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こうして耐久狂は生まれた
絶望という名の刃物、聖夜は余りにハードなメンタルトレーニング
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ちょっぴり鬱展開
今日はクリスマス、カップルの最高峰のイベントの一つである。聖夜にディナーで愛を語らい、贈り物を交換し、その夜に身体を重ねる…オエェェ!
俺は今、あ、愛する彼女と美味な食事に舌鼓を打ちながら愛を語らっている、もちろん、彼女が欲しがっていた贈り物をする予定だ…ただし彼女は俺以外の男…俺の幼馴染と身体を重ねている…ウォゥ
と、回想でもしてないと気が狂いそうだ!
「それでね ~ちゃんがね ~がカッコいい~ なんだって~ ~凄くない?」
俺は思ってたより器も身長も小さい…いや、小さいと分かってるから鍛錬するんだ…無限に心のなかで彼女の悪口がでる。こんなの付き合ってる意味あるのか?
…お前、昨日の夜、ネトと一発ヤっといて、よくこの場に来てネットで知り合ったライブに行った嘘の友人のエピソードをペラペラ話せるな?ムカつきすぎて内容が何も入ってこないわ…シャンデリアのせいでここがリングにみえてくる『なぁに、NTRなら問題無い。かえって免疫がつく』という妄想の中の髭面のすぐNTRされそうなNTR研究者の顔面を殴るのを想像しながら、あぁ、駄目だ、キレそう…と作り笑顔に青筋が浮かびかけた時だった…聞いた事のある声が聞こえた…子供の時、俺が崩れた時に、常に俺の前に立ちはだかった絶対強者、クマのようなボデーを持つ女忍者、骨伝導イヤホンからタツの声が聞こえた…
『小さいなぁ こんなもんなのか?』
何だと?どこがだよ!何様のつもりだ?
『もっと考えろ そんなんじゃ足りない もう諦めるのか?』
うるせー…分かったような事言うな!俺だって…俺だってな!辛いんだ…
『もっと出来る 気持ちの問題だ ほら、いつも通りにやれ 諦めるな それだけだろ?』
く、分かってるよ。辛い時こそ…成長するんだよな…グッギギ…
対店員忍が、パンのサイズについて、顔見知りの店員が出てきたせいか饒舌に、普段ホテルと提携して売ってるパンのサイズより小さい、いつも店頭で売ってるサイズで出せ、(プロなら)諦めるな、いやこんなもんか?と千円しか払ってないくせにゴチャゴチャとイチャモンつける内弁慶スタイルのクレーマーくの一の声が聞こえた。
パンとバターとコーラを前にヘンテコな格好でエプロン付けてフォークでパンを固定しナイフでバターを付けて、ステーキを食べるようにカットされたフランスパンを食べるイラストの様なJKホームレス手前忍者。
ありがとう…タツ!
タツの姿を見て俺は怒りを沈め、アイカに魔法の言葉「ヘェ~」「なるほど」「それは凄いなぁ」を駆使し頭に入ってこない会話を凌いだ。
ちと癪だが、助かったよ非常識忍者。
「なぁアイカ、今日はクリスマスだからさ、プレゼント持ってきたんだよ」
俺はデザートが半分程減ったところで切り出した。
荷物かごに入れていたプレゼントを取り出す。
アイカに用意したのは前から欲しがっていたブランドのリュックだ。
「わぁ嬉しい!これ欲しかったやつだ♪大切にするね」
満面の笑みで心臓を鷲掴みにされる…俺の好きな笑顔だ、付き合う前は、この後に「ニヒヒ」って笑うのが好きだったんだよ、付き合ってから今はもう殆ど見なくなったな…
「じゃあ、私はコレ!ニヒヒ♪ペアのペンダント!二人揃うとハートが出来るんだよ♥」
2つのペンダントをくっつける、割れているハートをくっつけて…ハートが出来上がった。
アイカはニヒヒと照れ、笑った…
あ? え?
