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9.強制2
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朔の熱を持った秘所に、それを上回る熱を帯びた柏木の屹立が濡れた音を響かせ擦り合わされる。そして待ちきれないと言わんばかりにその窄まりをメリメリっと押し開くように柏木が朔を侵食していく。
「ぅあ"ぁあーーッッ い"ッたっぃっ─!!」
無理矢理押し開かれる胎内。
普段受け入れることをしない器官で、さらに許容を超える大きさの物を押し込まれ、朔は脚を引き攣らせ痛みに身体を大きく跳ねさせ抵抗する。
「……きつ…。力抜いて、野坂。そんなに暴れないでよ。」
批難を口にしながらもその表情の笑みは崩さず柏木は優しげな口調とは真逆の強い力で暴れ回る朔の身体を力づくで押さえ込み、完全に勃ちあがった男根を無理矢理押し込んでいく。
「痛いッ…いた、い─ッ…う…気持ち…悪いっ…抜い……てっ」
朔はぽろぽろ涙を流しながら、後ろの痛みと内臓を押し上げられる気持ち悪さに嗚咽を漏らす。
「そんなに泣かないで。俺たちやっとひとつになれたんだから。嬉しいね、野坂」
柏木は愛おしそうに朔を見つめ、顎を掴み顔を固定して口づける。唇を割開き我が物顔で朔の口内を柏木の舌が犯す。あまりの痛みに朔は藁をも掴むような気持ちでその舌を受け入れた。そうでもしないと痛さと嘔吐感、恐怖や自己嫌悪で精神がおかしくなりそうだった。
「…キス好き?かわいい。…あー、やっぱこっちは血出ちゃったか。女でも挿入らないことあるからな。でも傷は浅そうだしこのまま続けるよ。」
柏木は唇を離した後、朔の頭を撫でてから2人の結合部を覗き見て呟いた。そこはギチギチに咥え込み一寸の隙も無いくらいに拡がり一生懸命柏木の規格外の性器を受け入れていた。
そして、うっすらと血が滴る様を目にしても柏木は反省や労りなど全く無く、そのまま腰を押し進め行為を続行する。
「─ッ!はっ、ひ…ぅ……ッ……」
朔は何とか痛みを軽減しようと深く呼吸を繰返すが、言葉も発することが出来ないくらいの痛みに柏木に反論する余裕は無かった。
「ふふ…なんか処女喪失みたいで興奮するな。ここ使うのは久しぶりだよね?初めてじゃなくても処女みたいにキツいんだね。」
「ゔッ…も、もう……やめて……くれ…。しぬっ……死んじゃう……」
息も絶え絶えに朔は苦しげに制止を求める。
「…こんな事で死なないよ。まだ半分も挿入って無いんだけどな。でも安心して。俺、野坂の気持ちいい所知ってるから。」
そう言うと柏木は少し腰を引いて突き入れる角度を変えた。その状態で何度か浅くゆっくり律動を続けていると、ビクンと朔の身体が今まで見せなかった反応を見せる。
「ひッ」
その反応を見て柏木は目を細め口角を引き上げる。
「…ここね。」
一言そう呟くと、朔の腰を両手で掴み今度は的確に何度もその箇所を突き始める。
「アッ!なッ、なに……っ、や、…め」
苦しいだけの感覚に明らかに違う感覚が混じり出す。中の一点を擦られると電流を流されたみたいに朔の全身は大きく痙攣を始める。
「ここ、気持ちいいよね?昔の映像の中でもここに当たると野坂いつもピーピー泣きながら気持ちよさそうにしてたもんね。ほら、ここ…」
「ヒッ、っんんっ!やだっ!!」
中が痙攣して受け入れている柏木を締め付けてしまうのが自分でもわかる。それによりさらに内部から刺激を受け快楽の負のスパイラルが起こる。
「ッア!……やっ、抜…け、んっ!!」
「締め付け方がさっきと変わった。気持ちよくなってきたんだ?」
「ちがっ…アアッ」
言い終わる前に柏木はいきなり腰の動きを早める。
「ンッあああッ!!っっ、んっっ─」
窪みを犯す湿った水音が部屋に響き渡る。
「期間あけても後ろだけで感じるように仕込まれたのは変わらないんだね。」
「ッ、感じっ…てないッ」
「感じてるだろ?そんな声出して。ここだってこんなになっちゃって。」
