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第一章
ep-2 冒険者業でも稼ぐのは良いよね
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鬱蒼とした森の中、少しおかしな格好の小柄な女性が歩いていた。いや、その老竹色の肌に黒曜石のような黒く艶やかで小さなツノ…ゴブリンである。鷲鼻では無いし、普通に美少女フェイスだが、一応ゴブリンである。
そんなゴブリンマジシャン、ヴィートは魔の森と人間が呼んでいる森を散策していた。目的は一つ、レッサードリアードの討伐だ。しれっと化けて人間の街で見たクエストボードにはレッサードリアードが増えすぎたため討伐して欲しいと書いてあった。
普段であればヴィートはそんなものに興味は持たない。何せ、見た目はほぼ全裸の美女だが知能はゴブリン程度で肉食。獰猛かつ討伐してもその異臭のせいで剥製にも食用にも適さない。極稀に奇特な蒐集家が臭いを消したりした剥製を作って飾ってるらしいが、方法を知っているヴィートととしては余りにも手間に対して徳が無さすぎる。そして重要なのでもう一度言うが、臭すぎて食用には適さない。
見た目云々を除いても、レッサードリアードは植物。断面はナス化の植物に酷似しており、レッサードリアードの女体部分は果実なのでナスと同じような断面なのだが…そのエグ味が凄まじい。渋柿の汁を数十倍に煮詰めたようなそのエグ味に、時間が経つと発生する臭いはドリアンの異臭にシュールストレミングを混ぜたような香り…いや、臭い。端的に言おう、臭い上に食えないレベルで不味いのだと。
少しタチが悪いのはそれでも毒はない事。しかし臭いし不味いのは変わらない。
下処理しても味は無味無臭のスポンジである。剥製にするにしてもその臭いをどうにかしないといけない上に、果肉や蔓から飛び散る汁は身体につけば、暫くは臭いが残る(最長2週間)。
最早大自然の作った嫌がらせ生物である(因みに筆者はシュールストレミングは食べたことは無いが、ドリアンハ○チュウなるものを食べた事がある。匂いで空気が黄色く見えた挙句意識が飛びかけて、普通に死ぬかと思ったとだけここに記す)。
さて、そんなヴィートが何故態々そんな生ゴミのようなゲテモノ討伐に来たのか。
一応彼女は人間に化けて冒険者として活動している…が、当然何度も繰り返しているがこんな食べれもしないゲテモノなぞ、普段は絶対に討伐しない。しかし、今回は理由があった。それは…
「…コスプレ素材に使える…」
実際ほとんどこの世界の人間には知られていないが、レッサードリアードの蔓や外皮はしなやかで柔らかくも耐刃性が高く、染め物にしても綺麗に染まる良質な繊維が取れる(ただし恐ろしく臭い為入念かつ専門的な下処理が必須)。更に言えば彼女が日本に来てハマったゲーム…「GODE○TER」の武器の大口径銃に「ビュー○ル砲」なるものがあり、今回彼女は自身の組み合わせではあるもののそのゲームのキャラのコスプレをすることにしたのだ。しかし、1からそんなものを揃えるのは大変だしやっぱりゲーム準拠で討伐したものから作りたい(後は単に個体差で気に入ったものを作りたい)。かと言ってゴリゴリの戦闘用の武器は嫌だ…というか趣味の範囲なのでそんなもの作りたくは無い(作れるが)。
そこで哀れにも白羽の矢が立ったのがレッサードリアード達だったのだ。衣服にも使えてゲーム内武器「○機」のコスプレアイテムも作れる。しかも数を揃えて倒して余ったら剥製にして仕舞えば、日本のネットショップでも売れる。というか何度か日本でしれっと売ってみたところ、ネットオークションで結構ヤバい額になったのだ。素晴らしきかな異世界品。
「…剥製はまたネットオークションで…一体うん百万で売れるとして…うへへぇ…ビール何ケース分だろ」
まぁ、ヴィートの頭の中は銀のヤツや白いヤツ、それと大好物の大吟醸と鰭酒で溺れているが。
そんなこんなで暫く歩いていると、独特な声のような音が聞こえる。
「いるなぁ…」
パチンと指を鳴らす…訳にもいかないので無詠唱で姿を消す魔法を発動する。人間なら詠唱やらなんやらで何属性の何何だとか言うところだが、ヴィートは完全に感覚だけで行使している為そんな括りはない。因みに普段指パッチンで魔法を使っているのは、日本で見たマジシャンのように何かワンクッション入れた方がカッコよく見えるからと思っているからである。ついでに言えば、ヴィートはゴブリンマジシャンだが前衛系の攻撃が得意だった。これは先のどハマりしたゲームの影響であった。当然武器もそれに似せたものを好んでいる。
そのせいでよくギルドの職員やドワーフ達に追い回されてはいるが。
余談だが、ヴィートは人間が嫌いである。それはもう同族のゴブリンほどではないが…日本と違い風呂がなく、川や井戸水でのこすり洗いに貴族はお香で臭いを誤魔化している。トイレについてもボットントイレという。はっきり言って日本に慣れた後のこの世界はだいぶん遅れていた。当然風呂上がりでうっかり行ってしまった日には男女問わず追い回されたものである。なのでこの世界で活動する際には消臭の魔法と髪の艶を誤魔化す偏光魔法を重ねがけしている。
そして姿を消し木の上に飛び乗り、音源に向かって消音の魔法を掛けたまま飛び交っていくと…
「うーわ…居た居た…」
全部で8体。それぞれ様々なムチムチだったりスレンダー、トランジスタやロリ系など体型の美女達が全裸で蔦を絡ませながら動いているのは、聞くだけなら扇状的でエロティックと思えるだろう。それらが白目で涎を飛ばし、口の端々には喰らった獲物の血肉のカスをつけ、まるで激しく動くゾンビのようなどこか冒涜的な姿なそれを見なければ…だが。
本来の正攻法ならヴィート流とはなるが、焼き払うか根本の核となっている箇所を斬って破壊するかとなる。その際蔦、女体部分は攻撃してきたり防御してきたりと邪魔なので破壊してから挑む。蔦は勿論、女体部分は果実でしか無い為破壊しても死なない。初心者冒険者は勘違いしてそこで間違えてやられる事が多い。
実際の本体は歩行いている根状の脚部の纏まった基部だ。そこの真ん中にある核となっている芯の所を破壊しない限りは、半永久に再生して動き続ける。
しかし今回欲しいのはその果実である女体部分と蔓。破壊なんてとんでも無い。文字通り金の実(日本販売の剥製での場合)は傷付けず回収せねばならない。
コートの内側に仕込んだ収納魔法から例のゲームを参考に作った武器を取り出す。今は剣形態である。付いている種類はそのゲームだと短剣型、銃は当然ビュー○ル砲そっくりのキャノン砲、盾は一番しっくりきた小型の円形バックラー。因みにキャノン砲は弾倉にヴィート謹製の魔導弾を装填する事でゲーム再現の弾丸を撃てる優れものである。本人はタワーシールドのキュ○レーにしようとしていたが、単にバックラーに慣れていたので諦めた。
音もなく飛び降りると、手前にいた一番豊満なレッサードリアードの根本の芯にブレードを突き立てる。
「ギッ」
短く声を上げてクテリと倒れた仲間に他の7体が気が付くが、もう射程圏内である。即座にキャノン砲に切り替え弾倉にレーザー弾を装填、慣れた手つきで次々と根の基部を撃ち抜いていく。
そして倒し切ったのを確認すると、ブレードを器用に使い果実と蔦、そして基部に分ける。ギルドに提出するのは臭いが出ない基部のみである。
この基部については木材加工で利用される為一応利用価値はある上に唯一…そう、唯一臭く無い部位なので冒険者達は基部だけ切り取り残りは燃やしてしまうのが通例である。
そこからはヴィートだけの作業。再度コートの中から今度は大きなドラム缶を出す。
その中にはまたもやヴィート謹製の薬剤が並々と入っている。そこへドボンと果実達を投げ込み、蔓もある程度の長さに切りそろえて投げ込む。そして魔法で少し浮かせるとその下に青い小さな火輪を生成して低温でゆっくりと煮る。
そうやって幾重にもかかる作業の果て、目の前には真っ白になった果肉と蔦が並んだ。まるで石膏像のようなどこか官能的なレッサードリアード達に白い絹のような質感になった蔦。
「ふぃ~…終わりっと」
手首に付けた時計(日本の100均製)を見ればもうかれこれ作業を始めてから数時間経っていた。
「…取り敢えず、ギルドに報告して帰ろ」
