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(7-A) 2080年秋、アメリカ
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「藤永大尉、素晴らしいですよ。こんなに腕と勘の良いパイロットは、見たことがありません!」
エドワーズは、興奮に頬を赤らめて、ミロがコクピットから出てくるなりそう言った。
「エドワーズ大尉、ありがとう。KIWA-Cというの? この機体。とてもよく調整されていると思います」
たっぷりとした銀髪は白髪に近いほど透明だ。それをかきあげるようにした後、首を少し傾げる仕草は、彼女の癖だと最近わかった。照れたような微笑みを浮かべる藤永大尉があまりにも美しくて、エドワーズ大尉は再び顔が赤くなるのを感じた。
エドワーズは、この美貌の女性士官に一目惚れに近い感情を抱いていた。この4日間、一緒に仕事をしているが、彼女のぶれないプロフェッショナリズムに感服していた。こんなに美しい女性にはきっと恋人がいるに違いないと思ったが、どこかに私的な連絡をしている様子もなく、夜は士官専用食堂で短い時間を過ごし、そのまま自室へ戻って行くようだった。
ミロは、エドワーズが一挙一動についてあまりにも褒めるので、むず痒いような感覚を味わっていたが、悪い気分ではなかった。KIWAの最終調整でテストパイロットをするのは、今回が初めてではない。実戦と違って退屈な仕事だが、少なくとも忍と道子が一緒にいるのを見なくて済む。
嫌なことを思い出してしまったな、とミロが思った途端、
「藤永大尉、今日、金曜日の夜、ご予定がありますか?」
とエドワーズがいきなり話しかけてきた。
「えっ…?」
ミロには、意味がわからない。エドワーズは、金曜日の夜にもKIWAのテストをするつもりなのだろうか、と思ったので聞き返した。
「予定というのは、どういう意味?」
「……つ、つまり、どこかへ出かけたり誰かと食事をしたりするような、そういう計画はありますか?」
「ない」
「で、では、私と食事をしませんか?」
エドワーズは真っ赤になりながら、勇気を振り絞ってミロを誘ってみた。
「ええ、いいですよ」
「でででで、では、では、兵舎のエントランスにて夜8時でいかがですか」
「はい」
エドワーズは、舞い上がるような気持ちだった。断られるに決まっていると思ったのにミロは快諾してくれたのだ。
ミロには、エドワーズが食事をする、と言った意味を文脈の中で理解する経験が完全に欠落していた。だから文字通り食事と受け取ったので、シャワーを浴び、制服を再び身に着け、上着だけを着ないで待ち合わせ場所に現れた。食事というからには、酒も飲める。上着には階級章がついているし、所属がわかってしまう。制服の上着を着たまま一人で外出して飲酒し、問題化したことが何度もあった。忍からも大倉博士からも「軍施設の外に出るのなら、階級と身分がわからないようにしろ」と口を酸っぱくして言われていたので、今回は言いつけを守った。そもそも、ミロは制服と眠るときに身に着けるシャツや下着以外に、衣類を持っていなかった。
エドワーズは、見ただけで上等だとわかる私服のスーツを身に着けて現れたがミロが、軍服のままなのを見て、驚いた。もしかして、自分はからかわれたのかもしれないと思い、顔がゆがんだ。
「えっ……」
と思わずうめいたが、ミロは無邪気に微笑んだ。
「素敵なスーツですね。じゃあ行きましょう」
と言って、そのまますたすたと歩いていこうとする。週末なので、ミロは、今すぐにでも浴びるように酒が飲みたかった。頭の中には忘れたいことが山のようにある。
エドワーズは、この時点で初めて、ミロというこの美貌の女性士官が、小学生と同じ程度の感情機能しか持っていないのかもしれない、ということにようやく気づき始めた。このことが、逆にエドワーズの父性を刺激した。
「待ってください、藤永大尉。5分待ってください。私も大尉の服に合うように着替えてきます。すぐ戻って来ます」
と言って、再び制服に着替えて戻ってきた。
「では行きましょう。何が食べたいですか?」
「食べたいというより、お酒が飲みたい」
と、ミロは正直に言った。エドワーズは、さほど酒を飲むほうではないが、それならば、と頭の中で行く場所をすばやく考えた。彼女の身長はエドワーズとわずかしか変わらないほど高いのでまさか未成年とは思ってもみなかったのだ。