そう言われ朔は柏木に指さされた下半身に目を向ける。そこは萎えることなく硬さを保ち先程よりも先端から雫が大量に流れ落ちていた。朔は信じたくなくてすぐ目をそらす。
「萎えるどころか厭らしく前もこんなに濡らして…。無理矢理突っ込まれて後ろから血流しながらそんなに感じて乱れて、根っからの淫乱なんだね」
優しい口調で貶され、汚され、自分の意思でどうすることも出来ない身体の反応を嘲笑われて、朔の顔に悔しさと恥ずかしさでカッと朱が差す。
「…っ違う!黙れ…ッ俺は……悪くない…っ」
「俺は悪くない、かー…。でも野坂がそんなんだから兄貴は惑わされたんだろ?ま、確かにこんな淫乱に惑わされる兄貴も兄貴だよな。」
半笑いで柏木は朔に言うと指先で雫を流す先っぽをぐりぐり擦られる。
「ぁあッ!!あっ…んんッ!」
反論しようとして開けられた口からは情けない喘ぎ声しか出なく、与えられた強い快楽につま先に力が入る。
柏木はもう片方の手で朔の腫れていない方の胸の尖端をつまみ転がす。
「ひあッ、んっいやだっ!ああッ」
3点を同時に攻められ朔の体が大きく痙攣する。
「かわいい。ちょっと触っただけでこの反応なら、もっと強くしたら野坂どうなっちゃうんだろうね…?」
柏木は楽しそうに、でも目の奥にどす黒い熱を帯びたような視線で朔を舐めまわすように見る。
「ひっ、い、やだっ……もうやめてくれ!」
先程の痛みから、今度は望まない快楽を与えられ朔は自分が自分で無くなってしまいそうで不安と恐怖に襲われる。
「野坂は嘘つきだね。やめて欲しくないだろ?こうやって厭らしく喘いで感じて。兄貴をその気にさせて誑かして楽しかった?」
「そんな、こと…ッあっ、して…ない!俺は…っ被害者だった…!」
柏木は昔の話を引き合いに朔を責め立てるような言葉をかける。朔は、快楽と恐怖に侵される頭の中で反論しつつもそこに引っかかりを感じた。やはり柏木は兄を、拓先生を奪われた腹いせにこんな事をしているのだろうか。
そして同時に記憶が堰を切って溢れてくるのではないかという不安にも襲われる。
拓先生は、何も知らない朔にどんな事をしたか。拒否できなくて自己嫌悪に陥っていた当時の記憶が頭を掠めるだけで吐き気がした。今の状況よりも、何故か当時のことを思い出す方が朔にとっては余程恐かった。
「映像の中も今もこんなに勃起させて先走りで腹まで濡らして感じてるのに被害者って…。笑わせるなよ。素直に気持ちいいって言いな。男のちんぽ無しでは生きられないって。」
柏木は楽しそうに朔に視線を向けながら、1/3程しか収まっていなかった男根を先程よりも深く挿入していく。
「あ"ァァッ!ひ…ゔっ、や…め──ッ」
圧倒的な存在感のまま埋め込まれる灼熱に朔は痛みと圧迫感で身体が挿入を拒むように強ばる。
「ほら、カリまで挿入ったら後はすんなり飲み込めるよ。」
「くるしっ……」
一番太い部分を飲み込むと、痛みは先程より引いたが圧迫感は変わらなかった。朔が苦しさに泣き言を呟くと、柏木はまた朔の反応があった中の一点を力強く突き始める。
「ぅっ、あっ、アァッ!」
やはりそこを突かれると、朔の身体は悲しい程反応を示してしまう。柏木は先程までの饒舌さを潜め無言で、ただ乱れる朔を眺めながら一定のリズムで律動を続けた。
「あ、ッんっ!や、……ひあっ!」
無言で突かれ続けていると、感覚は嫌でもそこに集中して感じたくないのに朔の身体はじわじわと性感を高められていく。
「やめッ…あ、あっいやっ─ッ、ンンッ」
縋るように見上げた柏木の表情からは欲と蔑みの両方を感じ取る。そして柏木は朔に笑顔を向けるも、動きを止める気は無くひたすらピストンを続けた。
「あ!も…ぁあっ!まっ……て、やめッ─いっ!」
「イっちゃう?前立腺……腫れてきたね」
優しく耳にかかる髪をすくいあげ、柏木は朔の耳元で囁く。
「犯されてるのに気持ち良くなってイっちゃうんだ。救いようのないビッチだな」
その言葉の後に、柏木は朔の腰を左手で強く掴み一定のリズムだった抽挿を激しく細かなものへと変える。そして同時に先走りで濡れそぼる朔のペニスを右側手で握り強く上下に扱いた。
「ぁあァアッ──ッんんっっヒッ─!」