あ、やべ……コレ…あれだ。
俺、(メンタル)死んだ。
ストンと、何の抵抗もなく、刺さった。
「え!?ねぇヒロ…泣いてるよ?どーしたの?大丈夫?」
「あ、あれれ、なんでだろうな、あはは、嬉じいな、ホントに、嬉しいがらがな…拭いても拭いてもでるな、なんでだ?…いやほんと、ありがど、ありど…」
嗚咽が一切ず、スーっと、しかしとめどなく出るナミダ。 あれ、溺れてる?…まえがみえない…
息が、できてない、からだのかんかくが、ない
「恥ずかしあ…ちょっ…トイレ…ごめ…」
俺はヨタヨタとトイレに向かった。
何か、アイカが言っていたが、何も聞こえないよ?泣きながらニヘラと笑って誤魔化した
俺はトイレに向かって行って、行ったところで何があるんだろうか?…便器に座った。
「アイカァ…グフ…あいがぁ…ごめんん…かなしいよぉ…なんで…なんで…おれが…ごめぇん…グス…」
『!?!? テンチョー!おあいそ!ヒロ?ヒロ!?どうした!?』
今までずっと、俺は怒ってたんだな
で、何に怒っていたかというと、付き合い始めてからのアイカとネト、そして情けない…俺 怒ることしか出来なかった…俺だ
『ヒロ!?どこだ!?なぁヒロ、返事してくれ!お願いヒロ!頼むなら教えてっ!!』
「クソッ!…すぎだぁ…ずぎぃいいいい…じにだいいい…ころじでぐでぇ…うわァぁぁああぁぁああ」
なんだろうなこれは 多分悲しい…だ
なんて女々しい…メンタル雑魚だ…悪意があればまだいい…憎めればいい…でもこれは無理だ…
まだ付き合う前の、楽しく大切な思い出が蘇る
アイカが大好きで、今日までの16年分大好きで、続くであろうと思っていたこれから先、未来の分の好きが全部、その沢山の『好き』がまだ死んでないからとても悲しいんだ…
俺が弱くて、俺の『好き』を昨日の夜に殺せなかった俺の甘さ…殺さないでってまだ泣いてる…
16年も一緒にいて…あの笑顔を付き合っている間、アイカにさせてやれなかった今の俺を殺したい…
『ヒロ!!ダメ!!死んじゃダメ!殺しちゃダメ!今行くから!!ヒロっ!待って!バタンッ!ガタタン!タンッ!』
振られて死ぬ奴、NTRで死ぬ奴、恋愛で死ぬ奴…の自殺…
そんなんで、他人を理由に死ぬ奴なんて…バカみてぇだと思ってた…あぁ…違うんだな…他人じゃないんだ、当たり前の事なんだ…
自分自身に絶望して 死ぬんだな 一番殺したいのは 自分だから だから自分を殺す 自殺なんだ
「嗚呼アアアアアアああああッッッっあ!?」
目の前に見覚えのあるタイツ生地…と乳首…が俺の口に入ってる…なんだ?
「大丈夫だからっ!ヒロは大丈夫!オレがいる!」
「ほら乳首!乳首吸っていいから!甘えていいおっぱい!揉んでいいから!沢山!好きな時に!殺したくなったらオレを殴れ!死にたくなったらオレを殴れ!サンドバック肉人形だ!どうだ!オレは死なない!頑丈だぞ!」
誰だって?何訳の分からない事を言ってるんだ?この声…タツか?
なんで対面座位で胸をグイグイ寄せてくるんだ?…
「だがら!じぬなんでゆーなっ!ヒロ!!」
「ヒロがやらなくても!オレがヒロをアイカからNTRる!オレがネトにざまぁする!まだ間に合う!強くなって!綺麗になって!誰もが羨む女になる!だからヒロは渡さない!絶対に行かせない!」
ムチューハムハム…
今度は唇で唇を塞がれた…泣いているのか?…舌をねじ込んでくる…
「ぷはぁ♥分かったか?ずっと一緒!ルールなんてしらない!ヒロの意思なんか知らない!ずっと繋がる!分かったか!」
わかったよ、わかった。タツ、俺達は、一緒だ
「タツ、ありがとう。来てくれて嬉しい。でもここはホテルの男子便所で、ウィッグ外して顔隠しているいるとはいえ、ガッツリ全身タイツの乳首立ち対魔忍スタイルはまずい。今は帰れ。また後で…会おうな」
俺は立ち上がり、洗面所で涙とタツのルージュのリップと、厚化粧が付きまくっている顔を洗い席笑顔を作りアイカの元へ戻る。
後ろを振り返ったらタツは便所から消えていた。
「おまたせ!ゴメンな、急に取り乱しちゃって!」
「大丈夫?無理しないでね?今日は帰ろうか?」
「いやいや、大丈夫!それよりハートのペンダントありがとね!ずっと大事にするよ!」
タツのおかげで…アイカが好きだって泣いてたこの気持ちを…やっと殺す覚悟が出来た…
でも、俺は嫌いになれないんだ…だからな、俺は一生忘れないよ…今までアイカを好きだったこの気持ちを。
俺は半分に割れたハートを持って、そう思ったんだ
今日はクリスマス、カップルの最高峰のイベントの一つである。聖夜にディナーで愛を語らい、贈り物を交換し、その夜に身体を重ねる…オエェェ!
