3 / 49
倒幕前夜
第一章 妖霊星の宴 3.
しおりを挟む
3.
不意に直義の耳へ、ジャリっという草履が砂を噛む音が入ってきた。
やや遅れて、暗闇に赤い光も一筋差し込んできた。
「此処に幕を広げるのは、いずこの御山の眷属ぞ!」
場を制すように響き渡った声は、重ねた歳と、同時に明晰な知性を窺わせていた。
声の方角を探すまでもなく、赤い光の中に男の影が伸びている。
直義はそちらへ目を凝らした。
小柄な、こぢんまりとした輪郭にも関わらず、いるだけで迫って来るような強い存在感がある。
どうやら逆光になっているだけでなく、もともと黒い衣を纏っているらしい。
僧侶か? と思う直義の発想を裏付けるように、『物の怪』の声が応じた。
「何処にいるも我等が勝手ぞ、禅の信徒よ」
まとわりつくような声音を弾くように、清冽な声が返る。
「さにあらず! 此処は八幡大権現の参道ぞ」
僧侶は手にしていた杖を、ザクッと地に突き刺した。
「わしはもとより、おぬしらも勝手は出来ぬはず。理を曲げて、権現縁の者に手を掛けるとあれば、わしも先刻来の騒ぎ」
……見過ごしにできぬがよろしいか?――僧侶がぴしゃりと言い放つ。
その毅然とした態度にかぶせるように、ひどく人間らしい舌打ちの音がした。
「賢しらしい!」
僧侶は毛ほども意に介した様子はなく、淡々と通告する。
「用を終えたなら、疾く巣へ戻られよ。この地は未だおぬしらの版図に非ず」
あたりに、ざぁっと強い風が吹く。
風と呼応するように、たくさんの羽音が再び周囲を満たした。
様々な声が、僧侶と直義に呪詛を投げかける。
「覚えておれよ、乞食坊主」
「そこな小僧は、兄ともども禍津星」
「おぬしが幾度手を加えても、所詮災いを振りまき、墜ちるしかない定めの星よ!」
直義は先程弾き返した小刀を拾うと、羽音のする方角へ投げた。
「余計なお世話だ」
大した期待はしていなかったが、放たれた小刀は闇を、まるで黒い布を裁つように走った。
引き裂かれた闇の間から、朱色の光が流れ出た。
外では夕陽が赤々と燃えていた。
闇から開放され、喜んで良いはずの光景なのに、まるで己を含めて辺り全てが、血に塗れていく様で眉をひそめる。
(不吉な……)
再び響く羽音に、直義は不吉な連想を振り払って顔を上げる。
朱の光の中を、黒い鳥の残像が三々五々駆け去っていくのが見えた。
徐々に後退する闇の中から、男が一人浮かび上がった。
長く伸びる異形の影。
山伏の衣装に包まれた逞しい身体には、大きな羽と、鳶のように曲がったくちばしがあった。
『人にて人ならず、鳥にて鳥ならず』
絵巻物*の一節が直義の脳裏に蘇る。
凶事の先触れとして畏れられている妖怪である。
「天狗……?」
直義は思わず声を上げた。
その放心した一瞬の隙をついて、天狗の懐から小さな刃が放たれた。
はっとして直義は刀の柄を持ち直したが、刃は届く寸前に石のようなもので打ち落とされた。
驚いた直義が用心深く首を巡らすと、小柄な僧侶と、僧侶を庇うように立つ、背の高い男の姿が映った。
逆光で顔は暗く、判別がつかなかった。
水干を着た男はお手玉をするように、左手で小さな石を弄んでいる。
「ちっ!」
舌打ちし、去ろうとする天狗の背に、直義は声を掛けた。
「得宗館に忍び込んだのは、お前達か?」
どこか湿った、くぐもる声が、直義の問いに応えた。
「忍び込んだつもりはない。招かれたのだ」
天狗は悠然と振り返った。
現れた顔は、長い鼻から下が木彫りの作り物で覆われていた。
(仮面か……)
直義は思わずほっとした。
眼光は鋭かったが、よく見れば当たり前のヒトの目だった。