乱暴に与えられる快楽に朔は身体を仰け反らせる。そしてゴリッと強く胎内を柏木の巨大な肉棒で捩られた瞬間、朔は嬌声と共に柏木の手の中に熱い飛沫を吐き出した。
「ぅあ"ぁあーーッッ い"ッたっぃっ─!!」
無理矢理押し開かれる胎内。
普段受け入れることをしない器官で、さらに許容を超える大きさの物を押し込まれ、朔は脚を引き攣らせ痛みに身体を大きく跳ねさせ抵抗する。
「……きつ…。力抜いて、野坂。そんなに暴れないでよ。」
批難を口にしながらもその表情の笑みは崩さず柏木は優しげな口調とは真逆の強い力で暴れ回る朔の身体を力づくで押さえ込み、完全に勃ちあがった男根を無理矢理押し込んでいく。
「痛いッ…いた、い─ッ…う…気持ち…悪いっ…抜い……てっ」
朔はぽろぽろ涙を流しながら、後ろの痛みと内臓を押し上げられる気持ち悪さに嗚咽を漏らす。
「そんなに泣かないで。俺たちやっとひとつになれたんだから。嬉しいね、野坂」
柏木は愛おしそうに朔を見つめ、顎を掴み顔を固定して口づける。唇を割開き我が物顔で朔の口内を柏木の舌が犯す。あまりの痛みに朔は藁をも掴むような気持ちでその舌を受け入れた。そうでもしないと痛さと嘔吐感、恐怖や自己嫌悪で精神がおかしくなりそうだった。
「…キス好き?かわいい。…あー、やっぱこっちは血出ちゃったか。女でも挿入らないことあるからな。でも傷は浅そうだしこのまま続けるよ。」
柏木は唇を離した後、朔の頭を撫でてから2人の結合部を覗き見て呟いた。そこはギチギチに咥え込み一寸の隙も無いくらいに拡がり一生懸命柏木の規格外の性器を受け入れていた。
そして、うっすらと血が滴る様を目にしても柏木は反省や労りなど全く無く、そのまま腰を押し進め行為を続行する。
「─ッ!はっ、ひ…ぅ……ッ……」
朔は何とか痛みを軽減しようと深く呼吸を繰返すが、言葉も発することが出来ないくらいの痛みに柏木に反論する余裕は無かった。
「ふふ…なんか処女喪失みたいで興奮するな。ここ使うのは久しぶりだよね?初めてじゃなくても処女みたいにキツいんだね。」
「ゔッ…も、もう……やめて……くれ…。しぬっ……死んじゃう……」
息も絶え絶えに朔は苦しげに制止を求める。
「…こんな事で死なないよ。まだ半分も挿入って無いんだけどな。でも安心して。俺、野坂の気持ちいい所知ってるから。」
そう言うと柏木は少し腰を引いて突き入れる角度を変えた。その状態で何度か浅くゆっくり律動を続けていると、ビクンと朔の身体が今まで見せなかった反応を見せる。
「ひッ」
その反応を見て柏木は目を細め口角を引き上げる。
「…ここね。」
一言そう呟くと、朔の腰を両手で掴み今度は的確に何度もその箇所を突き始める。
「アッ!なッ、なに……っ、や、…め」
苦しいだけの感覚に明らかに違う感覚が混じり出す。中の一点を擦られると電流を流されたみたいに朔の全身は大きく痙攣を始める。
「ここ、気持ちいいよね?昔の映像の中でもここに当たると野坂いつもピーピー泣きながら気持ちよさそうにしてたもんね。ほら、ここ…」
「ヒッ、っんんっ!やだっ!!」
中が痙攣して受け入れている柏木を締め付けてしまうのが自分でもわかる。それによりさらに内部から刺激を受け快楽の負のスパイラルが起こる。
「ッア!……やっ、抜…け、んっ!!」
「締め付け方がさっきと変わった。気持ちよくなってきたんだ?」
「ちがっ…アアッ」
言い終わる前に柏木はいきなり腰の動きを早める。
「ンッあああッ!!っっ、んっっ─」
窪みを犯す湿った水音が部屋に響き渡る。
「期間あけても後ろだけで感じるように仕込まれたのは変わらないんだね。」
「ッ、感じっ…てないッ」
「感じてるだろ?そんな声出して。ここだってこんなになっちゃって。」
そう言われ朔は柏木に指さされた下半身に目を向ける。そこは萎えることなく硬さを保ち先程よりも先端から雫が大量に流れ落ちていた。朔は信じたくなくてすぐ目をそらす。
「萎えるどころか厭らしく前もこんなに濡らして…。無理矢理突っ込まれて後ろから血流しながらそんなに感じて乱れて、根っからの淫乱なんだね」