そう言ってコートの中にレッサードリアード達をしまい片付けると何食わぬ顔で変化魔法を掛け人間そっくりになる(とは言え変わったのは肌の色とツノの有無だけだが)と、鼻歌混じりに街へと向かい歩みを進めた。
そうしてついたギルドでは、いつも通り専属受付嬢ではなくスキンヘッドのマッチョが待っていた。
そんなゴブリンマジシャン、ヴィートは魔の森と人間が呼んでいる森を散策していた。目的は一つ、レッサードリアードの討伐だ。しれっと化けて人間の街で見たクエストボードにはレッサードリアードが増えすぎたため討伐して欲しいと書いてあった。
普段であればヴィートはそんなものに興味は持たない。何せ、見た目はほぼ全裸の美女だが知能はゴブリン程度で肉食。獰猛かつ討伐してもその異臭のせいで剥製にも食用にも適さない。極稀に奇特な蒐集家が臭いを消したりした剥製を作って飾ってるらしいが、方法を知っているヴィートととしては余りにも手間に対して徳が無さすぎる。そして重要なのでもう一度言うが、臭すぎて食用には適さない。
見た目云々を除いても、レッサードリアードは植物。断面はナス化の植物に酷似しており、レッサードリアードの女体部分は果実なのでナスと同じような断面なのだが…そのエグ味が凄まじい。渋柿の汁を数十倍に煮詰めたようなそのエグ味に、時間が経つと発生する臭いはドリアンの異臭にシュールストレミングを混ぜたような香り…いや、臭い。端的に言おう、臭い上に食えないレベルで不味いのだと。
少しタチが悪いのはそれでも毒はない事。しかし臭いし不味いのは変わらない。
下処理しても味は無味無臭のスポンジである。剥製にするにしてもその臭いをどうにかしないといけない上に、果肉や蔓から飛び散る汁は身体につけば、暫くは臭いが残る(最長2週間)。
最早大自然の作った嫌がらせ生物である(因みに筆者はシュールストレミングは食べたことは無いが、ドリアンハ○チュウなるものを食べた事がある。匂いで空気が黄色く見えた挙句意識が飛びかけて、普通に死ぬかと思ったとだけここに記す)。
さて、そんなヴィートが何故態々そんな生ゴミのようなゲテモノ討伐に来たのか。
一応彼女は人間に化けて冒険者として活動している…が、当然何度も繰り返しているがこんな食べれもしないゲテモノなぞ、普段は絶対に討伐しない。しかし、今回は理由があった。それは…
「…コスプレ素材に使える…」
実際ほとんどこの世界の人間には知られていないが、レッサードリアードの蔓や外皮はしなやかで柔らかくも耐刃性が高く、染め物にしても綺麗に染まる良質な繊維が取れる(ただし恐ろしく臭い為入念かつ専門的な下処理が必須)。更に言えば彼女が日本に来てハマったゲーム…「GODE○TER」の武器の大口径銃に「ビュー○ル砲」なるものがあり、今回彼女は自身の組み合わせではあるもののそのゲームのキャラのコスプレをすることにしたのだ。しかし、1からそんなものを揃えるのは大変だしやっぱりゲーム準拠で討伐したものから作りたい(後は単に個体差で気に入ったものを作りたい)。かと言ってゴリゴリの戦闘用の武器は嫌だ…というか趣味の範囲なのでそんなもの作りたくは無い(作れるが)。
そこで哀れにも白羽の矢が立ったのがレッサードリアード達だったのだ。衣服にも使えてゲーム内武器「○機」のコスプレアイテムも作れる。しかも数を揃えて倒して余ったら剥製にして仕舞えば、日本のネットショップでも売れる。というか何度か日本でしれっと売ってみたところ、ネットオークションで結構ヤバい額になったのだ。素晴らしきかな異世界品。
「…剥製はまたネットオークションで…一体うん百万で売れるとして…うへへぇ…ビール何ケース分だろ」
まぁ、ヴィートの頭の中は銀のヤツや白いヤツ、それと大好物の大吟醸と鰭酒で溺れているが。
そんなこんなで暫く歩いていると、独特な声のような音が聞こえる。
「いるなぁ…」
パチンと指を鳴らす…訳にもいかないので無詠唱で姿を消す魔法を発動する。人間なら詠唱やらなんやらで何属性の何何だとか言うところだが、ヴィートは完全に感覚だけで行使している為そんな括りはない。因みに普段指パッチンで魔法を使っているのは、日本で見たマジシャンのように何かワンクッション入れた方がカッコよく見えるからと思っているからである。ついでに言えば、ヴィートはゴブリンマジシャンだが前衛系の攻撃が得意だった。これは先のどハマりしたゲームの影響であった。当然武器もそれに似せたものを好んでいる。
