルタは楽しそうにわらう。
「ルベル。まずオレに、人間の事教えてくれよ」
「ハァ? なんだ、突然」
「知りたいんだよ。オレ、ここから出たことないしさぁ。ね、お願い!」
「んー」
……まぁ暫くここで、隠れて様子を見るのも良いか。
それにこいつに城を出る手引きも、させなきゃならないからな。
僕は小さく息をつく。
そしてこの少年にせがまれるまま、人間界の事を話して聞かせる。
彼は、キラキラ輝く琥珀色の瞳で聞き入っていた―――。
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