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第一章
ep-6 キャンプ飯って雑でも旨くて良いよね
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出来上がったカレーライス。カレー丼と呼んでも良いその姿。時間はちょうど12時を回り、まさに昼飯時。
懐からいつもの銀のやつを取り出せば、まさに完璧な昼飯の完成である。え?ビールぬるくないかって?ヴィートの使う収納魔法が普通なわけがない…時間停止機能もついているからしっかりキンキンに冷やした状態である。
カシュっと心地良い音を立ててプルタブをあげれば、その注ぎ口から香る香ばしい麦の香り。今回はグラスも使わずそのままで…‼︎
机の上に置けば完璧な布陣…カレーをつまみに幾らでもイケる体制なのだ…っ‼︎(因みに筆者は割と何でも酒のつまみにします。個人的にCo○o壱の激辛カレーとニンニクをよくつまみにしてます。割とルーってビールに合うんです…個人の感想ですが)
「んじゃまぁ…せっかくのキャンプいっぱい目ぇ~」
ゴッキュゴッキュと可愛らしい見た目と裏腹に、まるでスポーツドリンクを飲むラガーマンの様に一気に煽る。パチパチと音を立てながら金の命の源は、喉を抜けて胃に落ちていく。あっという間に一息で1缶飲み終えると、息を吐く。
「うっまぁ~…良い…なんかわからんけど、良い…」
松の隙間から見える海と見上げれば青空。そよそよと少し冷えかけた風が少し熱をもった頬を冷やす。まさに至福。まさに至極、究極の休み時間。常に労働に身を置いているからこそ感じる幸福がそこにあった。
「…っと、カレーカレーっ」
パクリ。大きく開いた口にカレーを大きく掬って入れる。勿論肉と野菜も少しずつ。口に入れればまず感じるのは優しめの辛さと旨味。何故百均でこの味が出せるのかは、ヴィートだけでなく人類の未だ解明できない未知の一つだと思わずにはいられない。そしてそのルーの中にもしっかり肉と野菜の旨みと甘みが溶け出している。
しっかり炒めたケチャップとピザソースのおかげでトマト感もあり、とても満足度が高い。でもやっぱり酒が欲しい。すぐさまコートの中から2本目をカシュリ…
「うまーい‼︎」
フニャリと一人笑いながらカレーを口に、そして飲み込んだ余韻を楽しみつつもビールを流し込む。口に残る辛味がビールで洗い流されスッキリとし、またその中にカレーを入れる。まさしくそこに無限機関が誕生したかの様な感動である。
辛い、美味い、そして旨い。まるで生命のサイクルめいた味のサイクルがヴィートの脳を支配する。
「本当にこの世界の食いもんはとことん非合法だぁ…」
何せこのカレーもルーだけで言えば以下の通り…
カレールーひとかけら=13円
カレー用野菜パック=42円
肉=0円
その他調味料=概ね50円から80円内
となる。値段は時価かつ、買う場所次第だが…これが元の世界であればそもそもスパイスの時点で高級品…貴族とかしか食えないレベルなのだ。
値段…?考えるのも馬鹿馬鹿しい。スパイス1キロで元の世界なら下手すれば豪邸が立つほどだった。それに肉に使われているレッサーフォレストドラゴン。コイツもそもそもとしてヴィートに討伐シーンすら映されず精肉されているが、コイツ自体がまず危険過ぎて冒険者達もおいそれと討伐できない上に、強い=討伐時は攻撃しまくってズタボロ。食える物ではなくなっている。食える状態の物なんて…これも値段なんてつけられる様な代物ではない。
それが日本なら105円から135円程度で食える。米も概ね安いところで一人前なら150円くらい…何と貴族しか食えない様な料理が日本で200円で食えるのだ…‼︎ありえない価格破壊…
「いやぁ…日本様々だねぇ…ひっく」
少しほろ酔いになりながらカレーを味わう。普段ならホロホロになるまで圧力鍋で炊く様に作るカレーだが、たまに作るこの「ザ・適当飯‼︎」も悪くはない物である。
当然普通に食べていれば、瞬く間に一人分のカレーなんぞ平らげてしまうが、今回は酒のつまみ…食べ切ってしまうなんて本末転倒。たとえ昼飯という建前があっても今日も含めてしばらく休み。つまりは飯≒つまみなのだ‼︎