口元は隠されていて見えなかったが、男が嗤っていることを直義ははっきりと感じた。
「畏れも知らぬ、源氏の御曹司よ。我らは、招かれぬものの前に現れることはない」
だから……、と異形の男は一拍置いて続けた。
「お主も我らを呼んだのよ」
一瞬虚を突かれた直義だったが、反射的に口が開いた。
「笑わせるな」
芸のない言葉しか出ない己が歯がゆかった。
そんな直義に向けたように、一際高い嘲笑が響き渡った。
「おさらば!」
声と共に無数の黒い羽が飛び散る。
羽とその羽音に紛れ込むように、最後の異形は姿を消した。
飛んで行ったようにも見えたが、人ならば飛ぶわけはない。めくらましの業だろう。
「身軽なものだな」
悔し紛れにつぶやく直義に、冷静な言葉が返る。
「技芸者は、西から参るもの」
踊りや軽業を使う技芸者集団は西に多い。
高時がよく招く田楽一座、本座や新座も、京・奈良から招いていると聞いていた。
(だが、今この時期に西から来るものは、娯楽だけではない)
即位以来繰り返し、倒幕の謀略を企てていた後醍醐帝は、昨年ついに兵を挙げた。
鎮圧のために鎌倉から差し向けた軍勢には、直義ら足利勢も参加していた。
乱が収まり、捕らえられた後醍醐帝は、この三月に隠岐に流されている。
あわただしく新帝を立て、表向き静まった京の都も、裏は分からない。
(現に不穏な空気を受けて、御所を警備する六波羅の使いが、三日とおかずに訪れている)
後醍醐帝が流された後も、呼応した寺社や土豪などの勢いは衰えず、西を中心にして、あちらこちらで気炎を吐いていた。
―――――――――――――――――
*天狗とは…『人にて人ならず、鳥にて鳥ならず、
犬にて犬ならず、足手は人、かしらは犬、
左右に羽根はえ、飛び歩くもの』…平家物語からの引用です。
不意に直義の耳へ、ジャリっという草履が砂を噛む音が入ってきた。
やや遅れて、暗闇に赤い光も一筋差し込んできた。
「此処に幕を広げるのは、いずこの御山の眷属ぞ!」
場を制すように響き渡った声は、重ねた歳と、同時に明晰な知性を窺わせていた。
声の方角を探すまでもなく、赤い光の中に男の影が伸びている。
直義はそちらへ目を凝らした。
小柄な、こぢんまりとした輪郭にも関わらず、いるだけで迫って来るような強い存在感がある。
どうやら逆光になっているだけでなく、もともと黒い衣を纏っているらしい。
僧侶か? と思う直義の発想を裏付けるように、『物の怪』の声が応じた。
「何処にいるも我等が勝手ぞ、禅の信徒よ」
まとわりつくような声音を弾くように、清冽な声が返る。
「さにあらず! 此処は八幡大権現の参道ぞ」
僧侶は手にしていた杖を、ザクッと地に突き刺した。
「わしはもとより、おぬしらも勝手は出来ぬはず。理を曲げて、権現縁の者に手を掛けるとあれば、わしも先刻来の騒ぎ」
……見過ごしにできぬがよろしいか?――僧侶がぴしゃりと言い放つ。
その毅然とした態度にかぶせるように、ひどく人間らしい舌打ちの音がした。
「賢しらしい!」
僧侶は毛ほども意に介した様子はなく、淡々と通告する。
「用を終えたなら、疾く巣へ戻られよ。この地は未だおぬしらの版図に非ず」
あたりに、ざぁっと強い風が吹く。
風と呼応するように、たくさんの羽音が再び周囲を満たした。
様々な声が、僧侶と直義に呪詛を投げかける。
「覚えておれよ、乞食坊主」
「そこな小僧は、兄ともども禍津星」
「おぬしが幾度手を加えても、所詮災いを振りまき、墜ちるしかない定めの星よ!」
直義は先程弾き返した小刀を拾うと、羽音のする方角へ投げた。
「余計なお世話だ」
大した期待はしていなかったが、放たれた小刀は闇を、まるで黒い布を裁つように走った。