ほぼ泥酔に近い状態の女性とベッドに入るのには、さすがに抵抗があったが、エドワーズは欲望に逆らうことができなかった。
全裸にしてしまうと、思いもかけないほど豊かな乳房と、まだ未成熟な体のアンバランスに驚いた。ミロは酒臭い息を吐きながら、抱きついてくる。同時に、これほどまで女性の身体の匂いを身近に感じるのも初めてだった。エドワーズの理性は完全に吹き飛び、本能と欲望に身を任せた。
ミロは、エドワーズの手際があまりにも悪いので、思わず尋ねた。
「女の人とこういうことをするのは、初めて?」
その通りだった。
「恥ずかしながら。本当に心に決めた女性と出会うまでは、と思ってきました。あなたは、僕にとって最初で最後の女性です」
と枕に顔を伏せたままうめく。ミロには、彼が何を言っているのか、その意味がまったくわからなかった。けれどもミロは「そういうことならば、」と思い、忍に教わったやり方を使って、まず彼を楽しませることにした。エドワーズの鍛え抜かれた肉体は、ミロにとって十分に魅力的だ。その結果、エドワーズは彼女の中に入る前に、何度も何度も射精した。ミロは驚いたが、ようやくエドワーズは落ち着き始め、彼女の身体を探求する余裕ができた。ミロは、強さや快楽の場所を、エドワーズに具体的に伝える必要があったが、彼は素直に彼女の指示に従った。エドワーズは、口と指を使って彼女の中心を愛撫するのがとても気に入ったようだ。最初はぎこちなかったが、ミロの反応を見ながら、すぐにやり方を覚えて試行錯誤し始めた。慣れないエドワーズの愛撫は、しかし、思わぬ場所に予想外の快楽をもたらした。
ミロは脚を大きくM字型に開かれて、ぎこちないとはいえ長時間の愛撫を受け続け、もう我慢ができなくなっていた。だから、サイドボードからコンドームを取って、エドワーズに着けた。
「ここ。ここが私の入り口。」
とエドワーズにそっと告げ、彼のものを自分の手でそこにあてがった。ミロは、
「そのまま体重をかけて」
とエドワーズに囁く。
「そう、そこ。ああ、そのままゆっくり入れて」とミロがとぎれとぎれに喘ぐ。
指とも舌とも違う大きな質量が、ずっしりと体に差し込まれた。
「あああ、ああ、いい、いい、すごくいい」
ミロは大きく呼吸し、深い歓喜の声をあげた。エドワーズは、何度か本能的に動くと咆哮して射精した。
ミロは、その時には満たされなかったが、数回コンドームを付け替えた挙句、何度目かの交わりで二人はようやく同時に達した。
エドワーズは、その後もミロを何度も誘い、毎回のように寝たがった。何度かベッドを共にするとコンドームを付けたがらなくなるのもトオルと同じだ、とミロは思ったが、それは同じように頑なに拒否した。
すぐに、エドワーズはミロと寝ていることを周囲に隠したくないという態度を示すようになった。これはミロにとっては初めてのことであり、戸惑いは大きかった。彼女にとって、男と寝ることは私的な活動であり軍務とは完全に切り離されている。忍との逢瀬でさえ彼女はわきまえていた。感情を切り替えなければ戦闘時には死に直結することを彼女はよく知っていた。本能的な危険のようなものを感じて、ミロは次の移動命令についての問い合わせを毎日のようにするようになった。逃げ出したかったのだ。
最初の延長申請を許可した瞬間、忍の中に悪い予感が走った。ミロからプライベートな連絡がまったくない。これは滅多にないことだった。それでも「まさか他の男と寝ているということはあるまい」という楽観的な希望と、自分も道子と寝ているという罪悪感から、その悪い予感については深く考えないようにした。
しかし、予定帰国日である明日になっても、まだミロが戻ってこないことを知り、忍は再び呂のところに状況を確認しに行く必要に迫られた。
「どうやら、エドワーズという技術士官の大尉に、追いかけ回されているようですね」
と呂は言った。
「そのエドワーズ大尉が、また藤永大尉の滞在延長申請を出してきています。今度は3週間です」
「…追いかけ回されている?」
呂は「しまった」と思いそれが表情にも出た。忍が一瞬でその意味を理解して怒りに火が付いたのがわかったからだ。続けるのをためらった。
「…どういう意味だ?」
「……噂では、エドワーズ技官が藤永大尉と一緒に、毎晩のように外出しているとかで……噂です、あくまでも。藤永大尉からは最近、次の移動先命令について、非公式の問い合わせが、何度も来てますね」