優しい口調で貶され、汚され、自分の意思でどうすることも出来ない身体の反応を嘲笑われて、朔の顔に悔しさと恥ずかしさでカッと朱が差す。
「…っ違う!黙れ…ッ俺は……悪くない…っ」
「俺は悪くない、かー…。でも野坂がそんなんだから兄貴は惑わされたんだろ?ま、確かにこんな淫乱に惑わされる兄貴も兄貴だよな。」
半笑いで柏木は朔に言うと指先で雫を流す先っぽをぐりぐり擦られる。
「ぁあッ!!あっ…んんッ!」
反論しようとして開けられた口からは情けない喘ぎ声しか出なく、与えられた強い快楽につま先に力が入る。
柏木はもう片方の手で朔の腫れていない方の胸の尖端をつまみ転がす。
「ひあッ、んっいやだっ!ああッ」
3点を同時に攻められ朔の体が大きく痙攣する。
「かわいい。ちょっと触っただけでこの反応なら、もっと強くしたら野坂どうなっちゃうんだろうね…?」
柏木は楽しそうに、でも目の奥にどす黒い熱を帯びたような視線で朔を舐めまわすように見る。
「ひっ、い、やだっ……もうやめてくれ!」
先程の痛みから、今度は望まない快楽を与えられ朔は自分が自分で無くなってしまいそうで不安と恐怖に襲われる。
「野坂は嘘つきだね。やめて欲しくないだろ?こうやって厭らしく喘いで感じて。兄貴をその気にさせて誑かして楽しかった?」
「そんな、こと…ッあっ、して…ない!俺は…っ被害者だった…!」
柏木は昔の話を引き合いに朔を責め立てるような言葉をかける。朔は、快楽と恐怖に侵される頭の中で反論しつつもそこに引っかかりを感じた。やはり柏木は兄を、拓先生を奪われた腹いせにこんな事をしているのだろうか。
そして同時に記憶が堰を切って溢れてくるのではないかという不安にも襲われる。
拓先生は、何も知らない朔にどんな事をしたか。拒否できなくて自己嫌悪に陥っていた当時の記憶が頭を掠めるだけで吐き気がした。今の状況よりも、何故か当時のことを思い出す方が朔にとっては余程恐かった。
「映像の中も今もこんなに勃起させて先走りで腹まで濡らして感じてるのに被害者って…。笑わせるなよ。素直に気持ちいいって言いな。男のちんぽ無しでは生きられないって。」
柏木は楽しそうに朔に視線を向けながら、1/3程しか収まっていなかった男根を先程よりも深く挿入していく。
「あ"ァァッ!ひ…ゔっ、や…め──ッ」
圧倒的な存在感のまま埋め込まれる灼熱に朔は痛みと圧迫感で身体が挿入を拒むように強ばる。
「ほら、カリまで挿入ったら後はすんなり飲み込めるよ。」
「くるしっ……」
一番太い部分を飲み込むと、痛みは先程より引いたが圧迫感は変わらなかった。朔が苦しさに泣き言を呟くと、柏木はまた朔の反応があった中の一点を力強く突き始める。
「ぅっ、あっ、アァッ!」
やはりそこを突かれると、朔の身体は悲しい程反応を示してしまう。柏木は先程までの饒舌さを潜め無言で、ただ乱れる朔を眺めながら一定のリズムで律動を続けた。
「あ、ッんっ!や、……ひあっ!」
無言で突かれ続けていると、感覚は嫌でもそこに集中して感じたくないのに朔の身体はじわじわと性感を高められていく。
「やめッ…あ、あっいやっ─ッ、ンンッ」
縋るように見上げた柏木の表情からは欲と蔑みの両方を感じ取る。そして柏木は朔に笑顔を向けるも、動きを止める気は無くひたすらピストンを続けた。
「あ!も…ぁあっ!まっ……て、やめッ─いっ!」
「イっちゃう?前立腺……腫れてきたね」
優しく耳にかかる髪をすくいあげ、柏木は朔の耳元で囁く。
「犯されてるのに気持ち良くなってイっちゃうんだ。救いようのないビッチだな」
その言葉の後に、柏木は朔の腰を左手で強く掴み一定のリズムだった抽挿を激しく細かなものへと変える。そして同時に先走りで濡れそぼる朔のペニスを右側手で握り強く上下に扱いた。
「ぁあァアッ──ッんんっっヒッ─!」
乱暴に与えられる快楽に朔は身体を仰け反らせる。そしてゴリッと強く胎内を柏木の巨大な肉棒で捩られた瞬間、朔は嬌声と共に柏木の手の中に熱い飛沫を吐き出した。
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