俺は今、あ、愛する彼女と美味な食事に舌鼓を打ちながら愛を語らっている、もちろん、彼女が欲しがっていた贈り物をする予定だ…ただし彼女は俺以外の男…俺の幼馴染と身体を重ねている…ウォゥ
と、回想でもしてないと気が狂いそうだ!
「それでね ~ちゃんがね ~がカッコいい~ なんだって~ ~凄くない?」
俺は思ってたより器も身長も小さい…いや、小さいと分かってるから鍛錬するんだ…無限に心のなかで彼女の悪口がでる。こんなの付き合ってる意味あるのか?
…お前、昨日の夜、ネトと一発ヤっといて、よくこの場に来てネットで知り合ったライブに行った嘘の友人のエピソードをペラペラ話せるな?ムカつきすぎて内容が何も入ってこないわ…シャンデリアのせいでここがリングにみえてくる『なぁに、NTRなら問題無い。かえって免疫がつく』という妄想の中の髭面のすぐNTRされそうなNTR研究者の顔面を殴るのを想像しながら、あぁ、駄目だ、キレそう…と作り笑顔に青筋が浮かびかけた時だった…聞いた事のある声が聞こえた…子供の時、俺が崩れた時に、常に俺の前に立ちはだかった絶対強者、クマのようなボデーを持つ女忍者、骨伝導イヤホンからタツの声が聞こえた…
『小さいなぁ こんなもんなのか?』
何だと?どこがだよ!何様のつもりだ?
『もっと考えろ そんなんじゃ足りない もう諦めるのか?』
うるせー…分かったような事言うな!俺だって…俺だってな!辛いんだ…
『もっと出来る 気持ちの問題だ ほら、いつも通りにやれ 諦めるな それだけだろ?』
く、分かってるよ。辛い時こそ…成長するんだよな…グッギギ…
対店員忍が、パンのサイズについて、顔見知りの店員が出てきたせいか饒舌に、普段ホテルと提携して売ってるパンのサイズより小さい、いつも店頭で売ってるサイズで出せ、(プロなら)諦めるな、いやこんなもんか?と千円しか払ってないくせにゴチャゴチャとイチャモンつける内弁慶スタイルのクレーマーくの一の声が聞こえた。
パンとバターとコーラを前にヘンテコな格好でエプロン付けてフォークでパンを固定しナイフでバターを付けて、ステーキを食べるようにカットされたフランスパンを食べるイラストの様なJKホームレス手前忍者。
ありがとう…タツ!
タツの姿を見て俺は怒りを沈め、アイカに魔法の言葉「ヘェ~」「なるほど」「それは凄いなぁ」を駆使し頭に入ってこない会話を凌いだ。
ちと癪だが、助かったよ非常識忍者。
「なぁアイカ、今日はクリスマスだからさ、プレゼント持ってきたんだよ」
俺はデザートが半分程減ったところで切り出した。
荷物かごに入れていたプレゼントを取り出す。
アイカに用意したのは前から欲しがっていたブランドのリュックだ。
「わぁ嬉しい!これ欲しかったやつだ♪大切にするね」
満面の笑みで心臓を鷲掴みにされる…俺の好きな笑顔だ、付き合う前は、この後に「ニヒヒ」って笑うのが好きだったんだよ、付き合ってから今はもう殆ど見なくなったな…
「じゃあ、私はコレ!ニヒヒ♪ペアのペンダント!二人揃うとハートが出来るんだよ♥」
2つのペンダントをくっつける、割れているハートをくっつけて…ハートが出来上がった。
アイカはニヒヒと照れ、笑った…
あ? え?