「延長申請は却下だ。ミロを、すぐに大倉研究所へ移動させろ。私はソウルへ行く。」
と忍は吐き捨てるように言った。悪い予想が当たり、体の中を嫉妬と憤怒が駆け巡るのを感じた。
エドワーズは、興奮に頬を赤らめて、ミロがコクピットから出てくるなりそう言った。
「エドワーズ大尉、ありがとう。KIWA-Cというの? この機体。とてもよく調整されていると思います」
たっぷりとした銀髪は白髪に近いほど透明だ。それをかきあげるようにした後、首を少し傾げる仕草は、彼女の癖だと最近わかった。照れたような微笑みを浮かべる藤永大尉があまりにも美しくて、エドワーズ大尉は再び顔が赤くなるのを感じた。
エドワーズは、この美貌の女性士官に一目惚れに近い感情を抱いていた。この4日間、一緒に仕事をしているが、彼女のぶれないプロフェッショナリズムに感服していた。こんなに美しい女性にはきっと恋人がいるに違いないと思ったが、どこかに私的な連絡をしている様子もなく、夜は士官専用食堂で短い時間を過ごし、そのまま自室へ戻って行くようだった。
ミロは、エドワーズが一挙一動についてあまりにも褒めるので、むず痒いような感覚を味わっていたが、悪い気分ではなかった。KIWAの最終調整でテストパイロットをするのは、今回が初めてではない。実戦と違って退屈な仕事だが、少なくとも忍と道子が一緒にいるのを見なくて済む。
嫌なことを思い出してしまったな、とミロが思った途端、
「藤永大尉、今日、金曜日の夜、ご予定がありますか?」
とエドワーズがいきなり話しかけてきた。
「えっ…?」
ミロには、意味がわからない。エドワーズは、金曜日の夜にもKIWAのテストをするつもりなのだろうか、と思ったので聞き返した。
「予定というのは、どういう意味?」
「……つ、つまり、どこかへ出かけたり誰かと食事をしたりするような、そういう計画はありますか?」
「ない」
「で、では、私と食事をしませんか?」
エドワーズは真っ赤になりながら、勇気を振り絞ってミロを誘ってみた。
「ええ、いいですよ」
「でででで、では、では、兵舎のエントランスにて夜8時でいかがですか」
「はい」
エドワーズは、舞い上がるような気持ちだった。断られるに決まっていると思ったのにミロは快諾してくれたのだ。
ミロには、エドワーズが食事をする、と言った意味を文脈の中で理解する経験が完全に欠落していた。だから文字通り食事と受け取ったので、シャワーを浴び、制服を再び身に着け、上着だけを着ないで待ち合わせ場所に現れた。食事というからには、酒も飲める。上着には階級章がついているし、所属がわかってしまう。制服の上着を着たまま一人で外出して飲酒し、問題化したことが何度もあった。忍からも大倉博士からも「軍施設の外に出るのなら、階級と身分がわからないようにしろ」と口を酸っぱくして言われていたので、今回は言いつけを守った。そもそも、ミロは制服と眠るときに身に着けるシャツや下着以外に、衣類を持っていなかった。
エドワーズは、見ただけで上等だとわかる私服のスーツを身に着けて現れたがミロが、軍服のままなのを見て、驚いた。もしかして、自分はからかわれたのかもしれないと思い、顔がゆがんだ。
「えっ……」
と思わずうめいたが、ミロは無邪気に微笑んだ。
「素敵なスーツですね。じゃあ行きましょう」
と言って、そのまますたすたと歩いていこうとする。週末なので、ミロは、今すぐにでも浴びるように酒が飲みたかった。頭の中には忘れたいことが山のようにある。
エドワーズは、この時点で初めて、ミロというこの美貌の女性士官が、小学生と同じ程度の感情機能しか持っていないのかもしれない、ということにようやく気づき始めた。このことが、逆にエドワーズの父性を刺激した。
「待ってください、藤永大尉。5分待ってください。私も大尉の服に合うように着替えてきます。すぐ戻って来ます」
と言って、再び制服に着替えて戻ってきた。
「では行きましょう。何が食べたいですか?」
「食べたいというより、お酒が飲みたい」
と、ミロは正直に言った。エドワーズは、さほど酒を飲むほうではないが、それならば、と頭の中で行く場所をすばやく考えた。彼女の身長はエドワーズとわずかしか変わらないほど高いのでまさか未成年とは思ってもみなかったのだ。
ほぼ泥酔に近い状態の女性とベッドに入るのには、さすがに抵抗があったが、エドワーズは欲望に逆らうことができなかった。
全裸にしてしまうと、思いもかけないほど豊かな乳房と、まだ未成熟な体のアンバランスに驚いた。ミロは酒臭い息を吐きながら、抱きついてくる。同時に、これほどまで女性の身体の匂いを身近に感じるのも初めてだった。エドワーズの理性は完全に吹き飛び、本能と欲望に身を任せた。
ミロは、エドワーズの手際があまりにも悪いので、思わず尋ねた。
「女の人とこういうことをするのは、初めて?」
その通りだった。
「恥ずかしながら。本当に心に決めた女性と出会うまでは、と思ってきました。あなたは、僕にとって最初で最後の女性です」
と枕に顔を伏せたままうめく。ミロには、彼が何を言っているのか、その意味がまったくわからなかった。けれどもミロは「そういうことならば、」と思い、忍に教わったやり方を使って、まず彼を楽しませることにした。エドワーズの鍛え抜かれた肉体は、ミロにとって十分に魅力的だ。その結果、エドワーズは彼女の中に入る前に、何度も何度も射精した。ミロは驚いたが、ようやくエドワーズは落ち着き始め、彼女の身体を探求する余裕ができた。ミロは、強さや快楽の場所を、エドワーズに具体的に伝える必要があったが、彼は素直に彼女の指示に従った。エドワーズは、口と指を使って彼女の中心を愛撫するのがとても気に入ったようだ。最初はぎこちなかったが、ミロの反応を見ながら、すぐにやり方を覚えて試行錯誤し始めた。慣れないエドワーズの愛撫は、しかし、思わぬ場所に予想外の快楽をもたらした。
ミロは脚を大きくM字型に開かれて、ぎこちないとはいえ長時間の愛撫を受け続け、もう我慢ができなくなっていた。だから、サイドボードからコンドームを取って、エドワーズに着けた。
「ここ。ここが私の入り口。」
とエドワーズにそっと告げ、彼のものを自分の手でそこにあてがった。ミロは、
「そのまま体重をかけて」
とエドワーズに囁く。
「そう、そこ。ああ、そのままゆっくり入れて」とミロがとぎれとぎれに喘ぐ。
指とも舌とも違う大きな質量が、ずっしりと体に差し込まれた。
「あああ、ああ、いい、いい、すごくいい」
ミロは大きく呼吸し、深い歓喜の声をあげた。エドワーズは、何度か本能的に動くと咆哮して射精した。
ミロは、その時には満たされなかったが、数回コンドームを付け替えた挙句、何度目かの交わりで二人はようやく同時に達した。
エドワーズは、その後もミロを何度も誘い、毎回のように寝たがった。何度かベッドを共にするとコンドームを付けたがらなくなるのもトオルと同じだ、とミロは思ったが、それは同じように頑なに拒否した。
すぐに、エドワーズはミロと寝ていることを周囲に隠したくないという態度を示すようになった。これはミロにとっては初めてのことであり、戸惑いは大きかった。彼女にとって、男と寝ることは私的な活動であり軍務とは完全に切り離されている。忍との逢瀬でさえ彼女はわきまえていた。感情を切り替えなければ戦闘時には死に直結することを彼女はよく知っていた。本能的な危険のようなものを感じて、ミロは次の移動命令についての問い合わせを毎日のようにするようになった。逃げ出したかったのだ。
最初の延長申請を許可した瞬間、忍の中に悪い予感が走った。ミロからプライベートな連絡がまったくない。これは滅多にないことだった。それでも「まさか他の男と寝ているということはあるまい」という楽観的な希望と、自分も道子と寝ているという罪悪感から、その悪い予感については深く考えないようにした。
しかし、予定帰国日である明日になっても、まだミロが戻ってこないことを知り、忍は再び呂のところに状況を確認しに行く必要に迫られた。
「どうやら、エドワーズという技術士官の大尉に、追いかけ回されているようですね」
と呂は言った。
「そのエドワーズ大尉が、また藤永大尉の滞在延長申請を出してきています。今度は3週間です」
「…追いかけ回されている?」
呂は「しまった」と思いそれが表情にも出た。忍が一瞬でその意味を理解して怒りに火が付いたのがわかったからだ。続けるのをためらった。
「…どういう意味だ?」
「……噂では、エドワーズ技官が藤永大尉と一緒に、毎晩のように外出しているとかで……噂です、あくまでも。藤永大尉からは最近、次の移動先命令について、非公式の問い合わせが、何度も来てますね」
「延長申請は却下だ。ミロを、すぐに大倉研究所へ移動させろ。私はソウルへ行く。」
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