そのせいでよくギルドの職員やドワーフ達に追い回されてはいるが。
余談だが、ヴィートは人間が嫌いである。それはもう同族のゴブリンほどではないが…日本と違い風呂がなく、川や井戸水でのこすり洗いに貴族はお香で臭いを誤魔化している。トイレについてもボットントイレという。はっきり言って日本に慣れた後のこの世界はだいぶん遅れていた。当然風呂上がりでうっかり行ってしまった日には男女問わず追い回されたものである。なのでこの世界で活動する際には消臭の魔法と髪の艶を誤魔化す偏光魔法を重ねがけしている。
そして姿を消し木の上に飛び乗り、音源に向かって消音の魔法を掛けたまま飛び交っていくと…
「うーわ…居た居た…」
全部で8体。それぞれ様々なムチムチだったりスレンダー、トランジスタやロリ系など体型の美女達が全裸で蔦を絡ませながら動いているのは、聞くだけなら扇状的でエロティックと思えるだろう。それらが白目で涎を飛ばし、口の端々には喰らった獲物の血肉のカスをつけ、まるで激しく動くゾンビのようなどこか冒涜的な姿なそれを見なければ…だが。
本来の正攻法ならヴィート流とはなるが、焼き払うか根本の核となっている箇所を斬って破壊するかとなる。その際蔦、女体部分は攻撃してきたり防御してきたりと邪魔なので破壊してから挑む。蔦は勿論、女体部分は果実でしか無い為破壊しても死なない。初心者冒険者は勘違いしてそこで間違えてやられる事が多い。
実際の本体は歩行いている根状の脚部の纏まった基部だ。そこの真ん中にある核となっている芯の所を破壊しない限りは、半永久に再生して動き続ける。
しかし今回欲しいのはその果実である女体部分と蔓。破壊なんてとんでも無い。文字通り金の実(日本販売の剥製での場合)は傷付けず回収せねばならない。
コートの内側に仕込んだ収納魔法から例のゲームを参考に作った武器を取り出す。今は剣形態である。付いている種類はそのゲームだと短剣型、銃は当然ビュー○ル砲そっくりのキャノン砲、盾は一番しっくりきた小型の円形バックラー。因みにキャノン砲は弾倉にヴィート謹製の魔導弾を装填する事でゲーム再現の弾丸を撃てる優れものである。本人はタワーシールドのキュ○レーにしようとしていたが、単にバックラーに慣れていたので諦めた。
音もなく飛び降りると、手前にいた一番豊満なレッサードリアードの根本の芯にブレードを突き立てる。
「ギッ」
短く声を上げてクテリと倒れた仲間に他の7体が気が付くが、もう射程圏内である。即座にキャノン砲に切り替え弾倉にレーザー弾を装填、慣れた手つきで次々と根の基部を撃ち抜いていく。
そして倒し切ったのを確認すると、ブレードを器用に使い果実と蔦、そして基部に分ける。ギルドに提出するのは臭いが出ない基部のみである。
この基部については木材加工で利用される為一応利用価値はある上に唯一…そう、唯一臭く無い部位なので冒険者達は基部だけ切り取り残りは燃やしてしまうのが通例である。
そこからはヴィートだけの作業。再度コートの中から今度は大きなドラム缶を出す。
その中にはまたもやヴィート謹製の薬剤が並々と入っている。そこへドボンと果実達を投げ込み、蔓もある程度の長さに切りそろえて投げ込む。そして魔法で少し浮かせるとその下に青い小さな火輪を生成して低温でゆっくりと煮る。
そうやって幾重にもかかる作業の果て、目の前には真っ白になった果肉と蔦が並んだ。まるで石膏像のようなどこか官能的なレッサードリアード達に白い絹のような質感になった蔦。
「ふぃ~…終わりっと」
手首に付けた時計(日本の100均製)を見ればもうかれこれ作業を始めてから数時間経っていた。
「…取り敢えず、ギルドに報告して帰ろ」
そう言ってコートの中にレッサードリアード達をしまい片付けると何食わぬ顔で変化魔法を掛け人間そっくりになる(とは言え変わったのは肌の色とツノの有無だけだが)と、鼻歌混じりに街へと向かい歩みを進めた。
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