ゴブリンさんの異世界旅行記

なめこ

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第一章

ep-8 久々に馴染みの鍛冶屋に顔を出すのは良いよね ※シナリオが少し破綻していたので一部書き直しました…

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ここは地球…では無くヴィートの元いた世界。所謂剣と魔法の世界だ。その中の街、ベララリウス。ここは太古から様々な種族が住み、交易都市として栄えてきた。
そもそもヴィートのいた世界は魔王やらなんやらいたが、物語の様な魔王が世界を~といった様なこともなく、極々平凡な…とはいかないが、所謂剣の魔法の入った中世の様な世界なのだ。当然貴族もいるし王族もいる。違うことといえば、冒険者がいて魔物を狩るといったことだろう。
さてなんでそんな世界が眼前に広がっているか。それは当然、その街の人が行き交う道の中一際目立つ格好の少女…ゲフン…女性、ヴィートが歩いているからだ。周りの視線は当然その珍しい格好と、よく整った顔。そしてしっかり手入れされた髪や肌、何より全身から漂う甘い桃の様な香りに男達の目がギラギラと追う。当人は「先週のキャンプのホットドッグ、やっぱザワークラウトの方が良かったかなぁ」とか考えているが。
さてそんな平和ボケゴブリンがやってきたのは、このベララリウス随一と呼ばれる鍛冶屋『ドゥーガルムの炉』である。ここは珍しい、ドワーフに師事したイカれたエルフの経営するドワーフ系列・・・・・・の鍛冶屋。それも、家庭用品をメインとする鍛冶屋である。随一といっても別に武具に関して随一では無いのだ。
重い木の戸を開けると、熱気と汗の匂いが噴き出す。

「くっさ」
「臭かねぇーよガキ‼︎…ってヴィートのチビ助か」

鼻を摘んでボソリと呟いたのに、耳聡く聞きつけたのは少し肌が煤で黒くなったエルフの親方。その名をルドリー。細身の癖に、その身の丈ほどある大ハンマを持った女傑と呼ぶに相応しい彼女は、ヴィートを見つけるとついさっきまで厳しい顔をしていたのに顔を綻ばせた。

「ん、もう少し匂いに気を使うべき…エルフなのに臭いとか好みじゃ無い」
「あははっ、仕方ないね‼︎毎日火を起こして鉄ぶん殴ってんだ、諦めなぁ‼︎」
「…だからいつも男女って言われるしモテない」
「よーし表出ろこのチビ‼︎あたしゃ旦那一筋だしモテてないんじゃあ無い‼︎・・・・・・・・・・・・モテて敵を作らないようにしているんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‼︎」
「…汗臭エルフが好みは性癖が壊れている上級者だけ」
「こ、の、が、きゃ…」

軽口を言い合いながらも、ルドリーは窓を開けてエルフの精霊魔法で微風を起こして空気の入れ替えを始める。なんやかんな言って、目の前の小さな客人はルドリーの恩人でもあるし何より上客だ。少しでも良い環境で迎えるのが筋と考えている彼女は、荒い語調で話すもその顔は不快さなど無い。

「んで、今日は何の要件だい?」
「銀食器の納入に来た」
「あー…前依頼していたやつかい?それならそこの木箱に入ってるよ」
「ん、検品する」

そう言いてこてこと歩き、木箱の蓋を開ければ熟練の職人技で作られたカトラリー達が顕になる。シンプルに作られたもの、凝った彫刻が入ったもの、果てには派手すぎない様に調整された宝石や細工が嵌められたもの。実に多種多様ながらも芸術品と言って差し支えないカトラリー達が並んでいた。
それらを一点一点確認していく中、不意にヴィートに声が掛かる。

「ヴィート様…でよろしいでしょうか?」

ルドリーの声では無い。老成した男の声だ。コートの中に手を入れ、お気に入りのマシンピストルに指を掛けたままゆっくりと振り向く。

「誰?」

目の前にいたのは執事然とした、整った服装に撫で付けられた髪、そしてこの世界の住人としては珍しい部類のそこまで臭く無い中年の細身の男だった。執事服に身を纏い、柔らかな空気を湛えているがその身のこなしから明らかに普通の人間では無いことがわかる。

「私、この街を管理している領主様の執事をしているものでございます」
「…そんな人が何用?」

そう言いながらもヴィートは油断なく半身のまま答える。ルドリーも驚いた顔で男を見ている。恐らくルドリーも気が付いていないうちにこの男はこの場に入ってきていたのだろう。

「いえ、ヴィート様に折り入って主人から依頼がありまして…」
「僕、最低ランクだけど」
銅級カッパーであろうとも構いませんとの事でした」

明らかに断らせない雰囲気を纏う男に暫し思考を泳がせてから、諦めてコートから手を出して両手を上げる。

「了解…何のご依頼かは知らないけど、またこの後でも?」
「今日中であれば」
「はいはい…」

諦め顔でそう言うヴィートにルドリーはコソコソと話しかけてくる。

「おいおいおい!お前何したんだよ⁉︎」
「何もしてない、無罪」
「いやしてねぇとこうはならねぇよ⁉︎」
「心当たりもない…人違いでは?」
「…お前みたいなのがもう1人いたら卒倒するわ」
「褒め言葉として受け取っておく」
「褒めてねーよバカ」
「バカがバカって言うなバカ」
「あ?」
「…お?」