「肉も歯応えと旨味が凄い…何だろ…相変わらず鶏のような魚の様な…かと思えば豚の様な…ヴーン…?」
何度も…何ならずっと食べているが、日本というか地球の肉と比べてそう類を見ない味。やはり旨いが何の味か分かりにくい…例えるならワニに近いだろうか?しかしワニよりは肉肉しく、しかし豚や牛よりは鶏っぽいもののどこか動物系の旨みも強く感じるというよく分からないがまぁ旨いという肉なのだ。
だが食べ応えもあり、よく分からない旨さもあるが故にヴィートに狩られまくっている…何というか哀れなドラゴン擬きの肉であった。
その旨い肉を口に入れては、噛み締める様に旨味を味わってその旨味ごとビールで口の中を洗う。最早その飲み方を今日何度しただろうか…それでもこの幸福が脳を焼く感覚はたまらない…背徳的と言わざるを得ない…ッ‼︎
「おっほ♡ジャ~ガちゃんッ♡」
再度掬えば今度はホクホクのジャガイモ。下茹でされているだけあり、軽く煮ただけなのにコチラはホコホコのホロホロになっているではないか。
口に入れればまるで浜辺の白砂の城の如く、ほろりほろりと崩れて下にその優しい甘さとルーのピリリとした辛さを伝えてくる。当然肉の旨みも吸っているからこのイモも旨味を持っているッ‼︎
「おっおっおっ♡」
…別にいかがわしい事はしていない。カレーを食っているだけである。何故かヴィートのサイト後ろを歩いて行った若い男性が、ヴィートの声と表情を見て前屈みで通っているが、カレーを食っているだけである(重要なので二度言いました)。
ホクホクのジャガイモを転がす様に味わいまたビール。合いの手でルーとライスを入れてもまたビール。本音を言えば、らっきょうを忘れた事が悔やまれるが…
「ふー…けぷっ」
たらふく平らげ、満足したヴィート。それはもう久々にいい笑顔なレベルで満足している。足元には銀の缶が5つ。どんだけ飲むんだこのゴブリン娘…
「…洗いましょっと」
普段なら食洗機に入れてお仕舞いだが、キャンプの醍醐味の一つは不自由さを味わうこと、或いは不自由なことを楽しむことである。
にへっとゆるい笑顔で立ち上がり、食器を持って洗い場迄歩いて行く。しかし、このとき大きな問題があることに彼女はまだ気がついていない…それは。
「…たっか…」
単に洗い場に対して背が低いことだった。140センチ程度しかない彼女からすれば大人用の洗い場は普通にでかい。何せ、大人といえどヴィートはゴブリン。身体の作り自体がそもそもとして子供の様なものなのだ。使いやすいわけがない。
周りに不特定多数いるが故に魔法も使えないし、収納魔法から足場を出すわけにもいかない…そもそも持ってきていないし。
ワタワタしていると(普段はしないが現在ほろ酔い故に…)、背後から老齢した声がかけられた。
「お嬢ちゃん、足場使うかい?」
「おじょ…ぼ、僕は歴とした大人‼︎」
「そうかいそうかい、ほれ」
「…あ、ありがとう…ゴザイマス…」
「その立ち台は使い終わったら帰るまで使っていいよ」
足元に足場を置いてくれたのは恐らく管理者のグレーと淡い青の老人だった。背はしっかり伸び、細いながらもしっかりと山の男の様にガッチリしている。どこか孫か娘かを見る様な優しい目で言われ、普段は仏頂面なヴィートも思わず照れながら礼を言いながら足場に登った。
遠ざかる足音を聞きながらカチャカチャと洗う。洗剤の柑橘の匂いが鼻をくすぐる。甘くキリッとした香りだが、これは洗剤…口に入れてはならない。日本で暮らし始めて間違ってよって口にした時は本当にヤバかったと記憶しているからこそ、絶対に二度はしない。
洗い終えた食器はマイクロファイバーの布巾ですぐに拭う。マイクロファイバー…これも日本生活で感動したものだった。元の世界の拭き布なんて…百均の雑巾にさえ劣るどころか作業ウエスにさえならないほどザリザリ…
「片付け終わり~…ふぃ~」
テント前に戻り、コートの中に拭き終えた食器や調理器具をしまう。椅子に深く座り込めば、ほろ酔い気分で睡魔が寄ってくる。
しかし寝てしまっては勿体無い…折角の…と考えることが勿体無い。そう、折角の休み。しかもキャンプ地での…である。
すよすよと眠気に誘われるまま、仮眠を始める。涼しげな風とすっきりした空気に導かれる様に浅くも満足のいく眠りがヴィートを包んでいった。
懐からいつもの銀のやつを取り出せば、まさに完璧な昼飯の完成である。え?ビールぬるくないかって?ヴィートの使う収納魔法が普通なわけがない…時間停止機能もついているからしっかりキンキンに冷やした状態である。
カシュっと心地良い音を立ててプルタブをあげれば、その注ぎ口から香る香ばしい麦の香り。今回はグラスも使わずそのままで…‼︎
机の上に置けば完璧な布陣…カレーをつまみに幾らでもイケる体制なのだ…っ‼︎(因みに筆者は割と何でも酒のつまみにします。個人的にCo○o壱の激辛カレーとニンニクをよくつまみにしてます。割とルーってビールに合うんです…個人の感想ですが)
「んじゃまぁ…せっかくのキャンプいっぱい目ぇ~」
ゴッキュゴッキュと可愛らしい見た目と裏腹に、まるでスポーツドリンクを飲むラガーマンの様に一気に煽る。パチパチと音を立てながら金の命の源は、喉を抜けて胃に落ちていく。あっという間に一息で1缶飲み終えると、息を吐く。
「うっまぁ~…良い…なんかわからんけど、良い…」
松の隙間から見える海と見上げれば青空。そよそよと少し冷えかけた風が少し熱をもった頬を冷やす。まさに至福。まさに至極、究極の休み時間。常に労働に身を置いているからこそ感じる幸福がそこにあった。
「…っと、カレーカレーっ」
パクリ。大きく開いた口にカレーを大きく掬って入れる。勿論肉と野菜も少しずつ。口に入れればまず感じるのは優しめの辛さと旨味。何故百均でこの味が出せるのかは、ヴィートだけでなく人類の未だ解明できない未知の一つだと思わずにはいられない。そしてそのルーの中にもしっかり肉と野菜の旨みと甘みが溶け出している。
しっかり炒めたケチャップとピザソースのおかげでトマト感もあり、とても満足度が高い。でもやっぱり酒が欲しい。すぐさまコートの中から2本目をカシュリ…
「うまーい‼︎」
フニャリと一人笑いながらカレーを口に、そして飲み込んだ余韻を楽しみつつもビールを流し込む。口に残る辛味がビールで洗い流されスッキリとし、またその中にカレーを入れる。まさしくそこに無限機関が誕生したかの様な感動である。
辛い、美味い、そして旨い。まるで生命のサイクルめいた味のサイクルがヴィートの脳を支配する。
「本当にこの世界の食いもんはとことん非合法だぁ…」
何せこのカレーもルーだけで言えば以下の通り…
カレールーひとかけら=13円
カレー用野菜パック=42円
肉=0円
その他調味料=概ね50円から80円内
となる。値段は時価かつ、買う場所次第だが…これが元の世界であればそもそもスパイスの時点で高級品…貴族とかしか食えないレベルなのだ。
値段…?考えるのも馬鹿馬鹿しい。スパイス1キロで元の世界なら下手すれば豪邸が立つほどだった。それに肉に使われているレッサーフォレストドラゴン。コイツもそもそもとしてヴィートに討伐シーンすら映されず精肉されているが、コイツ自体がまず危険過ぎて冒険者達もおいそれと討伐できない上に、強い=討伐時は攻撃しまくってズタボロ。食える物ではなくなっている。食える状態の物なんて…これも値段なんてつけられる様な代物ではない。
それが日本なら105円から135円程度で食える。米も概ね安いところで一人前なら150円くらい…何と貴族しか食えない様な料理が日本で200円で食えるのだ…‼︎ありえない価格破壊…
「いやぁ…日本様々だねぇ…ひっく」
少しほろ酔いになりながらカレーを味わう。普段ならホロホロになるまで圧力鍋で炊く様に作るカレーだが、たまに作るこの「ザ・適当飯‼︎」も悪くはない物である。
当然普通に食べていれば、瞬く間に一人分のカレーなんぞ平らげてしまうが、今回は酒のつまみ…食べ切ってしまうなんて本末転倒。たとえ昼飯という建前があっても今日も含めてしばらく休み。つまりは飯≒つまみなのだ‼︎
「肉も歯応えと旨味が凄い…何だろ…相変わらず鶏のような魚の様な…かと思えば豚の様な…ヴーン…?」