あ、やべ……コレ…あれだ。
俺、(メンタル)死んだ。
ストンと、何の抵抗もなく、刺さった。
「え!?ねぇヒロ…泣いてるよ?どーしたの?大丈夫?」
「あ、あれれ、なんでだろうな、あはは、嬉じいな、ホントに、嬉しいがらがな…拭いても拭いてもでるな、なんでだ?…いやほんと、ありがど、ありど…」
嗚咽が一切ず、スーっと、しかしとめどなく出るナミダ。 あれ、溺れてる?…まえがみえない…
息が、できてない、からだのかんかくが、ない
「恥ずかしあ…ちょっ…トイレ…ごめ…」
俺はヨタヨタとトイレに向かった。
何か、アイカが言っていたが、何も聞こえないよ?泣きながらニヘラと笑って誤魔化した
俺はトイレに向かって行って、行ったところで何があるんだろうか?…便器に座った。
「アイカァ…グフ…あいがぁ…ごめんん…かなしいよぉ…なんで…なんで…おれが…ごめぇん…グス…」
『!?!? テンチョー!おあいそ!ヒロ?ヒロ!?どうした!?』
今までずっと、俺は怒ってたんだな
で、何に怒っていたかというと、付き合い始めてからのアイカとネト、そして情けない…俺 怒ることしか出来なかった…俺だ
『ヒロ!?どこだ!?なぁヒロ、返事してくれ!お願いヒロ!頼むなら教えてっ!!』
「クソッ!…すぎだぁ…ずぎぃいいいい…じにだいいい…ころじでぐでぇ…うわァぁぁああぁぁああ」
なんだろうなこれは 多分悲しい…だ
なんて女々しい…メンタル雑魚だ…悪意があればまだいい…憎めればいい…でもこれは無理だ…
まだ付き合う前の、楽しく大切な思い出が蘇る
アイカが大好きで、今日までの16年分大好きで、続くであろうと思っていたこれから先、未来の分の好きが全部、その沢山の『好き』がまだ死んでないからとても悲しいんだ…
俺が弱くて、俺の『好き』を昨日の夜に殺せなかった俺の甘さ…殺さないでってまだ泣いてる…
16年も一緒にいて…あの笑顔を付き合っている間、アイカにさせてやれなかった今の俺を殺したい…
『ヒロ!!ダメ!!死んじゃダメ!殺しちゃダメ!今行くから!!ヒロっ!待って!バタンッ!ガタタン!タンッ!』
振られて死ぬ奴、NTRで死ぬ奴、恋愛で死ぬ奴…の自殺…
そんなんで、他人を理由に死ぬ奴なんて…バカみてぇだと思ってた…あぁ…違うんだな…他人じゃないんだ、当たり前の事なんだ…
自分自身に絶望して 死ぬんだな 一番殺したいのは 自分だから だから自分を殺す 自殺なんだ
「嗚呼アアアアアアああああッッッっあ!?」
目の前に見覚えのあるタイツ生地…と乳首…が俺の口に入ってる…なんだ?
「大丈夫だからっ!ヒロは大丈夫!オレがいる!」
「ほら乳首!乳首吸っていいから!甘えていいおっぱい!揉んでいいから!沢山!好きな時に!殺したくなったらオレを殴れ!死にたくなったらオレを殴れ!サンドバック肉人形だ!どうだ!オレは死なない!頑丈だぞ!」
誰だって?何訳の分からない事を言ってるんだ?この声…タツか?
なんで対面座位で胸をグイグイ寄せてくるんだ?…
「だがら!じぬなんでゆーなっ!ヒロ!!」
「ヒロがやらなくても!オレがヒロをアイカからNTRる!オレがネトにざまぁする!まだ間に合う!強くなって!綺麗になって!誰もが羨む女になる!だからヒロは渡さない!絶対に行かせない!」
ムチューハムハム…
今度は唇で唇を塞がれた…泣いているのか?…舌をねじ込んでくる…
「ぷはぁ♥分かったか?ずっと一緒!ルールなんてしらない!ヒロの意思なんか知らない!ずっと繋がる!分かったか!」
わかったよ、わかった。タツ、俺達は、一緒だ
「タツ、ありがとう。来てくれて嬉しい。でもここはホテルの男子便所で、ウィッグ外して顔隠しているいるとはいえ、ガッツリ全身タイツの乳首立ち対魔忍スタイルはまずい。今は帰れ。また後で…会おうな」
俺は立ち上がり、洗面所で涙とタツのルージュのリップと、厚化粧が付きまくっている顔を洗い席笑顔を作りアイカの元へ戻る。
後ろを振り返ったらタツは便所から消えていた。
「おまたせ!ゴメンな、急に取り乱しちゃって!」
「大丈夫?無理しないでね?今日は帰ろうか?」
「いやいや、大丈夫!それよりハートのペンダントありがとね!ずっと大事にするよ!」
タツのおかげで…アイカが好きだって泣いてたこの気持ちを…やっと殺す覚悟が出来た…
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