引き裂かれた闇の間から、朱色の光が流れ出た。
外では夕陽が赤々と燃えていた。
闇から開放され、喜んで良いはずの光景なのに、まるで己を含めて辺り全てが、血に塗れていく様で眉をひそめる。
(不吉な……)
再び響く羽音に、直義は不吉な連想を振り払って顔を上げる。
朱の光の中を、黒い鳥の残像が三々五々駆け去っていくのが見えた。
徐々に後退する闇の中から、男が一人浮かび上がった。
長く伸びる異形の影。
山伏の衣装に包まれた逞しい身体には、大きな羽と、鳶のように曲がったくちばしがあった。
『人にて人ならず、鳥にて鳥ならず』
絵巻物*の一節が直義の脳裏に蘇る。
凶事の先触れとして畏れられている妖怪である。
「天狗……?」
直義は思わず声を上げた。
その放心した一瞬の隙をついて、天狗の懐から小さな刃が放たれた。
はっとして直義は刀の柄を持ち直したが、刃は届く寸前に石のようなもので打ち落とされた。
驚いた直義が用心深く首を巡らすと、小柄な僧侶と、僧侶を庇うように立つ、背の高い男の姿が映った。
逆光で顔は暗く、判別がつかなかった。
水干を着た男はお手玉をするように、左手で小さな石を弄んでいる。
「ちっ!」
舌打ちし、去ろうとする天狗の背に、直義は声を掛けた。
「得宗館に忍び込んだのは、お前達か?」
どこか湿った、くぐもる声が、直義の問いに応えた。
「忍び込んだつもりはない。招かれたのだ」
天狗は悠然と振り返った。
現れた顔は、長い鼻から下が木彫りの作り物で覆われていた。
(仮面か……)
直義は思わずほっとした。
眼光は鋭かったが、よく見れば当たり前のヒトの目だった。
口元は隠されていて見えなかったが、男が嗤っていることを直義ははっきりと感じた。
「畏れも知らぬ、源氏の御曹司よ。我らは、招かれぬものの前に現れることはない」
だから……、と異形の男は一拍置いて続けた。
「お主も我らを呼んだのよ」
一瞬虚を突かれた直義だったが、反射的に口が開いた。
「笑わせるな」
芸のない言葉しか出ない己が歯がゆかった。
そんな直義に向けたように、一際高い嘲笑が響き渡った。
「おさらば!」
声と共に無数の黒い羽が飛び散る。
羽とその羽音に紛れ込むように、最後の異形は姿を消した。
飛んで行ったようにも見えたが、人ならば飛ぶわけはない。めくらましの業だろう。
「身軽なものだな」
悔し紛れにつぶやく直義に、冷静な言葉が返る。
「技芸者は、西から参るもの」
踊りや軽業を使う技芸者集団は西に多い。
高時がよく招く田楽一座、本座や新座も、京・奈良から招いていると聞いていた。
(だが、今この時期に西から来るものは、娯楽だけではない)
即位以来繰り返し、倒幕の謀略を企てていた後醍醐帝は、昨年ついに兵を挙げた。
鎮圧のために鎌倉から差し向けた軍勢には、直義ら足利勢も参加していた。
乱が収まり、捕らえられた後醍醐帝は、この三月に隠岐に流されている。
あわただしく新帝を立て、表向き静まった京の都も、裏は分からない。
(現に不穏な空気を受けて、御所を警備する六波羅の使いが、三日とおかずに訪れている)
後醍醐帝が流された後も、呼応した寺社や土豪などの勢いは衰えず、西を中心にして、あちらこちらで気炎を吐いていた。
―――――――――――――――――
*天狗とは…『人にて人ならず、鳥にて鳥ならず、
犬にて犬ならず、足手は人、かしらは犬、
左右に羽根はえ、飛び歩くもの』…平家物語からの引用です。
0
あなたにおすすめの小説
日露戦争の真実
蔵屋
歴史・時代
私の先祖は日露戦争の奉天の戦いで若くして戦死しました。
日本政府の定めた徴兵制で戦地に行ったのでした。
