ゴブリンさんの異世界旅行記

なめこ

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第一章

ep-7 キャンプの晩御飯は凝ったものが良いよね

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「ふぁっ⁉︎ユニコーン⁉︎」

謎の掛け声と共に目を覚ますと、ヴィートの目に入ってきたのは松の葉の隙間から覗く星空だった。普段外では寝ない…というか元の世界で寝床や寝ぐら以外で寝ようものなら、殺されるか襲われるかの状況だったのに、つい外で寝ていたことに少しだけ驚きつつも伸びをする。

「んんーっ…んぁ…」

時計を見れば既に18時半を回り、もうすぐ19時に差し掛かるところである。腹も減って来た…証拠にイカ腹なヴィートの腹から『くぅ…』と小さな音。というかあんなに飲んだのに既に酔いが覚めてるのは流石というか、種族故か。
ゆっくりと伸びをしながら立ち上がり身体をほぐしてコートから取り出したのは…まずは銀のやつでは無く瓶のやつ瓶ビール。それの王冠を親指でチンッと弾き開ける。器用に上に飛ばした王冠を左手でキャッチしつつ既にラッパを始めていた。

「んっ…んっ…んっ…っぱぁっ‼︎ウマーイ‼︎」

よかったね、そう言いたくなるくらい無邪気な笑顔。ただし、右手に3分の2程中身がなくなった瓶ビールを持っているが。物凄く「もしもしポリスメン?」とされそうな光景である。しかし、7話目にして恐ろしい事実をお伝えしよう…このゴブリン、26歳である…っ‼︎外見は小学生高等科か中学生程度だが、歴とした26歳の独身女性なのだ…ッ。

「んー…夕飯作るかぁ…」

そう呟いてポイポイと取り出したのはダッチオーブン。そして胡椒やハーブが刷り込まれた艶やかな赤色を湛えたジップロック入りの牛肉(?)ブロック。そう、晩御飯は昼のカレーとは異なり少しだけ家で下拵えして来た凝ったメニュー(個人差があります)にするのだ。
酒飲みしつつも旨い飯を食いたい。それが酒飲みの気持ちだとヴィートは考えている。筆者もそう思う。たまに駄菓子で飲むのは許してほしいが。

「ふんふーん♪」

しかし白っぽかった昼のトカゲレッサードラゴン肉とは色がまるで違う…ストライクブルと呼ばれる一本ツノ・・・・の牛型の魔獣…魔族達や冒険者達は魔牛と呼んでいる品種の一種の肉である。
ストライクブルはその名の通り、直線上に頭突きを行って敵を仕留める魔獣である。そう、仕留める・・・・のだ。何を隠そう、この魔牛は牛の癖にゴリゴリの肉食獣なのだ。
実際、よく襲っているのは弱いゴブリンや旅人、他の鹿や猪…果てには弱ったレッサードラゴン系迄も喰らう悪食なのだ。
しかし、肉食獣の癖して何故か肉は物凄く旨く、貴族や一部の金持ちの間では高値で取引されるほどだ。
当然、これもヴィートが仕留めて来たもの。別に依頼でも何でも無く、単に突っかかって来たから普通に仕留めただけである。それもワンパン…魔法でも無く拳で右フック。それを見ていた番と思われる個体は、黒い毛並みなのに真っ青な顔になって走り去ったという。そりゃそうだ。誰だってそう、筆者だってそう。

「ん…あとは付け合わせはっ…と」

ゴロリとコートから出て来たのはムンクの叫びの様な顔をした人参…改め、マンドラゴロット。凄い語呂の悪い名前だが、マンドラゴラの亜種である。普通のマンドラゴラ同様、防衛する為に引き抜かれた際に脳に異常を来す特殊な波長の魔力を乗せた叫びを発する魔物…に近い植物である。
マンドラゴラとの違いで最も大きな違いは、この生物は一応は魔物ではないので意思もない上に逃げたりもしない。
ただ群生している為、他の個体を守る為に抜かれた際に空気に触れることをトリガーに叫ぶだけである。
普通のマンドラゴラは何なら走るし、場合によっては身を守る為に普通に顔を自分で出して先に叫ぶ位である。
しかしそんなマンドラゴロットは普通のニンジンに比べ、はるかに甘い。それはもう、グラッセにする際に砂糖がいらないほどである。しかも野菜独特の臭みもなければ変な甘さでも無くすっきりした味わいのためこちらも高級品になっている。
このマンドラゴロット、実は無音室で育てているヴィート謹製野菜でもある。しれっとこのゴブリン娘、とんでもないやつを日本で育てているのだ。理由も当然しっかりあり、一部の美食の知り合いに分ける様とそこ経由で販売する為である。今の所栽培に成功して3年…毎年売れ過ぎて嬉しい悲鳴上げてくれる野菜(とヴィートは言い張っている)である。
そして次に取り出したのは大振りな未熟なサヤエンドウ…ではない。その名をイビルビーンズ。安易な名前の癖に豆の品種で多岐に分かれる上に、割と凶悪な魔物である。…魔物である。
当然の流れながら、この魔物も肉食性植物なのだが…何とこのイビルビーンズ、狩猟性・・・を持つのだ。蠢く根を使い地面を這う様に高速で走り回り、全身から生える細い毛で空気の流れや匂いを感じ取り、全身あちこちに生っているサヤから豆を居酒屋の枝豆よろしくぷにゅっと音速で放つのだ。その豆の硬さたるや、地球側の鉛弾と同じ程度の高度があり、そんじょそこらの魔物や動物程度なら普通に貫通するほどの威力を誇る。
いやそんなの日本に持って来んなや。が、彼女がそれを持って来たのにもしっかり理由がある。そう、半端ないほどに美味いのだ。それはもうこれを食べた日には普通の豆なんて食べられなくなるほどに…もちろん、マンドラゴロットと同じく裏で流通させているので食通の知り合いは基本コレを食っているほどだ。
さてそんな化け物珍物を集めて来たのは勿論…

「にんじんとグリンピースはステーキの付け合わせに最適だからねぇ(個人の感想です)」

そう、ただ単にこの日の夕飯の為である。まぁ、昼飯にレッサーフォレストドラゴンを使ったりしていたあたり、当たり前と言えば当たり前でもある。なお、筆者は個人的にステーキにはマッシュポテトとニンジンが好きである。異論は認める。
さてさて、話が脱線している間にヴィートは既に袋から肉を出し、余分なドリップを拭いていた。見ればダッチオーブンは昼のコンロの上に置かれ、加熱が始まっていた。
拭き上げた肉は口を閉じた袋の上にキッチンペーパーを敷き乗せている。そして次に取り掛かるのは付け合わせ。
コートから折り畳みペティナイフを取り出し、マンドラゴロットのヘタと手足にの様になった根を切り落とす。それを厚めの輪切りにすると、一つずつ綺麗な花形に飾り切りをして薄めにバターを塗る。勿論ただのバターではない。しっかりと元の世界のハーブと地球産のハーブをヴィート個人の好みの配合で作ったスペシャルスパイスを練り込んだスパイスバターである。なおこの間しっかり瓶ビールは飲み切った模様。
見れば何故かいつの間にやら・・・・・・・・・・空になった瓶が4本転がっており、机の上にはもう銀のやつが鎮座している。

「次はグリンピース~」

未熟なサヤエンドウ…では無くイビルビーンズのサヤのヘタを切り、そこからピーッと筋まで取る。コレをしないと暴発する場合があるので十分注意しながら行われる行為なのだ…
そしてそのまま筋を取った跡から2つに割り、中身を取り出せば真珠の様な輝きと瑞々しい緑の光さえ放っていると思える豆本体が出てくる。

「おおー…枝豆型も狩ってこれば良かったかな」

そう呟きながらも取り出した豆を一纏めにしつつ、またもやしれっと取り出したアルミホイルに、スパイスバターと醤油を少し入れ豆もあえる様に入れる。そしてしっかり口を閉じたそれをダッチオーブンの真ん中に置き、その上にドリップを取り終えていた肉。囲む様にマンドラゴロットを入れると蓋を閉じる。
通常、ダッチオーブンとは上下から加熱するため下から炭火、上にはその炭を分けて乗せる…あるいは火の中に埋める等々方法はいくつかある。だがこの場にいるのは常識をゴミ箱に投げ捨て、種族としての特徴さえ失ったゴブリンマジシャン。G○DEATERに脳を焼かれ、フィギュアを買い漁り果てには自身でコスプレまでしているゴブリンとは思えないほどにイカれクリエイターの…ヴィートだ。
炭?ナンセンス。ならなにを上に乗せるか…

「ちょうど良さげだしこれ使おーっと」

ゴッと載せたのは半透明の真っ赤な石の塊。
それは魔石・・、魔獣や魔族、ドラゴン等の魔力が著しく強い生物が体内に生成する所謂魔力でできた胆石の様なもの。
そして載っているサイズは25cm程…向こうの世界でレッドリザードと呼ばれる亜竜に分類されるドラゴン系統に収斂進化した魔物のものだ。お値段、日本円で1億2000万は優に下らない…元のサイズなら・・・・・・・
そう、この魔石…割られているのだ。理由?炭代わりにするためだ。
このうっとりと肉の焼ける音に耳を傾け、とても扇状的な表情で銀のやつ(現在4本目)を呑んでいるイカれゴブリンはそんなロイヤル石炭の様なものを…まさかの備長炭がわりに使用しているのだ…‼︎マジでイカれている。
そんな事はお構いなしに時間は過ぎ、ダッチオーブンの中からは香ばしい匂いが漂い始めて来た。
カタリと蓋を開ければそこは…

「肉のユートピア…」

テラテラと旨味が込められた脂と、スパイスバターの甘くもピリリと引き締められた香り。その周りに佇むマンドラゴロット達の鮮やかな橙色…黒のダッチオーブンという画材に色付けられたかの美しささえ感じる。
二又の肉用フォークを刺せば、ぷつりと透明な肉汁がサラリと流れ出す。それは分厚い肉という大地から溢れ出す湧き水。
その肉を丁寧に外した蓋の上に乗せ、敷かれていたホイルをカサリと取り出す。ゆっくり開け放てば中からスパイスバターの香りと柔らかな青い香りが肉汁の如く溢れ出す。

「んん~、堪らんねぇ…」

それらを一つの皿に飾り付ければ、少しだけ手の込んだグリルステーキの完成である。凝った割にシンプルである。
そのステーキにふすりとナイフを刺し込み切れば、鮮やかなワインレッドな中身が顕になる。
これは酒が進む…香り、色、そして肌で感じる熱。美味くないわけが無い。いや美味い。そして旨い。
もう数えるのもやめた銀のやつを一口煽り、切り取った一切れも口に丁寧に入れる。小さな口に大きな肉が畳まれる様に入る。溢れた肉汁が口の端から垂れるが、そんな事は気にしていられない。

「んんんッ⁉︎んんーッ‼︎」

すぐさまビールを流し込む。

美味うっまっ⁉︎え、やばぁ…っ‼︎僕ぁ、もしかしてとんでもないもん作ってしまったのか…⁉︎」

プルプルとフォークと銀のやつを握りしめながら、どこぞのマッドサイエンティストの様な意味のわからん事を口走る。しかし、次の瞬間には次の一切れを刺し口へと運ぶ。繋げる様に銀のやつに口をつける。まさに永久機関。食べる、飲むの繰り返しだ。
分厚い肉は厚く切り出しても歯で少しの力で噛み切れ、ホロホロと口の中で煮込んだ肉の様に繊維が解ける。そしてその中に閉じ込められた旨味と肉汁が、口という牙城に突撃をする革命軍よろしく暴れ回る。だが、ただの旨味の暴力では無い。その最後は実に優しく流れる様にするりと心地の良い余韻を残す様に喉の奥へと歩みを進める。

「あぁ…言葉も出ないねぇ」

ほろ酔い(絶対にほろ酔いとかの量では無いが)気分で感を揺らしながら呟く。
そして肉の合間といえば、箸休めの野菜達(ここでは野菜とする)を口に放り込む。マンドラゴロットはしっかりと歯応えがありつつも、バター以外の本来の甘さが引き立ちその焦げすら愛おしい程に旨い。当然肉の味も染み込んでおり野菜なのに野菜とは思えない殺人的旨さを誇っている。
トドメはホイル焼きされたイビルビーンズ。もう何も言うまいと言うほどに甘く、そして腰のある旨味。旨味まみれだが、やはり豆。何処かに優しげな味もしっかりと感じられ箸休めの真髄を見せる。粒は大振りだが、味は繊細。何より舌で潰せる程に柔い。

「あぁ…これ、売る量減らしてもっとストックしておこうかなぁ…」

そう思う、いやそう溢す程に旨い。ハタと目の前に視線をやればもう空になったダッチオーブンとビール缶。本日はこれにて店じまいの様だ。残念そうにしながらも、テキパキと片付けを済ませる。
しっかり片付けをする。これはキャンパーとしての常識だ…ヴィートは初参戦だが。
片付けを終えて椅子に座り込み空を見上げれば、木々の隙間からチカチカと星々が光っている。やはりなんやかんやでこういった平和な世界で平和に空を見上げられるのは、何事にも変えられないものである。そう思いながら明日の朝飯の準備をしつつ、テントに入りゆっくりと寝袋へと潜り込むヴィートであった。
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