バチバチと火花を散らし始めるも、すぐに解散。過去一度だけ訳あってルドリーは本気の殺し合いをヴィートに挑んだことがある。結果は言うまでもなく…だが。
ヴィートはヴィートで、銀のカトラリーを確認し終えてコートの中にしまい始めていた。因みに何でわざわざカトラリー類をここ元の世界の鍛冶屋で依頼して作って納品しているのか…それも理由はしっかりあり、まず銀鉱石等の貴金属類の鉱石の採掘が地球より進んでいないがために、安く大量に納入できる。普通は採掘量が少ない=高値となるが、流石ファンタジー。この世界においてはそもそも鉱石の種類が異なり、鉄以外に魔鉄や魔銀ミスリル、オリハルコン等々もっと珍しい金属類がある。そして金はともかく銀についてはそこまで価値がない。強いて言うなら貴族の食器に使われはするものの、そんなもの使うなら魔銀を使う方が余程金がある…つまりは財力があると思われる。言ってしまえば銀は屑石とまではいかないが、庶民にはメンテナンスの関係上必要性は低く、貴族からすれば貧乏くさい。
その為安く買い叩かれている。それをヴィートは逆手に取り、安く銀食器類を納入。地球にて地球価格…それもアンティーク系の高価格帯で売りつけているのだ。これぞ錬金術とヴィートも思わず変な笑いが出たほどである。
余談だが、ヴィート自身も魔法を使用して採掘をしている為ミスリルも元で0で入手、この店で加工して地球でも売っている…地球の方ではそれはそれで裏側でいろいろな問題が…

「あ、ヴィート」
「ん?」
「報酬‼︎あたしまだ貰ってねーよ」
「…ツケときな」

ピッと指で決めながらキメ顔でそう言うものの、アイアンクローをされる。

「バカにしてるのはよーくわかるぞ?払え?」
「痛い痛い払う払う…脳筋ゴリラめ」
「はーい、おかわり入りまーす」
「ヌァァァアアアアッ⁉︎出る出る⁉︎中身出ちゃう⁉︎」

そんなバカな一幕もありつつ、チャリッと銀貨などの硬貨の入った袋を受け取るルドリー。勿論彼女は知らないが、その額はヴィートが地球で得る利益と比べてはいけないほど低い。一度だけ申し訳なく思い、多めに払おうとしたら「バカ‼︎たかが銀細工でこんなに払うな‼︎世間知らずにも程があんだろ⁉︎」と引っ叩かれた為、少しムカついたのもあり今の額にしている。

「うんうん、丁度だね。んじゃまた依頼があったらよろしくな‼︎」
「次は木工を依頼する」
「他所行けやバカやろー」

そう軽口を叩きながら男と共に外に出ると、これまた豪奢な馬車が待っている。
豪奢だし、中もしっかり清掃されているが…香水臭い。ヴィートの顔がクシャリとしてるのも悪く無いだろう。何せ鼻に付く所ではない、鼻がもげそうなほどに強めに掛けられているのだ。
持っていたハンカチで鼻と口を覆い乗り込むと、向かいに涼しげな顔で男が座る。

「…それ程匂いますか?」
「…臭う」
「窓を開けておきましょう…主人に会う前に具合を悪くされても困りますし」

そう言って窓を開ける。開けられた窓から外を見れば緩やかに街並みが流れていく。ヴィートは知らなかったが、この街交易都市であり発展している大型都市でもある。その為この街が領主のいる街でもあるのだ。
そんな事を考える余裕もなく、ただ「え、くっさ…」程度の思考しかないのがこのダメゴブリン。

「…着きましたよ」
「え?何処に?」
「……領主邸です」
「…………えッ」

完全に何に乗って何処に向かうか考えてなかったダメゴブリンヴィート。少しフリーズした後、エスコートされながら降りると確かに目の前には大きな豪邸。まぁ、ヴィートの今の目標は関西の人が少ない地区とかにコンテナハウス的なものを立てたいなぁ…位なので、こんなデカいのはノーセンキューではある。
そうして案内された先の応接間にいたのは、金髪高身長、ヴィートが日本でよく読んだ異世界ものに出てきそうなコテコテのイケメン領主だった。流石に風呂に入って垢を落としているのか、冒険者と比べれば臭くない…石鹸の質の問題はあるが。

「やぁ、君が噂の冒険者だね」
「うっわテンプレ」
「???」

ヴィート内テンプレ領主の会話、トップ3のひとつ「噂の冒険者」である。なお他は「要件はわかるね?」と「本当に君の様な者が?」である。

「よく分からないけど…君に要件があってね」
「はぁ」
「端的に言えば、何でも君は珍しい物を扱っていると」

何処で漏れた…?まず最初にヴィートが浮かんだ疑問はそれだった。何せこちら側の世界では基本的に売買はしていない…いや、買取はしてるが。だって日本製のマッチにランタンなんて売ろう物ならそれこそ異世界小説みたく囲われる。そんなのはごめんだ。では銃などの武器?それも論外。武器は優位な方がいいに決まっている、態々それを崩してしまうのなんて論外。何処で……

「君の行きつけの鍛冶屋が変わった飴を以前食べていてね…何でも『きやあらめる』とか言うらしいんだが…」

キャラメルだった。確かに思い返せばキャンプ行く前の依頼事に待ち時間が珍しく長く、飽きてしまいポケットに入れていたキャラメルを食べていた。其れを目敏くルドリーが見てくれくれコール。仕方なく1つやったところ、もっとくれと言われ値段を下げる代わりにと一箱渡したのだ。
完全にやらかしである。恐らくそれを何処かのタイミングで領主の関係者にバレたのだ。

「彼女、とても自慢してたからね。『異国の甘味だー』って」
「あのゴリラ…」

完全にルドリーのやらかしだった。こめかみを押さえるように頭痛に耐えるヴィート。きっとこれが無事に終わったら鬼のようにキッツイ仕事を叩き込む事だろう。哀れ、ルドリー…頑張れルドリー脳筋残念エルフ

「へくちっ…」
「風邪引いたか、ルドリー」
「うんにゃ、誰かが噂したなぁ…」
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