何度も…何ならずっと食べているが、日本というか地球の肉と比べてそう類を見ない味。やはり旨いが何の味か分かりにくい…例えるならワニに近いだろうか?しかしワニよりは肉肉しく、しかし豚や牛よりは鶏っぽいもののどこか動物系の旨みも強く感じるというよく分からないがまぁ旨いという肉なのだ。
だが食べ応えもあり、よく分からない旨さもあるが故にヴィートに狩られまくっている…何というか哀れなドラゴン擬きの肉であった。
その旨い肉を口に入れては、噛み締める様に旨味を味わってその旨味ごとビールで口の中を洗う。最早その飲み方を今日何度しただろうか…それでもこの幸福が脳を焼く感覚はたまらない…背徳的と言わざるを得ない…ッ‼︎
「おっほ♡ジャ~ガちゃんッ♡」
再度掬えば今度はホクホクのジャガイモ。下茹でされているだけあり、軽く煮ただけなのにコチラはホコホコのホロホロになっているではないか。
口に入れればまるで浜辺の白砂の城の如く、ほろりほろりと崩れて下にその優しい甘さとルーのピリリとした辛さを伝えてくる。当然肉の旨みも吸っているからこのイモも旨味を持っているッ‼︎
「おっおっおっ♡」
…別にいかがわしい事はしていない。カレーを食っているだけである。何故かヴィートのサイト後ろを歩いて行った若い男性が、ヴィートの声と表情を見て前屈みで通っているが、カレーを食っているだけである(重要なので二度言いました)。
ホクホクのジャガイモを転がす様に味わいまたビール。合いの手でルーとライスを入れてもまたビール。本音を言えば、らっきょうを忘れた事が悔やまれるが…
「ふー…けぷっ」
たらふく平らげ、満足したヴィート。それはもう久々にいい笑顔なレベルで満足している。足元には銀の缶が5つ。どんだけ飲むんだこのゴブリン娘…
「…洗いましょっと」
普段なら食洗機に入れてお仕舞いだが、キャンプの醍醐味の一つは不自由さを味わうこと、或いは不自由なことを楽しむことである。
にへっとゆるい笑顔で立ち上がり、食器を持って洗い場迄歩いて行く。しかし、このとき大きな問題があることに彼女はまだ気がついていない…それは。
「…たっか…」
単に洗い場に対して背が低いことだった。140センチ程度しかない彼女からすれば大人用の洗い場は普通にでかい。何せ、大人といえどヴィートはゴブリン。身体の作り自体がそもそもとして子供の様なものなのだ。使いやすいわけがない。
周りに不特定多数いるが故に魔法も使えないし、収納魔法から足場を出すわけにもいかない…そもそも持ってきていないし。
ワタワタしていると(普段はしないが現在ほろ酔い故に…)、背後から老齢した声がかけられた。
「お嬢ちゃん、足場使うかい?」
「おじょ…ぼ、僕は歴とした大人‼︎」
「そうかいそうかい、ほれ」
「…あ、ありがとう…ゴザイマス…」
「その立ち台は使い終わったら帰るまで使っていいよ」
足元に足場を置いてくれたのは恐らく管理者のグレーと淡い青の老人だった。背はしっかり伸び、細いながらもしっかりと山の男の様にガッチリしている。どこか孫か娘かを見る様な優しい目で言われ、普段は仏頂面なヴィートも思わず照れながら礼を言いながら足場に登った。
遠ざかる足音を聞きながらカチャカチャと洗う。洗剤の柑橘の匂いが鼻をくすぐる。甘くキリッとした香りだが、これは洗剤…口に入れてはならない。日本で暮らし始めて間違ってよって口にした時は本当にヤバかったと記憶しているからこそ、絶対に二度はしない。
洗い終えた食器はマイクロファイバーの布巾ですぐに拭う。マイクロファイバー…これも日本生活で感動したものだった。元の世界の拭き布なんて…百均の雑巾にさえ劣るどころか作業ウエスにさえならないほどザリザリ…
「片付け終わり~…ふぃ~」
テント前に戻り、コートの中に拭き終えた食器や調理器具をしまう。椅子に深く座り込めば、ほろ酔い気分で睡魔が寄ってくる。
しかし寝てしまっては勿体無い…折角の…と考えることが勿体無い。そう、折角の休み。しかもキャンプ地での…である。
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