日露戦争が始まったのは明治37年(1904)2月6日でした。
帝政ロシアは清国の領土だった中国東北部を事実上占領下に置き、さらに朝鮮半島、日本海に勢力を伸ばそうとしていました。
日本はこれに対抗し開戦に至ったのです。
ほぼ同時に、日本連合艦隊はロシア軍の拠点港である旅順に向かい、ロシア軍の旅順艦隊の殲滅を目指すことになりました。
ロシア軍はヨーロッパに配備していたバルチック艦隊を日本に派遣するべく準備を開始したのです。
深い入り江に守られた旅順沿岸に設置された強力な砲台のため日本の連合艦隊は、陸軍に陸上からの旅順艦隊攻撃を要請したのでした。
この物語の始まりです。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
この短歌は私が今年元旦に詠んだ歌である。
作家 蔵屋日唱
無用庵隠居清左衛門
蔵屋
歴史・時代
前老中田沼意次から引き継いで老中となった松平定信は、厳しい倹約令として|寛政の改革《かんせいのかいかく》を実施した。
第8代将軍徳川吉宗によって実施された|享保の改革《きょうほうのかいかく》、|天保の改革《てんぽうのかいかく》と合わせて幕政改革の三大改革という。
松平定信は厳しい倹約令を実施したのだった。江戸幕府は町人たちを中心とした貨幣経済の発達に伴い|逼迫《ひっぱく》した幕府の財政で苦しんでいた。
幕府の財政再建を目的とした改革を実施する事は江戸幕府にとって緊急の課題であった。
この時期、各地方の諸藩に於いても藩政改革が行われていたのであった。
そんな中、徳川家直参旗本であった緒方清左衛門は、己の出世の事しか考えない同僚に嫌気がさしていた。
清左衛門は無欲の徳川家直参旗本であった。
俸禄も入らず、出世欲もなく、ただひたすら、女房の千歳と娘の弥生と、三人仲睦まじく暮らす平穏な日々であればよかったのである。
清左衛門は『あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって千歳と弥生の幸せだけを願い、最後は無欲で死にたい』と思っていたのだ。
ある日、清左衛門に理不尽な言いがかりが同僚立花右近からあったのだ。
清左衛門は右近の言いがかりを相手にせず、
無視したのであった。
そして、松平定信に対して、隠居願いを提出したのであった。
「おぬし、本当にそれで良いのだな」
「拙者、一向に構いません」
「分かった。好きにするがよい」
こうして、清左衛門は隠居生活に入ったのである。
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
【読者賞】江戸の飯屋『やわらぎ亭』〜元武家娘が一膳でほぐす人と心〜
旅する書斎(☆ほしい)
歴史・時代
【第11回歴史・時代小説大賞 読者賞(読者投票1位)受賞】
文化文政の江戸・深川。
人知れず佇む一軒の飯屋――『やわらぎ亭』。
暖簾を掲げるのは、元武家の娘・おし乃。
家も家族も失い、父の形見の包丁一つで町に飛び込んだ彼女は、
「旨い飯で人の心をほどく」を信条に、今日も竈に火を入れる。
常連は、職人、火消し、子どもたち、そして──町奉行・遠山金四郎!?
変装してまで通い詰めるその理由は、一膳に込められた想いと味。
鯛茶漬け、芋がらの煮物、あんこう鍋……
その料理の奥に、江戸の暮らしと誇りが宿る。
涙も笑いも、湯気とともに立ち上る。
これは、舌と心を温める、江戸人情グルメ劇。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる